「ベッドに縛られて」 「ミスターマン」
名取事務所
小劇場B1(東京都)
2019/03/08 (金) ~ 2019/03/17 (日)公演終了
満足度★★★
「ベッドに縛られて」は父と娘のモノローグ??父親が語る物語は彼の過去なのか妄想なのか?よくわからない。父と娘の対話では...ない?葛藤?でもない?
「ミスターマン」は母と二人暮らしの青年の物語か?偉大なる父のために仕事をする主人公の青年。宗教体験のない私には神の声をきくとか、信仰や啓示などはよくわからないけれど、妄想が暴走してゆく様は恐怖を感じるところもあった。
坂東玉三郎特別公演
松竹
京都四條南座(京都府)
2019/03/02 (土) ~ 2019/03/26 (火)公演終了
満足度★★★★★
阿古屋は昨年12月に歌舞伎座にて観たのに南座にも来てしまった!!でも観て良かったです〜。琴等、素晴らしい演奏でしたしね。それに「傾城雪吉原」の幻想的な美しさにうっとりでした。
はなにら
MONO
吉祥寺シアター(東京都)
2019/03/02 (土) ~ 2019/03/10 (日)公演終了
満足度★★★★
疑似家族の物語と説明されているが、いわゆる「普通の家族」とはなにか。日常のなかの面白い?ちょっと照れくさい?会話に笑いながら、そろそろ普通に固執しないで生きたいなあと、思う。
花火鳴らそか ひらひら振ろか
劇団銅鑼
あうるすぽっと(東京都)
2019/02/15 (金) ~ 2019/02/21 (木)公演終了
満足度★★★
話し相手はヒノキの盆栽くらいという女の子と大家さんの物語なのですが。大家さんは様子がちょっと???認知症? 見えたり見えなかったり、ゴタゴタの喜劇? 面白かったですね。
オペラ『遠野物語』
オペラシアターこんにゃく座
俳優座劇場(東京都)
2019/02/07 (木) ~ 2019/02/17 (日)公演終了
満足度★★★★
こんにゃく座を観に行きたいと思っていたので、ようやく実現しました。私、オペラ大好きなんですけれど、どうしてもチケットが高額なので庶民の財布にはつらいのよね。こんにゃく座は財布にやさしいので良かったわ。オーケストラでなくてもチェロ、フルート、ピアノ、打楽器の生演奏があるとなかなかいいものです。観る前に「遠野物語」は読んだのですが、予備知識なくてもそれなりに楽しめます。また機会があったらオペラシアターこんにゃく座を観たいですね。
稽古場公演2019「野鴨」
無名塾
無名塾 仲代劇堂(東京都)
2019/02/08 (金) ~ 2019/02/17 (日)公演終了
満足度★★★
イプセンの「野鴨」を観るのは初めてでした。登場人物が中でグレイゲルスがけっこう面白い。「理想の要求」を自分人生では実行しようとせず冷笑的に父親に接するその姿。彼は欺瞞を嫌っているのに欺瞞に満ちている人物なのがいいです。
Le Père 父
東京芸術劇場/兵庫県立芸術文化センター
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2019/02/02 (土) ~ 2019/02/24 (日)公演終了
満足度★★★★
父親の視点で物語を体験するためアルツハイマーの当事者の世界はこんなにも混迷していて不安定な恐怖に満ちた世界なのだと感じることができた。自分の見る世界を全否定されたら誰しも不安に感じるし恐怖するだろう。ある意味妄想を共有しながら各々が自分らしさを失わずに抑圧されることもなくに生きる世界を目指したいです。
『アメリカン・ラプソディ』 『ジョルジュ』
座・高円寺
座・高円寺1(東京都)
2018/12/20 (木) ~ 2018/12/25 (火)公演終了
満足度★★★★
ピアノの演奏もあるので楽しみに行ってきました。演奏ももちろんですが、往復書簡というかたちでの朗読は素晴らしかったです。そして、とても久しぶりに千葉哲也の舞台でしたが、ああ〜私はこの役者が好きなのだなあとしみじみ感じました。
グレイクリスマス
劇団民藝
三越劇場(東京都)
