まの観てきた!クチコミ一覧

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Dear Me!

Dear Me!

青春事情

OFF OFFシアター(東京都)

2019/11/13 (水) ~ 2019/11/18 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ヤクザ絡みのドタバタコメディかと思いきや、意外と真面目な作品でした。
新宿繁華街に集まりそうな定番キャラも、
現実と徹底的に違うのは、この親たちはネグレストじゃないという事。
一番大事な事を忘れてない脚本に好感持ちました。

ネタバレBOX

自分で意外だったのが OFF OFFシアターでの観劇が初めてだったこと。
小劇場で立ち見客見かけたのも初めてかも。
快物

快物

制作「山口ちはる」プロデュース

「劇」小劇場(東京都)

2019/11/01 (金) ~ 2019/11/10 (日)公演終了

実演鑑賞

毎月のように、下北中心にどこかで公演してて、気になってた
制作「山口ちはる」プロデュース、初観劇。
つきない需要が満足なら、これはこれでいい事だと思う。
内容が伴ってれば、もっと良かったと思う。

死に顔ピース

死に顔ピース

ワンツーワークス

ザ・ポケット(東京都)

2019/10/24 (木) ~ 2019/11/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

観れて良かった。

バチーダ

バチーダ

wonder×works

座・高円寺1(東京都)

2019/10/30 (水) ~ 2019/11/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

?・・

日常生活で、当たり前の事をいちいち状況説明しながら会話はしない。
我々は日本人であるとか、私たちは兄弟であるとか。
でも、当事者同士では分かってても、第三者には理解できない記号化してる会話だけじゃ・・
物語の中盤になって、じつはブラジル語の会話でしたって、、
予備知識のない、初めて接する観客への説明が不十分過ぎる

服を着てちゃ分かりようがない
女の子のボディペンディング奇麗だったな~

コンドーム0.01

コンドーム0.01

serial number(風琴工房改め)

ザ・スズナリ(東京都)

2019/10/25 (金) ~ 2019/10/31 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

男性より女性客が多かったです。帰りにコンドーム頂きました。

凜として

凜として

東京ストーリーテラー

d-倉庫(東京都)

2019/10/24 (木) ~ 2019/10/28 (月)公演終了

満足度★★★★★

人々の日常を淡々と描き出す、
文学座、俳優座といった〇〇座系の作りにどれだけ馴染めるかが、
あくびが出るか、見入るかの分かれ目か。
どの人も持つ、卑しいとか弱いとか、登場人物たちの総まとめのような、
Wキャストの坊さん、見事でした。

ネタバレBOX

予算の関係だろうが、やっぱりラストは海が見たかったな~
調和と服毒

調和と服毒

Ammo

上野ストアハウス(東京都)

2019/10/17 (木) ~ 2019/10/22 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

議論好きにはたまらない作品。女性観客が多かった。

美とは何か。
形を認識する前に、やはりパッと見、色彩に左右されるんだろうか。
でも、奇麗な女性に目が行くのは、パッと見、顔のつくりだし。
女性主人公の創り出した美。
実物を見た登場人物たちのパラゴーネだけで浮き上がらせた美。
演劇っていいなーって思えた場面でした。

『アイラブユー』『日本演劇総理大臣賞』

『アイラブユー』『日本演劇総理大臣賞』

ロデオ★座★ヘヴン

王子小劇場(東京都)

2019/10/03 (木) ~ 2019/10/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

2種類の作品を交互に上演する、ロデオ座ヘヴンの活動休止公演。
〇日本演劇総理大臣賞
「笑の大学」「12人の優しい日本人」あともう一つ何かへのオマージュ的脚本作品。
 舞台囲う三面客席を見渡すと、役者さん達の顔がちらほら。
 ここで俳優活動に区切りつける​澤口渉さんを目に焼き付けてたんだろうか。
 ただ単に他の役者さん観てたんだろうか。いろいろな表情見ながらの観劇。
 結構乙なものがありました。

