満足度★★★★★
あらすじの登場人物と出演者の人数が合わないけど、セリフがそこに居ない人物を表現する濃密な1時間でした。
ホント、観劇できてよかった!!
次回の作品も観たい!けど、私にとって福岡はちょっと遠い!
ネタバレBOX
今回は作・演出の宮園さんとお話しできる機会を得まして、劇中に落ちる白い花が演出であることを確認できました。
ちょうど、スズランみたいな女(ヒト)だったと語った時に落ちたんですよ!
全体的に白い舞台だったので、セリフから作り出されるその時々の背景をイメージしながら観劇できました。
青のスカーフやカーディガンが意図するモノだったことには気付けなかったけど…。
満足度★★★★★
三重県津市から来られる!それだけで期待できました。
シンプルな舞台装置が私の中だけに観える景色を想像させてくれました。
過去から見れば今は選んだ1つの未来。
今から見れば多くの未来から1つを選び続けるんだな。
と、あたり前なことですが、深く思う(感じる)ことができました。
ネタバレBOX
子供の頃から8/6&戦争については毎年学習してきました。
あの日のこと、戦争のことを一生忘れられない人がいっぱいいることを知りすぎて、
全てを知ることはできないので、もう勘弁してください!!
そんな思いで、観劇も極力そういう内容は避けてきました。
しかし、この作品は「あ、なんか落ちてきた」と表現されることで抽象的に受け取れました。
終演、暗い気分ではなく、光みたいなものも得られました(^^)
満足度★★★★★
家族の愛を感じる作品で、心が温かくなりました。
舞台から遠い席でしたが、聞こえやすい声でストーリーはちゃんと理解できましたよ。
俳優さんと音響さんの能力ですね。
ネタバレBOX
客席が埋まっていないのが地元民として申し訳ない・・・。
良い作品なのに、テレビとかに多く出演している俳優さんが居なければ観客は増えないのか?
ネタバレというよりグチになってる…。
会場スタッフに地元劇団を退団した方をお見かけできて、嬉しかった!!
満足度★★★★★
「手がない」を観たくて行きましたが、「傘がない」も好きだったので一緒に観ました。やっぱり面白かった。
名作だと思います。
また坂口さんに来て欲しいです。
ネタバレBOX
「傘がない」の時に「手がない」のシナリオを入手していたので、内容は知っていました。だけど、実際の演技からそういうことかぁ~とか感じれるのがまた良いですね。
椅子ひとつなのに、どんどん背景が見えていくのは、役者の劇場空間に引き込む力量なのだろうか??と思います。
満足度★★★★
それぞれに楽しかった。
今回の舞台セットも面白かった。
舞台を観ている観客まで見えました。
こういうショートストーリーも楽しいかな。
ネタバレBOX
ちょこちょこ介入してくる山本真澄。
話の流れの中でどんどん若返っていく気がして、どうなる?と期待しすぎてしまった感。
どこか同感してしまった川村さくら。
好きのためなら、いろいろできてしまいます!
話がどこかで重なるのかな?なんて、深読みしすぎてしまった分、それぞれだったのね・・・と思ってしまいました。
満足度★★★★★
励まされました
最近、体調が悪いんだけど、すでにチケット買ったから・・・みたいな気分での観劇でした。
だけど!そもそも体調不良を招いている精神面を励まされて「元気」をもらいました。
スランプに陥る漫画家の話はよくあるけれど、場面転換が効果的で劇中に入り込んでいました。
明かりを使った背景の窓もいいなぁ~と、思いました。
ネタバレBOX
必死に掴んだのに、掴み続ける難しさに同感しました。
これは、劇を続ける皆さんにも言えることなのかな?
私が掴んでいるモノはそうです。
将来どうするのか?とか悩み、体調不良へと陥っていました。
「突き進め」と助言をもらったりしましたがなんか違うなぁって思っていました。
「掴み続けろ」が私には必要だったみたいです。
どんなネタであろうと漫画家であり続けるように、私もそのように有ります。
芸術の秋、良い作品に出会えました♪
ソラさんとかなさんの対照的な引き合う動きのある場面が好きです。
満足度★★★★★
アフタートークも面白かった
みなとの花火大会と同日だったので、電車が混むのでは・・・と思ったが大丈夫でした。
今回の舞台の使い方も面白い。以前観た「人魚」という演劇を思い出した。
そして、冬の公演はあるのでしょうか???
