Toruの観てきた!クチコミ一覧

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盆栽Ⅰ

盆栽Ⅰ

倉山の試み

下北沢 スターダスト(東京都)

2021/05/13 (木) ~ 2021/05/23 (日)公演終了

実演鑑賞

Aチーム、Bチーム見てきました。 マンハッタンのアパートの一室を舞台にした3人のアメリカ人と1人の日本人。 偏った日本文化崇拝やら、日米の価値観の違いやらを背景に男女の諍いが、、、でもよおく目を凝らすと結構我々身近なところでも「あるある」的な話もあって共感できる人も多かったのではないか。一時間一本勝負と短いかも知れませんが、中身はぎっしり詰まっているので楽しめました。

スタートアップ

スタートアップ

倉山創作活動隊

下北沢 スターダスト(東京都)

2021/04/16 (金) ~ 2021/04/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

土曜日マチネ行ってきました。山口ちはるプロデュース作品で再再演までやった僕のお気に入り作品「単純明快なラブストーリー」の主人公女性バージョンと言ったところでしょうか。 少しずつ自分の道を切り開いていく主人公の女性に共感していった観客が多かったのではないでしょうか。 あの狭い空間でまるで連続ドラマかシネマを見ているようです。春、色んな事が始まるこの季節ににぴったりの作品でした。 

遺作

遺作

江古田のガールズ

「劇」小劇場(東京都)

2020/12/15 (火) ~ 2020/12/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

初めて見た江古田のガールズ。大満足です。 シンプルな舞台ですが、ストーリーは練りに練られてます。笑いのツボもここかしこに仕掛けられていて見る人を最後まで飽きません。実際2時間の芝居があっという間でした。 いいなあ、こういう劇団。 クリスさん、厳しい体制が続き大変だったと思いますがお疲れさまでした。

色指南 ~或る噺家の恋〜

色指南 ~或る噺家の恋〜

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2020/02/22 (土) ~ 2020/03/02 (月)公演終了

満足度★★★★★

半年に一度のドガドガ。ほぼすべての作品が戦時中の若者の話で、それだけ聞くと暗い感じもするんだけど、必死に生きている人物像がくっきり映し出されることが共感を呼ぶ芝居。 色々と勉強にもなる。 エロティシズムもふんだんにあり、加えて踊りと歌がエンタメ性を高めていく。 こんな芝居のスタイルは見たことない。 でもって今回の新作は「噺家の恋」と来ている。 どんな内容なんだろうと気になっていたがこれは、、、やられたという感じ。キーとなる人物は3名なんだけど、キャストは総勢30名。 キーとなる人物以外にもそれぞれストーリーがしっかりとあるので誰にどう肩入れするかは見る人次第でもある。 いつも思うのだがドガドガプラスの作品は1回では消化できないのは仕方ない、と自分に言い訳してマルチで観劇することにしている。今回の新作、見どころ満載でした。

マクベス

マクベス

DULL-COLORED POP

神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2019/12/12 (木) ~ 2019/12/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

初日に行きました。遅ればせながらの感想です。 

ダルカラさんは初めてですが「福島3部作」の谷さんのインタビューを見て興味あったのと、他のカンパニーに客演ででていた百花さん(アンオーダブル)と佐藤さん(嫌いだ)のお二人をみて「これは行かねば」という動機でした。 普段小劇場で「古典」を避けていた自分をKAATに向かわせたのは以上の3要素です。

要はろくすぽシェイクスピアなど読まぬ人間が今更、、という感もあったのですがこの作品には本当に「持っていかれ」ました。 演出であまり古臭いようにしないよう心がけて頂いたのが良かったのでしょう。

マクベスや夫人の心情の移り変わりが分かりやすく伝わってくるとともに、「これって今の、、、」という感じが伝わってきたところであのラスト。よく出来ていています。

音楽、歌、映像も良かった。 予算ミニマム(初日の谷トークより)の中で素晴らしい作品だったと思います。 22日まで。

『僕と死神くん』『KNOCK KNOCK KNOCK 或いは別れた記憶たち』

『僕と死神くん』『KNOCK KNOCK KNOCK 或いは別れた記憶たち』

ポップンマッシュルームチキン野郎

シアターサンモール(東京都)

2019/12/18 (水) ~ 2019/12/22 (日)公演終了

満足度★★★★

昨夜行ってきました。Knock Knock Knock。PMCは2度目の観劇ですが、このカンバニー、(女性に)人気があるだけあってさすがクオリティ高い。シナリオは凝っていて、でも複雑すぎない(→これ重要)。 役者さんが皆キレがある。 でもってふざけるところはとことんふざける。 要はバランスが良いんですね。 オムニバスっぽい話でどれも面白かったけど自分の中では「みにまむ」が良かったかな。

