三十郎の観てきた!クチコミ一覧

261-275件 / 275件中
GEKIKON'13「サテン劇」

GEKIKON'13「サテン劇」

広島市南区民文化センター

広島市南区民文化センター スタジオ(広島県)

2013/12/19 (木) ~ 2013/12/20 (金)公演終了

満足度★★★★

ほっこり笑えるブレンドの美味しさ。
エゴはなかったですねぇ‥(笑)  

でも、これは良いです。

一番最初、4人が舞台の上に揃ってる姿を観た瞬間、
「あぁ、これは良いなぁ」って思ってしまいましたぁ。
それだけ四人の雰囲気がすこぶる良かった‥‥。

少し粗かったけど、それさえもネタに変えて
楽しませてくれっ!って思ったくらい‥‥。
それが、許される舞台でしょうから。

四人の作・演出家が、他の三人の役者としての良いところ、
また、本人の作・演出だと決して出したがらないところを、
オモシロおかしく引き出してたようにも思います。
これって、当て書き?の面白さ‥‥って事になるのかなぁ…(゜ロ゜)

まったく個性の違う同じ四人での別ヴぁージョンを、また観てみたいです。

ネタバレBOX

藤井さんの作品は三番目くらいの方が良かったかなぁ。

藤井さんの最後の幽霊には笑った。
末武さんのおじいちゃんがツボ。

「カフェ・ド・末武」
定番のツボを得た笑い。
「純喫茶 藤井」
舞台版フィルムノワール
「コーヒーの象」
過去と今を繋ぐ悲しみの空間
「茶房 宮廻」
初作・演出なら出来すぎ‥(笑)
オペラ・ミニコンサートvol.16「子どもと呪文」

オペラ・ミニコンサートvol.16「子どもと呪文」

ひろしまオペラ・音楽推進委員会

JMSアステールプラザ 多目的スタジオ(広島県)

2013/12/12 (木) ~ 2013/12/12 (木)公演終了

満足度★★★★

子供も大人も楽しめるオペラ。
珍しく日本語上演でしたし、タイトル「子どもと呪文」の通り、子供も大人も楽しめるオペラでしたぁ。  
いつものオペラ・ミニコンサートと比較すると、出演者の人数も多く、演出・衣装も凝っていて、ほんと観ていて楽しかったです。  
曲も、「幻想的オペラ」と言われてる通り、今まで聴いてきたオペラの曲調とは異なり、不思議な余韻が残りましたぁ。

子供の楽しむものを、大人がこっそり楽しんじゃったという感じですかね‥(笑)

大時計のひとの踊りの振り付け、
算数のシーン(?バックに数字が回りながら出てくる‥)の演出が特に好きです。
ほんと面白かった。

すいません、他とのバランスで満足度4.

MIWA

MIWA

NODA・MAP

J:COM北九州芸術劇場 大ホール(福岡県)

2013/12/06 (金) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしすぎて脱力感しかない‥。
オープニングのインパクトが半端なかったです。  

オーソドックスでもあり新しくもあり、
歌もあり映像を凝ったところもあり、
もうサービス精神旺盛‥。  

見終わったあと、
素晴らしすぎて、もう脱力感しかないです‥。

しかし、宮沢りえさんには、てっぺんが無いのですかね。
ほんと凄すぎます。
野田秀樹さんの宮沢りえに対する信頼感は半端ないし
‥っていうか、彼女のおかげで、
自身が珍しくめちゃくちゃ控えめになっとっりました‥(笑)

もう、文句なしに満足度10!

