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KAE
KAE様 この劇団についての詳しい説明、大変参考になりました。ありがとうございます。 たしかにこのセット、最前列とか前方の人は上のほうが観づらいでしょうね。 このお芝居は観たあとに、じわじわ波が押し寄せてくる感じですね。 重複しますが、あの焼肉屋の優待券、あんな瑣末な会話の中にこそ、案外「経済」の縮図みたいなものが表現される気がしませんか?ああいう「経済」の描き方ってあるんだーと感心しました。 競争経済社会から離脱したつもりでも、人間、食欲は当然残るし、ダウンロード数で優劣を競う気持ちも生まれていく、身近なことをいろいろ考えさせてくれた作品です。会話はユルユルなのに。そこがスゴイ!(笑)
2010/08/18 13:07
KAE
KAEさま 私のところでもいろいろ教えていただいてありがとうございます。 当日、渡されたチケットの袋がパンフ代わりだったのですね。 あとで気づきました(笑)。 吉田さんも、私の観てる劇団に客演されるみたいで、(前にもされてたのかもしれませんが) 今度、予定にも気をつけつもりです。
2010/08/18 11:34
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KAE様 横から失礼してすみません。新劇にもお詳しいKAEさんの解説を興味深く拝読させていただきました。 >やはり、新劇は、昔ながらの流儀で、あまり宣伝とかのノウハウがないのではと推察しています。 それは凄く感じますね。良い作品なのに、常連さんが多く、若い人も観れば楽しめそうな作品もあるので、残念に思うことも。で、いくつかの新劇系の老舗劇団の制作のかたにも、CoRicnの説明をして、アピールのため、チケプレなど情報参加してもらってます。 >青年座は、近年、小劇場の若い劇作家の作品とかを上演し、そういう劇団のファンの気持ちも向かせることに成功していますが、円は、あまり外に向けて宣伝していないような気もしますし…。 同感です。 >いつだったか、同じ作者の芝居を、両劇団で連続で、上演し、両方観ると、割引になるというのがあったのですが、青年座は、それを大々的に提示していたのに、円は、チラシだかチケットだかの隅に、小さな字で書いてあるだけでした。 この企画も観にいかなかったのですが、新聞の紹介記事とチラシで知りました。たまたま青年座のチラシと円のチラが両方手元にあって見比べたら、円のチラシは本当に小さな字で書いてあって、円だけしか観ない客は気づかないと思いました。 >商業演劇に対抗する形で、生まれた新劇気質がまだ残っているような気がします。 なるほど。いまとなっても、根深いんでしょうね。 >文学座や、民芸や俳優座は、まだ、友の会会員がかなりいるので、客席はそれなりに埋まりますが、民芸は、いつ行っても、この私が最年少かと思うような年齢層で、この方達が、他界されたらどうなるのかと、いつも余計な心配までしてしまいます。 民芸も観客層はそんな感じですか。確かに、いま手を売っておかないと、新しい世代を開拓できませんね。下手すると、将来的に存続の危機も出てくる。 新派なんかもずっと苦戦してますけど・・・。新派は新劇とはまた違う特色と問題点をはらんでますが。 >婚約者がいた私に、「KAEちゃんのために、演舞場毎日行くから…」と主人に言われた以来の気がします。(笑) ここ面白かったです。「演舞場」でご主人は恋に勝利されたのですか?! KAEさんは評判の美人ですからね、引く手あまただったんだろーなー(笑)。でも、そういう口説き文句って覚えてるからあとあと有利でよいですね(笑)。 余談ながら、うちの母も婚約者がいて、「毎日でも歌舞伎座に行きます」と父が口説いたそうですが、結婚したら、父は厳格な人で主婦の芝居見物は原則禁じられ、「だまされた」と言ってました(笑)。幼い頃の私は、幸い別ルートで他人の切符で連れていってもらってましたが。
2010/08/18 11:24
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tetorapack様 この作品、興味はあったのですが、韓国の演劇は苦手なもので観にいきませんでした。。以前、ユニークポイントが「あこがれ」を日韓競演した際も、韓国版は祖国への愛が芯になっていて、まったく違う作品みたいで、それはそれで興味深かったのですが、どうもなじめなくて。「恨(ハン)」という題名にいっそう引いてしまいました。あの「四谷怪談」を韓国的「恨」の解釈で演じると、私の好む方向の芝居にはなりそうになくて(笑)。 新聞の劇評でも好意的に紹介されてましたが、たしかに中央の劇場なのに、宣伝方法のせいか、注目度は低いかもしれませんね。チラシは仮チラシも含め、頻繁に見かけたけれど。 ともあれ、この朴さんという女優さんがフライヤーでも凄絶に美しいですね。とても目を引く。tetoraさんが絶賛されるのもわかります(笑)。