アンオーダブル

アンオーダブル

演劇企画 heart more need

劇場MOMO(東京都)

2019/11/20 (水) ~ 2019/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

初日行ってきました。 5人で80分の静かな大人の会話劇。 男性、女性でそれぞれ異なる視点で楽しめる作品だと思います。男性視線で見ると二人の男の心の動きはよおく分かります。僕がサラリーマンで子供がいるせいなのか、心情的には音野さん演じる役が理解できます。辛いなあ。またこうせいさん演じるToruがカッコいいから、、、(そうなると)まずはジェラシーしかないですよね。
 物語の構成上過去、現在が行き来しますが、物凄く自然に切り替わるのでストレスなくついていけます。丁寧な作りこみがされている作品だなと感じるとともに、5人の役者さんの(静かなる)「熱」を感じました。 自分の中で「ざわざわ」とした感情が呼び起こされたいい観劇になりました。 この芝居、千秋楽に向けて恐らくどんどん進化していくのでしょう。 楽しみです。

快物

快物

制作「山口ちはる」プロデュース

「劇」小劇場(東京都)

2019/11/01 (金) ~ 2019/11/10 (日)公演終了

満足度★★★★

頭の回転の鈍い自分には厳しい芝居である。過去、現在を行き来する芝居には時々置いていかれるからだ。 この「怪物」はそれ以上の展開を見せる。 過去、現在、未来、さらに現実とフィクション。うわぁ、ヤバいこの芝居、と思いつつなんとかついて行くと段々とパズルのピースがハマっていく。(諦めずに見続けて)良かったあ、そして、、、(ネタバレなので言わない)。

つまり有り体に言えばよく出来た芝居なのだ。 練られたプロット、無駄のない、それでいて時に大胆な展開。 音楽、照明もとても効果的だ。

人間の内面を抉ってくる作品にありがちな「暗さ」「やるせなさ」だけでは無い見る人に共感できる「何か」があるのだ(ボキャ貧でうまくは説明出来ない)。 理解度を深めるため、確認するために来週もう一度見にいこう。

死に顔ピース

死に顔ピース

ワンツーワークス

ザ・ポケット(東京都)

2019/10/24 (木) ~ 2019/11/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

再再演という作品を見に行ってつまらなかったことが無い。 どの劇団も流石に3回もやるというには所謂「自信作」であり「観客の満足度も高い」はずだからだ。「死に顔ピース」はまさにそんな作品だった。 ガンにかかる、そして死んでいく、という身もふたもない話を、医者、看護師と言う立場と、患者、家族の立場の双方で、正面から、そして決して暗すぎもなく、むしろエンタメに仕立てることができるって凄いこと。 このカンパニー、いつも期待通りのクオリティ。たまたま自分が見た回には終演後「バックステージツアー」までついていてなんともお得でした。

コンドーム0.01

コンドーム0.01

serial number(風琴工房改め)

ザ・スズナリ(東京都)

2019/10/25 (金) ~ 2019/10/31 (木)公演終了

満足度★★★★★

楽しみにしていた詩森さんの企業開発もの新作。いつもながら単に新製品開発のプロジェクトX的な面白さでなく、開発に関わる全ての人のインサイドストーリーが語られるところが作品に深みを与えている。それも今回は大人の男の「ハズい」告白だったり、うまくいかない家庭環境だったりと「あるある」話しが多いので観客から共感が得られるのだろう。それにしても「アンネの日」は女性の立場からのストーリーだから詩森さんが書いたといっても自然だが、今回はこれだけ男性中心のストーリーを描けるとは、、、いつもながら敬服です。

墓場、女子高生

墓場、女子高生

月刊「根本宗子」

ザ・スズナリ(東京都)

2019/10/09 (水) ~ 2019/10/22 (火)公演終了

満足度★★★★★

以前から気になっていた根本宗子作品。 

朝ツイート見て当日券情報に触れ、直観で見に行くべしと思ったので下調べゼロ。 知っていたのは根本さん作品。小野川さんが出演していることの2点。 正直タイトル見て「ん? 大丈夫かあ?」と一瞬思ったが直観を信じてみた。これが正解。

