Mr. Fujino
世田谷シルク
こまばアゴラ劇場(東京都)
2013/10/31 (木) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
一長一短
共催の劇団NATは、芝居の構成は骨太だったものの俳優のレベルは標準以下。全員同水準で抜きん出た者がいない。
一方で世田谷シルクは、NATに比べると俳優陣の演技レベルは総じて高いが、その分下手な俳優が紛れ込むと異常に眼につく。
ひとつの完結する作品としてみると、紛れ込んだ下手な俳優は観賞の邪魔だ。その一方で、低レベルで何の取り得もない芝居に観客として時間と金を払う必要があるのか?
何とも取り止めのないことを考えさせられた。
阿Q外傳
NAT
こまばアゴラ劇場(東京都)
2013/10/31 (木) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
阿Qの集まり
何かやっているようで何もやってない。
ただ覚えたセリフを自分の番が来たらしゃべってるだけ。
何を描きたいのか、何を訴えたいのか何も伝わってこない。作家が気の毒になった。演出がまったく機能してなくて役者が暴走してる。
立ち稽古初日みたいな芝居をみせられても客が迷惑します。ちゃんと稽古の成果を見せてくれなきゃ。
観ていて、この人たちは本当に芝居を好きでやってるのかなと思った。
ただ単に「ニート」だとか「プー太郎」って言われるのが嫌だから、とりあえず「俳優してます」みたいな。
そう考えると出演者全員が阿Qってことか。
糸女郎
劇団唐組
雑司ヶ谷鬼子母神(東京都)
2013/10/26 (土) ~ 2013/11/03 (日)公演終了
満足度★★★★
ある種の風物詩として
紅テントの作品はどれも似たり寄ったりだが、それはそれで観に行くと劇の世界にちゃんと入り込めて「来なきゃよかった」と後悔させられることはない。
観劇帰りに「ああ、いよいよ冬(夏)になるなぁ~」とこれからやって来る季節を知らせてくれる。
MIWA
NODA・MAP
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2013/10/04 (金) ~ 2013/11/24 (日)公演終了