どらの観てきた!クチコミ一覧

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ぶっかぶか

ぶっかぶか

ここ風

シアター711(東京都)

2021/12/08 (水) ~ 2021/12/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

満員御礼のここ風さん。ちょっと暑かったけれど、さわやかな熱いお芝居でした。ラスト、もっとハチャメチャに盛り上げたら、とは思いましたが、とても楽しかったです。ありがとうございました。

ネタバレBOX

一番好きなのは旅人さんのキャラクターで、旅に出たくなりました。人間誰しも「人に会わなければよかった」なんてこと絶対ありませんよね。一万人に感謝されるなんて、よく生きた人でないとできませんよね。人はなんて日々自利自利の中で流されているのだろう、と改めて思う次第です。
ドント・コールミー・バッドマン

ドント・コールミー・バッドマン

24/7lavo

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2021/10/14 (木) ~ 2021/10/19 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

バットマンは悪人ではなく、「残念な人」らしい。残念なのは、焦点がだんだん見えなくなって意識が薄れていくこと。次に目覚めたときは残念でない人間で目覚めたい。

Who’s it? 〜ニューヨークの日本人〜

Who’s it? 〜ニューヨークの日本人〜

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2021/08/05 (木) ~ 2021/08/10 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

楽しそうな夏の夜の夢でした。いい感じな人々に泣ける「おち」を期待しましたが、幸せになる前にハッピーエンドなんて悲しい。

絶対、押すなよ!

絶対、押すなよ!

東京AZARASHI団

サンモールスタジオ(東京都)

2020/12/22 (火) ~ 2020/12/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

ああ、人の本音を捧腹絶倒の中で魅せられました。
今年初めての大笑いかも。攻めと守りのお涙頂戴。
5人とスタッフさんと観客の調和に感激しました。
狂気とカオスが蔓延る令和2年年末にありがとう。

十二人の怒れる男 -Twelve Angry Men-

十二人の怒れる男 -Twelve Angry Men-

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2020/01/10 (金) ~ 2020/01/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

人の偏見や先入観というものが、そのひとを形作っているとあらためて気づかされた作品。それがなくなり、透き通った人格が見えた時、そこには壁はなく心は通じ合う。そんな夢物語を祈る濃い時間だった。演劇に携わる人たち、ありがとう。

ネタバレBOX

彼らは何を象徴しているか。一人ずつが、この混乱した世界で、自国の立場を主張する国々に重なった。それぞれの主張はなんともろいものか。個人的には嫌いな(これも先入観)強気で大声で威嚇する男、途中せき込む男は何の病気かと心配したが、特に伏線とはならず、最後は静かに退いていた。次回は愉快な人間模様を魅せていただければ幸いです。
引き結び

引き結び

ViStar PRODUCE

池袋GEKIBA(東京都)

2019/11/07 (木) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★

アルツハイマ、以前見たスマイルを思い出しました。とにかく楽しい。受けなくても徹底的にやる。若い息吹に気付いて去るものの心情を感じました。とはいえ人生100年時代。さすがに20年ずれているかも。突っ込みたいところは山放題ですが、まだ生まれたばかりの皆さんにエエルを送ります!いいものを感じました。ありがとうございました。

ネタバレBOX

最前列だったので、スマイル表情がよくみれて、よかったです。5円だまがたくさんあったので、皆さんとのご縁を引き結びたいと思ったのですが、最前列は早く出てください。とのお言葉から、あいさつも出来ぬままかえってしまいました。申し訳ありません。かわいい女性陣もよかったです。演劇さんはリアルで輝いてました。おかあさんは。感動を全部持って行きました。かわいい女性です。おねいさんも、お嫁さんも、家族です。でも、みんなあまちゃんだな、と思いました。この世のすべての人々を正しく導けるよう今以上の努力と、情熱をいただきたいと思いました。次こそは5円があるようにお祈りします。
凜として

凜として

東京ストーリーテラー

d-倉庫(東京都)

2019/10/24 (木) ~ 2019/10/28 (月)公演終了

満足度★★★★★

そこんとこよろしく、で見えた明るい未來。それ以来のストーリーテラーさんでした。戦争の残虐さや原爆の恐ろしさを舞台で表現する作品は多いのですが、今日は常に人間性を忘れず前向きにいきぬきたいと思わずにいられない作品でした。また明日への糧になります。ありがとう。作品を作り上げた全ての方々に、そしてお二人の母にも似た女性に感謝します。