Tempa初の他県からの客演。
いつもと違う雰囲気が溢れていましたが、ストーリーは越智さんだった(笑)
なので、「安心した」というのが感想。
そしてガリガリになった三上さんが心配・・・。
今回のアフタートークは、演劇に詳しい方の意見があり、観ることしかしない私は「そうなんだ~」と思うことがいっぱいでした。
今まで、開演までの観客の態度とか気にしてなかったけど、そういえば・・・と、福岡で観た公演も思い出しました。
私は輪廻転生を信じたい派なので、越智さんの作る世界が好き。
でも、その世界は越智さんだけでは作れないので、その世界に登場するTempaという劇団が必要だ!と、そのアフタートークで感じました。
ネタバレBOX
前半部分は後半部分のために、「どういう進展をするのか?」と思いながら観る。場面の転換が多いので、ついて行けてる?意味わからん・・・と思うこともあるが辛抱。
後半部分はついて行けてた。意味わかったきた!と、いろいろ繋がっていく感じ。
で、人であって人でないが、人であるときは人と繋がるべきである。
また、人と繋がりがなければ、それは人でないときなのかもしれない。
と、思ったのでした。
「ごあいさつ」にあった、「けれども、やっぱり劇団を続けていきます」
の言葉に、「よろしくお願いします。」と答えていました。
劇団としてやっていく苦難をアフタートークで聞き、確かに・・・と思いつつも、「それが劇団の良さでもある」と心の中で正当化。
「劇団」としての公演が観客としては安心感に繋がるのです。
「このユニットどうなんだろ?チケット代に見合うだけの公演なのかしら?」
なんて、一種のバクチみたいなお金の使い方は演劇を作る側に居ない私にはあまりできません。
「Tempa=越智さん=越智さんの世界観を越智さんが居なくても表現できる人の集まり」
これが私が勝手に願うTempaです。
満足度★★★★★
五次元目を知りました
シュラとマリアがとっても対称的でした。
Wキャストの両方を観るべきでしたが、今回も一方しか観れず!
もっと観劇ざんまいできる日々が欲しい。
ネタバレBOX
野田さんの脚本は言葉あそびが多いので、今回も色々な言葉に考えさせられました。
言葉は本当に不思議で、霧笛も説明されるまで無敵と思ったり・・・。
だけど、ストーリーを追っていくと無敵でもいいんじゃないのか?と思えたり。
声を発した言葉と耳で受け取る言葉はイコールにならない。
日常もそんなことであふれています。
孤独を欲しがりながら、1人では生きていけないことを強く感じる日々ゆえに、孤独を欲しがったマリアに親近感が!
今回は映像を利用したり、お客様への観劇前の説明をこの辺りの方に・・・と行われたり、いつも挑戦をする姿勢に尊敬です。
満足度★★★★★
沈黙に魅せられた
会話が無いわけではないのに沈黙が多い…。
そしてその沈黙が妙に居たたまれない不思議な雰囲気を広げていき、私は救われました。
ネタバレBOX
毎日、問題山積みな生活!
今日は救われました。
「うるさい!静かにしろ!」的な発言をしたいのに言えない…。
そんな生きにくさを感じていましたが、自由に生きていこうと励まされました。
問題でもないことを問題にして、深く考えていたのかも。
赤堀さんが演じられていた役はちょっと行き過ぎ?とも思うけど、あのくらいでも仕方ないなぁ~って周りから許されている。
私ももっと勝手に生きていきます。
観劇できて、良かった(^^)
靴下が、フードから出てきたときには、細かい演出に驚きでした。
満足度★★★★★
間に合いました
スムーズな乗換で、余裕な到着になった。
観客はちょっと遠いところから来られたのかな?という会話が聞こえてきたり、年齢層も幅広い。
さすが、歴史のある劇団だ!
