tksuzuの観てきた!クチコミ一覧

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扉座イカサマ歴史劇シリーズ第1弾 『おんな武将NAOTORA』

扉座イカサマ歴史劇シリーズ第1弾 『おんな武将NAOTORA』

劇団扉座

座・高円寺1(東京都)

2014/10/23 (木) ~ 2014/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

扉座さんの傑作歴史劇の登場
つか版忠臣蔵に続く、扉座横内謙介氏の傑作舞台の登場。井伊家の相次ぐ不幸とその存亡の危機を救う為、井伊家の主君に就くの直虎(蓮)の誕生までの歴史劇。主演有森さんと扉座の抜群のチームワークに驚き、舞台中央扉の後方で劇的な死や場面展開、左右の音響の演出も小気味よい、登場人物達の滔滔たるせりふに聞きほれる舞台でした。

黄昏にロマンス ―ロディオンとリダの場合―

黄昏にロマンス ―ロディオンとリダの場合―

(公財)可児市文化芸術振興財団

吉祥寺シアター(東京都)

2014/11/01 (土) ~ 2014/11/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

とてもおしゃれな二人芝居
 最近毎年観ているala Collectionに平幹、渡辺美佐子の二人芝居ということで初日に吉祥寺に出かけていきました。迂闊にも、観劇まで気づいていませんでしたが、昨年カトケンと戸田さんで本多劇場で観劇した『8月のラブソディ』と同じアルブーゾフの『OLD WORLD』(英訳)からの翻訳劇でした。
ロシア演劇には残念ながら疎いのですが、ソ連時代とは想像できないオシャレな恋愛劇(2幕8場、休憩15分の2時間10分)です。
 1968年の8月の約1ヶ月間のロディオン(サナトリウムの院長。海外一人娘がいる。最愛の妻は独ソ戦で亡くなっている)とリダ(元女優さん。今はサーカスの切符売り?。前夫との一人息子を戦争で亡くしている。)の出会いから別れ(最後は別れられずに戻ってくる)の物語。
 本当にスマートな会話劇(戦時中の二人の苦労や悲しみ、亡き妻の墓に花を欠かさない等のエピソードは、単なる恋愛劇以上のものにしています。)で、二人のゆっくりとした関係の変化が小気味よく、劇中のダンスシーンには、客席が拍手がおこる素敵な舞台でした。

気がつけば、あした。

気がつけば、あした。

aibook

OFF OFFシアター(東京都)

2014/11/26 (水) ~ 2014/12/02 (火)公演終了

満足度★★★★★

女は強いから、耐えられる!
降雨の中、岡まゆみさん目当てで、下北のOFFOFFシアターにて初日を観劇。OFFOFFシアターは7月のサスペンデッズさんの公演以来です。フライヤーやタイトルから、もっと軽い家族モノのお話を想像していましたが、家族の繋がりと老いをテーマにした、中々骨太でシリアスな舞台でした。岡さんは、相変わらずおきれいで、チャーミングな声で、素敵な強いお母さんを演じて見えましたが、『女は強いから、耐えられる。』のセリフが、ラストの場面で、重く響いてきました。

鷗外の怪談

鷗外の怪談

ニ兎社

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2014/10/02 (木) ~ 2014/10/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

魅力的なキャラクタ達
金田さん、若松さん目当てで、二兎社新作を観てきました。大逆事件を背景として、鴎外の二面性に焦点を当てたという触れ込みですが、決して難しい舞台ではありません。鴎外を中央に配し、様々な立場の人々との対話を通じて、明治末期の世相を生き生きと再現するだけでなく、現代へも通じる痛烈な政治批評ともなっています。本作は、永井氏の傑作戯曲の1本になると思われます。特に、鴎外、鶴所を振り回す森峰(鴎外母)は、時には、鴎外の小説を厳しく批評し、鴎外の後妻(森しげ)と不仲に不平をならし、明治の元勲山県へ助命嘆願に行こうとする鴎外を薙刀で牽制する、江戸、明治女性を出現させる、鮮やな演技でした。でも、鴎外の怪談と言われた複雑怪奇な内面とは、実は日本的maneuver、要するに処世術、またセリフにもありましたが、日本的不真面目さというのが適切ではと思います。何れにしても、近年の二兎社の新作としては、キャスト全員が二兎社初参加とは思えない座組みの出色の出来で、演劇的な楽しさを満喫できる舞台でした。