ホテル・ミラクル7

ホテル・ミラクル7

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2019/10/04 (金) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

良い脚本と演出でミラクルの夜を楽しめました。
これをたすいちややみあがりでやったらどうなるか
と思ってみてました。凄い
才能と努力の賜物ですね。

八月のモンスター

八月のモンスター

甲斐ファクトリー

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2019/09/19 (木) ~ 2019/09/23 (月)公演終了

満足度★★★★

登場人物の説明などの展開がよく分かりやすい舞台でした。
重いテーマですがコメディ感もありそこそこ楽しめました。
個性ある役者さんのテンポも良く劇団の将来性を感じます。

ネタバレBOX

3日間の地方セミナーではモンスターは退治できないでしょう。
雨

diamond-Z

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2019/08/30 (金) ~ 2019/09/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

初見の楽しい時間です。役者さんが楽しい人生なのが素晴らしい。そこにある山形を生きている。正体を知っていながら、生きるために知らない並行する世界がおもしろい。なによりも、各々が生き残ろうとする姿勢を見習いたい。東北に生きた役者さん達に拍手。

ネタバレBOX

当時、切腹する、自刃するってどんなだったんでしようか。我が家の祖先も責任をとり、自刃しました。そこにある想いをまた見たいものです。
ナイゲン(2019年版)

ナイゲン(2019年版)

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2019/08/22 (木) ~ 2019/09/01 (日)公演終了

満足度★★★★

毎年楽しみな作品。因果はめぐり、そのある点にむかう。極端から極端に舞う論理展開。でもそろそろ、この相手のいない茶番はイライラが並行する。かれ主体の主旨をスカッとやっつけたらいかがでしょうか。

さなぎの教室

さなぎの教室

オフィスコットーネ

駅前劇場(東京都)

2019/08/29 (木) ~ 2019/09/09 (月)公演終了

満足度★★★★

普通の生活、家族の信頼、そこにあるべき理由。あらゆる脳内細胞を働かせ実りだす悪の花。ひとびとはこのように疲れはて、終局に向かって言い訳に正義をさけぶ。性を越え、生死を越えても、安息の日々は得られない。見事な俳優陣に拍手。また会いたい。

ネタバレBOX

男性も徐々に女性に、女も次の生には男になるといいね。
バー・ミラクル

バー・ミラクル

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2019/06/29 (土) ~ 2019/07/08 (月)公演終了

満足度★★★

Dry編。酒の飲み過ぎか、ミラクル…の先入観からか、期待感だけ高まって、楽しみは少なかった。

ネタバレBOX

①はすっきりしないナンセンスにいらいら感。救いの歌はどきどき、②は現実感に記憶を失う。酔いが覚めてきた「③力が欲しいか」は人間味ある悪魔とのやりとりがおもしろかった。さてエンターテイメントって何だ。終わりよければ全てよっし。
あゆみ

あゆみ

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2018/12/15 (土) ~ 2018/12/26 (水)公演終了

満足度★★★

一人の女性が、生まれて死ぬまでを描かれています。
生きることはよく朽ち果てていくことと思いました。

ネタバレBOX

望んでいた感動や情熱は得られません。脚本、演出、キャストさん、スタッフさん、なにひとつ不足はないのですが、心に入ってくるものはありませんでした。あまりに期待しすぎたのでしょうか。盛り上げ感のある言葉や人生の各ステージを彩る演技はよいのですが、それは全て演技であり、そこに生きた証やリアルな情熱が入ってこないのです。アフタートークも女子会の延長戦的な感がしました。書いてあった笑いも感涙もありませんでした。ファンの皆さんには「楽しい人生」だったことでしょうけれど。
【残席僅か!】ドラマトライアル

【残席僅か!】ドラマトライアル

Prayers Studio

Prayers Studioアトリエ(東京都)

2017/09/29 (金) ~ 2017/11/05 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しい時間を頂きありがとうございました。
今後の可能性を感じるイベントでした。