‥ってないのかぁ。

片鱗

片鱗

イキウメ

西鉄ホール(福岡県)

2013/12/07 (土) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

満足度★★★★

終わったあとから湧いてくる怖さ
イキウメさんは、はじめてです。

王道のホラーですよね。

終わったあとからジワジワ怖さが湧いてくるというかぁ‥‥。

終了まぎわ、「えっ、そうなの??」
って、もう一度あの人の行動とか言葉を振り返るも、
もう時遅しで、闇の中‥‥。

面白かったです。また機会があれば、イキウメさん観てみたいです。

ネタバレBOX

サスペンス、ホラーといえば、
一番らしくない人が張本人っていうのが、
良くあるパターンと分っていたのですが‥‥。

女の子があまりに可愛くて、
てっきりそんなことも忘れて、あらあらあら‥‥
といった感じで‥‥。
ライク ドロシー

ライク ドロシー

森崎事務所M&Oplays

JMSアステールプラザ 大ホール(広島県)

2013/12/05 (木) ~ 2013/12/05 (木)公演終了

満足度★★★★

品の良いカラフルなドリフターズ
品の良いカラフルなドリフターズ‥‥
って、例えが古いけどね‥‥。

面白いっちゃ~面白いんだけど、
○○ワールドっていうほど
目新しくて個性的なものも感じられなくて‥‥。

いろいろ舞台を観ると、もっともっと‥を要求しちゃうから‥。

いや、面白いんですけどね‥‥。

やっぱ、大ホールでやるときは、
照明とかアクションとかダンスシーンとかないと、
会話劇だけじゃ、映えないよね‥。

普通に面白かったから、満足度4かなぁ。

俳優としては、川口覚くんが良かったんじゃないかなぁ。

ネタバレBOX

個人的な感想だけど、
長澤まさみさんの表情が妙に固かったかなぁ。
出だし危なかったところがあったので、
少し引きずったのかな‥‥と思ったり。

後半、台詞の間違いのおかげで、
すっとチャーミングな長澤まさみさんが
出てくるんだけど、時遅し‥っていう感じで‥。

こんなもんじゃないと思うんだがなぁ。
日本語私辞典

日本語私辞典

オイスターズ

JMSアステールプラザ 多目的スタジオ(広島県)

2013/11/15 (金) ~ 2013/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★

言葉ゆえに何かを失ふということ
面白かったです。  
言葉の大切さを感じましたぁ。  

言葉を失ふこと。  
身の回りのものを失ふこと。  
記憶を失ふこと。  
家族を失ふこと。  
友人を失ふこと。  
愛を失ふこと。  
愛する人を失ふこと‥‥etc。

あるひとつの大切なものを失ふことは、
ただそれだけを失ふことでは無いのでしょうね‥。

もっと、もっと、良い作品に出合えそうなので、満足度はまだ4.


言葉ゆえに、何かを失ふ事。

ネタバレBOX

か‥‥川上珠来さんが可愛かったという、
身も蓋もないネタばれ。
「みつことコンビニ、大臀筋。」

「みつことコンビニ、大臀筋。」

北九州芸術劇場

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2013/11/16 (土) ~ 2013/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★

シアターデモ2013版が気になります!
面白かったです。  
いきなり、おもちゃ箱をひっくりかえしたような感じで始まり、  
物語の流れを無視したかのような音楽と台詞をかき消すかのような音量とで、最初は観るのに集中出来ませんでしたが、その微妙にズレた雑で荒れた感じに、ある瞬間から嵌まっていきました‥。  

泣き笑いしてる奥にときどき見え隠れする、うっすらと殺伐とした雰囲気の中で、一生懸命当てはめようともがいてるジグソーパズルのワンピース達。
そんな彼らの物語だったのかなぁ。

アフタートークでシアターデモ2013版と演出が違う…って聞いて、
どんな感じだったのか凄く気になりました…。
演出家と作者の意図が微妙に違う‥っていうのもなんか面白いですね。

これを観たら
ブルーエゴナクさんとショーデン隊さんの舞台を観たくなりました‥。

まだまだ、もっと面白い舞台を期待したいので、ここは満足度4。

ネタバレBOX

少し置いていかれた感のある”みつこ”が愛おしくてしかたなかったです‥。
尾崎の弾けすぎて微妙に浮いた感じが良かったかなぁ。
「劇団Tempa 秋の演劇祭」

「劇団Tempa 秋の演劇祭」

劇団Tempa

広島市東区民文化センター・ホール(広島県)

