マリの観てきた!クチコミ一覧

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2月文楽公演

2月文楽公演

国立劇場

国立劇場 小劇場(東京都)

2019/02/02 (土) ~ 2019/02/18 (月)公演終了

満足度★★★★★

第二部を観て来ました。おさん茂兵衛の物語です。恋する二人の逃避行ではないというのがより悲劇的です。

オペラ『遠野物語』

オペラ『遠野物語』

オペラシアターこんにゃく座

俳優座劇場(東京都)

2019/02/07 (木) ~ 2019/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

こんにゃく座を観に行きたいと思っていたので、ようやく実現しました。私、オペラ大好きなんですけれど、どうしてもチケットが高額なので庶民の財布にはつらいのよね。こんにゃく座は財布にやさしいので良かったわ。オーケストラでなくてもチェロ、フルート、ピアノ、打楽器の生演奏があるとなかなかいいものです。観る前に「遠野物語」は読んだのですが、予備知識なくてもそれなりに楽しめます。また機会があったらオペラシアターこんにゃく座を観たいですね。

拝啓、衆議院議長様

拝啓、衆議院議長様

Pカンパニー

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/02/06 (水) ~ 2019/02/11 (月)公演終了

満足度★★

実は全く期待していなかったので、ヒドいものではなかったので思ったよりはマシでした。
この舞台でも犯人の主張ばかりが強調されてしまっていたのが残念でしたね。犯人により排除の対象にされた身体障害者の声も聞こえてこない舞台。まるで匿名で発表された犠牲者のように。これが取っ掛かりとするなら続編が必要だろう。あまりに足りなすぎる!!
話は犯人を弁護する男の目を通して描かれるのだが、作家が若く幼いのか広がりがない、作品を書くに当たって取材したのか疑問だ。また、この弁護士の台詞として死刑についてもふれるのだがココまた不十分と思う。私たちの国家は死刑制度推進派であり近年大量に処刑したのだから、おそらく作家自身もその事実は知っているのだが省略したのだろうが、あちこち足りないところが目立ってしまうモノだった。まあイイトコロはこのような事件を時を経ずして演劇の素材として取り上げた意欲だろうと思う。

稽古場公演2019「野鴨」

稽古場公演2019「野鴨」

無名塾

無名塾 仲代劇堂(東京都)

2019/02/08 (金) ~ 2019/02/17 (日)公演終了

満足度★★★

イプセンの「野鴨」を観るのは初めてでした。登場人物が中でグレイゲルスがけっこう面白い。「理想の要求」を自分人生では実行しようとせず冷笑的に父親に接するその姿。彼は欺瞞を嫌っているのに欺瞞に満ちている人物なのがいいです。

二月大歌舞伎

二月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2019/02/02 (土) ~ 2019/02/26 (火)公演終了

満足度★★★★★

目当ては「熊谷陣屋」と「名月八幡祭」です。これまでに吉右衛門の熊谷を観ていなかった私。やっと観られてシアワセです。こういう歌舞伎もこれからも観られたらいいですよね〜。そして「名月八幡祭」では美代吉の玉三郎に三次の仁左衛門とかなり豪華!!

Le Père	父

Le Père 父

東京芸術劇場/兵庫県立芸術文化センター

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2019/02/02 (土) ~ 2019/02/24 (日)公演終了

満足度★★★★

父親の視点で物語を体験するためアルツハイマーの当事者の世界はこんなにも混迷していて不安定な恐怖に満ちた世界なのだと感じることができた。自分の見る世界を全否定されたら誰しも不安に感じるし恐怖するだろう。ある意味妄想を共有しながら各々が自分らしさを失わずに抑圧されることもなくに生きる世界を目指したいです。

『アメリカン・ラプソディ』 『ジョルジュ』

『アメリカン・ラプソディ』 『ジョルジュ』

座・高円寺

座・高円寺1(東京都)

2018/12/20 (木) ~ 2018/12/25 (火)公演終了

満足度★★★★

ピアノの演奏もあるので楽しみに行ってきました。演奏ももちろんですが、往復書簡というかたちでの朗読は素晴らしかったです。そして、とても久しぶりに千葉哲也の舞台でしたが、ああ〜私はこの役者が好きなのだなあとしみじみ感じました。

グレイクリスマス

グレイクリスマス

劇団民藝

三越劇場(東京都)

2018/12/07 (金) ~ 2018/12/19 (水)公演終了

満足度★★★

五條家の没落の一方でホステスで働くお嬢様たちのたくましさが当主などとの対比で描かれる。
面白かったのが権堂役ですね。場面説明のナレーションもする狂言回しのような役どころが良かったです。

