harumi姉さんの観てきた!クチコミ一覧

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VAMPIRE

VAMPIRE

TEAM空想笑年

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2017/07/06 (木) ~ 2017/07/09 (日)公演終了

満足度★★★★

ストーリーが面白い!引き込まれましたね!ただラストはちょっと不満。しかし、これは続きがあるってことかなと・・・(それなら嬉しい!)続編に期待してしまう。作者にそういうつもりがないのなら、あえてリクエストしたい。それくらい面白い展開ではあった。が、いつもより人数が多い分だけ、役者レベルにムラが目立ったこと、同じく殺陣にも同じことがあり、少々イラっとした(見応えのある殺陣の時は体が釣られた!)。無駄な力みを感じる部分も多々。ぎこちなさを感じる部分も。逆に、限られた予算でも衣装(小劇場の弱いとこですね)頑張った感有り。しっかり登場人物たちの雰囲気が出ていた。毎回、同じ劇団か?と思うくらいいろいろな顔を見せる劇団、次回作にも期待したい。

おん・すてーじ「真夜中の弥次さん喜多さん」双

おん・すてーじ「真夜中の弥次さん喜多さん」双

CLIE

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2017/06/21 (水) ~ 2017/06/25 (日)公演終了

満足度★★★

開演前から、度肝を抜かれた!これはさすがに予想外!違反だぁ!と声が出る。そして本編。前回と同じくむちゃくちゃな展開。storyハチャメチャ!くだらないと言ってしまえばそれまでだが、なんだか妙に“癖になる”この舞台。出演者、レベル高いゆえ成り立つ舞台ともいえる。

From Three Sons of Mama Fratelli

From Three Sons of Mama Fratelli

株式会社ディスグーニー

Zeppブルーシアター六本木(東京都)

2017/06/09 (金) ~ 2017/06/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

『SECOND CHILDREN』 観劇。前半は人物相関図のように広がっていく。ストーリの動きが鈍いせいか、少し緩慢。しかし、後半になるとそれがいきなり怒涛のように流れ始める!感情がどんどん揺すぶられていった。正しいことではなくても、間違いだと判りきっていても、そうでなくては生きていけない、まがい物であっても自分にはそれだけしかない、それ以外には必要がない、そんな切々とした想いが、痛いくらい感じられる舞台だった。

時代絵巻AsH 其ノ拾『黄昏〜たそがれ〜』

時代絵巻AsH 其ノ拾『黄昏〜たそがれ〜』

時代絵巻 AsH

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/06/07 (水) ~ 2017/06/12 (月)公演終了

満足度★★★★

実に良い舞台だった。その場所で生まれたものの宿命・変えられない感覚、それらの違いが産み出す格差、よく感じられた。またイキイキとした坂東武者の心意気もよく描かれていたと感じた。脚本として実に良い出来だと思う。演技の方も、前回よりも出演者のレベルも総じて上がり、安心感があった。そろそろ“観せる”だけではなく“魅せる”舞台づくりにもう少し意識を持って行ってはどうだろうか?と個人的には思わないでもない。

あちゃらか

あちゃらか

ホチキス

吉祥寺シアター(東京都)

2017/06/03 (土) ~ 2017/06/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

以前からお気に入りの作品(春風外伝)とかなり雰囲気が似ていると思ったら、そちらも米山作・演出だったんですねぇ!この方のなんでも有りで、むちゃくちゃ元気で明るい、そして人の優しさを感じる作風、大好きです!今作も初めから終わりまで笑いっぱなしでとても楽しかった!

From Three Sons of Mama Fratelli

From Three Sons of Mama Fratelli

株式会社ディスグーニー

Zeppブルーシアター六本木(東京都)

2017/06/09 (金) ~ 2017/06/18 (日)公演終了

満足度★★★★

『GOOD-BYE-JOURNEY』 観劇。ジャンヌダルクネタは数本観ているが、いつも後半でつらくなる。聖女か?魔女か?ただの女か?それが気づかないうちに変化して行き、その変化に、周りの人々の想いが寄り添っていく様に心惹かれた。文音ジャンヌのガラス細工のような繊細で壊れそうな脆さ、逆に前へ進もうとする意思の強さ、相反する存在感には拍手したい。見ごたえのある良い舞台だった。ただ気になったのはなんだかあまりにも流れるような殺陣が目についたこと。殺陣というより踊っているような印象を受けた。しっかり腰が入った殺陣をしていたのは中村誠治郎君だけだったように感じられた。

