満足度★★★★
「上品な下品」みたいな感じ。
ネタバレBOX
全開うっすら覚えていた楽屋公開オチを最初の挨拶に持ってくるなんて…(笑)
満足度★★★★
いつもながらの「愛と死の」フロトポというところ。
ただし、過去の作品よりかは直球だったと思う。
観やすくはあるが、テーマ的に重いので、
舞台を初めて観る人に薦めるかというと難しく…。
ネタバレBOX
まず会場に入って目に入った壁の落書き、アフロトポジローがいてほしかった。
セリフで触れる必要はないけど、気付かれやすい感じなら小ネタとしてアリだと。
(見落とししてないと思う)
イラストは「もしや主宰の作品か?」と思われるのがいくつか。
正直何か分からなかったのが多いが…終わってから聞く時間もなく。
冒頭で落語「一眼国」のあらすじがセリフであって、思わずフフッとなる感じ。
時代設定は太陽光発電が出てくるあたりからして近未来を想定かなというところ。
ただ、火炎瓶が出てくるというのは時代的な対比を意図したところもあるのかな。
燃えもせず(火葬不可)、腐りもせず(土葬不可)、ということで水葬になるわけなんだけど、ふと「鳥葬」なんて単語を思い出したり。
それにしても隔離者のカテゴリーの名称が「ツノノコ、ハネノコ、ウロコノコ」ってあまりにも抒情的では?多分陸・空・海を想定しているだろうけど、そこもスケールでかいなと
(陸・海・空ならタイトルの順番変えないといけないのだろうけど、変えると言いづらいという…)。見た目に影響するというなら分からなくないけど、特殊メイクという訳にもいかないし…。
姉妹の情愛的なところは前作「くらげの骨」で出てきていたので、展開的にも母娘としての情愛的なところが全面に出るのかな?と思いきや、終盤ギリギリでやはり姉妹の話があって(まさかとは紅とは思ってなかった)、脚本に抜け目ないなと。役名(藍と紅)からなんとなく推察できなくはなかったかも。あと、祥子と藍が抱き合うシーンで、祥子の流す涙のタイミング及びその量がなんかよい感じに見えた。
それと、目貫の拳銃、弾丸入ってなさそうな気がした(別に根拠はないが)。
ラストシーン、多少力業で持って行ったなと思わなくもない。
アリが関係するので、女王アリ的な存在に契がなったということかもしれないなとは。
最後の邂逅で布切れが舞台上に散らばるというのは、見せ方として好きだったりする。
観ていて、途中から星新一の「ピーターパンの島」が頭をよぎる。
どちらも国家組織の意図にそぐわない子供たちの処遇を描いた作品であり、方向性は別にせよ、その結末が「死を匂わせる(明確に死体がある旨は描写しているわけではない)」という点でも共通していて。ただ、「ピーターパンの島」はドライさが際立っているが、こちらはそこまでではない。
最後に、毎回思うのは「死のない」フロトポ作品を見たいなということ。
それが仮に「蕎麦つゆのない蕎麦」であったとしても一度は。
もしくは、再演。再演に対するスタンスを聞いたことがあるけれど、
定着させるということではあってもいいのかと。
満足度★★★★
珍しくオムニバス的な感じ。ぶっ飛んでいるのはいつもと同じ。
満足度★★★★
まずは舞台を見て圧倒されました。
なんだ、これはと。まあ、よくも集めたものだと。
「木を隠すには森の中」みたいにスピーカーが隠れてましたけど。
ストーリー的にはいつもの「愛と死と嘘と絵本(これ忘れてた)」のフロトポかと。
とはいえ、何点か「してやられた」ところが。
あと、照明がいいなと。幻想的な感じがよく引き出されていたかと。
ネタバレBOX
最前列で見ていると色々とインパクトありそうだな…(何の?とかは聞かんでください笑)
竜宮城から浦島太郎が「帰らない」としたら…みたいな感じなのかなと。
まあ、煉獄としての竜宮城なので「帰れない」のかもしれない。
(中盤「何が起きてもおかしくない」的なセリフがあったのだけど)
最初に鉄パイプで殴りつけるシーンで、加害者がそう頻繁に出てくるなんて
流石に変だし、何もしゃべらないというのも不自然なので、何か別のカテゴリーのものという気になった(多重人格における別人格とか。フロトポの傾向からして別人という可能性は乏しいという読み)。まあ、それが終盤以降にああいう形になるわけで。
登場人物が入れ替わりながらコーヒーを手にするシーンの流れが「ああ、綺麗だなあ」と。
それと、嘘つきごっこと風俗嬢のくだりのコントラストも結構気に入っている。
脚本の妙か、演出の妙か、はたまた演技の妙か。まあ、その全部かもしれない。
電話による会話及び透子との会話で聞こえない部分が何を指しているのかが気になった。というか、なぜ電波届いてるんだ?
