ITOYAの観てきた!クチコミ一覧

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パークビューライフ【4月25日大阪公演中止】

パークビューライフ【4月25日大阪公演中止】

エイベックス・エンタテインメント

世田谷パブリックシアター(東京都)

2021/04/07 (水) ~ 2021/04/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ついにコロナ過ぎ初観劇。
4人が本当に仲良く、観ていて本当に楽しい。
(女性3人はドラマ「デイジー・ラック」を思い出す。)
楽しみながらジェンダーとは、性別とは何だろう・・・とふと考えてしまう。

華氏451度

華氏451度

KAAT神奈川芸術劇場

KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)

2018/09/28 (金) ~ 2018/10/14 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/10/07 (日) 14:00

座席1階4列

ブラッドベリの有名SF小説が原作、
トリュフォーの映画版も有名で大好きな1本です。
これを、長塚さん脚本、白井さん演出とくれば観ないわけにはいきません。

まずは本でいっぱいの本棚が舞台三面、天井まで埋め尽くされている舞台に圧倒される。
真っ白な大量の背表紙が美しく、また、その白面に書籍の背表紙の映像が投影され、
まるで一瞬にして本に命が宿ったよう。
そして、「白い本」はそこに投映される映像によって燃やされる。

ヒロイン二役と機械猟犬、鹿を美波さんが、
ファイアーマン隊長、ブックマンの長を吹越満さんが、
それぞれ対極をなす二役を演じ、その表現が素晴らしかった。

壁面大型テレビと地デジの視聴者参加型双方向通信、
スマートフォン、電子化され減っていく書籍、
経済優先の大統領の元で減っていく文化への援助、
62年前に書かれた小説の世界が結構実現していて驚く。
某国の公文書・議事録・日報の廃棄や公式記録の軽視は無関係か?
しかし、ブラッドベリも予想できなかったことは、
「人は、たとえ国家に規制されなくとも、自ら本を捨てはじめている」
ということでしょうか・・・
それでも、人はすべてを捨てず、本についてもいいところどりをして
貪欲に今を生きているという現実。

燃えている本を模したパンフレットも粋です。

俺の骨をあげる(8/17(金)19:00開演 当日券ございます!)

俺の骨をあげる(8/17(金)19:00開演 当日券ございます!)

劇団鹿殺し

サンシャイン劇場(東京都)

2018/08/15 (水) ~ 2018/08/19 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/08/18 (土)

観てみたら以前観たことがあった再演でした。
鹿殺し独特の音楽劇の世界で、
歌って踊るゲストの高嶋さんが味があって、
とても良かった!
ドラマチックな女の半生を十分に堪能しました。

出口なし

出口なし

シス・カンパニー

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2018/08/25 (土) ~ 2018/09/24 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/09/24 (月) 14:00

座席2階

この演技達者3人の競演がいい!
特に多部未華子さんは
”性悪で軽いノリの美人”を
これまでの彼女とはガラッと変わった演技で見せてくれる。
さすがに上手い。
それだけに1時間20分という短さが、もったいなかった。

ネタバレBOX

突然扉が開き、出ていけるようになっても、
誰も出て行こうとしないのが可笑しい。
そして「地獄」とは、「他人」と永遠に過ごすこと、
という結論がとても的を射ているようでゾッとした。
ローリング・ソング

ローリング・ソング

サードステージ

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2018/08/11 (土) ~ 2018/09/02 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/09/02 (日)

座席1階1列

いつも超タイムリーな出来事を脚本に盛り込む鴻上さんは、
最新作ではLGBT(多少無理やりな点もあるようでしたが)と、音楽フェスですね。
流石です。
そして、主演が松岡充、中村雅俊、森田涼花、久野綾希子という歌えるメンバーに
音楽が森雪之丞という音楽劇。
松岡さんが挫折した元ロッカーで零細企業の二代目社長、
しかも、倒産寸前。
とってもカッコ悪いけれど逆にその普通っぽくて人間らしい必死さがカッコいいです。
異常に若い雅俊さんは、拓郎さん作の懐かしい名曲を披露、懐かしい。
様々な年代でもがく人たちのそれぞれの心の解放の物語、といったところでしょうか。

