tomyleeの観てきた!クチコミ一覧

1-20件 / 274件中
神の左手:coda

神の左手:coda

キコ qui-co.

サンモールスタジオ(東京都)

2017/12/08 (金) ~ 2017/12/12 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/12/10 (日) 18:00

価格3,500円

噂のキコを初体験してきました。

「強烈すぎました。」

こう書くととてもハチャメチャか強烈なキャラクターがかき回したような印象を与えるかも知れません。
しかし「とても面白かった」。

これはパラレルワールド?ショーティの小説の中のお話?
なかなか掴みどころが難しいのは確か。しかし1つ1つのシーンが遠慮なくズシズシ観客席に押し寄せてくる。
音楽も良かった。

出演者は誰も知らず。予備知識なしで行きましたが、春名風花さんがいてびっくり。
芸能界は引退したと聞いていましたが、舞台で活躍されていたんですね。
とても重要かつ難しい役をちゃんと演じていました。
いい味いい演技。

それとショーティを演じていた川上憲心さん。
キ上の空論「幸福の黄色い10日後」のユタカ役で出演されていましたね。
少し痩せたんじゃないかな。

キコ。次回作もみたいです。

スピークイージー

スピークイージー

やみ・あがりシアター

荻窪小劇場(東京都)

2017/12/23 (土) ~ 2017/12/28 (木)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/12/27 (水) 19:30

座席1階2列

荻窪駅下車も久しぶり。8分くらい歩きましたかね。
初めての荻窪小劇場。うわー、入口入ったらすぐ劇場。こういういきなり具合好き。
居酒屋のセット内のヘタ文字メニューとミラーボールが迎えてくれる。
開演前のBGMは劇団のセンスを予習できるが、ひたすら「S●● on the beach」を繰り返す歌と地下アイドルらしきが歌う危うい歌詞。不安。

さて開演。静かな立ち上がりから二人の女性の歌声。これは最後に回収されるが、ここから伝言ゲームまでの話がまったりし過ぎて覚えていない。脳みそが記録を拒否。

しかし!伝言ゲームからの流れが非常にイイ!ここからスタートしてもよいのでは?と思ったぐらい。

突然目の前の景色が変わること。禁酒と人の死。失ってわかること。それぞれ忘れるスピードも違う。同僚の死を「水の肴」にしている。それでいてしみったれていない。若々しくエネルギッシュに演じていた。それがイイ、それがただただイイ。

役者さんはこの本、キャストに合わせて揃えたのだろうか。
時間が経つうちにキャラクターに愛らしさを感じてくる。こうなったら「勝ち」ですよ。演者側も客側も両者優勝。

ラストもよかったな。

この話は「エリちゃんの記憶」がキー。このテイストがとても気に入りました。
他の作品も見てみたいです。

チケプレありがとうございました。

星の記憶

星の記憶

アンティークス

シアター711(東京都)

2017/12/06 (水) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/12/06 (水) 19:00

チケットプレゼントにて観劇してきました。
アンティークスは昨日を含めて3作観劇しましたが、独特な空気感があります。
「ほんわか」でもない。「しっとり」でもない。
オルゴールの音が響きましたが、とても作品にフィットしていました。
人に優しく。観劇後はいつもそんな気持ちになりますね。

今回印象的だったのでは先生の宇宙人の話、素敵です。

もっと評価されていい劇団だと常々思っています。

『OTHELLO-オセロ-』

『OTHELLO-オセロ-』

ルドビコ★

サンモールスタジオ(東京都)

2017/12/15 (金) ~ 2017/12/25 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/12/18 (月) 19:00

何故に「観てきた!」コメントがないのだ??
これは絶賛していい作品。文句なし5つ☆。

招待いただいておきながら何ですけど。
「悪魔に魂売った」とか「魂に悪魔が宿った」とか。
もうしくじる要素満載じゃないですか。(なぜチケットプレセント申し込んだのか忘れた)

ところがですね。
もういきなり役者のうまさが光って「あとはストーリーついて来い」という安心感。
そう観劇でこの「安心感」大事です。

全然見ていて飽きません。ストーリーも凄くわかりやすい。
「初観劇させたい友人がいます。どうしたらいいですか?」という質問のアンサーはこの作品で正解です。

しかし5年も活動を休止していたらしいが、何があったんでしょうかね。
これだけ完成度の高いものを作るには色々な劇団員間の葛藤があったのでしょうか。

役者個人で見ると「あれ?この姫どっかで見たな、しかしこの目線と動きが実に素晴らしい、誰だっけ?」
ハイ、唯一彼女だけ2度目の拝見。正解は「水崎綾さん」。
今年6月末「メトロノウム(ENG)」でもアリスを披露されていました。

嘘くさくないカーテンコールも感動的でした。観客の心から感動したお返しの拍手はまだ私の頭の中で鳴り響いています。
そして水崎さんのお母様のエピソードもよかったし、林さんが語った彼女をヒロインに選んだ理由も素晴らしかった!