カーテンコール?的なところで主宰と小西さんがいないのに違和感を覚えながら拍手をしてしまったことが不覚。
主宰があんな序盤だけで済むはずがないのに(笑)、そこに思い至らなかった。
それにしても、主宰の最後の一言、おっかなかったわ~(褒めてます、多分)
あと、正の字の板。2枚だったとは。まあ、相当の年月が経つわりに正の字が少ないといえば少なかったのではあるけど。もしかすると2枚でも済まないのかもしれないが。
フライヤーで「深海」という文字を見て、じゃあ今回「火」はなしかと思ったら、なるほど潮流ですか。でもそれだと特定の場所に「死体」が集積されてないか?とも思ったり。火葬して灰でも撒いていれば別だけど、そんな熱源なさそうだし。鳥葬って言葉はあるけど魚葬ということにでもなるんだろうか。
小西さん演じる「蛯原深」、「深」は深海、「蛯」はくらげの餌である、なんちゃらシュリンプエッグからきていたりするんだろうか?的なことを。基本的に水に関連する役名が多いとは思ったのだけど。主宰の役名はニライカナイ辺りかと。
「偽りの記憶を綴る人物を、愛する肉親を奪われた家族が追う」ということでは、カタムツリマッシュムールに構図が似ている。ただ、カタムツリの場合、追う側も狂気に駆られているのに対して、今作の場合、復讐心はあるものの狂気までには駆られていないという気がする。
満足度★★★★★
いつものことながらダイナミックな悲劇といったところ。
押しては返す波のようにバカバカしさとシリアスさが押し寄せてきて、感情が揺さぶられる。
モチーフになった短編を見ておくとよりいいかも。
ネタバレBOX
ビックとヨドバシ双方の店舗のある新宿(シアターサンモールとか)だったらよかったのになあと思ったり。
さて、人とロボットの境界線の一つが「感情」なんだろうと。
正直、劇中で歌われるのは好きではないんだけど、演出としては必要だと思うところ。
満足度★★★
物足りなさがあったのは否めない。
この劇団は何度も見ているのだけど、珍しく顔が曇る場面が。
ネタバレBOX
クライマックスにおける、あっけなさがその正体かも。
アイアイシリーズやモグララとか、ラストによりバカバカしさを感じられたのだけど、今作はそこがなかったように感じた。
だから、おのさんとか5億円とか声出して笑ったのに、クライマックスで肩透かし感が。
あと、90秒での横山光輝三国志は是非聞きたかったのに(笑)
満足度★★★
「エロ・グロ・ナンセンス」というある意味での「走・攻・守」バッチリな感じ。
でも万人受けではないし、劇団もそれを望んではいないようにも思える。
パクチー、いや蒙古タンメンのように好きな人は大いにはまるのだろうと。
満足度★★★★★
しょーもないのと、シリアスなのとがうまく混成された短編集でした。
「喜哀楽」(さすがに怒はなかったかと)がふんだんに。
ネタバレBOX
「上手も下手もないけれど」、そりゃ賞も取れるでしょうよと。
ばっちり泣いてしまいました。
タイトルの読み方はフライヤーにあるとおりなんだろうけども、ある意味ダブルミーニングなのかな。
チャップリンの「人生は…」という名言が頭をよぎったり。
満足度★★★
やっぱり愛と死のフロアトポロジーなんだなあと。
初めて見る人には「ややこしいし、なんじゃこりゃ?」的なことになってしまうのだろうが、慣れてくると「ここがこうで、こんな感じかな」みたいな観方になると思う。(かといって確実な正解が提示されるわけではないのだけど)
方向性は好きなのだけど、こちらの予想を上回るという点では物足りなさが。
ネタバレBOX
まずは、武本さんの名前とか、とあるところの語尾とか、当日パンフレットの誤植に目が行ってしまう(まさか、語尾はわざとではないよね?)。
それと、序盤のアレはちょっと勘弁してほしかった。
データとして扱うのであれば、見えないものとして扱ってもよかったと思うのだが。
テーマ的にそろそろ「家族愛」と踏んでいたところ、やはりその通りで。
病弱な母親に愛されなかった娘(ひより)が、母親を手にかけることの自責の念で生成してしまった別人格(つむぎ)を利用して自責の念を解消しようと試みるものの…という流れなんだろうか。
1時間少しという時間的制約からしても、家族3代の話にするのが精いっぱいだろう。
娘として母親に愛されたかったという気持ちは、母親として娘を愛したいという気持ちを凌駕したということだと想像したのだが(つむぎのオリジナルが即ち、そよかの肉体のように見えたので)、そよかの記憶を移した「誰か」は死ぬことなく母親になろうとしているのに、つむぎの記憶を移した「誰か」はトランスさせなければならないということに違和感がある。記憶しかないからだろうか?
