茶トラの観てきた!クチコミ一覧

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野鴨

野鴨

文学座

文学座アトリエ(東京都)

2016/04/16 (土) ~ 2016/04/30 (土)公演終了

満足度★★★★★

凄い!
イプセン凄い!
アトリエ公演凄い!です。
イプセンの時代のお話なのに、この現実と重なり合う人間の感情、弱さ、もろさ、怖さは何!と、観ていて、どんどん怖くなり、どんどん抜け出せない泥沼に足を突っ込んだ気分になりました。
とにかく素晴らしい舞台でした。

JAPON dance project 2016

JAPON dance project 2016

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2016/08/27 (土) ~ 2016/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

とても楽しかった。
コンテも外国人ダンサーさんの踊るものより、日本人ダンサーさんが踊るほうが、何か通じるものがあるような気がする。世界で活躍する日本人ダンサーさんたちと日本の一流ダンサーさんたちのコラボは、とても素晴らしかったです。

ホフマン物語

ホフマン物語

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2015/10/30 (金) ~ 2015/11/03 (火)公演終了

満足度★★★★★

ブラボ~!!
ファーストキャストで観てきました。
新国立劇場の新作です。
衣装、舞台セット、照明が、それぞれの場面で美しく、繊細で、大胆で、とても楽しめます。
ダンサーさんたちが、それぞれのテクニック、表現力を遺憾なく発揮して、とても素晴らしい舞台になっていました。
東京フィルのオーケストラも素晴らしかったです。

桜の園

桜の園

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2015/11/11 (水) ~ 2015/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

移り行く時間の流れ・・・・・。
花道があり、舞台の高さが程よく低く、広く取った空間、桜の枝の影がぼんやりと見える窓の外、簡素でいて、ぬくもりや寂しさのあるセットが、物語と観客の距離を縮めていたように思いました。
凝った衣装は登場人物の個性を際立たせでいました。
役者さんたち、それぞれの存在もとても良かったです。
ラストの金田さんには、涙が出ました。

リーディング公演「華族令嬢たちの 大正・昭和」

リーディング公演「華族令嬢たちの 大正・昭和」

劇団俳優座

俳優座スタジオ(東京都)

2016/08/24 (水) ~ 2016/08/31 (水)公演終了

満足度★★★★★

まるで生の声を聴いているみたい。
リーディング公演ですが、元華族の令嬢だった方々は素敵な置物を着て、その人物そのものです。対談形式になっているので、まさに彼女たちの生の声を聴いているようでした。内容も大変興味深いもので、聞き入りました。
4人の女優さんたちは素晴らしかったです。

「シンデレラ」

「シンデレラ」

公益財団法人日本舞台芸術振興会

東京文化会館 大ホール(東京都)

2015/05/01 (金) ~ 2015/05/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

ビントレーの子どもたちが踊る、ビントレー作品。
さすが自分たちのバレエ団の作品で、長い間踊りこんでいるlし、自分たちで作り上げた作品だと思いました。
そして、初演の主役キャストが、まだ瑞々しさをはなっているし、DVDで観ていた世界を生で観れて感激でした。
今回も衣装がとても素敵でした。

シュツットガルト・バレエ団2015年日本公演 『オネーギン』全3幕

シュツットガルト・バレエ団2015年日本公演 『オネーギン』全3幕

公益財団法人日本舞台芸術振興会

東京文化会館 大ホール(東京都)

2015/11/21 (土) ~ 2015/11/21 (土)公演終了

満足度★★★★★

さすが本場です!
キャスティングがとても良くて、この日を選んで正解でした。
素晴らしかった!!!