象の死

象の死

劇団青年座

ザムザ阿佐谷(東京都)

2018/12/12 (水) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

満足度★★★

初めて行く劇場だったので心配していたのですが、劇団の方が案内に道にいらしたので助かりました!ご配慮に感謝です。

正しさや正当性など気にしない振る舞いが当たり前になってしまった私の生きる社会ですが、こういう舞台を観てマヒしないように!と思いましたね。

十二月大歌舞伎

十二月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2018/12/02 (日) ~ 2018/12/26 (水)公演終了

満足度★★★★★

阿古屋を一幕見席で観て来ました!つい涙が…。素晴らしかったわ〜。

おかしな二人

おかしな二人

テアトル・エコー

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2018/12/01 (土) ~ 2018/12/12 (水)公演終了

満足度★★★★

追悼公演で劇場に笑いがあふれる!
わたしも大笑いしちゃいました。

評決-The Verdict-

評決-The Verdict-

劇団昴

あうるすぽっと(東京都)

2018/11/29 (木) ~ 2018/12/11 (火)公演終了

満足度★★★

「評決」という作品を観たくて。法廷劇は面白かったと思う。舞台の陪審員席が空席なのは観客がそこに座っているつもりでということかな〜などと思ったり。でも、私が陪審員だったらどうだろう、あの結論にはなれないとも思う。

残り火

残り火

劇団青年座

ザ・スズナリ(東京都)

2018/11/22 (木) ~ 2018/12/02 (日)公演終了

満足度★★★

ある事件の加害者と被害者のそれぞれの物語。舞台は裁判も終わった事件の数年後からはじまる。事件のことは過去のことだが、まだくすぶり続けている。そう残り火のように。

サイパンの約束

サイパンの約束

燐光群

座・高円寺1(東京都)

2018/11/23 (金) ~ 2018/12/02 (日)公演終了

劇場が遠いと思ったけれど、やはり観て良かったと思うものでしたね。

平成30年11月歌舞伎公演「通し狂言 名高大岡越前裁」

平成30年11月歌舞伎公演「通し狂言 名高大岡越前裁」

国立劇場

国立劇場 大劇場(東京都)

2018/11/03 (土) ~ 2018/11/26 (月)公演終了

満足度★★★★

梅玊の大岡越前は初役だそうですが、とってもぴったり!素敵でした〜。

移動

移動

(公財)可児市文化芸術振興財団

吉祥寺シアター(東京都)

2018/11/07 (水) ~ 2018/11/14 (水)公演終了

満足度★★★

「不条理劇」というと難しいように思うけれど、日常は実に不条理でやりきれなかったりする。そう考えるとこの移動し続ける演劇はまさに私の現実でもあるのだなと思う。

藍ノ色、沁ミル指二

藍ノ色、沁ミル指二

演劇集団円

吉祥寺シアター(東京都)

2018/10/18 (木) ~ 2018/10/28 (日)公演終了

満足度★★★★

商売になっていない天然の藍染の話をベースにその家族の物語でした。昔懐かしいホームドラマかな?と思ったけれども会話は今の芝居でしたね。ただ三人兄弟の末っ子が実は…というのはちょっとねと思っちゃいましたが。素朴で口数の多くない父親役を演じた役者はさすがでしたね〜。

ああ、それなのに、それなのに

ああ、それなのに、それなのに

名取事務所

小劇場B1(東京都)

2018/10/12 (金) ~ 2018/10/21 (日)公演終了

「不条理劇」っていうと難しく聞こえるけれど、まあ奇想天外荒唐無稽な話で面白かった。で、この日はアフタートークがあって知らなかった私はびっくりでした。

芸術祭十月大歌舞伎

芸術祭十月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2018/10/01 (月) ~ 2018/10/25 (木)公演終了

満足度★★★★

一幕見席に並びましたよ〜。「吉野山」は立ち見でした。まあ50分程度なので問題なし。玉三郎の静御前は美しい〜♥ 早見藤太は猿弥さんが好きなのですが、巳之助さんも頑張ってましたね。
「助六」では席に座って仁左衛門をじっくり鑑賞しました。遣手の竹三郎さんいいわあ〜。

時を接ぐ

時を接ぐ

劇団民藝

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2018/09/26 (水) ~ 2018/10/07 (日)公演終了

満足度★★★

面白い素晴らしい舞台でした。主人公が語り部として登場し、自身の半生を話し始めながら過去の場面が展開され、その場面の中にも語っていた役者が入って演じる。実に面白かったなあ~。

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