最初の被験者は当然としてひより(及びそよか?)ということになるのだが、どうやって移植したのだろうか?
それにこの手の資金がそんなに少ないわけがないだろうが、東金家どれだけ資金提供しているんだろう。親族の愛人の子に対してだから、それこそかなり歪んでいるなあと。
二重人格は過去作の「カスタム」でも扱っているので、まあそうですねといったところで(それを匂わせる描写はきちんとあるので)。
キャスト的には、まといを須田さん、そよかを池田さん・駄馬さんのダブルキャストにしたほうがよかったようにも思える。ひよりの大学の同級生にしては池田さんが若すぎる気が。
それと、別人格でも同一人物だから、Wあゆみにしたのかな?と少し邪推(笑)
武本さんは前作のように狂ってしまうまでいかず、歪んでるのが実に面白く。
満足度★★★★★
2時間とやや長めではあるものの、特にもたれることもなく。
あ、ファーストサマーウイカさんが美人だと思いました。
ネタバレBOX
ミュージカルが好きな人はもう少し入っていけるのかもしれない。
扱うテーマとしてピンとくる人とそうでない人の差はあるのかも。
ラストの根本・田村二人のシーンは「やっぱりそうか~」というところ。
恋する女性は強い(笑) でも、なんというか「割れ鍋に綴じ蓋」?。
男女でこの作品の捉え方はそこそこ分かれそうな気がする。
予想は上回らなかったけれど、期待には応える作品だったかと。
満足度★★★★
「愛」と「嘘」と「死」がフロトポの世界を形作っているのだなあという印象が今作でますます強くなった。
いままでの作品はそのバランスの違いによるところかと。
扱うテーマもかなり多岐にわたっていて、それなりに見ごたえはあったのかと思います。百花繚乱、いや百菓(もしくは百禍かな?)繚乱の狂気、無邪気な悪意、純粋な残酷さってところでしょうか。
ただ、合わない人は本当に合わないだろうなとも思いました。
ネタバレBOX
フロトポは前半にこんなところかなという推論を立てて、後半にその答え合わせをするという感じの観方をしている。かなり推理小説を読むのに近い感じ。
フライヤーのイントロから「実は奥さん死んでないのでは?」くらいのことは予想して行ってみると、当日パンフレットとかなり違うし(笑) さっと中身を見て「バラバラ焼死体は本人でないというのがサスペンスものでよくあるし別人っぽいな」「別人と分からないことはないだろうから、あえて拘置されているといるのはかなり近しい関係の人間なのでは?」「尚人の娘と書いていないから伊平の娘なんだな」「多恵も自殺ではなさそうだな」「寝たきりの母親は娘に殺されそうだな」くらいの予想を。
中身としては、モラハラ、DV、セックスレス、介護、いじめなど負のオンパレード。あと、死人(厳密には殺害を想起させる場面)の多いこと多いこと。2時間ドラマならありえないくらいの人数。過去作の「パラ・オルト・メタ・シティ」よりも多いのでは?序盤の台詞で、先日物議を醸した「ブラ○クボッ○ス展」が頭をよぎる。その辺りがストーリーの着想にあったらそれはそれでアリかという気もふと。途中には仮フライヤーがそんな感じだったかな?みたいな風景を思わせる台詞も。そんでもって中盤以降、幻覚作用のあるウバタマサボテンやら乱交の話も出てきて、「いや、もうお腹いっぱいです」みたいな感じに。さすがに「パラ・オルト・メタ・シティ」のように生々しいシーンはなかったけれども(まあ、キャスト的にも難しいだろうし)。