声の通りが良くて、耳心地よくハッキリ聞き取れる。
明らかに狭いであろう舞台裏で、どのように出待ちされているのかも気になる舞台装置だった。
ネタバレBOX
ストーリーは、チラシのあらすじ通り。
だけど、先生の異常なまでの上演反対に、もしかして生徒とマジで何かあった?女生徒の当てつけシナリオ?などと疑惑に思ったり・・・。
どんどん期日が迫って、変になっていく副担任の形相も妙に笑えてしまった。
舞台裏に消える度に、次はどんなになっているのだろうか?と、楽しみに思ったり(笑)
女生徒のセリフが、ほぼなかったので、急に話し始めたそれだけでドキッとしたり、妥協の意味を考えさせられた。
結果、私の中ではお互いの戦いがあってこそなんだ!と解釈。
だったら、職場の上司との妥協点は、今後もバトルの中から生まれるのだ!と、清々しい気持ちに♪
今後も、他の職員にあぜんとされながら、親子喧嘩にも似たバトルを応援してもらった気がした。
満足度★★★★★
やっぱりダーク♪
ありがちな男女の出会いから始まり、今回は普通?と思ったらそうじゃなかった。
成長する石と一家心中があった町で少しずつズレる5人の関係。
そして、重要なエピローグ!!
やっぱりダークじゃん♪と明るく思う私もどうかと思うけど、人々のダークな面に安心してしまう私でした。
ネタバレBOX
成長する石は意志?
「さざれ石の岩をとなりて」が「さざれ石の岩音なりて」となるならば、成長するものが「石」なのは言葉遊びですか?
Tempaは私の胸に刺さる言葉が多くて、いつも自身の生活と比べたり、いろいろ考えます。
今回はアラサ―ネタが盛りだくさんで、アラフォーだともっとツラいぞ(笑)
と思いながら自虐的会話を楽しみました。
「一人で生きれるようになりたくない」って思ったことなかったから、初めて結婚ばかりを唱える同世代の気持ちを受け入れられたかな。
真っ白な何ものにも染まりそうな舞台セット。
場面転換もふんだんで、目が離せない2時間でした。
石と怪奇な心中に惑わされて、すっかり騙されていたことがエピローグで知らされて、「やっぱりみんな心の中はダークですよね」って救われました。
私の心の中もかなりダークだから(笑)
そう言えば、ソーセージが二つに割れてしまったのは、ハプニングだったのかな?
面白かったです。
さて、次回は5/14,15!
またTempaの作る世界へ招待してもらえそうです。
オリジナルTempaマグネットの物販とかどうですかねぇ~
満足度★★★★★
パラレルワールド最高!
良い席入手のため、TSS先行振込販売にて購入しました。
そしたら、予想より前の席でオンライン先行でも大丈夫だったかも・・・。
今回は、倉持さん脚本の生瀬さんと竹中さん出演でしたので、予備知識なしで観劇。
そういうストーリーだったのかぁ~と、笑いながら観ました。
ネタバレBOX
生瀬さんと竹中さんが好き勝手にやっていて(そういう風に見えるだけですけど)楽しく観劇できました。
映像技術を使った演出で、早着替えなどもあり、ワクワク感までありました。
あっちの世界では、対照的な間取りになるなど、舞台装置も凝っていて、楽しかった!!
生瀬さん役の編集者さんが、ちゃんとあっちの世界と入れ代っていたオチも良かった。
きっとあっちの世界では、さらに2人で成功している?
あの時、あっちを選択していれば・・・なんて、私もよく考えます「
しかし、結局のところ選択の繰り返しで、大差のない道を進んでいる!
そんなふうに考えて生きている私を応援してくれている気がしました。
佐々木さんは頑張っていたし、大貫さんはキレキレの動きで、大満足です♪
満足度★★★★★
絶望ではなく希望で・・・
本物のゾンビを見たことはありませんが、人間の通常の歩行とは違っていました!
あんな身体能力、すごい!!
ネタバレBOX
ゾンビになったら、痛めつけていいのか?
元は人間でも、異種族になれば排除するべきなのか?
ゾンビは同種族を増やしたいから襲うのか?
いろいろ思いながら観ました。
劇中の歌が、ドキドキのストーリーを忘れさせてくれました。
サヤカのお腹の中の子は成長を続けているなら、生まれてくるのか!?
その子が新しい時代を作ってくれる「希望」のように思ってしまいました。
それにしても、メイクがすごかった。
行ったことはないけれど、USJのゾンビもこんなカンジなのかな?
満足度★★★★★
満喫しました
坂口さんの舞台空間をとても楽しみました。
1人芝居では、1人ではない空間を私にどこまで観せてくれるのかに期待をしてしまいます。
沢田さんに、梅荘の回想の横ちんまでが、そこに居るようでした。
幸せな時間を満喫(^^)
だけど、話の内容はドキドキの緊迫感いっぱいです!!