「墓場」から当然連想される「死」。これを扱う演劇作品は多いが小難しくなく、美化するわけでもなく、普通の女子高生の繰り広げる会話の中で時折こちらを「くいっ くいっ」と抉ってくる。決して押しつけがましくないのがいい。 展開も後半は「えっ」と驚かせる。そのためのセットだったのか、、

そして音楽。 女子高生のキャラとはちと離れて「合唱部」らしい曲が全編流れて歌われるのがこれが劇の進行に本当に旨く調和している。 

恐らく見逃し(聞き逃し)ている点もあったのでできればもう一度見に行きたい作品。

探偵なのに

探偵なのに

ENG

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2019/10/09 (水) ~ 2019/10/15 (火)公演終了

満足度★★★★

以前から気になっていたENG公演。ドガドガプラスの夏公演に出てくれた那海さんが出るというので(深く調べもせず)「これは観ねば」ということで行ってきた。 劇場で当日パンフを見ていると、ボブジャック(民しょうさん)やら6番シードの関連の方も多く、自分的にはアウェイ感が少なく観劇できた。以前ホチキスで見た今出舞さんも良かった。 満席。

イケメン、可愛め女子役者のてんこ盛り感はあるが、皆さん実力派。 ストーリーに切れがあって観客席は笑いと謎解きに忙しく2時間はあっという間に。 ザッツエンターテイメント。おススメです!

ネタバレBOX

20分くらい?たった所謂オープニングの役者紹介シーンまで那海さんが出てこないので帰ろうかと、、、(冗談)
肉体だもん・改

肉体だもん・改

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2019/08/17 (土) ~ 2019/08/26 (月)公演終了

満足度★★★★★

初日、2日目と連夜の観劇。 僕の中での夏の風物詩でもあるドガドガ@東洋館はまさに待ちに待った公演だ。 今回は30名というキャストには超ベテランから初舞台となる新人までまさにバラエティがあるんだがこの配役がいつも楽しめる。前回(台所太平記KW)初舞台だった若手2人(2人ともダンサー経験は豊富)が半年たって驚くべき成長をとげていたこと挙げておきたい。ベテラン、中堅、若手のバランスが良いのだ。 主役やヒロインはいるんだけど決してそこだけにスポットが当たっているわけではない、つまり楽しみ方は色々できる丁寧な作りこみには毎度関心させられる。

ドガドガといえば「戦争」前後のお話が多い。 書いているひとも、演じている人も、見ている方もほぼ誰も実体験がない。 望月監督はこの時代の若者が何を考え、どうやって前を向き(或いは前が向けずに)頑張っている(頑張れない)かを必死に伝えようとしている。 でも決してステレオタイプなモノの見方や書き手の主張を押し付けるのでなく「ひとりひとりの若者の視点」を大事にして物語が構成されているのが良い。 もちろんそんなことまで考えなくても素直にエンタメとして軽いノリで楽しむこともできるところも素晴らしいと思う(それができなくて息苦しい演劇のほうが圧倒的に多い)。 

初日に一緒に見た30歳の女性から「エンタメとしても面白かったし、この時代に必死に生きていた若者の生きざまを見て自分のぬるさを恥ずかしいと思った。自分ももっと頑張らねば」というメッセージが来た。 演劇(ドガドガ)って凄い!

トレイントレイン〜10人の嘘つき〜

トレイントレイン〜10人の嘘つき〜

制作「山口ちはる」プロデュース

「劇」小劇場(東京都)

2019/06/26 (水) ~ 2019/06/30 (日)公演終了

満足度★★★★

役者さんは大変だ。 客入れのわさわさの時から大半のキャストが板の上ですでに演技を始めている。 客席はどこに目をやればいいのか戸惑ってしまう。 喫茶店(カフェではない)の店員さんの○○が盗まれて犯人探しが始まる。犯人は?、、、という芝居。 テンポが実によく、また絶対的主人公が不在で、見ている方は目が離せない。最後は、、、OMG。これはおススメです。

機械と音楽

機械と音楽

serial number(風琴工房改め)

吉祥寺シアター(東京都)