「電車は血で走る」「無休電車」(本日6/24 14時電車・19時無休電車 当日券ございます)

「電車は血で走る」「無休電車」(本日6/24 14時電車・19時無休電車 当日券ございます)

劇団鹿殺し

本多劇場(東京都)

2017/06/02 (金) ~ 2017/06/18 (日)公演終了

満足度★★★

「無休電車」観劇。相変わらずパワー溢れる舞台。印象的でファンタジックなラストは実に素晴らしかった。が、その前の段階が、ちとかったるい。「無休電車」のいうタイトルの意味は解ったが、違うアプローチもあったのではないかと思わないでもない。

妖怪パラダイス

妖怪パラダイス

ピヨピヨレボリューション

シアター711(東京都)

2017/06/06 (火) ~ 2017/06/11 (日)公演終了

満足度★★★★

小劇場とはいえ、そのアイドル感が半端ないピヨピヨレボリューション!郷に入っては郷に従えとばかりに、サイリュウムお借りして、観劇というか、ライブ参加させていただきました。何がイイってコロさんのおおらかさ!全部包み込むような懐の大きさを感じる舞台でありました。ボーイズたちも個性的な面々揃い。また参加したいですね。

七城学園 月蝕校舎~セブンススクール・ルナパレス~

七城学園 月蝕校舎~セブンススクール・ルナパレス~

セブンスキャッスル

シアターKASSAI(東京都)

2017/05/30 (火) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★

実はそんなに期待してなかったんだけど・・・予想に反して“むちゃイイ講義”でした。丁寧な説明、頑張った役作り、構成の上手さ・・・。学生時代一応歴女だったのですが、幕末から後はどうも請けつけなくて、投げてしまった私にもとても良くわかる日露戦争!
保科氏の3講は観たかったなぁ!!シリーズ化でまたいろいろお願いします。

桜飛礫

桜飛礫

(有)マッチポンプ調査室

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2017/05/23 (火) ~ 2017/05/28 (日)公演終了

満足度★★★

これがこの劇団のカラーなんだよねと思いつつも、ただただ“もったいない”という気がしてならない。二時間半の上演時間、余計な遊び切って、ストーリー重視の舞台にしたら、1時間45分くらいでは?予想外に気になる出演者が多く、バラバラした遊びではなく、しっかり芝居が観たいと思った(出来れば佐野さんの歌はもっと聞きたかった!)。黒田兄弟の殺陣は見応え有り!全体的に殺陣はかなり出来るんじゃないかと思いつつ・・・。芝居も殺陣も、遊びに振り回されているのがもったいない。

から・さわぎ

から・さわぎ

ZIPANGU Stage

萬劇場(東京都)

2017/05/24 (水) ~ 2017/05/28 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かったです!特に熟年組、これだけ個性的なメンバーが揃って、小劇場で伸び伸び演技しているのは、観ていて楽しい!となると、若手のぎこちない演技も逆に初々しく見えていい効果になっている。やっぱり年齢幅があるのは強力な武器ですね!

ALL OUT!! THE STAGE

ALL OUT!! THE STAGE

「ALL OUT!! THE STAGE」製作委員会

Zeppブルーシアター六本木(東京都)

2017/05/25 (木) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

西田シャトナーが今度はラグビーを、爽やかな汗と一緒に舞台に乗せた!弱ペダを思わせる演出がチラチラしないわけではないけど、ラグビーを知らないものにも、そのスポーツを理解させるだけでなく、ラガーマンたちのその想いの強さをしっかりと感じさせる作品と成った。出演者の体当たりの演技にも好感が持てる。それこそ“体当たりの舞台”、最後まで怪我することなく、頑張ってほしいと思わずにはいられない。

空行

空行

劇団アレン座

吉祥寺シアター(東京都)

2017/05/18 (木) ~ 2017/05/29 (月)公演終了

満足度★★★★

実に不思議な舞台だった。曖昧の中に覗く現実社会と現実離れした人々。始めは月の光のように思えた明かり。それが次第に、絶えず水底から水面を見上げるように感じられた。汚れを感じさせない藤田・高宗の演技が切なさを感じさせる。近童・中西熟年組の演技がそれを引き立てていた。自分の人生を諦めつつ、それでも逞しく生きている内田の演技も良かった。とても冴え冴えとした美しいセットと照明に彩られ、ファンタジックな印象が最後まで続く舞台だった。
















