期待度♪♪♪♪
合体後初のオリジナル脚本
共に東大学生劇団出身の劇団サーカス劇場と劇団地上3mmがピーチャム・カンパニーとして合体後、初のオリジナル脚本による本公演。新劇団員も加入し、舞台スタッフ選定にも力を入れ、座付作家の清末浩平氏もこの9月に30歳を迎え、この作品に勝負を賭けていると思う。ストーリーを読むと、モダンスイマーズみたいな雰囲気の話だけれど、さてどうなりますか。清末氏が得意としたのは「昭和史に題材をとったアングラ劇」だが、ピーチャム・カンパニーは現代劇を上演する劇団。現代劇を手がける優れたライバル劇団は多く、頭角を現すのは大変だと思うけど、どうぞ頑張ってください。期待しています。
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フライヤーができてきたので感想を言わせていただくと、見開きで中身、暗いバックに小さな活字がギッシリで、とても読みにくい。手にとって読む人の立場を考えず、主宰の川口さんが自分の書きたい長文で埋め尽くしている感じ。前身の劇団のころから、「観客の身になって」と訴え続けてきたんですけどねぇ。
2010/08/17 22:36
2010/08/17 12:43
コメントいただきまして、ありがとうございます。
東大駒場時代から長く拝見させていただいております。
ピーチャム・クラシックスは原作ものだったので、今回とはまた趣が違うのでしょうね。
本格派志向の劇団として実力を蓄えてこられたので、演劇界に一石を投じるような作品となることを期待します。
秋公演が新しいファン開拓につながるとよいですね。
森澤さんは専門的に演劇制作の勉強をされ、制作に専念なさってるんですね。俳優としても黒崎先生のような当り役をお持ちで、楽しみに拝見していたので、残念な気がしますが。
「カラス」の剛田武役は、絶品で印象に残っています。いつか舞台復帰されることをダメモトでも期待しております(笑)。