tottoryの観たい!クチコミ一覧

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『法螺貝吹いたら川を渡れ』東京公演

『法螺貝吹いたら川を渡れ』東京公演

渡辺源四郎商店

ザ・スズナリ(東京都)

2024/05/03 (金) ~ 2024/05/06 (月)開幕前

期待度♪♪♪♪♪

渡辺源四郎商店の新作を拝む5月、しかも近年は工藤、畑澤両名による・・。ただ今回は厳しい日程。観られるものか・・

カラカラ天気と五人の紳士

カラカラ天気と五人の紳士

シス・カンパニー

シアタートラム(東京都)

2024/04/06 (土) ~ 2024/04/26 (金)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

別役戯曲と加藤拓也演出、これは観である。値段が高そうだが・・

と悠長に構えていたら既に完売。俳優陣を見たら、そうか、そりゃそうか・・。
何とか当日券を狙ってでも観たい!と繰り返しておく。

第37回公演『ライダー』

第37回公演『ライダー』

激団リジョロ

シアターシャイン(東京都)

2024/04/12 (金) ~ 2024/04/21 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

同劇団の「風の市」を観ていた。在日のルーツを手繰る関西弁炸裂の元気が余った舞台で、コリアルーツの俳優(調べたら金哲義)をゲストに招いてコラボっぽくやってた印象だが、あれが既にコロナ禍下で、恐る恐る観劇してたのだったか・・。その金氏は先日観たばぶれるりぐるのアゴラ公演に出た二十歳絡みの女優が高校時代に三人で立ち上げた劇団の、世話人的存在だった由で、そうした系譜を知りたくはなるが、ここはあまり詮索に走らず、またあの元気の良い舞台を目にしたい。

アオハルじゃねえ! 青春(せいしゅん)だ!

アオハルじゃねえ! 青春(せいしゅん)だ!

劇団S.W.A.T!

「劇」小劇場(東京都)

2024/04/04 (木) ~ 2024/04/14 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

約10年越しになるが、この劇団の団員が客演した舞台を観てその俳優力に気圧されて心地良く緩急自在な台詞回しを聞いて以来、観るチャンスを得ず。ここ何度かの公演はチラシにありつき、昔の米国映画のポスターみたく半写実な(漫画から劇画になった感じの)イラストと共に、コンスタントに公演を打ち続けていると知るが、この劇団の舞台がどうだという風評じたい耳にした事がなく、未だ正体知らずである。今回は早くにチラシを得、日程と睨めっこしている。

夢の泪

夢の泪

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2024/04/06 (土) ~ 2024/04/29 (月)上演中

期待度♪♪♪♪♪

高額なチケットを最初に買ったのがこまつ座だったので、「高い芝居」の代名詞になってるが(新装PARCOや新規MILANO-Zaの方が格段に高いが)、久々に観に行く。
新国立に井上御大が書き下ろした東京裁判三部作の一つ(タイトルがどれも「夢の○○」)だが、「夢の痂」以外の演目を知らず、それをやるというので食指がむずっと動いてる(歌もあるはず!)。同時に、客演の桟敷童子・板垣女史を見てみたいというミーハー心も後押し。

色々とおかしな事がシレッと通る時代ゆえ、物事の筋道を軽妙かつ周到に語る(人物にも語らせてくれよう)井上ひさしの戯曲世界に触れたくなってるんだな。

(余談だが一律に馬鹿高いチケット代を設定してる上述の劇場は一体何だろな、と思う。「RENT」のエンジェルシートも連日盛況な公演でなきゃ出せんものかな。コクーンシートのようなのはまだまだ大事やと思う。素晴らしい舞台でも、下手に人に勧められず、閉じた趣味の世界にハマって行く気がする。)

GOOD  -善き人-

GOOD -善き人-

フジテレビジョン/サンライズプロモーション東京

世田谷パブリックシアター(東京都)

2024/04/06 (土) ~ 2024/04/21 (日)公演終了

映画化された作品と聞いて思い当たったのはタイトルが「善き人のためのソナタ」という映画で、別物だった。東ドイツの通信傍受をやる真面目な役人が、西側の文化に触れる内に内部的な変化を起こして行くというやつ。あれのつもりで半分いたから、仕切り直して、時間があれば映画を観て考える事にする。
(観たい!投稿に非ず、失敬。)

繭の家

繭の家

タテヨコ企画

シアター風姿花伝(東京都)

2024/03/27 (水) ~ 2024/03/31 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

実演の方は終わってしまったが配信があるというので観たい。タテヨコも気になる団体の一つだが中々観に行けておらぬ。

三人姉妹

三人姉妹

ハツビロコウ

小劇場B1(東京都)

2024/04/02 (火) ~ 2024/04/07 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