「サマータイムマシン・ブルース」「サマータイムマシン・ワンスモア」交互上演

「サマータイムマシン・ブルース」「サマータイムマシン・ワンスモア」交互上演

ヨーロッパ企画

本多劇場(東京都)

2018/08/17 (金) ~ 2018/09/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/09/08 (土)

昼「ブルース」→夜「ワンスモア」を1日で観劇という理想的な鑑賞でGOOD!!良かった!
懐かしさと、変わらない面白さ、いい一日でした!
「ヨーロッパ」を知ったのが映画版「ブルース」のテレビ放送。
当時、即DVDで映画と舞台版を購入したのも昔の話。
今回「ブルース」を生で観なおして、よくできた話と、
ヨーロッパならではのグダグダ感も「ほどほどに」、
10年以上たって役者は歳とってるのに大学生に見える(?)し、
改めて面白かった!
同じ舞台装置での新作続編「ワンスモア」も
オリジナルの世界観、イメージを壊さずに上手くできてて良かったです。
できれば、2作を同日連続鑑賞をお勧めします!

チルドレン

チルドレン

パルコ・プロデュース

世田谷パブリックシアター(東京都)

2018/09/12 (水) ~ 2018/09/26 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/09/23 (日) 13:00

座席1階F列

何万年も残る放射性廃棄物というツケを
次世代の「チルドレン」たちに平気で押し付けた上で、
さらに起きないはずの大事故も発生、
それでも再稼働という既定路線は変わらない-
”絶対安全”でスタートさせた人々は、
次の世代に対してどう思っているのでしょうか。
今更ながら、改めていろいろ考えさせられる内容でした。
(昨日の朝ドラのラストシーンも偶然「3.11」だった。)
信頼できる演出家と翻訳者、好きな演者3人の好演。
(予想通り、ポスターの黄色い防護服は出てきませんでしたが。
…演劇のポスター/宣伝スチルあるある。)
重すぎず、軽妙な語り口、1時間50分休憩なしも長すぎず観やすい、
観て良かったです。

エンジェルボール

エンジェルボール

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2018/07/06 (金) ~ 2018/07/16 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/07/16 (月) 12:00

座席1階10列10番

祝、三浦剛さん初主演!
キャラメルボックス入団17年、
これまでもしっかりと脇役を務めてこられましたが、
42歳にして初主演、良かったです!
原作の前半1,2巻の舞台化で、来年夏に後半3,4巻を続編として舞台化するそう。
そのためか、未解決のことがいっぱいあるまま「続く」で、いきなり終わった感じ。
それでも疾走感があるまま終わって、観た後は心地よい爽快感が残ります。
人の言うことをあまり聞かない無神経な主人公、でも嫌いになれないのは、
その一途さと、三浦さん本人のキャラクターによるところが大きいです。
天使の木村さんも、お茶目で可愛らしい。
笑って泣けるキャラメルのカラーがマッチした作品です。

夏への扉

夏への扉

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2018/03/14 (水) ~ 2018/03/25 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/03/17 (土) 16:30

座席1階8列

初演も観ましたが、
原作は、「機動戦士ガンダム」に出たパワードスーツが登場する『宇宙の戦士』他を書いた、
SF作家ハインラインの1956年!の作品。
おなじみコールドスリープやタイムマシンが登場。
さらに作中には、自動掃除ロボット、自動製図(CAD)ロボット、学習型(AI?)ロボット
など非常に先見の明のあるSFガジェットの表現が、とってもアナログでノスタルチック、
温かいのが好きです。
珍しく汚れ役を演った原田樹里さんにも注目。
逆に主人公を助ける善良な夫妻の存在も微笑ましくてとってもいいです。
演じている、劇団外からの客演のお二人が好演。
笑わされ泣かされ・・・常に前向きな主人公、SFハートウォーミング・ストーリーは
まさにキャラメルボックスらしい名作です!