2013/11/08 (金) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しかった秋祭り!
昔、大阪の「中之島演劇祭」には参加したことあるのですけど、その時は単発でヨーロッパ企画を観ただけですし、同じ場所で短期間色んな劇団を観れる演劇祭なるものに参加したのは今回がはじめてですね。  

で、結局観たのは  
11月8日(金)19:00~「桜の森の満開の下」×「走れメロス」 ※アフター  
11月9日(土)15:00~「ブレーメンの音楽隊」×「ハツカネズミと人間」  
11月9日(土)19:00~「部屋を出て、部屋へ帰っていくあなたのための音楽×「走れメロス」 ※アフター  
というように、「走れメロス」始まり、「走れメロス」に終わった演劇祭でした。  
5作品ともハーフタイム物の舞台とは思えない内容の濃さ、レベルの高さで、タイプもそれぞれ違うし、一粒で二度美味しい、いや三粒で六度美味しい、楽しい秋祭りでしたぁ。  

あえて、文学と演劇をテーマにし、4劇団、5作品を3日間で演劇祭として開催するのって、ほんと大変なことだと思うのですよね。
自分にとってはタイトだったけど、今まで経験したことのない演劇祭という楽しい二日間、6時間を過ごさせてもらったので、ここは満足度5です。  

まあ、しかし、今度こういった企画をした場合、広島で活躍されてる劇団、演劇ユニットさんたちが、参加できるのか、どうかが課題なんでしょうね。  

県外の劇団がフットワークが軽いのか、県内が重いのか、一人の演出家のもとに集い同じ世界を共有し作り上げていく劇団が少なくて集まりにくいのか、他から刺激を受けるより、自分の世界にこだわりすぎる一匹狼的な人が多いのか。  

なんか外から見た感じ、閉鎖的な匂いはするかなぁ。
環境も難しいのかもしれないけど。

ネタバレBOX

「走れメロス」 坂口修一‥‥  
原作の匂いとは全然違うテイスト、そこが面白かったです。
ひとり芝居が苦手だった私に、ひとり芝居の楽しさを教えてくれました。
2回観ると結構緻密に創られてるのが分ってきて、ネタを覚えてる短期間での2回観賞はきついかな‥(笑)  
今回は、この作品なしではありえない演劇祭だったかと‥。  

「桜の森の満開の下」 劇団Tempa ‥‥
作品・雰囲気は好きな舞台ですし、かなりレベルが高いですね‥。
妖艶・不可思議・残酷・魔性・美などが、琴の音色と多彩な色と入り混じって、その中でうごめく人というか‥。
古原さんの声が、全編この舞台の空気を決め、どっしり感を与えたかな‥、原さんは怖かった‥‥、鍋島さんには最後それをもっと食って欲しかった。  

役者の技量に合わせて舞台を創るのではなく、あくまでも高いレベルの舞台に設定しといて、そこへ何とか劇団の役者の技量をスキルアップしていく‥‥やっぱそこが劇団なんでしょうねぇ。ということで、少し満足のいかない部分もあったけど、1年後やったら、多分もっと良くなってると思うし、今回で終わらせたくない舞台ではありますよね‥‥ほんと難しい舞台。
泣く、笑う以外の感情表現は難しんだろうな‥‥着地点もなかなか見えそうにないし‥。役者にとって、この舞台こそ、果てがない世界。  

「ハツカネズミと人間」  株式劇団マエカブ‥‥
これは、誰が観ても楽しめる定番劇かな‥。
悲しい話だけど、味わい深く、最後まで優しさの毛布でくるまれたような舞台だったぁ。  