篦棒 べらぼう

篦棒 べらぼう

劇団民藝

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2016/09/28 (水) ~ 2016/10/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

一緒に生きた・・・・そんな舞台。
高度成長期から2011年までの家族の軌跡の中に、日本の軌跡を描いたこの作品は、見事に本質を突いていたと思います。
それをその時代をまさに体現してきたベテラン役者さんたちが、熱く演じきり、私は舞台に引きづり上げられるような、そんな感覚で観ていました。

眠れる森の美女

眠れる森の美女

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2017/05/05 (金) ~ 2017/05/13 (土)公演終了

満足度★★★★★

衣装、一部キャストにちょっと気に入らない部分もありますが、初演時に比べ、格段と良くなりました。
3日間観ましたが、米沢唯&ヮディム・ムンタギロフペア、小野絢子&福岡雄大ペアは、素晴らしかったです。

煙が目にしみる

煙が目にしみる

加藤健一事務所

本多劇場(東京都)

2018/05/03 (木) ~ 2018/05/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/05/08 (火)

桜満開の晴れた日、とある田舎町の斎場で出会った二人の男は、二人とも頭には三角の布、白装束といういでたち・・・どうやら二人は死んだらしい、二人は打ち解け、自分たちのお骨が焼きあがるまでの時間を今迄の人生を語りながら、和やかに過ごそうと思うが・・・・。

残された家族の悲喜こもごもが、賑やかに繰り広げられる。



加藤健一さんのちょっとボケてる老母が最高!飄々として、ちょっと毒もあって、可愛くて、笑顔がとても素敵です。

このおばあちゃんにだけは二人が見えちゃうし、声も聞こえてしまうのです。

いたことして活躍する場面は、抱腹絶倒!



どのキャストにも愛があります。

突然の死をなかなか受け入れられない彼らの気持、悲しみに亡き父の葬儀を思い出し、自分の中の後悔を思い出しました。

父もあんな風に自分の葬儀を見てたのかな、優しく頭を撫でてくれてたかもしれない・・・なんて思うとすごく慰められました。



人は死に向かって生きているのですが、どんな最期を迎えるか誰にもわからないし、自分でも選べない。だからこそ、生きている間にいっぱい愛して、いっぱい笑って、生命の時を堪能し、突然に死の時を迎えても笑って旅立てたらいいな・・・と、思いました。



笑って、泣いて、笑って、心が温かくなる素晴らしい舞台でした。

夏は地方を回るそうです。

ぜひに!とお勧めする舞台です。



ありがとうございました。




トリプル・ビル

トリプル・ビル

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2015/03/14 (土) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

進化する舞台
今回は同じキャストで観る機会にめぐまれて、まさに舞台は生きて、呼吸していると感じました。
一人、一人の個性が融合して素晴らしい輝きを放っていました。

朗読劇「月光の夏」

朗読劇「月光の夏」

劇団東演

北沢タウンホール(北沢区民会館)(東京都)

2015/08/13 (木) ~ 2015/08/15 (土)公演終了

満足度★★★★★

静かに、深く・・・。
中央奥におかれたピアノと黒いシャツとパンツを身につけた4人の役者さんたち・・・・本を片手に朗読が始まります。
小学校の廃棄されようとしていたピアノを、45年前に出撃直前の特攻隊員が弾いたことがあった。そこから語られる、戦争の真実の物語・・・・静かに語れれば語られるほど、悲劇の傷跡の大きさを感じます。
「月光」の曲が、若くして命を絶たれた若者たちの魂の輝きを暗い舞台に浮かび上がらせました。

さらだ殺人事件

さらだ殺人事件

ぼっくすおふぃす

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2017/05/09 (火) ~ 2017/05/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

主役夫婦のやりとりに笑いながら薄ら寒さを感じ、湿った部屋の空気に毒されていくような気がしました。別役ワールド全開で、とても楽しみました。

城塞

城塞

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2017/04/13 (木) ~ 2017/04/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

上村さんの研ぎ澄まされた感覚を感じる演出は、大好きです。
登場人物のひとり、ひとりがとても強烈で、見事で、彼らひとり、ひとりの表情を見逃したくなくて、舞台に引きずり込まれました。
素晴らしい!!!