始まってからの「観たい!」になったが(毎度の事だが)ハツビロコウの古典舞台はテキレジがどうやら良く目立てが何気に新鮮で緊迫感を作り出す。今回も知った演目ではあるので、発見を楽しみに。

なかなか失われない30年

なかなか失われない30年

Aga-risk Entertainment

新宿シアタートップス(東京都)

2024/04/27 (土) ~ 2024/05/06 (月)上演中

予約受付中

期待度♪♪♪♪♪

結局の所Aga-risk は一度も観ていなかった(他団体の「ナイゲン」は二度観ているが)。このタイトルは大変気になる。漸くの初観劇となりそう。

当てずっぽうだが主宰冨坂友氏は就職氷河期の少し後の世代か、いずれにせよ失われた三十年に飲まれた世代と自称するに足りそうだ。「まだ/失われてない」の意がどっちのそれか、によって中身も変わりそうだが、下手な事はやるまい・・(下手な事って何だ)と信頼して観に行く。

地の面

地の面

JACROW

新宿シアタートップス(東京都)

2024/06/14 (金) ~ 2024/06/23 (日)開幕前

予約受付中

期待度♪♪♪♪♪

観劇のインターバルが三公演以上とローペースで結果配信一回、生で三回(内一つはリピート)観たのみ。昨年の角栄三部作もその前の経済三題も一つも観られなかったので久々にこれは観ておきたい。
経済をどう扱ったのかは是非観たかった。国民の目と理解が及ばない領域(それが極大化すれば民主主義は終焉する)を埋めてくれる中村ノブアキ戯曲のテーマとしては、自分としては何よりまず経済だ。
(本来は選良が「国民のため」の経済を具現する政策を粛々と打ち出すべき所、とりわけ政治を私物化された安倍政権以来、適切な経済政策は打たれず何が適切かも語られない現状に見える。)

さて次は地面師という。興味津々である。他にその実相を暴いてほしい領域としては、総会屋、近年の犯罪組織の闇。組織原理が全く判らない検察内部、もっとコアな所で裁判所内部、地方行政組織など。
一昨年オフィスコットーネに書き下ろした戯曲は末端の警察組織を描いた。あからさまな「警察批判」のストーリーだったが、このフィクションがどの程度のリアルな実態を土台にしているのか(していないのか)、は見えたかった。
地面師はバブル時代に暗躍したと思しくどっちかと言えば過去に属するが、警察、検察、裁判所は現在進行形で日本をミスリードする官僚組織たり続けている。
韓国ドラマを覗くと、娯楽を通じて権力の実態と傾向を知る「教科書」になり得ていると感じるが、日本では警察が格好よく描かれ、悪人がいるから警察という正義の味方が必要だ、とひたすら注入している。だが権力組織としての怖さは時として漏れ出ていて、社会的条件が変われば牙を剥き兼ねない怖さがある。
義務教育行政も、大学組織改革も日本の暗い未来しか示唆しないが、「何でこうなっているのか?」との素朴な疑問に答える作劇の力量を持つ一翼、JACROWには期待しきり。

天の秤

天の秤

風雷紡

小劇場 楽園(東京都)

2024/03/29 (金) ~ 2024/03/31 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

久々に名前を見た(芝居屋の取れた)風雷紡。早く完売になる劇団だった事を忘れていた。。
役者陣以上に「あらすじ」を見ない自分だが思わずどの題材?今度は、と目が行った。史実を扱い、被虐の者に言葉を語らせる風雷紡的筆致を久々に体感したいが・・叶うもの哉。

シングルファザーになりまして。

シングルファザーになりまして。

演劇集団 Ring-Bong

座・高円寺1(東京都)

2024/03/27 (水) ~ 2024/03/31 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

山谷典子戯曲作品は約10年前に初観劇以降、多分二つ、いや一つしか目にしていないようだ。近年気になる作品を見逃しているが、本音を言えば新劇系の「要注目」劇作家ないし劇作が増え過ぎて手に余るという身も蓋もない「都合」が大きい。
が、たまには観てみるか、てな構えで肩の力を抜いて今回は観れそうな雰囲気やし、いっちょ行くかな。

自慢の親父

自慢の親父

工藤俊作プロデュース プロジェクトKUTO-10

シアター711(東京都)

2024/03/20 (水) ~ 2024/03/24 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

前回下北沢に来たのが関西産の工藤プロの初見で、オムニバス風なのが面白かったが、平塚直隆作品をやるというのでオッと更に食指がピンと立つ。観るべし。

ヨルノハテのショーケース

ヨルノハテのショーケース

ヨルノハテの劇場

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2024/04/17 (水) ~ 2024/04/21 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

色んな公演をやってるヨルノハテの正体を未だ知らないが「はまべのうた」(山﨑薫ソロ)、「オオカミだ!」(中野敦之演出、ケッチ出演)は観たくて見逃したので観たいな、何故TAK IN KAAT枠でなのかは不明だが、と漸く詳報を見ると三演目それぞれ単独の公演であった。どちらを観るか・・