2019/06/12 (水) ~ 2019/06/18 (火)公演終了

満足度★★★★

機械と音楽。前世紀それもロシア革命を背景とした前衛的な建築デザイナーのお話。 現代の普通の日本人にとってはなんとも「遠い」お話である。 それも大作、長編である。 正直ろばさん作品でなかったら「スルー」していたかも知れない。 しかし、行って観て良かった。 オープニングからぐっと持っていかれたし、僕にとってかなり曖昧な革命時代の背景もキャプションを交えながら説明してくれるしで筋で迷うことはなかった。 圧倒的な台詞の量はろばさん作品では毎度のことなので今更驚かないが、この時代に生きた天才デザイナーとその仲間たちの情熱、不条理、葛藤が見事でした。 緊迫し、気を抜けないシーンが多い中で唯一「ほっと」させてくれるのはニコライ君こと田中穂先さんの演技。 何処かでお見受けしたなあと思ったら数ヶ月前に「単純明快なラブストーリー(山口ちはるプロデュース)」で売れないバンドマンを演じておられていた方でした。 現代東京のミュージシャンから、前世紀モスクワの建築デザイナーへの転身、見事でした。 お疲れ様です(笑)。

殿はいつも殿(しんがりはいつもとの)

殿はいつも殿(しんがりはいつもとの)

ポップンマッシュルームチキン野郎

花まる学習会王子小劇場(東京都)

2019/05/16 (木) ~ 2019/05/26 (日)公演終了

満足度★★★★

90分の本編に、10分以上の前説ではない別の芝居があるというおトクな感じ。 本編はよーく練られた脚本で、時代設定があっちゃこっちゃ行くんだけどちゃんと繋がっていくという安心感。 テンポも抜群でした。前回のPMC観た時にも感じたけど、やっぱりベースに「愛」があるっていいですね。今日は2日目で東京公演のあとは大阪だとか。 キャストの皆さん、頑張ってください!

ピルグリム2019

ピルグリム2019

サードステージ

シアターサンモール(東京都)

2019/02/22 (金) ~ 2019/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★

オズの魔法使いの世界のようなファンシーさと、集団の狂気や怖さといった面を合わせもった作品。 だけど全部ひっくるめて良質なエンタメ、というまとめ(になってないか)。 情報量が多く一度では処理しきれないのでこれは2度観たい作品だが、昨日が東京千秋楽、、、  4800円は安いと思う。 役者さんのお見送りサービス精神素晴らしい、、、

台所太平記~KITCHEN  WARS~

台所太平記~KITCHEN WARS~

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2019/02/16 (土) ~ 2019/02/25 (月)公演終了

満足度★★★★★

30名近い演者が所狭しと駆け回り、芝居の間に歌(オリジナル)と踊りも挟んでくれる。今回は喜劇なんだけど、そこはドガドガ、監督の知性なのかしっかりと時代背景やら時事問題的に微妙な話題にも踏み込んでいてバランスがとれている感じがした。
演者も10代から??代まで幅広く同年代同士の役者で固める(結果として?)劇団とは違うところが魅力だと思う。
2時間超の芝居だが長さを感じない、いいテンポだった。

怪童

怪童

劇団献身

OFF OFFシアター(東京都)

2019/02/06 (水) ~ 2019/02/13 (水)公演終了

満足度★★★★

劇団献身の第12回公演 「怪童」 を観た。 献身さんは2度目の観劇となるが、自分のツボにくる作品だということは確信した。 非常に面白かった。
今作品はコメディタッチで当然笑いをとるシーンも多いのだが、やはりそれだけでない。 夢を追いかける2人の女の子が都会に出て、(詳細は割愛)やがて女性になり中年になっていく長い半生の中で彼女たちが変わっていく局面が丁寧に描かれているので観客もグイグイ引き込まれていく。 ラストは多分そうなるんだろうなという期待通りだが、それでもスッキリする。 115分、長く感じなかった。 観客の拍手の大きさがそれを裏付けている。
オサムを演じた納葉さんは過去2度ほどIAKUさんの作品で観ていて、「実力ある方」と思っていたが、今回あまりに違う作風でも見事にやってのけてくれたので益々株が上がった。 今後が楽しみな女優さんだ。

母という名の怪物と、朽ちた筈の愛

母という名の怪物と、朽ちた筈の愛

HIGHcolors

小劇場B1(東京都)

2019/01/23 (水) ~ 2019/01/27 (日)公演終了

満足度★★★

千秋楽にキャンセル待ちでチャレンジ。 5分前に無事入場。 
ハイカラさんはこれが3度目なのでそれなりに覚悟してみたのだが予想通りヘビーだった。昨夜はお酒のせいもあるかも知れぬが普段なら見ないような「気持ちのよくない夢」をみて夜中に何度も起きてしまった。 
母親とはなにか? 一見当たり前のようなテーマに正面から挑んだ作品は、普段自分があまり考えてこともない視点に気づかせてくれた。
どのシーンかは言わぬが途中若干中だるみがあった気がする、2時間でなくもう少し短くても十分良かったのではないだろうか。

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