2010/08/18 10:58
りいちろ
りいちろ様 はじめまして。自分がうまく表現できなかったことが、りいちろさんのレビューにくっきりと書かれていて感服しました。 >その時々を場当たり的に過ごしてしまった10年の質感が 終演時にはしっかりと観る側に置かれていて。 まさにその通りだと思いました。 >表層的な事象の肌触りが その重なりが崩れるなかで醸し出される感覚を しっかりと浮かび上がらせて。 この部分も素晴らしい表現なので、tetorapack様へ寄せた感想コメントの中で、引用させていただきました。
2010/08/18 10:41
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tetorapack様 お邪魔します。レビューを興味深く拝読しました。長時間、お疲れ様でした。辛かったみたいですね。実は、千秋楽に出かける前にtetoraさんのレビュー(ネタバレは読まなかったのですが)が目に入り、「グエーッな長時間」を連想し、「予約しなければよかったなー」と一瞬後悔したんですよ(笑)。 >すし詰めのオール桟敷席で2時間、いや開演前の待ち時間を入れると2時間半、ぎしぎしで身動きできぬままの観劇は、私には限界を超えていた。この構成・テーマなら1時間半くらいには十分にまとめられたと確信する。 と書いてあるんですもの。そういうの苦手だから。でも、実際観にいってよかったです。とても爽やかな作品だったので。 >特にネイチャーカンパニーの仕事場では現実の業務内容や個性あるオペレーターたちの性格描写などがあまりに丁寧すぎて、というか、くどいほどに描かれすぎで、最初は面白かったものの、この種の要素は最初だけで十分なのに、これがずっと続くものだから、「この物語のテーマはこれを淡々と見せる芝居なの?違うでしょ」との疑念が湧いてきた。ホモの社員、カエルを社長室で飼っている社長用の特別なお務め、社長の親戚という身勝手な女子社員など、個性ある面々の紹介的な描写が時間的にはかなりの部分を費やし、ここでの義人の内面的な葛藤などはあっさり通り過ぎていた。 >その一方で、どちらかといえば、義人が上京する目的であった「劇団まほろば」での活動ぶりの描かれ方は淡泊で表層的すぎる気がした。 tetoraさんのこの部分、特に興味深かったですね。 >「この物語のテーマはこれを淡々と見せる芝居なの?違うでしょ」 そう、違うかもしれないけど、淡々と見せること自体が長岡義人の置かれている心理状況をよく表現しているような気がしました。葛藤を深く描くと、逆にテーマがかすんでしまうような気が私はしたんです。義人は悩んでいるようでも、実は日々の生活に追われて何も見えてない、人のこと考えてない、それが恋人、南からも指摘されるわけですが、恵にも「僕が結婚してること、気づかなかったの?ホラ」と結婚指輪を指し示され「ああ」と気づくような男。自分のレビューに書いたように俳優のW配役も、義人にとっては昼夜渾然となって表層的で何も見えていない人間社会を表現し、二重の効果があったように思えました。実は、私自身、「夜も昼も」という生活を送っていた時期に、この義人と同じことを父親から指摘されたことがありました。「井の中の蛙」からの解放、「田舎の蛙の呪縛」からの解放、そのテーマがラストシーンにしっかり示されてると思い、見終ってから、ジワーッとテーマが迫ってくる感じでした。一見、冗長に思える職場の人間模様も、劇団の表層的な描写も、実は主題を際立たせるための作意だったと。焦点を絞り込み、義人の内面的葛藤に深く切り込んで1時間半にまとめたら、優等生的な戯曲にはなるだろうけど、テーマが全然変わってしまう気がして。三谷さんは未熟どころか、ただものではないと印象付けられました。 この作品の「肝」、自分の乏しい文章力は巧く表現できなかったのですが、 りいちろさんの秀逸な表現を引用させていただきますと >表層的な事象の肌触りが その重なりが崩れるなかで醸し出される感覚を しっかりと浮かび上がらせて。 観終わってからじわっと降りてくるものがありました ということばに表現し尽くされていました。 