THE IDENTITY ORDER

THE IDENTITY ORDER

K-FRONT+

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2017/05/19 (金) ~ 2017/05/22 (月)公演終了

満足度★★★★

多分にご都合で片付けられてしまった部分が多い。が、主役の加藤瑠菜さんの熱演には“カリスマ”的な魅力を感じた。少女達の孤独への恐怖・秘密の共有という喜び・ルールという自分の場所への連帯感、彼女達の感覚は見事に表されていたと思う。

ズルい奴ほどよく吠える

ズルい奴ほどよく吠える

雀組ホエールズ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2017/05/17 (水) ~ 2017/05/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

いくつもの社会問題が、ぶれることなく一方方向へ進む。その骨太の造りに惹き付けられた。ぶち切るのではなく、観客の想像力を搔き立てる暗転の演出も見事!観ているうちにジリジリしたものや引き攣る様な痛みを感じた。感情が揺さぶられる観応えある舞台だった。

黒薔薇アリス

黒薔薇アリス

CORNFLAKES

Zeppブルーシアター六本木(東京都)

2017/05/12 (金) ~ 2017/05/21 (日)公演終了

満足度★★★

キムラ演出に期待して観に行った。残念ながら、これというほど驚かされるもの、おぉっと感動するほどのものはなかった。ヴァンパイアものにはよくある色っぽいシーンもいくつか合ったが、こういうもの独特のエロを感じない。二次元の方が観る側を感じさせるのではないかと思う。キャストも上手い下手というより、キャラに合わない気がする。総じて、美しいというよりくどさを感じさせる出来上がりになってしまったように思う。

1999の恋人

1999の恋人

NICE STALKER

駅前劇場(東京都)

2017/05/04 (木) ~ 2017/05/08 (月)公演終了

満足度★★★★

最初はお題が同じショートコントかと・・・テンポが良く、ぼっともらす台詞が効果的!同じところをぐるぐる廻っていたような印象を受けたが、話はしっかり進んでいて、ちぐはぐなものがひとつラインの上に乗った時にはあぁそうなんだ!と思いもした。大きなお題がライトに描かれていた。ここならではの持ち味があって良かったんではないかと思う。

それから

それから

CLIE

俳優座劇場(東京都)

2017/05/03 (水) ~ 2017/05/14 (日)公演終了

満足度★★★★

ストーリー的には好きにはなれない。終始イライラしっぱなし。しかし、セットの良さ・照明・音楽のドラマチックな雰囲気はなかなか良かった。

河童村ブルース

河童村ブルース

ものづくり計画

赤羽会館(東京都)

2017/05/03 (水) ~ 2017/05/07 (日)公演終了

満足度★★★

演出が平坦!何十年前の演出だろう?役者の良さが前に出てこない。むしろ変に作った演出で聞こえるものが聞こえない。また、話がご都合過ぎる(あんな村長の決め方はありえないし他)。メインに蓮城さんを配した理由も見当たらない。彼女の持ち味もはっきり出されず終い。出演者の気持ちだけは伝わってきたがフライヤーの印象のようなものはまったくなかった。(ちなみに観劇が始まってから、眼鏡を替えることに気づき、少々ガサガサしてしまいました。近席の皆さま、大変失礼しました。)

「新宿コネクティブ アナザー1975」

「新宿コネクティブ アナザー1975」

演劇企画ハッピー圏外

TACCS1179(東京都)

2017/04/20 (木) ~ 2017/04/26 (水)公演終了

満足度★★★

私も新宿という街に暖かく受け入れてもらった一人です(この時代設定より少し後ではありますが)。なので、あの街の暖かさというか、なんでもOK的な感覚はとてもよくわかります。内堀さんが書きたかったのは新宿の誰でも受け入れてくれる温かさのようなものだとしたら、それはとても嬉しい事です。が、推理小説的な感覚なら、あまりにも答が予測できてしまい、物足りない。登場人物が多く、舞台上でそれが整理されていない、雑とした感じがする(新宿らしいといえばらしいのではありますが)。そして話の鍵となる女性陣の演技が物足りない。久しぶりの登場の黒藤君がかなり頑張っていましたが、まだ二段階くらいは出し切れるものが残っているような気もします。前作の出来が良かった分、今作は少しゆるく感じられたのは、私の思い違いでしようか?

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