#34「闇の将軍」四部作

#34「闇の将軍」四部作

JACROW

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2023/12/08 (金) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

本シリーズ三作目が初JACROW観劇の舞台で、以後リピーターとなるだけのインパクトあり。毀誉褒貶の激しい政治家田中角栄がついに政界のパワーゲームの前に崩折れる姿を描いてこれは是非第一作「夕闇」第二作「宵闇」も観たく思ってはいたが、スケジュールを見れば「夕闇」は可能日が皆無、「宵闇」は微妙、既に観た「常闇」は二枠とも観れるというご多分に漏れぬ運の悪さ。此の度は諦め何時来るか分からない次回に期待。観たい。

多分十代の頃、本屋でふとある劇画本を手に取って読み始めた事があった。辺りは静かだったから古本屋だったか、町の小さな書店だったか。ページを開き、何か素通りし難い実話っぽい物語に引き込まれて行ったが、終盤にそれが田中角栄の事だと分かった。当時子供だった自分にとってその政治家は言わば「悪人」であった。が、善悪では割り切れない「秘密」を知った気になったのを覚えている。汚職疑惑のみならず、日本列島改造論で日本の自然を破壊した、そうした「開発」と「金」に塗れた印象があった。
米国従属史の文脈から眺めればこの政治家が別の貌を見せるのを今は承知している。米国の公文書公開制度と、最新知見をひもとく学者やジャーナリストの存在のお陰だが、メディアはそんな情報は取り上げない。従来型を塗り替える事は今やご法度。演劇作品がそこにどう切り込んだのかも興味津々な訳である。観たい!

友達じゃない

友達じゃない

いいへんじ

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2024/03/20 (水) ~ 2024/03/24 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

昨年6月初めて、軽い味わいでいて繊細さのある(ありそうな)出し物を観たユニットで、ゆらゆらした感触だったので、「ゆらゆらしないところ」を観たくなっているが、それは無理なのかどうなのか。
会場に惹かれる所があったが、そうかナカゴーがやってた会場だからか。(公演と全然関係ないが..)

ギラギラの月

ギラギラの月

プレオム劇

ザ・スズナリ(東京都)

2024/04/03 (水) ~ 2024/04/07 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

中島淳彦作演出の女優だけの芝居をやる劇団、というのがあったと最近知った。演出は初回(2016)のみで2019年に他界した後も(いや後ますます)活動の模様。前の公演から気になってたが今回観に行ってみようか。

東京の恋

東京の恋

劇団道学先生

新宿シアタートップス(東京都)

2024/04/09 (火) ~ 2024/04/15 (月)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

ゼータク三本立て。戦前から現在と時期を縦断して作風も違う演目の並びがどう見えるか楽しみ。

波間

波間

ブルーエゴナク

森下スタジオ(東京都)

2024/03/15 (金) ~ 2024/03/17 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

だいぶ前に(池袋あたりだったかどうだったか)一度切り観ただけの劇団だが我が所縁の九州の劇団。また加えて森下スタジオというチョイスでこれは「行き」である、となっている。これは観に行く。(多分。)

調べてみるとちょうど10年前、同劇団が唯一上京したらしいのは王子小劇場で、観ていた。改めて、楽しみ。

新ハムレット

新ハムレット

早坂彩 トレモロ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2024/03/22 (金) ~ 2024/03/31 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

早坂彩の名は最近よく目にするが、舞台は未見。トレモロ主宰として一定期間活動した後に青年団所属となった人という事でどんな演出を?と関心大。
女性の演出家・演出志望の名前が近年多数目に止まるようになり、演劇界が利権やヒエラルキーとは無縁である故かな、と思う。
注目される女性演劇人(特に女優以外の)が増えて行く事は、固着した性別分業が他の分野での進歩を阻んでいる分、演劇の文化的芸術的盛況を形成する上でも私は歓迎。基準は勿論、「良い舞台」に触れる喜び。

(余談を続ければ、旧弊な組織文化や、利権構造に絡め取られている集団にはその「利権」の関節部分に男が居座って禄を食み、組織のみならず国をひたすら下降させているイメージがある。これが最近ますますリアルに感じられるようになった。「対抗勢力が優れている訳でない」としても政権交代の効果があるように、利権に与る管理ポストを男がガメている「固着」を融解させ、「女性にやらせてみよ」を救国のスローガンにする位でなければ日本の未来は「滅亡」の一択しかない。末期症状を呈する日本のTVドラマも男の「情けなさ」「優しさ」でなく、潔く身を引く「勇断」を描き、事実に即して女性の徳性や有能さをリアルに切り取ったドラマが主流になればな・・と思う。以上独白。)

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