2018/12/07 (金) ~ 2018/12/19 (水)公演終了
満足度★★★
五條家の没落の一方でホステスで働くお嬢様たちのたくましさが当主などとの対比で描かれる。
面白かったのが権堂役ですね。場面説明のナレーションもする狂言回しのような役どころが良かったです。
象の死
劇団青年座
ザムザ阿佐谷(東京都)
2018/12/12 (水) ~ 2018/12/16 (日)公演終了
満足度★★★
初めて行く劇場だったので心配していたのですが、劇団の方が案内に道にいらしたので助かりました!ご配慮に感謝です。
正しさや正当性など気にしない振る舞いが当たり前になってしまった私の生きる社会ですが、こういう舞台を観てマヒしないように!と思いましたね。
おかしな二人
テアトル・エコー
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2018/12/01 (土) ~ 2018/12/12 (水)公演終了
評決-The Verdict-
劇団昴
あうるすぽっと(東京都)
2018/11/29 (木) ~ 2018/12/11 (火)公演終了
満足度★★★
「評決」という作品を観たくて。法廷劇は面白かったと思う。舞台の陪審員席が空席なのは観客がそこに座っているつもりでということかな〜などと思ったり。でも、私が陪審員だったらどうだろう、あの結論にはなれないとも思う。
残り火
劇団青年座
ザ・スズナリ(東京都)
2018/11/22 (木) ~ 2018/12/02 (日)公演終了
満足度★★★
ある事件の加害者と被害者のそれぞれの物語。舞台は裁判も終わった事件の数年後からはじまる。事件のことは過去のことだが、まだくすぶり続けている。そう残り火のように。
サイパンの約束
燐光群
座・高円寺1(東京都)
2018/11/23 (金) ~ 2018/12/02 (日)公演終了
平成30年11月歌舞伎公演「通し狂言 名高大岡越前裁」
国立劇場
国立劇場 大劇場(東京都)
2018/11/03 (土) ~ 2018/11/26 (月)公演終了
移動
(公財)可児市文化芸術振興財団
吉祥寺シアター(東京都)
2018/11/07 (水) ~ 2018/11/14 (水)公演終了
満足度★★★
「不条理劇」というと難しいように思うけれど、日常は実に不条理でやりきれなかったりする。そう考えるとこの移動し続ける演劇はまさに私の現実でもあるのだなと思う。
藍ノ色、沁ミル指二
演劇集団円
吉祥寺シアター(東京都)
2018/10/18 (木) ~ 2018/10/28 (日)公演終了
満足度★★★★
商売になっていない天然の藍染の話をベースにその家族の物語でした。昔懐かしいホームドラマかな?と思ったけれども会話は今の芝居でしたね。ただ三人兄弟の末っ子が実は…というのはちょっとねと思っちゃいましたが。素朴で口数の多くない父親役を演じた役者はさすがでしたね〜。
ああ、それなのに、それなのに
名取事務所
小劇場B1(東京都)
2018/10/12 (金) ~ 2018/10/21 (日)公演終了
芸術祭十月大歌舞伎
松竹
歌舞伎座(東京都)
2018/10/01 (月) ~ 2018/10/25 (木)公演終了
満足度★★★★
一幕見席に並びましたよ〜。「吉野山」は立ち見でした。まあ50分程度なので問題なし。玉三郎の静御前は美しい〜♥ 早見藤太は猿弥さんが好きなのですが、巳之助さんも頑張ってましたね。
「助六」では席に座って仁左衛門をじっくり鑑賞しました。遣手の竹三郎さんいいわあ〜。
時を接ぐ
劇団民藝
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2018/09/26 (水) ~ 2018/10/07 (日)公演終了
満足度★★★
面白い素晴らしい舞台でした。主人公が語り部として登場し、自身の半生を話し始めながら過去の場面が展開され、その場面の中にも語っていた役者が入って演じる。実に面白かったなあ~。