ネタバレBOX

当イベントは、演劇を通して人の真理をつかむよい機会でしたが、
すこし頭の整理ができず、カオス状態がつづいています。これって私がやりたいこと?
最初は本編だけ見るだけでと思っていましたので、本編終了後そのまま帰るつもりでしたが、
この機会(自ら考え話し演じること)の重要性が少し分かったような気がします。
それは事に気づくこと。人が何を考え行動しているかを理解すること。
そして感情というものが何かが分かること そしていつの間にか知らない何かになれること。
それはとても人にとって重要なことだと思います。
それに気づけば 人はより幸せを感じるでしょう。 人とグループの成長が生じます。
このような機会を多くの劇団の皆さんがおこなっていただければ幸いです。
観客の立場から 演技する立場で 感じること 理解できることを共有できるでしょう。
新しい何かを生むときには パートナーの理解と共有が必ず必要となるでしょう。
それは組織におけるチームワークのようなもの
それは将来エンターテイメントを生み、それを育成する 大きな財産と得る機会になると思います。
できるだけ多くの方々が リアルに 人を知り その人になる 機会を得ること。
それは生きる意味を知ることかもしれません。劇団の皆さま、参加された方々、どうもありがとうございました。
ATTACK!

ATTACK!

劇団 浪漫狂

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2017/05/09 (火) ~ 2017/05/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

この劇場は2回目で螺旋階段をこけないよう気をつけて降りました。
初めての劇団で初日ですが、劇団のすごい「まとまり」を感じました。
タイトルをみて、仕事疲れの帰りに、「コメディかな。眠らなければいいけど」
と期待しないで(一列目の隅っこに)座りました。
でも眠くなるどころか目が冴えてどんどん引き込まれました。
いつもの、滑舌とか役者さんのあらさがしをしているどころではありません。
もう こんなに心が通じる という一体感がありました。
これが演劇の人馬一体でしょうか。
こんなうれしい瞬間はありません。今年最高の「エンターテイメント」でした。
終了後は震えが止まらず「アンケートの文字がこれでは読み取れない」
と思った次第です。
最後に、ブルーハーツをはじめ、音楽もよく合っていて最高でした。
ありがとう。

ネタバレBOX

この作品は、良い意味で、どこかで見た感動映画のようでした。
そしてまた良い意味で、人間の五感に働きかける「ずるさ」があるのかも。
死んでいく仲間への思い。生き残るべき仲間のために自ら死を選ぶ人。
それらの悲しみも喜びもよく表現していただきました。
最後の挨拶でもずっと涙を流していた佐藤美優さんのお顔が忘れられません。
このように”観劇”にむせぶ場合は、身体が硬直してうまく拍手もできませんでした。
やっと立ち上がれるようになったら、今日のヒーローやヒロインさん全員に
「ありがとうございます」と見送っていただきました。
私にとって、あらためて 憎しみって 怒るって 嫌いって どこからくるのだろう。
そして、幸せに生きるって何だろう を考えるよいきっかけになりました。
この劇団の役者の皆さまがこれらを継続していただくことで、
素直に世界をみつめ 素晴らしい未来にしようという人間を育てます。
役者の皆さんにとってはまだ完璧な作品ではないかもしれませんが
こんな劇を千秋楽までもっともっと突き詰めてやれるなんてうらやましい。
あと8回アノ時代を演じてください。あなたを伝えてください。
先入観をもたない、この世界の動きをきちんと見つめられる人を
一人でも増やしてください。

帰り道はなぜか何度も何度も好きなうたを口ずさみながら帰ったのです。
「大切な人守りたいなら 覚悟の意味をはき違えるな
 君のために死ねるとか 誰も喜びやしない
 愛のために生きてやれ 共に生きて明日に」
生きてて良かった。全部ありがとう。DVDもありがとう。また10月に!
だから人生って楽しいよね。
ブラック祭2016

ブラック祭2016

メガバックスコレクション

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2016/08/11 (木) ~ 2016/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★

リアルステージのおもしろさ
先に「5」を見ていた。
演技が誇張されてるとか、効果音でせりふが聞こえないとか、ラストシーンが…とか、客観的にあらさがししながら鑑賞したのだが「RS」は少し違った。
はじめから過剰に怖がった演技だと思ったし、なぜココでそのテーマをいれるの、とかアドリブの不自然さも気になっていた。
しかし途中から興味が、ゲームのコントロール感を「楽しむ」ことに移ってしまった。展開を予想してストーリーを導くやり方は、これまでも他の劇ではあったが、おもわずその中にはまってしまった。それは、現実感あるおもしろさだった。少しだけ役者さんとの距離が縮まり会話ができた思いだ。
「そっちで外のおまえら俺たちを笑っただろう。冗談じゃない」と語られて、少なからずステージに参加していることが分かりはじめた。
自分の選択でストーリーが変化していると感じ、まさに自分が死を宣告した演技者と錯覚するほどだった(それはオーバー)。
そこはよかったのだが、ブラック祭そのものがもつ物足りなさも個人的ではあるが考えてしまった。
ともあれ、ゆんちゃんは(前回のビスケのかわいさを思い出すが)とてもよい演技でした。キリマンジャロさんもステージに上がれば、主催者をやっつけてくれるのではないかと期待したのに(ウソ しません)。