最後に1つだけ残念を言わせていただきますと。
浅黒い男のメイク。もうちょっとなんとかなりませんかね。
汗のせいか照明のせいか。むらがあるんですよ。浅黒いのかアザがあるのかちょっと微妙でした。

ご招待ありがとうございました。
次回公演も必ずいきます。

ギロチン伯爵と七つの秘宝

ギロチン伯爵と七つの秘宝

駄目なたすいち

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2016/04/13 (水) ~ 2016/04/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2016/04/16 (土)

相当遡って感想を書いています。

これは面白いぞと予感させるエネルギッシュな幕開け。演者が生き生きとしていて内容はとにかく「馬鹿じゃないの(笑)」の連続。小道具、役名、セリフ、細かく笑いを散りばめて急なシリアスな涙は反則。そう、演劇はなんでもできると確信します。

ダメたすそろそろまたやってください目崎さん!

「幸福の黄色い放課後」/「幸福の黄色い10日後」

「幸福の黄色い放課後」/「幸福の黄色い10日後」

キ上の空論

サンモールスタジオ(東京都)

2017/03/23 (木) ~ 2017/04/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/03/25 (土) 19:00

少し遡って感想を書いています。

「放課後」は再演、そして「10日後」は新作。
とにかく中島庸介さんの本は時間が飛ぶ。空間パズルと私は称しているが、今回も飛ぶ。

「放課後」は現実にあった事件を含め臨場感をさらに高める白石一文作品を思いだし、「10日後」は映画メメントのようなテイスト。
そう言えば「赤い下着~」のときも震災の話が含まれていましたね。
全て好きな作品であり、私が中島作品にひかれる理由かも知れません。

「10日後」は本当に好きな作品。2度観劇しました。
というか2度観てやっとわかった箇所もありました。

少し演者さんの話も。
10日後も含めて演者さんが少しスライドしていた。リエが戸田、鈴木がマサ、大島が久美、加瀬が藤木になっていました。そういえば前作では絡んでない役ですね…。
須田さんと喜多さんは続投。
酒井桃子さんは「東京へつれてって」以来の観劇。インパクトは続いていました。

ダズリング=デビュタント

ダズリング=デビュタント

あやめ十八番

座・高円寺1(東京都)

2017/04/19 (水) ~ 2017/04/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/04/22 (土) 14:00

価格3,500円

少し遡って感想を書いています。

「ダズリング=デビュタント」日本西洋両方を1日で観劇してきました。
こんな私にフィットした作品も珍しいかも。
いっそ三時間でもよかったし5000円でもよかった。そんな感想でごめんなさい。
兎に角終わって放心してました。5つしか☆がないのが悔しい。

ジャン=ピエール・ガスパリーノ=金子侑加さんが素敵でした。

〜その企画、共謀につき〜『そして怒濤の伏線回収』

〜その企画、共謀につき〜『そして怒濤の伏線回収』

Aga-risk Entertainment

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2017/09/15 (金) ~ 2017/09/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/09/15 (金) 19:30

価格3,500円

振り返って感想を書いています。Twitterに書いたものに少しアレンジを加えているのですが、この作品の感想は「なんだこれは(笑)」しか書いていませんでした(笑)
そこまで伏線回収しますか!というクドイクドイクドイ作品だけど、そこが笑いどころ。

主宰/脚本/演出・富坂さんの頭の中ってどうなっているんでしょうか?どうしたらこんな展開に本が書けるのか感心します。
役者さんでは熊谷有芳さんのクールっぷりが大好き。沈ゆうこさんの突っ込みのうまさ、津和野諒さんのすっとぼけた演技も好きです。

小劇場のお芝居はアングラなイメージがありますが、この作品を見ると芝居のいろんな可能性を感じさせてくれます。次作も楽しみです。

山歩き

山歩き

イナセナ企画

赤坂エノキザカスタジオ(榎坂スタジオ)(東京都)

2017/12/13 (水) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/12/14 (木) 19:00

需要と供給と秩序と性教育について概念だけが飛び交う会話劇。
この大人たちはどれだけ溜めていたんだエネルギー?