映画会社専属の役者は映画会社から給料が出ててたとして、舞台活動の役者たちは、
この時代何で生活してたんだろう。
それを考えると稽古期間中の場面、給料貰って参加してる人と、芸術活動とはいえ、
お金にならないことしてるであろう舞台人の会話がいまいちしっくりこなかった。
 
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〇アイラブユー
 マンガ的。青春のひととき。ノワール。詩的。完全に世界観が出来上がってる作品。
 話の筋がいまひとつ自分には分からなかったので、物語を断片的な情景として観た
 作品でした。
 女優陣目当てか、作者目当てか、題名のせいか、女性観客が多かったです。
 ロデオの二人はわき役。​澤口渉さんキャラ的にはこっちのほうが合ってたか。

★ロデオ座ヘヴンラスト公演。台風が心配だけど、良い締めくくりになりますように。

『GUNMAN JILL 』&『GUNMAN JILL 2』

『GUNMAN JILL 』&『GUNMAN JILL 2』

チームまん○(まんまる)

萬劇場(東京都)

2019/10/03 (木) ~ 2019/10/20 (日)公演終了

実演鑑賞



下ネタ=男子学生、勢い、おおざっぱ、をイメージして観にいった劇団さん。
今回の作品、分類するとアメコメ系2・5次元か。
続けて上演の続編も観劇予定。こうゆう劇団と知っての次はどう見えるか。
楽しみ。
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●GUNMANJILL Ⅱ
夏樹静子の小説を思いだした、悪いやつの話。もう片方も見たかった。
集めた7人に対し、立ち上がる真の7人。ありそうでなかった7人もの。
前作に出てた女性三人。どーせ出演するならもっと見てあげたかった。
下ネタ。ココイチ的には甘口に2カラか。

この劇団のシリーズものじゃない作品がどうみえるか。
次回を楽しみってことで。

みんなのお葬式

みんなのお葬式

イマノカゲキ(BlackRomanceFilms)

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2019/09/25 (水) ~ 2019/09/29 (日)公演終了

実演鑑賞

歌って踊って生演奏の演劇。
全編歌ってるミュージカルではなくミュージカル風の作り。
最近観るお芝居のほとんどがこのタイプ。流行なんだろうか。

横にいた女性の観劇マナーが素晴らしかった。
手拍子して、イエイ!にはイエイ!で答え、後半シクシク泣き通し。
大昔は日本人はミュージカルは似合わないって言われてたけど、
女性は特に五感で共感できるミュージカル好きなんだと思いました。

三人姉妹の歌素晴らしかったです。
欲をいえばひとつ。
こういった生演奏ものの芝居は、終演後は、先に演奏者が退出で、
役者が後で退出の方が、演劇として見栄えが良くなったのでは。

純愛協想曲

純愛協想曲

劇団ヨロタミ

萬劇場(東京都)

2019/09/26 (木) ~ 2019/09/30 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ハッキリしたセリフでテンポよく掛け合う恋愛人情劇。
例えるなら、全員でギャグにズッコケない吉本新喜劇風のお芝居。
親子愛、夫婦愛、年の差、男男・・
色々な純愛描いた作品でした。

前説で、1時間55分長くてすみません!って言ってたけど、全然長くなかったです!
池袋演劇祭参加作品、上位の賞取ると思います!
過去DVD、消費税上がる前に全部買いたかったです!

紺屋の明後日

紺屋の明後日

オフィス上の空

あうるすぽっと(東京都)

2019/09/20 (金) ~ 2019/09/29 (日)公演終了

実演鑑賞

良かったのか悪かったのか。面白かったのかつまらなかったのか。
自分の感性では判断できない作品でした。
何でだろう。
考えるにたぶん、映像的に芝居見せたのでなく、映像的そのままの演出だったから。
書いてて意味分からないけど。たぶん。

あつい胸さわぎ

あつい胸さわぎ

iaku

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/09/13 (金) ~ 2019/09/23 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

親子のやりとり、それぞれの人間関係のやりとりに小気味良くウケる観客。
親子だからゾロっとしたパンタロンファッション似てるんだ・・
枝元さん少し太ったんじゃないか・・のひょひょんとした瓜生さんいい味出してるな・・

と、なんとなく観てた前半とは一転、想いを言葉で出し始めてからの後半は、
この人たちはどうなっていくのかと、ジッと見つめてるのみ。
優れた脚本の行間を生かす、素晴らしい役者の力量に浸るのみ。

泣きたくなる芝居の定番、女性たちの鼻すする音はもちろんだが、
男性たちの鼻すする音は初めて聞きました。むしろこっちの方が多かったかも。
良いお芝居でした。

ネタバレBOX

この後は観客それぞれが想像するしかない、
主人公がノートと向き合う、ポツンと暗転のラストシーン。良かったです。
カチナシ!