ネタバレBOX

今回は、半強制的に「Fを消しAとGを生かすためには」とかゲームをコントロールするチャンスを3回もいただきとまどった(1回もいらなかったが)。
そうか、ステージの男女も一緒なんだなということが分かった。いつもは客観的に俳優さんの演技や演出を楽しむのだが、今回は別の思いが混在したおもしろい観劇となった。商品(水ようかん?)がほしい。(後で考えるといらない)そのために、自分が選択した展開にストーリーを導き、ステージの人たちを無情に死に追いやる「ひとでなし」が自分の中に現れ、
その偽善がむくむくと育ち始める意識を感じたのだ。リアルならどうする。死の淵にいる立場だったらどうする。これらに少なからず巻き込まれた。それはメガバさんの主旨にあっていたのでしょうか。
ブラック祭なのだから「SAW」のように徹底してやってもよいと思っていた。でも私は血みどろの乱闘の中でも生きることに立ち向かい全精力で勝利する人間をどこかで期待していた。
それで結果が出なくとも作品とすれば成立したはずだ。最初から最後まで死と戦わない(脚本的に戦えない)ことに魅力半減だった。
例えば、最近見た「夏に死す」も脚本(結果)にはどうあがいてもさからえないが、「老人にこうなってほしい」と思う自分の願いがあった。
それが満たされた時、見るものはとてもうれしいのだが。なにはともあれ秋の作品が楽しみだ。
吹雪の山荘にて

吹雪の山荘にて

カスタムプロジェクト

調布市せんがわ劇場(東京都)

2016/05/03 (火) ~ 2016/05/05 (木)公演終了

満足度★★★

久しぶりに
試験答案を時間いっぱいで仕上げるスリルをあじあえました。でも答案用紙を最初に見たときから変な直感。変な答案用紙です。そこには正しい日本語が書いてないのです。ここに迷いが生じるのですね。この舞台は証拠物件よりも何よりも人の直感を試していたのでしょう。よくある手でした。こういう舞台もありだと思いますがもう少しコメディタッチに描かれたらいかがでしょう。

ネタバレBOX

なぜ私の中でもりあがらなかったのか。それは答案用紙の「犯人は誰」と「主人公」の言葉。そもそもミステリーで一つの決まりパターンは刑事が犯人、または主人公が犯人。それは最初から分かっていたのであとは理由付けだけなのですが。ところが前半の特色ない演出にうとうとしてしまって集中力を欠いてしまいました。どうも映像も効果的ではなかったような気がします。全体的になぜかつまんなさを感じたのです。キーワードを丹念にチェックしようという意気込みをもっていたのですが、あまりに几帳面な進行状況についていけませんでした。最後はこじつけ的な説明にハタハタつかれて、あとづけで 素敵なプレゼントがあります(最初にいえよ)とか、動機は「タイクツ」といわれても困ってしまいます。最後の「どうだ。おもしろかっただろう」と言いたげなぎゅうぎゅうさんにムッとしてしまったのは私だけでしょうか。よかった点とこれからがんばっていただきたい点と整理できて勉強になりました。ありがとうございました。言いたいことばっかりでごめんなさい。
丘の上、ただひとつの家(全公演終了・ご来場ありがとうございました)

丘の上、ただひとつの家(全公演終了・ご来場ありがとうございました)

鵺的(ぬえてき)

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2015/02/11 (水) ~ 2015/02/16 (月)公演終了

満足度★★★★

展開がおもしろい
脚本、演出がよいのでしょう。家族をテーマにした作品としては次の展開がどうなるか、引き込まれていきました。夜つかれていたので眠くなるのではの予想が覆され最後まで目が離せませんでした。緊張した状況の中での笑いもほっとさせてくれた感があります。

ネタバレBOX

尼崎の件って、何のことを言っていたのでしょうか。あの事件かな。小道具のイスの足が全て違う方向を向いていて色も違っていたけれど、きちんとイスの役割をしていたのは、家族という虚構の安定感を象徴していたからでしょうか。

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