満足度★★★★★
半年に一度のドガドガ。ほぼすべての作品が戦時中の若者の話で、それだけ聞くと暗い感じもするんだけど、必死に生きている人物像がくっきり映し出されることが共感を呼ぶ芝居。 色々と勉強にもなる。 エロティシズムもふんだんにあり、加えて踊りと歌がエンタメ性を高めていく。 こんな芝居のスタイルは見たことない。 でもって今回の新作は「噺家の恋」と来ている。 どんな内容なんだろうと気になっていたがこれは、、、やられたという感じ。キーとなる人物は3名なんだけど、キャストは総勢30名。 キーとなる人物以外にもそれぞれストーリーがしっかりとあるので誰にどう肩入れするかは見る人次第でもある。 いつも思うのだがドガドガプラスの作品は1回では消化できないのは仕方ない、と自分に言い訳してマルチで観劇することにしている。今回の新作、見どころ満載でした。