数学者の奥さんの観てきた!クチコミ一覧

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Attack On Dance

Attack On Dance

冨士山アネット

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2016/10/20 (木) ~ 2016/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

言葉で説明するダンスの世界
ダンサーの自己紹介あり、統計調査あり、意識調査あり、日本ダンス史あり、ダンス比較文化あり、舞踏哲学あり…、言葉を多用しながらダンスの世界を鳥瞰する面白ステージ。勉強になりました。

新宿カンタータ(聖歌)

新宿カンタータ(聖歌)

ピープルシアター

シアターX(東京都)

2016/10/19 (水) ~ 2016/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★

昭和の香りぷんぷん
服装、男女の描き方、ヤクザ、半グレども…昭和の香りがぷんぷんする、ちょっとなつかしい系ハードボイルド。ヨッパライの爺さんがいい味出してました。

ネタバレBOX

ヨッパライの爺さん、上下の落差が激しい人生を送ったようで、この人がいたからこそ、ストーリーに深みが出ています。実はこの人こそ主人公だったんじゃないか。
お父さんは生きている

お父さんは生きている

唐沢俊一演劇ユニット

シアター711(東京都)

2016/10/12 (水) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★

エンディング
親父の憎たらしさが秀逸。娘のビッチっぷりも面白かった。

ネタバレBOX

どこか神々しいエンディングの真意がつかめず。
遠い国から来た、良き日

遠い国から来た、良き日

ワンツーワークス

赤坂RED/THEATER(東京都)

2016/10/14 (金) ~ 2016/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

心にぐっときた力作
劇団が若手に胸を貸す、を通り越して、そっと見守ってるだけの状態。
私がこれまでに見たワンツーワークス7〜8作品の中で、最も抽象的で、最も結末が結末らしくなく、最もテーマをはっきりと述べてないものであるにもかかわらず、最も感動し、最も泣けて、最も恐怖を感じた作品でした。

ネタバレBOX

イラクから来た少年の最後のスピーチは、ボブ・ディランの風に吹かれてに通じるものがありました。
マルカジット、マーカサイト

マルカジット、マーカサイト

やみ・あがりシアター

こった創作空間(東京都)

2016/10/07 (金) ~ 2016/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

不思議な空間
宇宙の話なのに、劇中BGMは2001年宇宙の旅公開以前の時代の昔のロックばっかり。近未来感が相殺されて、新しいんだか古いんだかよくわからない雰囲気。広いんだか狭いんだかよくわからないし、メタフィジカルなんだかフィジカルなんだかもよくわからない、超不思議な作品でした。

壮大なミッションを穢しちゃうのではないかってことで質問出来ない宇宙での性欲ですが、NASAとか絶対に考えてるはずですよね。非常に重要な問いだと思います。

ネタバレBOX

最後のオチの記者会見のシーン、笑った。
アイムオールウェイズバッド

アイムオールウェイズバッド

荒川チョモランマ

高田馬場ラビネスト(東京都)

2016/10/07 (金) ~ 2016/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

病的だがちょっとカワイイ
主人公役の人の捨て身の大熱演に目が点!
病的なのだが、なかなかカワイイところもある憎めないステージでした。

冥途

冥途

ピタパタ

調布市せんがわ劇場(東京都)

2016/09/30 (金) ~ 2016/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★

内田百閒meets別役実?
そんな雰囲気の不条理劇でした。「交錯する時間、混在する現実と幻想」は嘘ではなく、私の頭の中は?????だらけ。でも、和のテイストがあふれたビジュアルの雰囲気はグー。

僕らは多重人格者!

僕らは多重人格者!

劇団活劇工房

明治大学和泉校舎第二学生会館地下アトリエ(東京都)

2016/09/23 (金) ~ 2016/09/25 (日)公演終了

満足度★★★★

ステキなラブコメ
なかなかハラハラさせられたラブコメ。超プレイボーイの人格が女子を口説くさまをもっとフィーチャーして欲しかった。

ネタバレBOX

これで丸くおさまるのかなあと思ってたところに浮気の調査報告書を大量に持って女が乗り込んでくるという、終盤のどんでん返しにハラハラ。
楽しい東京オリンピック

楽しい東京オリンピック

宇宙論☆講座

ラ・グロット(東京都)

2016/09/03 (土) ~ 2016/09/25 (日)公演終了

満足度★★★★

演劇論☆講座
前説130分、本編5分という超イレギュラーなフォーマットで、主宰の演劇論、天才論がた〜っぷり語られました。かなり批評的内容。真面目。やったもん勝ち。こういうステージもたまにはありか。も〜、やりたいことを思い切ってやってください。

アイコ、セブンティーン

アイコ、セブンティーン

コンプソンズ

アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)

2016/09/12 (月) ~ 2016/09/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

戦後と近未来をまとめて総括
こんなにスケールの大きな作品とは予想外でした。実在・非実在の有名人の名前が大量に、しかも、ストレートに登場するのがスリリング。おバカなようでいて、精神性も高い。裏の歴史を線で繋いて、未来に投影した傑作。