扱うテーマは重めなのだが、ストーリー展開としてはややあっさりとした感じが。脚本家殿は「一見分かりやすいんですけどね」と言ってたのが気になるところ。とりあえずは、自分の死を偽装してまで今の環境から抜け出したかった愛梨が猿渡のSUGARWORKSにひびを入れ(猿渡が408号室の鍵を渡したのは、愛梨を取り込もうとしたと思われるが、それが終わりの始まりだったということ。ある意味で愛梨自身がSUGARWORKSだったのかもしれない)、自分の理想とする環境を壊され、それを許せなかった尚人がその大部分を(殺害という方法で)物理的に破壊したということだと理解(愛梨は尚人がどう行動するかまで読んでいたかは不明)。かといって全ての家族がお先真っ暗ということでもなく、なんとなく玄葉家だけは少しは望みが感じられるというのがまだ救いか(荊家は瑠衣がそのうち壊れそうだし、神崎家は母親殺害があるし)。どこか救いがあるように感じられるのは「パラ・オルト・メタ・シティ」に似ているような…。あと、尚人が殺害を重ねていくことで別人になったであろう愛梨に近づいていくという後日談をできなくはないだろうけども、さすがに拘置所に鈍器を持って入って行ったら捕まるか。
「罪は償えないのだから直ぐに罰せられるべきだ」という信念の尚人が、殺人という罪を犯しながら罰せられることもなく、闇に落ちていき狂ったまま生きていくというのは、何たる皮肉。まだ、「死」は生易しいのかもしれない。
ちなみに、自分の中では全ての伏線を回収し切れたという気はない。かといって複数回見ることもできないのだけど。前作の「踊り字のメルヘン」との関連がなんか良く分かっていない。紫織が前作の菜々子なのかな?くらいのボンヤリとしたやつ。まあ、彼女が黒幕というか、愛梨を教唆したのはまず間違いないところなのだけど。というか、猿渡を教唆したのも彼女なのでは?くらいに思っている。ある意味で「笑ゥせぇるすまん」の喪黒福造のような気がしている。前説兼ねて最初に出てきて、「ドーン」を仕掛けてひっちゃかめっちゃかな状況にし(そのシーンはないが、仕掛けられたのは愛梨)、中盤さらっと出てきて(モンブラン2つの台詞がなかなか・・・)、最後に一言言って去っていくという…。まあ、主宰だけにおいしい役持っていきますな(笑)
今回は「そうか、そうくるのか」的なものがあまりなく(単に自分が気づいていないだけということも十分にありうるが)、やや消化不良。別にストーリーがつまらないということではないのだけれども。こちらの期待値をヒョイヒョイ超えてほしいのに、そこがどうもかみ合わなかったような・・・。
あとは、開演前にミストの量が多いなと思ったけど、推論やストーリーにのめり込んでいてまったく湿度が気になりませんでした。あれ、演出の一つだと思うんですけど効果がなくてごめんなさい。
満足度★★★★
後半から笑える感じに。
劇団モンキー☆チョップは・・・。
企画は企画で「ちょっとそれは…」的なところもあって。
他は大体面白かった。
ネタバレBOX
劇団モンキー☆チョップの3本目は完全に出オチとしか。
逆にグレアムボックスは3本目がよかった。
専門家なのにだいぶ杜撰なところとか。
テニスコートはやはり「やぶさか」かなw
おとなの成長日記は紙芝居がよかった。
満足度★★★★
がっつりではなく
各団体のカラーをさっとでも分かる感じがいい。
ネタバレBOX
(劇)ヤリナゲ:結果として一番消化不良。え?それで終っちゃうの感が。
Mrs.fictions:一番良かった。まあ、主催団体だから時間の使い方等も慣れているんだろうなと。ライトな感じとダークな感じがうまい具合に。
mizhen:暗くはないがなんとなくチクッとする、そんな感じ。
feblabo:なんとなく整いすぎている感じがしてしまい・・・。あと調理のシーン、5年ほど前に似たような感じの芝居を観たことがあったのでそれもフラッシュバックしたり。
トリコロールケーキ:短編は特定の有名人にフォーカスすることが多いので、誰だろうとは思っていたが、まさかグッチ裕三とは。ジャーン。ラストのシーンは蛇足としか思えなかったのは残念。
劇団競泳水着:ここも整いすぎている感が。確かに長編にすると面白そうではある。
満足度★★★
ピースが揃わないジグソーパズル
ある程度観客の想像に委ねられるところがあるので、
観客ごとに見えている世界に多少の違いがありそう。
1000ピースのうち100~200ピース程度欠けたジグソーパズルみたいな。
当然のことながら、「ドロッとしているなあ」というのがまず。
今回は色に重きを置いているのかなと思うところあり。
