うみの観てきた!クチコミ一覧

1-13件 / 13件中
衛星放送に殺意を、

衛星放送に殺意を、

ハイバネカナタ

劇場MOMO(東京都)

2010/09/02 (木) ~ 2010/09/05 (日)公演終了

セリフの応酬
個性に頼る技術のない役者だと物語を背負いきれないので、言葉が全然入ってこなかった。特に妹役に全く共感できないのが致命的。
客演陣は豪華なのに、生かされてなく、もったいないなと思いました。

アンゲーテッドコミュニティ

アンゲーテッドコミュニティ

北京蝶々

テアトルBONBON(東京都)

2010/05/26 (水) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

すごく気になる
まず視覚的におもしろく、小難しい話なのに、次はどうなるのだろうとずっと釘づけでした。
そして脚本がとてもよくできていて(ちょっとくさいのだけど笑)、これだけの登場人物がいるのに、一人ひとり印象的でした。

出番は少ないけど存在感のある人が多く、中でもやはり小林さん・小野さんは丁寧で奥深く、江見さんはただただ面白く、さすがと思いました。尾倉さん・西尾さんも妙に気になる。拙い人もいたけれど、贅沢な顔ぶれでそれだけでも楽しかったです。

基本的には作品自体に力があってすごくおもしろかった!
もっともっと厚みを増していってほしいです。

呪われたバブルの塔 -アフターサイド- 【舞台写真掲載!】

呪われたバブルの塔 -アフターサイド- 【舞台写真掲載!】

北京蝶々

OFF OFFシアター(東京都)

2009/10/01 (木) ~ 2009/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

2本立ての醍醐味
ビフォーサイドとはガラッと違った、こちらはドラマのようなサスペンス。

確かに1本でも楽しめる作りになっていましたが、せっかくの2本立て。
両方観た人が1番おいしいのは当然でしょ!(両サイド券買ってんだから!!)と、ビフォーとリンクする部分にニヤニヤしながら観ました。

どんどん緊張感の高まる中、この劇団では珍しくちょっと大味(?)な展開もあり、それもまた意外で楽しかったです。

両サイド通して観て、「呪い」とはなんなのか、バブルと繋がって見えてくるところにゾクッとしました。
きちんとしたテーマを持った、見応えのある作品です。

新釈 ヴェニスの呆人 2009

新釈 ヴェニスの呆人 2009

コマツ企画

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/08/27 (木) ~ 2009/08/30 (日)公演終了

満足度★★★

ご愛敬とこだわりのバランス
ストーリーは語り過ぎだけど語れてないというか、処々でお得意のメタっぽさに逃げてしまうのは、今回はあまり効果的でないように感じました。
それでも面白く観られたのは、演出・出演者の力が大きいと思います。
力量の差は少し気になりますが…

ネタバレBOX

アフタートークは申し開きとか余談の場にしない方が本編を純粋に楽しめていいと思いました。
花のゆりかご、星の雨

花のゆりかご、星の雨

時間堂

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/06/02 (火) ~ 2009/06/14 (日)公演終了

満足度★★★

奥ゆかしいベタさ
CoRich舞台芸術まつり最終審査作ということで初めて見ました。

ストーリーとしてはありがちな感じなのですが、それでも作中の「音」のように深くも浅くも響くような作品でした。

演出が良質だからかな、と思うのですが、こだわりが発揮しきれていないという感じも。

ネタバレBOX

音を大切にしているならなぜこの会場でやるんだろうと思ってしまいました。
上階の騒音、場外の電車や車の音がうるさく、また客席の角度(柱?)も悪く、作中の生音が効果的に聞こえませんでした。
扇子も雰囲気重視な感じ。
もう一歩、雰囲気以上に踏み込んでほしいポイントが多かったです。
(あと本編とは関係ないですが、トークのときスタッフがうるさいのがだめでした…)
愛のルーシー

愛のルーシー

北京蝶々

OFF OFFシアター(東京都)

2009/05/20 (水) ~ 2009/05/26 (火)公演終了

満足度★★★★★

恋愛と観察
閉鎖空間での恋愛模様と、それを観察する人々。
惚れた腫れただけの話になってしまいそうなところですが、
そこはさすが北京蝶々。こうくるか!という感じで色々と考えさせられました。

すごく突飛な人がいるわけでも誰かが突出して目立っているわけでもなく、
一見淡々と進む会話が楽しめることに、役の描き方、役者の個性が魅力的に引き出されているなと感じました。