最近、明大の劇団、全体的に絶好調じゃなかろうか。

舞台「ReLIFE」

舞台「ReLIFE」

avex live creative

サンシャイン劇場(東京都)

2016/09/08 (木) ~ 2016/09/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

今はやりの2.5次元ステージ
精神的にポジティブになれるストーリー。登場する人、メイクがきつすぎずに原作の雰囲気を十分に再現。

ネタバレBOX

記憶が消えちゃう最後が切なかった。
ゴミ屑の様に可愛い我が儘の為に。

ゴミ屑の様に可愛い我が儘の為に。

劇団milquetoast+

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2016/09/15 (木) ~ 2016/09/18 (日)公演終了

満足度★★★★

超複雑な友情
超ひねくれてて複雑な友情がシュールに表現されていました。謎の人物の詳細は別の回を見ると判明しそうなんですが、時間的に都合がつかず、見に行くことが出来ません。ごめんなさい。

家族の基礎 ~大道寺家の人々~

家族の基礎 ~大道寺家の人々~

森崎事務所M&Oplays

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2016/09/06 (火) ~ 2016/09/28 (水)公演終了

満足度★★★★

独特のユーモアのセンス
随所に独特のユーモアのセンスが感じられるステージでした。セットと衣装がカラフルでカワイイ。心がほっこりするエンディングもいい。

朝食まで居たら?

朝食まで居たら?

劇団青年座

俳優座劇場(東京都)

2016/09/08 (木) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

成長の物語
ドタバタなだけでなく、几帳面な初老の公務員、ヒッピー娘の両方が人として成長する物語になっていて、最後は少しホロリ。ベテラン役者の表現力は違う。これだけレベルの高い作品の上演期間がたった4日だなんてもったいない。

カホウ=モノ

カホウ=モノ

劇団ソリレス

東京大学駒場キャンパス学生会館地下一階第三音楽練習室(東京都)

2016/09/02 (金) ~ 2016/09/03 (土)公演終了

満足度★★★★

大作のデッサンのような
劇団の規模が大きくなってファンと資金が増えたら、この作品を元に大作を作って上演して欲しい。現段階で筋も面白いし、構成も工夫してるし、これからが楽しみな劇団です。応援継続。

キャンパスのところどころに黒い怪しいオブジェがあったので、迷わず会場に行き着きました。スラムにしか見えなかった寮は跡形もないですが、学生会館は場所は変わってませんね。

くたばれ!ロミオとジュリエット

くたばれ!ロミオとジュリエット

新沼ゼミ公演

明治大学和泉キャンパス・第一校舎005教室(東京都)

2016/09/02 (金) ~ 2016/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★

ユニークな視点
フォーティンブラスとかローゼンクランツとなんとか等、超脇役に焦点をあてたスピンオフものがいくつかありましたが、こちらも面白かった。この人をよく見つけたなあ。しかも、最小人数で物語を演じきってるし。アイデアの勝利。

七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)/笑の太字

七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)/笑の太字

Aga-risk Entertainment

サンモールスタジオ(東京都)

2016/08/31 (水) ~ 2016/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

優れたパロディー作品2つ
抱腹絶倒の中に作家の芸術観、哲学が盛り込まれており、笑いながらもたくさん勉強になり、3つくらい頭が良くなって劇場をあとにすることの出来る作品。このセンス最高!

母が口にした「進歩」その言葉はひどく嘘っぽく響いていた

母が口にした「進歩」その言葉はひどく嘘っぽく響いていた

東京演劇集団風

レパートリーシアターKAZE(東京都)

2016/08/30 (火) ~ 2016/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

戦争「後」の怖さ
今までこの劇団、この劇場を知らなかったなんて、演劇ファンとしてモグリでした。

フランスの小劇場で注目されてる作家の優れた作品を見つけて、上演するというだけでもマニアックなのだが、しっかりと消化し、前衛的な演出も奇を衒ってる感がない。観客の年齢層も高く、本物志向で見る目が厳しそうな人ばかり。

日本よりはるかに戦争に近いところで生まれ育った人の作品だけに、戦争「後」の怖さがひしひしと感じられました。我々にはない視点で、驚かされる箇所が多数。

ロビーのコーヒーも美味しかった♡

魔族会議

魔族会議

たすいち

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2016/08/27 (土) ~ 2016/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★

新機軸の会議系の作品
人間の会議を扱った作品も紛糾すると相場は決まってますが、魔術も使えるのでさらに紛糾。笑った。悪魔メイクがとてもカワイかった。

ステージの人口密度が高いと、セリフを言ってる人が誰かの影に隠れて見えないなんてケースがよくあるのですが、今回はそういうストレスは殆ど感じませんでした。

ガリベン・レクイエム

ガリベン・レクイエム

劇団ミックスドッグス

劇場HOPE(東京都)

2016/08/25 (木) ~ 2016/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

何度見ても面白い傑作
心あたたまるストーリー。
これまでに受験を経験した人にとっては受験あるあるになり、これから受験する人には良いアドバイスになるような内容も少し盛り込んであると、もっと求心力が増すかなあとも思いました。

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