満足度★★★★★
鑑賞日2017/12/14 (木) 19:00
需要と供給と秩序と性教育について概念だけが飛び交う会話劇。
この大人たちはどれだけ溜めていたんだエネルギー?
兎に角。素人でもわかる素晴らしい演出。
飛び交う会話は「割と難しい」。でも細かい演出は見ていてどれもワクワク。
モロ師岡さんの抑揚ある台詞回しもgood。
激論する単調なシーンはバランスボールや椅子に立ち上がるさまが緩和していく。
狭い空間でもしっかりと計算された演出は唸るしかありません。
ラスト"彼女"の姿に疑問も帰路中に気付く「アマルの親が欠席した理由だよ!」
同時に彼女が白板に書いた文字を書き留め忘れた後悔が押し寄せて来ました。
あと「スリッパ」。
モロさん最初は履くか履かないか迷っていたのに。
椅子に立ち上がるとき最初はちゃんと脱いで両手に持って叩いていたけど、終盤はそのまま立ち上がっていました。
場になれたのか、興奮したのか、威圧感をあえて出したのか。
うーん、気になる演出。
演出の小山さん次回作品が配布されたフライヤーの中にあり。行こうかな。