余談ですが、レビューに少し触れたように、去年、1人の演劇青年の葛藤を描いて2時間20分の劇団ものコメディー(?コメディーといってもまったく笑えず)を観て、ゲンナリしたのですが、それは「オレはこういう人間だー」と訴え続けてるようでその自己チュウぶりに疲れ切ってしまったから。焦点を絞るのも考えものです。そこは同業の観客中心で、CoRichでも一般で観た人がいなくて、私一人酷評書いたから、私の知り合いからも「悪意を感じる」とまで言われて顰蹙をかってしまいました(笑)。正直に書いただけなのに。でもtetorapackさんにお見せしたかった!疲れましたよー。私のワースト3に入る。それだけに、今回、同じ自伝的要素があっても、こんな秀作もできるんだなー、と感心しました。 挨拶文を読んで、カエルは「振り返る」にもかけてるのかな?と思ったりして。
2010/08/18 10:19
きゃる
雲雀亭 様 コメントいただきまして、ありがとうございます。 東大駒場時代から長く拝見させていただいております。 ピーチャム・クラシックスは原作ものだったので、今回とはまた趣が違うのでしょうね。 本格派志向の劇団として実力を蓄えてこられたので、演劇界に一石を投じるような作品となることを期待します。 秋公演が新しいファン開拓につながるとよいですね。 森澤さんは専門的に演劇制作の勉強をされ、制作に専念なさってるんですね。俳優としても黒崎先生のような当り役をお持ちで、楽しみに拝見していたので、残念な気がしますが。 「カラス」の剛田武役は、絶品で印象に残っています。いつか舞台復帰されることをダメモトでも期待しております(笑)。
2010/08/17 22:36
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tetorapackさま >でも、ブラジル移民とは、すごい着眼点。ちょっと地味そうだけど(笑)。 「山河燃ゆ」も移民の話が出てきて、新藤兼人さんもいい脚本を書いてますから、脚本しだいで面白くなるんじゃないでしょうか。群像劇として。
2010/08/17 10:19
きゃる
KAEさま >最近では、少年社中の「ネバーランド」にも、迷子役で、御出演でした。 迷子!(笑)なんかイメージピッタリですね。 「ネバーランド」はPCが壊れた渦中、チケットを買い逃してしまいました。少年社中は電動夏子とも交流があるので、今度、電動夏子にも出てくれないかなぁ(笑)。 ご贔屓俳優の客演というのは、たしかにいろんな劇団を知るきっかけになりますね。 安藤さん、今後はチラシにも気にとめてみます。
2010/08/17 10:12
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tetorapackさま いやー、仏のtetoraさんがここまで酷評するお芝居って珍しいですね。 よほど、なんでしょうね(苦笑)。 私はまったくの直感ですが、尼崎ロマンポルノという劇団名と「富獄三十六系」というタイトルに危険信号を感じ取って、これやめといたほうが無難かも、とサミットのフライヤー見て思いました。富嶽三十六景じゃないんですね。そういうときの私の直感は妙に当たるので(笑)。もちろんあくまで「私はダメそう!」という勘ですけど。すべての人に、って意味じゃないですよ。 tetoraさんは、お忙しい中、サミットにはいつも律儀にお出かけになってますよね。 最近のサミットは、ちょっと私には難易度が高くて、パスしてます。個人的にもぞんじあげないディレクターさんの選択基準もよくわからないし(笑)。私は単細胞でtetoraさんのように芸術的理解度が高くないので、難解なのや上演時間が長めなのはダメなんです。 「これが理解できないって恥なのかな」なんて思いながら演劇観るのはまっぴら(笑)。
2010/08/16 21:38
きゃる
KAEさま 素敵なト書き付きコメントありがとうございました(笑)。 >気に入って頂けて嬉しいです。(と、先輩風を吹かせて言う)…(笑) 本当に、しつこく何度も書きますが、彼らには、一目ぼれ、ゾッコンです。 ああ、ゾッコンなんですね(笑)。 あの時刻表の「嫁です」には笑いました。嫁にするなんて何か、寂しくもあり(笑)。ペーソスがありましたね。終演後、ファンの質問に答えて「ふだんは、お笑いライブに出てます」と言うのが聞こえ、へぇー、お笑いのお仕事もされてるのか、と思いました。 このお2人、普通のお芝居に俳優としても客演されてるのでしょうか?