ネタバレBOX
坂口さんの汗だくな熱演に、1人芝居の大変さを感じました。
「走れメロス」の時は、ホントに走っていたので、汗だくがあまり気にならなかったのです…。
初め、征和会が、いわゆる暴力団体の名前だと分からなくて、横ちんのポジションも勝手なヤツくらいに思っていました。
それが、もしかして組関係だったかぁ~。
と分かっても、寿司桶の三段目は梅荘からのご祝儀に違いないと疑わなかった私。
しかし、短銃だったので横ちんどうなる??
そんな状態で終わったため、「手がない」が気になって、シナリオ購入してしましました。(なんと、坂口さんにサインをいただけました♪)
帰宅しながら、拝読!!
死んでなくてよかった~~と思いつつ、感動が薄いんですよね。
そこで、「傘がない」のシナリオを読んでみる。
そこには坂口さんの演じた梅荘が存在しているのです。
今さらながら、演劇の楽しさを思い知ったわけです。
シナリオの面白さは、演じ手によって増加する!!
というわけで、「手がない」の1人芝居も観てみたいなぁ~と強く思いました。
今回、梅荘は40歳の設定に変わっていましたが、30歳の設定のままで良かったかも?
同い年の沢口さんや横ちんまで40歳となると、沢口さんの今までの人生や横ちんの40歳にまでなって下っ端という状況が非常にツライ…。
満足度★★★★★
会場の観客の多さに、観客の私が嬉しい。
予備知識なしで観に行った今回のTempa公演。
大きな舞台で皆さんが全速力で好演されていました!
ネタバレBOX
高知が舞台だから、みなさん高知弁を猛特訓されてのでしょうか?
昭和の世界&別の地、という現実の世界との境界線が私を芝居の世界へと引き込んでいきました。
太郎と鈴の葛藤を言い表すとするならば、やっぱり「グッときた」に尽きると思います。
それぞれに個性のある演技に、目が離せない(笑)
鯖子さん役は自分を捨てないと始まらないから、大変なのに、要でもあると思うのです。空回りされずに、ラストまで駆け抜け、注目して観てしまいました。
できれば、ダブルキャストの公演も観たかったけれど、都合がつかず残念。
パンフで言われている通り、違った「歌姫」になっていると思います。
客席上に木村さん、越智さん、お見かけできて嬉しかった。
石本さんが思っていたよりお若くて衝撃でした。
裏方としてしっかり対応されていた姿が印象に残っていて、「今どきの若い者」は今の若くない者より大人でした…(汗)
残念だったのは、赤ちゃんの泣き声が遠くから聞こえてきたこと。
赤ちゃんから聞こえてくるようにできればよかったな。
次回公演は、スタジオなので舞台と客席近い!!
どうにか行きたいです。
満足度★★★★★
自虐的行動過ぎて・・・。
救いようのないダメ男なのに、どこか自分と重なるのは、私がダメ女だからでしょうか?舞台には1人しか居ないのに、何人も登場してくるスゴイ作品でした。やっぱり観に行って良かった!!
ネタバレBOX
安井さんの独白なのか、芝居なのか、始まりの境界線が不明瞭なまま、芝居の世界へ誘われた感じでした。
よくもそこまで…と、ため息が出るほどの妄想壁が自分とも重なる。
私もたいがいイタイ女なので~と、ネガティブな気持ちになって観てられない(>_<)
自分の中にいる、出てきて欲しくない部分を引き出してくれました。
そして、まぁみんなそんなものなのかも…と、私だけではない人間の本質を知って安堵。
自虐的すぎる行動には、笑いが出てきてしまいますね。
安井さんの休みなし長時間の演技にすごいなぁ~と感動!!
ダメ男が語る、「ある女」は実は妄想の中にしか居ないのかも?なんて想像できるように作られているところが更に残酷。だけど、「ある女」はちゃんと居たと思いたいです。でないと、救いがない(笑)
そして、終演後に会場の近くの繁華街ではラリッているダメ男がいた。
満足度★★★★★
前回と全く違って・・・
2作品目の「貧乏神」がキョーレツで、今回を楽しみにしていました。
今回は、別の意味でキョーレツでした。
楽しいストーリーなのかと思ったら、怖い話でした。
伏線がいっぱいあったことに気づき、巻き戻せないなら、もう一回観たいなぁ。と思わせたのでした。
ネタバレBOX
同じ場面が何度も繰り返されて、でもちょっと違って、違和感が増していきました。
きっと何かある!けど、なに?みたいな感じ。
ラストは両方同じなら、どちらも死んじゃう?なんて思ってしまった。
完璧のために殺人まで犯してしまうあたり、スゴイ!