カチナシ!

ラビット番長

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/09/19 (木) ~ 2019/09/23 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

いつのまにか通い続けるようになった劇団さんの再演もの。
改めて観て思ったのは、作演出の井保さんの介護への優しい想い。

同時に二作品観てる感覚にしてくれた、何気に活躍してた(影の主人公?)、
「ギンノキオク」シリーズの池田さんネタは、ラビット番長を観劇続けてないと
分かりずらいのが勿体なかったか。

ネタバレBOX

スーパーフライの二連発、物語を精査しておってる人には
中途半端になってたかもしれないが一発でお終いの方が良かったかも。
変わらない事(変われない事?)にも意味がある、
角不成で打ち歩詰めにしないは、将棋知らないと分かりずらいのが勿体なかった。

初演より若干物語が分かりづらくなってた印象がしました。
再演にあたり、台本ブラッシュアップしてセリフとか削ってたんだろうか。
八月のモンスター

八月のモンスター

甲斐ファクトリー

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2019/09/19 (木) ~ 2019/09/23 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

秀作。
一般審査員が大賞、以下各賞を選ぶ、池袋演劇祭参加作品。
この作品かなり上位の賞に選ばれるのでは。
田中役の伊藤順さん名演技でした。

ネタバレBOX

生きて。
この一言で、自殺じゃないと思ってた娘の心情を理解した父。見事の一言でした。

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千秋楽をリピート。
〇最前列に陣取ってた、オッちゃんオバちゃんの鑑劇マナーが最悪で最悪で。
 あんなに不快な気分で芝居観たのは初めて。
 まさかとは思うが、ああいう人たちが審査員じゃありませんように。
〇主演女優の安藤紫緒さん。靴擦れのバンソコとれて良かったと見たら、
 今度は膝にバンソコ。怪我体質なんだろうか。
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追記
池袋演劇祭という興行を根本的に勘違いしてた。
入賞した11本中6本しか観劇してないけど、はっきり言える。
この作品は、ただ池袋演劇祭の趣旨に合っていなかっただけ。
良作なんだけどな~
異ノ邦ノ人へ

異ノ邦ノ人へ

9PROJECT

キーノートシアター(東京都)

2019/09/12 (木) ~ 2019/09/16 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

つかこうへいのお弟子さんだった、渡辺和徳さんが作演出した作品。
喜怒哀楽を心情に出さない、会話だけで表現した作品。

北区つかこうへい劇団出身の高野愛さんが男性主人公を演じ、
先日観た「さなぎの教室」や、つかこうへい演劇と違う、ある意味、
真逆で同じもの表した、洗礼された言葉だけで作られた、かなり高度な会話劇。

つかこうへいの激情型演劇が、当時どれだけ濃かったか。
逃げ出したくなるくらい、身近で接してた人たちが観たら、
あの表現で作られた舞台、ある意味、心情的に分かる部分が多いんじゃないのか。

ネタバレBOX

と書いたものの、ラスト主人公が激情に露とするシーンに、つかこうへいの濃さそのまんまって感じしました。
アイスとけるとヤバイ

アイスとけるとヤバイ

悪い芝居

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2019/09/04 (水) ~ 2019/09/08 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

開演前から何気に始まってる小芝居。巨大なアイスが溶けたセット舞台。
華やかな照明。次から次に出て来る魅力的な登場人物たち。でも、
観てて、みょーに疲れた作品。
たぶん、終演近くまで、物語がどこに向かってるのか分からないまま、
連れまわされただけだから。
こうゆう懸命に芝居やってる劇団が好きな分、ちょっと惜しいかなと思いました。