2010/08/16 21:14
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tetorapack様 言い忘れたこと。 今後も、あまり歴史上名高い、既に色のついた有名な人物ではなく、市井の人に焦点を当てた作品を「め組」がおやりになったときは、拝見したいと思っています。 昔、視聴率悪かったNHK大河作品だけど、会津士族と薩摩士族のその後を描いた「獅子の時代」や、山崎豊子の「山河燃ゆ」なんか骨太で好きなドラマでした。今回、思ったんだけど、ブラジル移民の話なんかやってほしいなあ。女の人にも出番があるし。
2010/08/16 20:20
きゃる
風雷紡さま ご丁寧なコメントをいただき、恐縮です。 >ただもんぺに関しましては当時のいわゆる諏訪旧家の育ちの年寄りたちに取材した結果、主人格はもんぺはあまり着用しなかったという結果でした。 そうでしたか。諏訪ってそういう土地柄なんですか。知りませんでした。それは失礼致しました。ふだんはそうでも、戦時中でももんぺを着用しなかったのでしょうか?京都みたいに空襲がほとんどないところの大家のお嬢さんでも、もんぺは強要されてたそうなので、不思議に感じてしまったのですが。 人間ドラマのお芝居としては大変素晴らしいと思ったので、次回作もぜひ、拝見したいと思います。
2010/08/16 17:46
きゃる
KAEさま UPが遅れてすみません。KAEさんの劇団の分析を拝読し、すごくためになりました。私もヨーロッパ企画は好きですし、あの会話の流れや雰囲気も好みですが、その部分だけを見ると、いつも同じ感じで、飽きるかもしれない、という危惧もあります。「スプーン」にも諷刺はありましたが、今回よりキャラクターが書かれてて、今回は諷刺の部分がより迫ってきた感じです。 >あの、焼肉やのサービス内容に拘る場面も、本当に、愉快でした。 そう、ああいうことって、庶民としてはついつい気になって聞きたくなるものです(笑)。笑えたのは、「優待券遣って食事したとき、また、優待券もらえるんでしょうか?」という質問。そういうのって、店によって出すところもあるから(笑)。 >「遠ざかるネバーランド」のフライヤーにそっくりで、驚いたことも、悪夢の内容も、似通っていて、 あのフライヤー、KAEさんも書いておられますよね。秋葉原ということも、電線のたれさがったところもそっくりですものね。ギョッとしました。 でも、自分の夢に出てきたサーフィンをやっていたとは!驚きでした。私なんか、サーフィンできないので、困るだろうなー。夢の中でも「私はできない」と思い続けてたんです(笑)。 >やはり、きゃるさんとは、相当共通性があるようですね。(笑) 私はKAEさんのように、演劇に対して純粋ではないですし、見方も浅く、お恥ずかしいですが。
2010/08/16 17:37
きゃる
tetorapackさま コメントありがとうございます。この日、頭が疲れてたので幼女のことも自信がなく、tetoraさんのレビューを読み、安心したのです。それから、あの朝鮮人のシュウジという人は亡くなった美しい大奥様の櫛を大切にしていたということですが、大旦那様の殺害に手を貸したのは、そのこととも関係があるのでしょうか?それと、口のきけない下女の殺害動機がよくわからなかったです。
2010/08/16 16:43
きゃる
tetorapackさま コメントありがとうございます。昨今の芸人やTVの演芸番組にうるさい演芸評論家の吉川潮さんは、このコンビをご存知かしら。気に入りそうですね。今回のネタは、夫が詳しい鉄道ネタなので、見せたかったです。 フライヤーの写真の廃線のロケ地にも行ったことがあり、懐かしかったです。
2010/08/16 14:09
KAE
KAEさま 誠に申し訳ありません。私のところ、一部文章を修正のため、コメント削除してたので、KAEさまにいただいたコメントと前後してしまいました。そのあとに書いた私のコメントがKAEさまの後のコメントへのお返事となります。
2010/08/15 10:54
きゃる