月の剥がれる

月の剥がれる

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2016/09/23 (金) ~ 2016/10/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

命の存在感。
2回、観劇しました。
2時間半、物語の持つ緊張感、役者さんたちの緊張感、そして、それを受け止める客席の緊張感で、ずっと張り詰めていた気がしました。
でも、それはとてもいい緊張感でした。
無機質な舞台で、生々しいまでの命の存在感が圧倒的でした。
小角まやさんの演じた女性が、印象に残ります。

心中天網島

心中天網島

遊戯空間

上野ストアハウス(東京都)

2015/10/29 (木) ~ 2015/11/03 (火)公演終了

満足度★★★★★

濃い!面白い!!
三味線、薩摩琵琶、笛、太鼓、語り、影、文字の映像を使い、役者同士が対面しない演出は文楽の要素も感じられたりして、面白かったです。
役者さんたちもとても味わいがあって、それぞれの役の心情を余すところ無く伝えてきて、素晴らしかったです。
私はこの演目では兄の孫右衛門が好きなのですが、山谷勝巳さんの情け深く、情の細やかなお兄さんはとても素敵でした。彼らの心中姿を見たら、いっぱい泣くんだろうなぁ・・・・。きっと残された子どもたちも大事に育ててくれると思いました。
簡単には死ぬことが出来ないラストもとても良かったです。

『冒した者』/『ウィンドミル・ベイビー』

『冒した者』/『ウィンドミル・ベイビー』

アマヤドリ

スタジオ空洞(東京都)

2015/05/07 (木) ~ 2015/05/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

冒した者
凄い作品ですね。
1952年に生きた人たちの言葉が、痛烈な重さを持って飛び交います。
この作品に取り組んだ役者さんたち、演出家さんの力もこの作品の言葉たちに命を与えたと思いました。
130分くらい・・・長いと思いませんでした。
先生、須永に女優さんを起用したのがとても良かったと思いました。中性的な要素が、ぎりぎりのところにある心や刹那を力むことなく、伝えることが出来た気がします。
古めかしい言い回しの台詞と対照的にスタイリッシュな椅子やベットも良いし、ライティング、音楽も良いです。
広田さんの演出はやっぱり好きだな・・・・と、思いました。

『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』

『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』

ロズギル上演委員会

OFF OFFシアター(東京都)

2015/05/04 (月) ~ 2015/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

深いです。
ハムレットの物語に登場する学友とは名ばかりの二人、名前も存在もその素性さえ、ぞんざいな扱い・・・・でも、二人には二人の生きる時間がある。
ここに着目した作家さんが、面白いと思いました。
大元の物語の影で、二人がああでもない、こうでもないと悩み、考えるその姿は、なぜか自分の姿にも重なる・・・・。
道案内のような不気味な人形が、かなりインパクトありました。
映像も面白かったです。
観終わって、電車の中でかなりじわじわとやって来る物語・・・・。
この気持ちを持って、明後日の私はあの劇場で彼らにまた向き合ってきます。

第14回 世界バレエフェスティバル

第14回 世界バレエフェスティバル

東京バレエ団

東京文化会館 大ホール(東京都)

2015/08/01 (土) ~ 2015/08/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

Aプログラム
世界で活躍する現役バリバリのダンサーさんから、今は指導者、監督などで活躍するウルトラすごかったダンサーさんまで、勢ぞろいの贅沢な時間です。
どれもこれも素晴らしかったのですが、私の印象の一番残ったのはハンブルグバレエ団の「失われた純情(いにしえの祭り)」です。
来年の来日公演が、楽しみです。

ファルスタッフ

ファルスタッフ

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2015/12/03 (木) ~ 2015/12/12 (土)公演終了

満足度★★★★★

大満足!!!
充実のキャスト、大胆な仕掛けの舞台装置、面白おかしいお話ととても楽しみました。
ファルスタッフが主役ですが、彼を懲らしめようとするフォード夫人のアガ・ミコライさんがとても魅力的で、素晴らしい声の持ち主です!!!
彼女の楽しげな様子、知略にとんだ陽気な奥様に舞台は盛り上がりました。
そして、彼女の娘役の安井陽子さんも素晴らしい!!!
美しい歌声にうっとりでした。

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