「ブレーメンの音楽隊」 劇団Tempa‥‥
これは動の表現が凄かったし、完成度も高かったなぁ。
こういうネタで、始終シーンとした感じで全編が終わってしまう‥‥っていうのは、観たことあるけど、このタイプははじめてかなぁ。
かなり、頭がパニくっちゃいましたねぇ。ラストはなんか綺麗だった。
この芝居が、言いたいことを整理しようかなとも思いましたが、今は感じたまま中途半端な感じのまま、心に納めました。
なので、これは、2回目即観たかったなぁ。
橋村さんの存在感には圧倒されました‥、駿くんのハマり具合も凄かったなぁ。  

「~部屋を出て、部屋へ帰っていくあなたのための音楽~」 劇団Unit out‥‥  
この作品が一番いま流行りの感じなのかなぁ。
この時間を遡るタイプは、映画でも良くあるので、もっとひねったのを期待してしまった分、物足りなさは残ったような感じだけど、
淡々と流れる時間の中に沈んでいる、人に対する愛おしさの喜怒哀楽を肌で感じさせてくれた‥‥そんな感じですか。

あと、また思い出したら付け加えるかもしれませんが‥。
連続舞台劇 ひげよ、さらば

連続舞台劇 ひげよ、さらば

PROJECT Fe

JMSアステールプラザ 多目的スタジオ(広島県)

2013/11/02 (土) ~ 2013/11/04 (月)公演終了

満足度★★★★★

第四幕には、身も心も震えた。
さすがに第四幕には、身も心も震えた。  
なんか凄いものを観た感じ、ほんと素晴らしかった。  
今も、いろんなシーンを思い出すけど、それだけで目頭が熱くなる。  
素人の自分みたいなものが変な形容詞を付けて感動を表現するのが憚れる。  

あえて、そこを書けば、
多分何度見ても飽きないだろう、音響、照明を含めた動あり静ありの細やかな演出。  
舞台上に10人いようと何人いようと、どこを見ても全ての役者さんが演技に集中してる良さ。‥‥と、ごくシンプル。  

ただ、目の前にした舞台は、今まで感じたことのないような張り詰めた空気感だったし、多分舞台に対する思いの量が格段に違う。  

役者さんたち、スタッフさんたちは、前編含めこの6日間をやり切ったことを誇りにして良いと思う。

ネタバレBOX

中井さんが熱かった。  
鷹取くんは、結局良いところを持っていったなあ。  
深海さんは、「猫と針」の役と全然雰囲気が違うことへの驚き。  
坂田さんの役が、後編で一番好きなキャラクター。  
田村さんの任侠映画っぽい控えめな頼もしさが良い。  
井上文華さんの安定感、透明感が良い。  
池田さんのやられっぷりが良かった。  
11月2日の濱本くんは、まだ良くなる感じがしたから、もったいなかった。(時間がなかったんだろうけど‥)  
山田さんの最後の声が、耳から離れない。 
タレミミの話し方が好き。  
学者の走るシーンと姫の優しさに泣けた。   

‥と書ききれない。おまけに主役を書いてないし‥(汗)

ヨゴロウザが、途中から片目になったのは、物事が自分の側からしか見れなくなった事の象徴なんだろうなぁ‥‥とふと。
TRUE WEST~本物の西部~

TRUE WEST~本物の西部~

梅田芸術劇場

はつかいち文化ホール・さくらぴあ(広島県)

2013/10/25 (金) ~ 2013/10/25 (金)公演終了

満足度★★★★

不思議な感覚の後味
時間が経てば、
リアルのようでリアルじゃない夢の中の兄弟を見てたような、
不思議な感覚の後味を残していった舞台というかぁ‥。
まだ少し消化しきれてないところがあって、
満足したのか?と聞かれればそうでもなくて、
でも、なんかもう一度観てみたい不思議な感じの世界と言うか‥。