KAEさま 失礼しました。こちらが、KAEさんの後の書き込みに対するレスです。 >作者のお里が知れ始めたのは、チャリT企画の内山さん扮する常連客への、あの店の人物達の対応あたりでしたでしょうか?あれあh、あんな大声で、当人に聞こえよがしに噂話をするのもあり得ないし、その後の彼女に対する、作者が蒔いた、お粗末なお笑いネタの全てが、私には、小学生の教室でのイジメシーンにしか見えませんでした。 そう、イジメですよね。同感。逆にハラハラしました。人には無関心を装う親切というものもあり、 常連客に対して、あんな態度をとる喫茶店、自分なら行きません(笑) >きゃるさんも御指摘の、夫婦のラブシーンも、本当に気色が悪く、第一、長年連れ添った夫婦が、あんな場所で、あんな仕草をするわけまなく、これは、キャパクラで、安い女を口説くやり方にしか見えず、本当に吐き気がしてきました。 そう、結婚2,3年の若い夫婦ならともかく、あの婿はおかしい。ああいうシーンをサービスと思っているのでしょうか。 >もう、それからは、一事が万事。そこここに、作者と演出のお里の知れる、ぞっとする場面の連続で、あのバカバカしくも不愉快極まる、寸劇や、最後の、あー勘違いの極めつけの、観るも恥ずかしい「ウオォ、ホホ」に至って、目や耳を覆いたくなる思いでした。 KAEさんが書かれた、もし新国劇をまったく知らない人が新国劇=あの寸劇と勘違いされたら困るという意味はよくわかります。同時にりいちろうさんが、他意はなく、長所を見て表現されたということも理解できますし。 寸劇に私感を付け加えると、新橋さんの役を60代で色香のじゅうぶん残るいい女に設定してますが、彼女は確かに色っぽいだけに、ああいう寸劇をさせると、芸風の長所も短所にさえ見せてしまうようにおもえました。あの寸劇は、ちょうど「色っぽいからもっとスカートあげて見せて」と言ってるようないやらしい演出です。夢の場面をスマートに演出することはいくらでもできるはずなのに。 ラストの演出には口アングリ、これ以上安っぽさはない、ありえないと思いました。だから猿マネは自虐ネタ?と申し上げたのです。何とか芝居と言いますから。
2010/08/15 10:47
きゃる
KAEさま すみません。一部文章訂正のため、削除してたので。前後してしまいました。 折込チラシはどんな規格外の小さなものでも、わが家では持ち帰ってすべて目を通し、分類し、過去に重複したものは除き、観ないとわかっているものも含め、公演終了までとってあります。その後は資源ごみに出すか、参考に保管するかに分かれます。折込のご苦労は、ブログ等を通じてよく知っているし、ブログを読まない夫でも「劇団の人の思いがこもっているから」と大切に扱っています。要は想像力の問題です。 知り合いの女優さんも、自分がほかの芝居を観にいったとき、会場でチラシが終演後、ごっそり置かれたままになっていると悲しい気持ちになります、と言っています。今回、観客の手に渡らなかったチラシのことも、KAEさんと同じく、私はすごく気になっているのです。折込の劇団側は了解してるのかな、と。「最初に渡さないのがエコ」という意味がわかりません。アンケート1枚配られても、書くときの土台にもチラシの束は有効なのに、と思います。 私だけかもしれないけど、「エコアナウンス」の主宰の声に得意げな色を感じました。クロカミショウネン18の野坂さんが自分たちの公演時、折込チラシの束の上部に「折り込む劇団の思い」を説明し、お客さんへのお願いを書いておられる温かさとは対照的に感じました。 ここは人情より経済効率優先の劇団なのではないでしょうか?人情劇だったのに、肝心の人情が芝居にしみわたってなかったですもの。そう感じたのは私だけならごめんなさい。
2010/08/15 10:29
きゃる
tetorapackさま コメントありがとうございました。この劇団の芝居の実力については、ほかの人の感想や評判も聞いていましたが、伝聞ではなく、実際に観てみないとわからないとは思っていたので、観たい俳優が出るし、よいチャンスと思って観ました。 新橋さんの使い方は一番、危惧していたパターンで残念でした。これで、劇団が大成功と捉えたら、危険だと思います。よく出演を口説きおとしたなぁとは、感心しますが。 「19」のときに、表現が不快と書いてた人がいましたが、今回、観て、わかるような気がした。男女のふれあいがとにかく生理的にキモイ、エロなんです。教養のおありな演出家さんなのに、ね。なぜなんだろう、と思いました。
2010/08/15 09:59
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