色を統一するのはさぞかし手間だったろうと。
大森、武本両氏の声が聞かせる感じでよし。
徹底してフィクションなんだけど、その奥底に見えるものは
おそらくフィクションではない、そんなところ。
見ているうちに、角畑、小崎両氏の術中に嵌っているなというのは感じるが、
作品を見ていくごとに「してやられた感」的なものが薄れていくようにも。
(作風として力技で押しきれないので致し方ないかもしれないが)
ネタバレBOX
「執着」が今回のテーマというところなんだろうか。
ここは「ハッピーエンドや純愛はあり得ない」という経験則があるので、
当日パンフレットを見て(見ないと主宰に怒られるw)、傾向を分析。
「故人とあるけど(葎子に)殺されたりしてまともな死に方してなさそう」とか、
「菜々子って不倫相手の娘なんじゃないか?」とか、
「整形してそうだし、どことなく復讐チックなものがあるのかな」とか。
終盤の野間と菜々子のシーン。
整形しているはずの恋人に何ら驚かないのは、
やはりカラクリがあるんだなと思わせる。
(整形後に何らかの形で会っているようにも思えないし、
整形していることを予め知っていたように感じられた)
復讐の手駒として使っているのかな?くらいには思っていたので、
九段サイド(というか葎子サイドというべきか)べったりなのにはやや驚いた。
まあ、最後の葎子と菜々子のシーンでそう単純でもないようにも見えたが。
各登場人物に話を聞いて回っているのが、菜々子だと思わせるような
台詞が多いので、すっかりそのつもりでいたんだけど、誰なのかは分からないままなんだろうな。
それと、何らかの形で「絵本」が出てくるのはもはやルーティンなんだろうか。エバーランドしかり、櫻の餌しかり。他の過去作品にもあったような気はする。
満足度★★★★
リメイクゆえ
どうしても前作と比較しがちになってしまう。
エンディングに関しては今作の方がとてつもなくパワフルであるが、最後の締めは前作の方が好きだった。
満足度★★★★
より贅沢に
2年前の初演よりもより贅沢な感じに。
いろいろ「遊び」を増やしたからこそ、ラストがより際立つ、そんなところ。
あと、開場パフォーマンスもパワーアップしていた。
満足度★★★★
強引ではあるけれど
予想をちゃんと上回って面白いという。
満足度★★★
ちょっと
自分の中で笑いのスイッチが入るのに時間を要した。
つまらないというわけでもなく、ちゃんと笑えるのに、
何か物足りなさもあった。
あっさりしてるかな?と思わなくもない。
満足度★★★★
そうきましたか
過去軸と現在軸との邂逅が思っていたよりも早かったような。
ただ、キャスティングからするとベストタイミング?だったのかも。
(さすがに親子を同じ場面には出せないだろうし)
次の長ゼリフは誰だろう?とふと。
主要キャストの離脱が今後にどう影響するか、
また、新たな人物が登場するのかというのも気になるところ。
最終回の1話前あたりにゲストなんてのもアリかな?
ネタバレBOX
「エバーランド」≒「ネバーランド」的なところがあると思っているので、
エクレアがいなくなったのはある意味、
「大人への成長」として少しポジティブに捉えていたのだが、
そういうわけではないのかな?
今回は電話や絵本が出てこなかったけれど、
割とキーになるアイテムだとは思っているので、
謎が解明されるのはもう少し後なんだろうなと。
ちなみに、絵本の作家は香山蓮吉だったりするのだろうか(笑)
フロトポの全ての過去作品の何かが、
この作品とリンクしているのかなあとおぼろげに思ったりはする。
満足度★★★★
なかなかに
ストーリー展開に興味深いものが。
過去作品の「カスタム」がふと頭をよぎったり、
タイトルに思いをはせてみたり。
シリアスなストーリーであるがゆえに、
笑いどころを多めにしてバランスをとっているのかと。
ネタバレBOX
空間軸?がどんなふうになっているのかなあと。
エバーランドとネバーランド、
どことなく共通点があるんだろうとは思ってます。
ずっと観てきて「電話」がとても気になっています。