ドレッサー

ドレッサー

加藤健一事務所

本多劇場(東京都)

2018/02/23 (金) ~ 2018/03/11 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/03/11 (日) 14:00

座席1階L列

有名な作品でしたが、今回の公演でやっと観劇しました。千秋楽。
年老いたシェイクスピア俳優と、長年仕えた付き人を描くバックステージもの。
もっとシリアスな話かと思っていましたが、終盤前までユーモラスな話に仕上がってました。
それは、ベテラン俳優を演じたのが加藤健一さんだったからかもしれない。
付き人の二面性と複雑な心情や、メインの二人以外にも
それぞれ短いシーンに込められた他の登場人物たちの背景、
思いが良く描かれていました。

虚構の劇団 第13回公演「もうひとつの地球の歩き方 〜How to walk on another Earth.〜」

虚構の劇団 第13回公演「もうひとつの地球の歩き方 〜How to walk on another Earth.〜」

虚構の劇団

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2018/02/15 (木) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/02/18 (日) 14:00

座席1階H列18番

祝・虚構の劇団創立10周年!
2008年5月の旗揚げ公演「グローブ・ジャングル」にはまって初めて同じ芝居を3回観て、以来のファンです。
気付いたら10年経っていたのですね。初期メンバーが本当に好きだったので、仕方ないことだけれど、数人退団されたときは本当に寂しかった。

今回、鴻上さんは、今の問題として「シンギュラリティ」「AI」を取り上げ、そこに「天草四郎」を絡めてきたのも面白いです。
映像の脚本も含めて、ましてや戯曲の世界では、今のリアルなIT系の社会(会社)を描いている人は本当に少なくて、
そんな中で鴻上さんは現実のITを描いている数少ない人と思います。
(普通「クラウド」という単語すら出てこない。)
内容は、若さいっぱい、ダンスあり、笑いあり、シリアスあり、青春あり・・・
いつもの楽しい舞台でした。

主演の秋元さんの「天草四郎」の独特の時間を生きているような、ゆったりとしたところが印象的。
さらに、橘花梨さんの薄~く絶望的な、不幸な感じも何とも言えず良かった、
イケメンという予想と大きくかけ離れた三枚目で、めちゃくちゃ「圧」を感じさせてくれた一色さんもなかなかです。
メインに数人の客演を迎えると劇団員の中にも化学反応が起きて、劇団公演も新鮮になって良いです。
古参?の劇団員の方々は…
小沢さんは全体をぐいぐい引っ張ってって流石です。
小野川さんの「可愛いのにぶっちゃけたところ」がますますいい味で個性になってきてます。
三上さんは高飛車と残念のふり幅が面白くて、特に、森田ひかりさんの、前向きで明るくて伸び伸びしたところが大好きです。
今回、渡辺さんは録音音声の出演のみでしたね。

虚構も劇団員が変わっていきますが、初期からの人の活躍に、まだまだ期待したいです。
毎度のことですが今回も、今から次の劇団公演が楽しみです。

ただ、大事なワード「シンギュラリティ」をはじめ、
早口すぎて聞き取りにくいセリフが多々あり、
そこはきちんと観客に伝える技術をもっと意識してほしいと感じました。
「10年目の区切り」として、若さと勢いと楽しさの
次のステージを目指してほしいと感じました。

続・時をかける少女

続・時をかける少女

2018「続・時をかける少女」製作委員会

東京グローブ座(東京都)

2018/02/07 (水) ~ 2018/02/14 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/02/10 (土) 18:00