星灯り

星灯り

TEAM 6g

萬劇場(東京都)

2014/09/03 (水) ~ 2014/09/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

初TEAM 6g 初萬劇場
夫婦をテーマとしたハートフルコメディーということで期待して出かけましたが、期待以上の舞台で大変満足しました。本の構成が良く出来ており、当初主人公と思われた若い夫婦のエピソードから、一転してペンションでのドタバタコメディーとなり大いに笑わせて、クライマックスで泣かせる構成は、良かったです。

世界は嘘で出来ている

世界は嘘で出来ている

ONEOR8

ザ・スズナリ(東京都)

2014/10/21 (火) ~ 2014/10/29 (水)公演終了

満足度★★★★★

今年は田村作品イヤーでした
今年は、田村作演出を観る機会が多数あり、3月に劇小劇場で『肉屋のムスメ』、4月に明治座で『きりきり舞』、5月に吉祥寺シアターで『ガーデン』(演出和田憲明)、8月に青年座劇場で『台所の女たち』に続いて、本拠地のONEOR8の本公演『世界は嘘でできている』のプレ千秋楽を満員御礼状態のスズナリで観劇しました。舞台はゼブラ以来お馴染みの、現在と過去が交互に入れ替わりながら進むストーリ展開。主人公の甲本さんとその弟役の恩田さんが実にいい味を出していました。ラストの母親への電話が、タイトルを象徴しており、成る程と納得させられる舞台でした。

無意味な花園

無意味な花園

空想組曲

サンモールスタジオ(東京都)

2014/09/02 (火) ~ 2014/09/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

あっちの世界へ
空想組曲のほさかワールドと松本紀保さん・西井幸人君の怪演の見事な融合。完全にあっちの世界へ持っていかれる舞台でした。

夢も希望もなく。

夢も希望もなく。

月刊「根本宗子」

駅前劇場(東京都)

2014/01/10 (金) ~ 2014/01/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

月刊「根本宗子」初観劇
過去の自分と現在の自分が舞台上に並行し、時にはシンクロしながら進む舞台。幼ななじみの友人の忠告通り、過去の自分の決断は結果的に、夢も希望もないという、タイトル通りの現在の自分へつながるのだが、しかし、そうして生きる自分とその生を、エンディングのサークルオブライフとともに、許し、力強く肯定する。脚本演出役者共にとても良くできた、面白い舞台でした。

きらめく星座

きらめく星座

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2014/09/08 (月) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

5年ぶりの再演
『兄おとうと』に引き続いて、こまつ座さんの舞台を連続して、サザンシアターで観劇しました。記録を調べると、2009年5月に銀河劇場(最近銀河劇場行ってないな!)でのこまつ座&ホリプロ合同公演を観劇(不思議に、『兄おとうと』も5年振り4回目の再演)していました。ご主人役の久保さん、下宿人の木場さん以外は役者さんは変わっています。言わずと知れたオデオン座を舞台にした、井上ひさし昭和庶民3部作の一作であり、ジャズや昭和歌謡に彩られた素晴らしい音楽劇でした。

ネタバレBOX

『兄おとうと』(大正時代)と比較すると、時代背景(昭和初期)特有の暗さが感じられます。それは、家の長男が兵役拒否で逃げまわっていたり、妹の結婚相手が傷病兵であっただけでなく、太平洋戦争に至る工程が、舞台のカレンダーで正確に表示されており、オデオン座での最後の晩餐は確か、12月7日(太平洋戦争開戦前日)だったはずです。また、エンディングの音楽は、庶民の運命を暗示させるような(引越し先は、長崎や満州でしたよね)、とても不安にさせる演出でした。
インポッシブル・マリッジ -ありえない結婚-

インポッシブル・マリッジ -ありえない結婚-

俳優座劇場

俳優座劇場(東京都)

2014/09/25 (木) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

生命力と道徳のギャップの面白さ
昨年、ステージ円で作者の『クライムス・オブ・ザ・ハート』を観た時も、逆境にあっても女性の生命力の凄さを感じさせる舞台でしたが、本作の主題は、生命力と道徳(結婚に代表される法・倫理システム)とのギャップと、最終的に生命力は道徳を超えていくものと感じました。舞台の展開は、妹の結婚を巡っての、母姉も含めて三つどもえのほとんどありえないという程の恋愛コメディーなのですが、最終的に結婚という道徳と妥協和解しないで突き進む生命力は、予定調和的なハッピーエンドとはなりません。ここで、『インポッシブル・マリッジ』というタイトルが重く響いてきます。コメディーいう体裁はとっていますが、一種の思想劇としても楽しめる舞台でした。

サバイブ!