ネタバレBOX

ネタとして温存しておくよりはむしろ
物語を楽しむためにも。ガイド本的な、未来人3人組のエピソードは、最初の方でもっと明確に提示しておいた方が良かったんじゃないのか。
さなぎの教室

さなぎの教室

オフィスコットーネ

駅前劇場(東京都)

2019/08/29 (木) ~ 2019/09/09 (月)公演終了

実演鑑賞

現実の事件からでなく、戯曲「夜、ナク、鳥」をベースに、
松本哲也さんが作演出した舞台。
終演後のどんより感。
主役交代の理由は分からないが、あのコクは、松本哲也さんが上手すぎるせいか、
相当芝居観劇こなさないと味わいきれないんじゃないのか。
玄人には解釈掻き立てる作品。初観劇者向きではない。

ネタバレBOX

ラストの、入れなくてもいい前日談をわざといれるとこに、松本ワールドって感じしました。
堕落ビト

堕落ビト

劇団桟敷童子

サンモールスタジオ(東京都)

2019/08/23 (金) ~ 2019/09/01 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

安定の二重丸

『熱海殺人事件』  vs.  『売春捜査官』

『熱海殺人事件』 vs. 『売春捜査官』

燐光群

ザ・スズナリ(東京都)

2019/07/26 (金) ~ 2019/08/06 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

シェークスピアやチェーホフが古典として存在し続けると同時に、原案原作として、さまざまな舞台や映像媒体に拡大解釈され形を変えていくように、熱海殺人事件ももはや古典の枠を越えて存在し続けていく作品なんだろう。
力強く、つかこうへ台詞の掛け合いするが、唯一満点評価を得る演目に、冒険した作品だった。

タキシード姿を逆否定するいでたちの、
ちゃぶ台に座る、作務衣の咥えタバコの木村伝兵衛。新任してくる作業着の熊田。
そこに売春捜査官の木村伝兵衛が出てきて、
お互いがそこに存在してないかのように、交互に大山金太郎を責めたてる。
ちょっと無理矢理な熱海殺人事件じゃないかと観ていると、
更にまさかの、第三の木村伝兵衛が現れて・・

誰が敵か味方か分からない沖縄基地問題、昔存在してた公認の売春赤線地帯、
本来の熱海殺人事件には存在しないエピソードで、デビットリンチ映画ばりの
迷宮世界へと展開されていく。
熱海殺人事件の本質、怒りをしっかり捉えてるからこそ差し回せた脚本だと思いました。

ただ観客の大半が、つかこうへい世代の老人たち。
昔を懐かしむつもりで観に来たのに、開演前から流れる熱海~熱海~♪や、
なんとかワールド的なビックリストーリーには戸惑ったんじゃないんだろうか。

北区つかこうへい劇団だった、木下智恵さんだからの木村伝兵衛。
昔じゃ考えられない、夢の遊眠社だった円城寺あやさんの大山金太郎。
三浦洋一や風間杜夫の熱海殺人事件を体験してる坂手洋二さんが作ったことに
意味があった、新たな一歩の熱海殺人事件でした。

爆発するときは最後みたいな、
怒りを内に閉じ込めるのに慣れ切ってる若い人たちに、こうゆう本質から外れない、
楽に流されることにあがらおうとする熱海殺人事件は作れるんだろうか。

ps
決めセリフのラストの後に、更なる決めセリフのラストと、延々続くエンドレス。
役者さんずーと観れるにはいいんだけど、あれは継承しなくていいんじゃないかな。
金太郎が海辺のシーン言い出した時は、さすがにビビりましたよ。

ネタバレBOX

スズナリの観客席の狭さには辟易する。あそこはもお現代人の体型には合わない。
観客席広げてくれないかな。
アフタートークで、坂手洋二さんが若かりし頃あそこに観客340人いれた話には驚いた。昔の人は現代人より一回り小さいにしても、340人って・・
ps
熱海殺人事件中心の観劇マニアっているんですね。ちょっと驚きました。

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