ネタバレBOX

観察していた2人がバイオスフィア内に入るラスト。
神のようにただ観ていた2人が観られる側になり、
それを観ているのが自分たち(観客)になるという構造に感服。
近未来の人間臭いバイオロジック創世記という感じで楽しみました。
さとがえり

さとがえり

KAKUTA

ザ・スズナリ(東京都)

2009/04/04 (土) ~ 2009/04/12 (日)公演終了

満足度★★★

女性的
いい意味で。それ故なのか、やっぱり女優さんがより魅力的に見えました。
でも母親役や落としどころは難しそうな印象を受けました。
決して派手でも衝撃的でもないのですが、じんわりと響いてくるような上質な作品でした。
「帰れない夜」も観たかったです…

GOD NO NAME

GOD NO NAME

タカハ劇団

駅前劇場(東京都)

2009/02/12 (木) ~ 2009/02/17 (火)公演終了

満足度★★

なんだか?
あんまり役者がかみ合っていない感じでした。
あと前方の席はフラットですごく見づらかったです。
早稲田の頃から見てますが、出演者や料金が上がっていくのに、その分客に返ってきていないような…
G-upにお客さんに優しくないという印象があるからかもしれませんが(パンフとか…)。
でも脚本も前の方がおもしろかったなぁ。
つまらなかったわけではないのですが、ラストでどうにか引き寄せた感じ。
初音さんは雰囲気があってかわいかったです。

相思相愛確信犯

相思相愛確信犯

MU

駅前劇場(東京都)

2008/07/09 (水) ~ 2008/07/13 (日)公演終了

満足度★★

もったいない…
評判のユニットなのと、たくさんの役者さん目当てで観に行ったのですが……
役者・脚本・演出がどれも散漫な印象でした。長いから?
演出は特に場面転換が古いというか工夫がなくて、その度に興がそがれる感じがしました。
あと下ネタがあんまり。次も観るかどうかは、やっぱり出演者次第かなぁ。いや観ないかもなぁというくらいもったいなかったです。葛木さんは素敵でした。

GOD DOCTOR

GOD DOCTOR

演劇大宮エリー

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2008/05/04 (日) ~ 2008/05/18 (日)公演終了

いい大人が
芸能人集めて文化祭のお芝居みたいなことやってました。
今日び学生演劇のほうがずっと質が高いんじゃないでしょうか。

協賛企業の試供品配ったり小芝居作ったり、お金の匂いばかりがしてがっかりさせられました。

ネタバレBOX

「演劇は物販で稼ぐしかない!」という劇中のセリフが、大宮さんの演劇に対する態度かと。それで終演後に「買ってね」ってアナウンスが入るんですから。もうやらないでください。
あなたの部品 ファイナル

あなたの部品 ファイナル

北京蝶々

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2008/04/19 (土) ~ 2008/04/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

すごい!
現実の世界情勢が物語を追い越さんばかり、というタイムリーすぎる先見はすごいと思いました。3月も見ておけばよかったです。
そんなテーマの選び方のすごさに加えて、重い重いこの主題を、すごくまっすぐに扱っていることに驚きました。描き方によっては反感や嫌悪感を生みかねない危ういテーマなのですが、おかげで変に気負うことなく見れました。
笑いのバランスも秀逸。

後方の席がおすすめと聞いていたのに前の方に座ってしまって失敗したとも思ったのですが、後半のシーンで役者の顔までよく見えたのでかえってよかったです。
でも後ろからももう一回見たいと思いました。

MIDSUMMER CAROL(再演)

MIDSUMMER CAROL(再演)

G2プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2008/03/21 (金) ~ 2008/04/06 (日)公演終了

満足度★★★★

どうしても
初演と比べて観てしまうので、心底楽しめる感じではなかったのですが、それでも面白いと思える良い作品でした。
初演と今回と、出演者を足して2で割ったらベストかな…。

1K~山手線の左下から愛を叫ぶ~

1K~山手線の左下から愛を叫ぶ~

劇団ギリギリエリンギ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2008/03/18 (火) ~ 2008/03/23 (日)公演終了

満足度★★★

男だらけ
いろんな作家さんの作品が見られてよかったです。短編だから、好みじゃない作風でもまあ飽きないですし。
でも正直、女の子がいたほうがいいと思いました。特に宮益坂編。
男だけである必然性があるか、その縛りを活かせているか、折角なのでどちらかではあって欲しかったです。

このページのQRコードです。

拡大