ちょっと良く分かんないんで、満足度は4。

すげえ、仕事に疲れてて、
ふとどこかに逃避したくなる時に観たい舞台かも‥。

ネタバレBOX

あのラストを観た瞬間、ストーリーとかを追うんじゃなくて、
もっと演出の妙とかを楽しむ舞台だったのかなぁと
少し後悔しましたけど‥‥。それも、まだ良く分からず‥。

実際、沢山ありすぎてコンセントもさせなかったであろうトースターでばんばんトーストが焼けたり、タイプライターをめちゃくちゃに扱ってもまだ使えてるし、電話のコードは意味もなく長いし、鉛筆だけを探すのに室を無茶苦茶にするし、ほんとリアルさにかける世界‥。

休憩までは、ほんとあっという間に終わるリアルな世界。

そして、休憩が終わってから、兄と弟が反転したかのような感じの、
リアルのようでリアルじゃない夢の中の兄弟を見てるような、
不思議な感覚の世界。
微妙にリアルな感じが、リアルじゃないものを浮き立たせるというか‥、
で、そのリアルじゃない中でのリアルな兄弟の関係というかぁ。

うん、良く分かりません。それに、全然違うかも。
オペラ「イル・カンピエッロ」

オペラ「イル・カンピエッロ」

ひろしまオペラ・音楽推進委員会

JMSアステールプラザ 大ホール(広島県)

2013/10/19 (土) ~ 2013/10/20 (日)公演終了

満足度★★★★

すべてが、はじめてのような感じ。
平成19年からオペラを見始めたのだが、今回はすべてが、はじめてのような感じだった。  
席は8列とはいえ、オーケストラピットで前の席が無くなるので、実質3列目。字幕は左右に出るのだが、前寄りの席なので、角度が付き過ぎて少し見にくい感じ‥‥まぁ、これは安い方の席だったので折り込み済み。  
セットは絵画から抜け出したような感じで良かったし、光を利用して建物の中が透けて見えるようになっていて、それを演出で効果的に使っていた。  
休憩2回の三幕二時間半。全体的に庶民を題材にしたオペラで、第一幕は、序章、説明、第二幕は楽しい感じのオペラで、第三幕は一転してロマンチックな感じのオペラでした。  
曲は良いし、ツボをきちんと押さえてる楽しいオペラだったのですが、さすがに定番のオペラではないので、良くテレビやラジオで見聞きするすでに聞き知った曲がないので、感動しきるまでは行かなかったかなぁ。  
まあ。これが、「すべてが、はじめてのような感じ。」ということなのだが‥。  

ただ、それは自分の問題、もう一度聞いて聞き込めば、もっと楽しめるオペラになるのではないかなと思いました。  
自分への課題でもあるが、満足度4で‥。

第一回 中国ブロック劇王決定戦!

第一回 中国ブロック劇王決定戦!

広島演劇協会

広島市青少年センター(広島県)

2013/10/06 (日) ~ 2013/10/06 (日)公演終了

満足度★★★★

これからも続けて欲しい‥。
中身の方は、審査員さんたちが散々総評されてたし、芝居の好みはそれぞれ違うし、タイトルマッチ形式で行われる、それぞれの短編演劇を個人がどうのこうの言うのもなぁ‥‥。  
ただ、劇作家に焦点をあてた演劇祭って面白いと思うし、こういう企画って広島でもずっと続いて、演劇を盛り上げていって欲しいと思うし、そうすると私が広島でも良い芝居が見れる‥‥という恩恵を受けれるし‥(笑)  
ただ、劇作家の戦いと言いながら、やはり演出・演技も自然と加味されてしまうわけで・・。  
可能性込みになるけど、舞台になる前の、純粋に戯曲の段階での評点、順位も聞いてみたかった気もするなぁ‥。  
この企画に対して、満足度4かなぁ。
しかし、あまりにも時間が濃いので疲れたぁ‥(笑)