座席2階

原作「時かけ」に続編てあったっけ?と思ったら、
筒井氏によるものではなく、NHK少年ドラマシリーズ
「続・タイムトラベラー」のノベライズが原作だった!
中身は「時かけ」✖ヨーロッパ企画✖「サマータイムマシンブルース」!!
前作のラストシーンが舞台上で再現され、胸キュンもの!
しかし、それ以降はモロに『ヨーロッパ企画 』… って感じで
「サマータイムマシンブルース」級のドタバタとしたコメディシーンが続きます。
あのヨーロッパ企画のジタバタどんより感の中で、
まっすぐ純粋に楽しく演じている上白石萌歌ちゃん(17歳!)がとってもとっても光ってた!!
(第7回「東宝シンデレラ」オーディショングランプリ!)
ちなみに当日は、大林監督版映画で深町君を演じていた高柳良一さんが客席に。
現在はニッポン放送の総務部長だという!
そう、この舞台は「ニッポン放送 オールナイトニッポン50周年記念公演」でした!

ネタバレBOX

何度も繰り返された「転校生」ネタが笑えた!
黒蜥蜴

黒蜥蜴

梅田芸術劇場

日生劇場(東京都)

2018/01/09 (火) ~ 2018/01/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/01/20 (土) 18:00

座席1階A列

2018年最初の観劇は、久々の日生劇場!
中谷さんのならではのミステリアスな美しさ、
井上くんのならではの名探偵明智小五郎のカッコよさ、
お二人のセリフのやり取りが面白く、
更に黒基調のシンプルな舞台装置、
音楽は舞台上袖近くので生演奏と、
黒蜥蜴側近?の2人の手下のダンス、
全体がスタイリッシュで素晴らしかったです。

ネタバレBOX

蛇足ですが、成河さんが美青年役でしたが、
中谷さん、井上くん、相楽樹さんのお3方の
「顔の小ささ」が目立ったおかげで
成河さんの顔が実に大きく見えてしまった。(すみません。)
2枚目なのに。
DEATH TRAP / デストラップ

DEATH TRAP / デストラップ

サンライズプロモーション東京

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2017/07/07 (金) ~ 2017/07/23 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/07/08 (土) 18:00

座席1階

自分にとっては舞台でも違うキャスト・演出で3回目。
ミステリ劇のスタンダード+福田テイストの笑い(坂田+佐藤)注入版。
面白かったけれど小劇場的笑い多めで印象が強く、
その分、ミステリ味が薄めに感じてしまった。
愛之助さんの主人公の嫌味な部分や、
早紀さんのこれまでの印象と大きく違った外見と演技が
とっても良かったので、ちょっと複雑な心境。

ネタバレBOX

特に最後の 最後のラストシーンのセリフ(坂田さんの技)は、
「海外ミステリ劇」(しかもラスト)としては、ちょっとどうだろうか・・・。
作品も演出家、演者も、全体としては好きなので、
ちょっと残念な感じでした。
親愛ならざる人へ

親愛ならざる人へ

劇団鹿殺し

座・高円寺1(東京都)

2017/03/02 (木) ~ 2017/03/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/03/05 (日) 19:00

座席1階

ある結婚披露宴、前夜に回想される新婦の半生。
鹿殺しの笑いと毒、パワーを少し残しながら、
ウェルメイドも加味された感じ。
このバランスがお行儀良くとれたりしないところ、
たびたび崩れるのが、鹿殺しらしい。
(宝塚OGの久世星佳さんも劇団員同様に普通に馬鹿をやるところがいい。)

そして、何といっても、奥菜恵さんの華、存在感が際立っています。
全編ほぼ出ずっぱりですが、一瞬引っ込んだだけで
芝居が止まってしまうよう。
端正な顔立ちで、本音の毒を次々吐いていく。
それを観るのが聞くのが、なんとも心地良い。
果たして物語は、意外と感動的に収まるのか。
破天荒に終わるのか?そこがまたポイントでした。

また、途中で登場する「あるキャラ」がまたいい味出していて、
ある意味、ずるい。(笑)
あれでは笑えないわけがない。

披露宴会場に一緒に参加しているような”囲み舞台”もまた効果的で良いです。

お勢登場

お勢登場

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2017/02/10 (金) ~ 2017/02/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/02/11 (土)

江戸川乱歩原作を1つに再構成。その面白さ!拳銃に変装・早変わりまで盛り込んで、”明智度”も娯楽性も高くて良かった!