生き残ったパルケルススは、再び自分を作ってしまうのかなぁ。
アフタートークで、ベットになっていた箱が宅配便で運べる最大な範囲と知りました。
舞台装置のコンパクト化に感心!
舞台美術さんの苦労を知りました。
満足度★★★★★
もみじまんじゅう
2人芝居という知識だけで観劇に行ったが、面白かった。
まるで、今の職場を映し出しているような気がして、励みになりました。
ネタバレBOX
バーにある、高い椅子は私も苦手です。
清少納言のあからさまな嫌味をスルッとかわす紫式部。
そんな紫式部にも和泉式部が控えている世代交代に、今も昔も一緒なのかと前向きな気分になれた。
清少納言の寛大な心があってこそ、紫式部は自由でいられる?
やがて、紫式部も寛大になり、和泉式部が自由であるように導くのか?
その流れが常ならば、私もその流れに乗れるはず!
今回は、ツアー楽日のため三谷幸喜さんが無理やり檀上させられてました。
そして、上演中のカクテルのつまみが「もみじまんじゅう」でした。
大阪や東京はなんだったのだろう?
斉藤さんの舞台挨拶は、長澤さんを褒めているのに、清少納言と紫式部のやり取りがチラついている私には、本心?と、疑いが・・・(笑)
今年ラストの観劇に満足です。
満足度★★★★★
永遠の祝日・・・
爽快な気分で劇場を出ることが出来ないのがイキウメらしさ。と、私は思う。
今回も、1ヶ月以上経つのに色々なシーンが思い浮かび、考えさせられています。
ネタバレBOX
段ボールでできた机や椅子。劇場に入り、舞台を観るだけでドキドキしてきた。
私自身、忙しすぎて何のために日々暮らしているのか分からない状態で観劇したものだから、道化の言葉が心に刺さった。
赤ちゃんにとって、母と父(「慈愛」と「権威」)の行動はあんな感じなのだろうか?と、そんな視点で考えたことがなかったので、苦笑してしまった。
そして、その世界で生きるために「真実」から目を背けるしかない状況に追い込まれていく。
部活で表現される集団行動。折り紙の折り方で表現される出世。
そんなに好きでもないけど、まぁいいか・・・みたいな妻が「愛憎」という役名なのがしっくりきて(笑)
現実世界をちょっと違った視点でみる閃きは、前川さんだからできるのだろうと、大阪まで観に行った価値を感じました。
私も立ち止まってしまうと、道化にあの世界へと誘われてしまうかも・・・。
満足度★★★★★
後半の展開にビックリ!
今回のテーマは「捨てる」
2階からは、奈落で演奏、コーラスされている方々も見えて、ライブ感いっぱいでした。
後半からの思いもよらない展開に圧倒されている間に終わりました(^_^;)
夜会は感じるもの!が、私のモットーなので、満足です。
ネタバレBOX
歌でどこまで伝えられるのか・・・。
私はどこまで受け取られるのか・・・。
みゆきさんファンの私が、「演劇」というジャンルに興味を持つようになったのは夜会のおかげ。
今回の夜会は、中村中さんと、石田匠さんも出演されて、まさに歌で綴られていました。
ただ、みゆきさんの歌部分が少なめ。
46曲全部歌ったら、芝居として成立しないからしょうがないんだけど(笑)
先行して、CDの発売があり、重要な詞に関しては文字で予習ができました。
でも、実際に目にする耳にするという受け取り方をすると、感じ方って変わるのです。
舞台上の世界が加わるからでしょうか?
ネコの名前が「すあま」、「トヨスアマネ」からもじってあることには全く気付けず、他のサイトの観劇報告を読んで知る状態。
後半、「緑の手紙」が重要になるのですが、まさか零戦な繋がるとは予測不能でした。
しかも、舞台上で飛ばせるワケもなく、どうするの?
これが美術監督堀尾幸男さんを苦しめた場面なのか!!と、納得。
しかし、そこは腕の見せ所。飛び立ったと思わせる舞台演出に感動です。
ただ、これで終わりなのか、エピローグがあるのか・・・。
微妙な終わりに拍手の間がつかめなかった!
みゆきさんファンの私、そのために働いているのです。
どうにかチケット入手で、もう一度観てきます~。