ネタバレBOX

イナゴデラックスって、あれだけファンの反応が良いと、反対に疑心暗鬼になること無いのかなぁ。面白いけど、「そこまで反応する?」っていうところも、多少あったし‥‥。いらん心配かぁ。
建てましにつぐ建てましポルカ

建てましにつぐ建てましポルカ

ヨーロッパ企画

JMSアステールプラザ 中ホール(広島県)

2013/10/03 (木) ~ 2013/10/03 (木)公演終了

満足度★★★★

温かい笑い。
面白かったです。  
毎回いつも、”今回は楽しめるのだろうか?笑えるのだろうか?”ってう不安な出だしのヨーロッパ企画なんだけど、結局最後は持っていかれちゃう‥‥っていうか‥。  
好意的なお客も多くて、温かい笑いに包まれながら、自分も笑い、そしてまた人が笑うのにつられて笑い‥‥っていう感じでしたね。  
ほんと、観ていて心地よかった。  
ただ、雑な感じが無くなって、つくりも役者の芝居も上手くなった分、なんか寂しさも感じるけど‥‥っていうのは贅沢だよね(((^_^;)  
大満足の満足度4‥‥って、4かいっ‥(笑)

ネタバレBOX

やっぱ、諏訪くんの物乞いと本多くんの道化の絡みが一番ツボだったかなぁ。  
しかし、良く考えれば、もろ学芸会の芝居‥‥っちゅう感じだよなぁ。(笑)
ヴェニスの商人

ヴェニスの商人

彩の国さいたま芸術劇場

上野学園ホール(広島県)

2013/09/28 (土) ~ 2013/09/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

あっというまの楽しい3時間でした。
最初は、斜に構えながらも意外なミーハーなヂブン(笑)。笑いありの、あっというまの楽しい3時間でした。  
昔って、こんな感じだったのかなぁ‥って、セットを含めシンプルな演劇を楽しませてもらった感じ。  
すいません‥‥それと、オールメールはありですね‥綺麗でした。(笑)
そして、男性の俳優しか使えない不利な点を、反対に利用して観客を楽しませたのだろうなぁ‥っていう事も感じましたし‥。  
ただ、席が3列目(実質2列目)のはしっこで、極端なアングルになっちゃって、俳優が時々近くで見れる利点はあったけど、もうちょっと離れた席で全体を見渡しながら見たかったなぁ。  
あまりにもレベルが違いすぎるので満足度 5

ネタバレBOX

シェイクスピアものでありながら、猿之助さんの歌舞伎口調な感じのところも、観客を楽しませる‥‥っていう演劇の原点を大切にしたためかなぁ‥。 
それと、シャイロックが少し可哀そうでした‥。
しかし、これってこのまま、アメリカで上演できるのかな~??
劇団Diary 第1回公演 アロハ色のヒーロー

劇団Diary 第1回公演 アロハ色のヒーロー

広島大学演劇団 

広島大学・大学会館(東広島キャンパス)(広島県)

2013/09/13 (金) ~ 2013/09/15 (日)公演終了

満足度★★★

満足度3.5にしましょう。
やっぱり、元ネタ(戯曲)が楽しめるように、しっかり出来てるんでしょうねぇ。ただ、その選択も大事なことだし。
見る前は、大学の劇団ということで、正直少し粗いのかなと思ってたけど、きちんと仕上げてたし、舞台、照明もできる範囲きっちりつくってたし、役者さんも一生懸命だったし‥。
何より久々に声を出して笑ってしまった‥。 それに、どこから集めたのか、個性的で面白そうな人ばっかり。
ここで、満足度4を付けちゃうと、他で使えなくなっちゃうので、満足度は実質4に近い3.5。(ここ自体、3.5を付けられるようになってないようだから3にしてます‥‥。)
受付や会場に入った時、見せてくれた礼儀正しさを、いつまでも忘れないで欲しいな~、一事が万事だから。

このページのQRコードです。

拡大