兎に角。素人でもわかる素晴らしい演出。
飛び交う会話は「割と難しい」。でも細かい演出は見ていてどれもワクワク。
モロ師岡さんの抑揚ある台詞回しもgood。
激論する単調なシーンはバランスボールや椅子に立ち上がるさまが緩和していく。
狭い空間でもしっかりと計算された演出は唸るしかありません。

ラスト"彼女"の姿に疑問も帰路中に気付く「アマルの親が欠席した理由だよ!」
同時に彼女が白板に書いた文字を書き留め忘れた後悔が押し寄せて来ました。

あと「スリッパ」。
モロさん最初は履くか履かないか迷っていたのに。
椅子に立ち上がるとき最初はちゃんと脱いで両手に持って叩いていたけど、終盤はそのまま立ち上がっていました。
場になれたのか、興奮したのか、威圧感をあえて出したのか。
うーん、気になる演出。

演出の小山さん次回作品が配布されたフライヤーの中にあり。行こうかな。

光、さえも

光、さえも

Ammo

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2017/09/15 (金) ~ 2017/09/20 (水)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/09/20 (水) 19:00

土佐まりなさん出演のAmmo「光、さえも」千秋楽を観劇。
昨年Ammo「僕たちは他人の祈りについてどれだけ誠実でいられるか(仮)」がとても好きだったのでとても楽しみにしていました。
作品は終盤になるにつれ、刺さる言葉が飛び交います。
大きなチャレンジには孤独になるぐらいのリスクが必要だと私にはそれが伝わってきました。
凄く難しいテーマにチャレンジしたと思います。
期待以上の大満足。いい作品です。

三英花 煙夕空

三英花 煙夕空

あやめ十八番

旧平櫛田中邸アトリエ(東京都)

2017/09/26 (火) ~ 2017/10/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/09/27 (水) 19:00

あやめ十八番を初めてみたのは昨年公演「江戸系 諏訪御寮」。
キ上の空論に出演した土佐まりんさんが出演ということで。
それがきっかけだったけど、以後の本公演「ダズリング=デビュタント」も観劇。
そして今回の「三英花 煙夕空」も含めどれも重厚で心に残る作品ばかり。少しおどろおどろしい世界観がイイ。熱演の小口ふみかさんはどこかで観たな?と思ったら「グリーン・マーダー・ケース(Mo'xtra produce)」に出演していました。気になる女優さんです。

辺境、どこまで行っても

辺境、どこまで行っても

Minami Produce

アトリエTANTOO(東京都)

2017/05/05 (金) ~ 2017/05/10 (水)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/05/05 (金) 19:00

価格2,000円

少し遡って感想を書いています。

この作品好きです。
朗読劇本番を直前に控えた役者5人の物語。稽古というシーンで実際に朗読をしていくが役者各々の事情や個性がぶつかり合っていく。シリアスの中に笑いも含み、心地よい時間が流れていきます。

場所もなかなかの辺境でしたが、2000円とはコストパフォーマンスが高い。
もっと都心でチャレンジして欲しいですね。

今回観に行った理由は「土佐まりなさん出演だから」。
彼女はいつも凄いけど今回も凄かった、演技が。
足りない感想で申し訳ないけど「演劇オレ今日見たなー」って満足な言葉しか口から出ないんですよね。
最初の表情一秒で期待をまたしてしまい、終わってみればその期待を越えている。
この人の表情は一秒も見逃したくないです。

走れメロス ~TOKYO20XX~

走れメロス ~TOKYO20XX~

劇団肋骨蜜柑同好会

サブテレニアン(東京都)

2021/06/08 (火) ~ 2021/06/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

感想はまたゆっくり書きます

グリーン・マーダー・ケース

グリーン・マーダー・ケース

monophonic orchestra

Geki地下Liberty(東京都)

2017/04/11 (火) ~ 2017/04/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/04/15 (土) 18:00