江戸川乱歩原作8本を1つに見事に再構成!
今回は、乱歩作品特有のおどろおどろした
ヘビーな怪奇は抑え目で見やすく、しかし、
地味なタイトルとは裏腹に、その面白さ!!
”明智度”(出てないけど)=娯楽度も高くて楽しめました!
役者陣も、特に、片桐はいりさん、千葉雅子さん、梶原善さん
という個性派ぞろいで、それもよかった!!

ネタバレBOX

おまけに拳銃に変装・早変わりまで盛り込んで、
その畳みかけるシーンも素晴らしい!
皆、シンデレラがやりたい。

皆、シンデレラがやりたい。

森崎事務所M&Oplays

本多劇場(東京都)

2017/02/16 (木) ~ 2017/02/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/02/18 (土)

いやー面白かった!たぶん初根本さん。あんなに若かったんだ!初めて知った!
そして、タイトルそのままを予想してたら全く違ってた(できるだけ事前にチラシを読まない派)!
前半の3人の大人女子トーク最高!特に金持ちフリル服ファンシー女子?の新谷真弓さんの喋り方サイコーです。癖になりそうです。
そしてエスカレートしていく後半、特にクライマックスの発想の転換???がスゴイ。
一時は形勢不利で普通そうなりそうなところに、論理的に、そうなるか!!
という展開に感心しきり。
さすが、高田聖子さん、と納得してしまう盛り上がり。
面白かったです!

ネタバレBOX

唯一の男優、普段は女っぽい役が多い、虚構の劇団・小沢道成さんが出ていたのも観劇の理由の一つでした。面白いキャラが多い男優さんですが、何と今回はノーマル男子の役!このタイトル、他は全部女優、ときたら、唯一の男もシンデレラをやりたい一人か、と思い込んでたら、大違いでした。
かもめ

かもめ

東京芸術劇場

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2016/10/29 (土) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★

満島ひかりさんの挑戦を観に来ましたが、
新解釈の自由な演出が印象的でした。
ただ、自由の方向がこうではないような気がする。
逆に、せっかく集めたこの豪華俳優陣で、
超オーソドックスな演出で観たい気がした。

ミス・サイゴン

ミス・サイゴン

東宝

帝国劇場(東京都)

2016/10/15 (土) ~ 2016/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

今回の公演で最後となる「市村エンジニア」!
やっぱり市村正親でないと!しかも帝劇で!
舞台上の市村さんはまさにエンジニアそのもの!
そして、新演出版の初期は映像だけになってしまった
ヘリコプターも、映像に加えて実物大セットで登場!
そう、初めて観たとき、この実物大ヘリが舞台上に登場したことに
えらく驚いて、感動したものでした。
そして改めてこの内容を自らエンターテインメントにしてしまう
アメリカは凄い。
キム・スハのキムは最初声が弱かったですが、
初々しさ、幼さ、強さがよく出ていて良かった!

世界

世界

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2017/01/14 (土) ~ 2017/01/28 (土)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/01/28 (土)

この何とも言えないリアルすぎる日常。
毎日繰り返される抜け出すことができない日常。
狭っまい『世界』!
風間杜夫さん演じる実に腹立たしい親父。
その親父と息子の関係。
今の若者のむかつくところを集約した青年を
演じた早乙女太一さんも上手い!
早乙女さん新境地ですねぇ。本気で腹立つ!
4つの部屋を配した回り舞台も面白い。
特に常連しかいないカラオケスナックで、
毎日同じ職場の面々(+親父)と酒盛り…。
超あるあるです。

そうそう、特撮的には、和田正人さんは
「非公認戦隊アキバレンジャー」のアキバ・レッドでした!
煮え切らない気弱な青年を演じてました。
30代でバイトしながら俳優を夢見て、
やっとエキストラという毎日・・・痛い!

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