価格3,500円

少し遡って感想を書いています。

これ2017年の11月月末に書いていますが。この作品はいまのところ私の2017年ベスト1です。
ハイ、他寄せ付けません。

題材も構成も俺好み。あと役者さんみんな演技お上手。
毛利さん綾乃さんの心地よい台詞。

推理小説が好きな私だからフィットしたとこともあるでしょうね。
これは数年後にまた再演して欲しい作品です。

さてモノフォニックオーケストラは、来年一発目の公演が、monophonic orchestra 10『1万円の使いみち』。
出演、多分主役でしょうけどキャラメルボックスの渡邊安理‏さん。
うわーっ。
これ見ない理由どこにもないです。

ココロノケモノ

ココロノケモノ

劇団ミックスドッグス

劇場MOMO(東京都)

2021/11/18 (木) ~ 2021/11/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

感想はまたゆっくり書きます

呪いならいいのに

呪いならいいのに

たすいち

シアター711(東京都)

2017/07/23 (日) ~ 2017/07/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/07/26 (水) 19:00

価格3,300円

少し遡って感想を書いています。
今年10周年を迎えた劇団たすいちの記念公演。

Twitterから振り返ると感想は三分割されていました。
① 「芝居の前にこれはいいテーマだ」
←何を言いたいのかだいたい察してくれ。なんと表現していいかわからずこれが精一杯だ。
② 「一匹狼の猫」
←どうしてもこれが耳に残ってしまい、しばらく役者さんの台詞が耳に入って来なかった。
③ この公演は「3回見に来い」という目崎さんの呪いである。

この後に公演した「ヒラエス」も見ましたが、私はこの「呪いならいいのに」のほうが好み。
たすいちの作品は突出した激しさはないけど、すごく安定している。ハズレがない。
加えて演者さんの芝居が上手というのも付け加えておきたい。

走れメロス ~TOKYO20XX~

走れメロス ~TOKYO20XX~

劇団肋骨蜜柑同好会

サブテレニアン(東京都)

2021/06/08 (火) ~ 2021/06/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

感想はまたゆっくり書きます

ざらば

ざらば

新宿公社

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2017/06/28 (水) ~ 2017/07/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/07/01 (土) 19:00

少し遡って感想を書いています。
Twitterに書いた感想を掘り返したのですが、大したことは書いていない。

「前回は土佐まりなさん出演が縁で。作品の空気感というか。凄く質感が自分にはしっくりしていたので。そしてまた行ったら本当に楽しかった。何がこんなにいいのかずっと気になっているけど答えが出ないのでまた次回。楽しみにしています。こんな感想でごめんなさい。」

ホントごめんなさいだわこれ。
輪廻転生とか興味ある人にはオススメ作品。もう終演していますが、再演して欲しい1本です。

Mo’xtra Archive『912・3R/3C・ス』

Mo’xtra Archive『912・3R/3C・ス』

monophonic orchestra

APOCシアター(東京都)

2021/12/15 (水) ~ 2021/12/20 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

リバース、リバース、リバース
を拝見しました。感想はまたゆっくり書きます。

煙のミロク

煙のミロク

ひげ太夫

テアトルBONBON(東京都)

2017/03/22 (水) ~ 2017/03/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/03/22 (水) 19:30

座席1階1列

少し遡って感想を書いています。
友人に誘われて初の「ひげ太夫」さん。どんな劇団かと思ったのですが、友人は「好きな人と嫌いな人は別れるでしょうね」と。ますます気になるじゃないですか。

個人的にひいきにさせていただいている斉藤ゆきさん(現:リジッター企画)がこの劇団の演目に初出演されるのも観劇理由のお手伝いになりました。
後日ご本人に確認するとこの劇団の稽古場には何度か出入りをしていたそうです。

さて内容ですが、暗転なしでセットもなし。全て人間の組体操で表現をしていきます。
音声もない。川の流れや人の動きも全て擬音。
新しい。何もかも新しい!
独創性もあるが、ストーリーもなかなか面白い。これは中毒になりますよ。

今回座ったのは最前列。少し遅めに入場したのだが皆さん後ろの席に。ご遠慮いらんのに・・・。
しかし劇が始まってからその理由を知ることに。なるほど、人を重ねて高くなると見上げないといけないのか。これはクビが疲れます。初心者やられました!

そしてなんだよ「刺繍で民を救う」って(笑)インパクトありすぎ!

2018年は1月末から新作公開。勿論いきます。というかチケットもう買ったぞー!

このページのQRコードです。

拡大