サバイブ!

自転車キンクリーツカンパニー

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2014/09/13 (土) ~ 2014/09/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

ペンギンの家族と人間の家族
作演出早船聡(サスペンデッズ)、好きな久松さんが出演する舞台ということで出かけて行きましたが、期待以上に楽しめる舞台でした。パンフのペンギンとサバイブの謎は、劇中で分かりました。子育てが終わり、自立を促す為に、家庭を解散するペンギンの話は、いつまでも自立できないで密結合している母子家庭的状況の舞台との対比でとても面白かったです。題名と内容があまりに乖離しているのは、作者の人間の家族への一流の皮肉なのでしょうか?

チャペック博士の子供たち【アンケート即日公開!】

チャペック博士の子供たち【アンケート即日公開!】

劇団バッコスの祭

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2015/05/29 (金) ~ 2015/06/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

2%の確率
劇団バッコスの祭さんの『チャペック博士の子供たち』(95分)をパフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』で観劇。劇団バッコスの祭さんの舞台は、昨年9月の『回禄のニライカナイ』以来。『絵空箱』は、今年2月のG.comさんの『一人づつ』以来でした。フライアーに惹かれて、劇団バッコスの祭さんらしくない、可愛らしいロボットのお話を予想(チャペック博士のタイトルで気づくべきだった)していたのですが、予想は良い意味で裏切られて、カレル チャペック『ロボット』、アシモフ『私はロボット』を本歌取りした、人間(文明)批判とロボット三原則を絡めた中々見応えのある舞台でした。登場人物&ロボット達が、とてもユニークで、キャラも立っており、前半で撒かれたお話の回収もお見事な素敵な舞台でした。

わたしの星

わたしの星

ままごと

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2014/08/21 (木) ~ 2014/08/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

『わたしの星』と『わが星』
『わが星』の学生版の焼き直しかと思ったのですが、いい意味で想定は裏切られました。『我が星』は、夏休み最終日(別れと出会い)、二学期初日のロケットの見送りで見事に『わたしの星』という劇中劇とし取り込まれていました。キャストの高校生の方たちの演技がとても眩しくて、8月の終わりに本当に良い観劇ができました。

片鱗

片鱗

イキウメ

青山円形劇場(東京都)

2013/11/08 (金) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

さすがです
手塚さんをこんな贅沢な使い方をして、役者が『ゆるさない』とか言い出して病院行きにならないか心配です。冗談はさておき、舞台自体は本、演出、役者の演技とも素晴らしく、さすがイキウメさんという舞台でした。

上手に笑えないまさこさん

上手に笑えないまさこさん

ペテカン

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2013/09/04 (水) ~ 2013/09/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

初ペテカンさん
ペテカンさんとは縁がなく、今まで観劇したことはなかったのですが、ラサールさん目当てで、最近結構行っている池袋の東京芸術劇場シアターウエストに伺いました。お話は、結婚プランナーの主人公の娘さんを中心とした様々なカップルとのオムニパスと、お父さんの(娘より若い女性との)再婚話が交互に入れ替わりながら、最後の素敵なクライマックスへと繋がって行きます。ラサールさんや田中真弓さんの劇中の??はさすがに反則かなと思いますが、大満足できる舞台でした。

HOTEL CALL AT

HOTEL CALL AT

メガバックスコレクション

南大塚ホール(東京都)

2014/09/06 (土) ~ 2014/09/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

開演前の演出も楽しかったです
開演前にも役者さん達が客席と舞台に登場して、とても楽しい演出があり、舞台への期待が高まります。ストーリは、メガバックスコレクションさんの代表作と自称するだけあり、舞台も最後迄良い仕上がりで、2時間があっという間でした。

マナナン・マクリルの羅針盤

マナナン・マクリルの羅針盤

劇団ショウダウン

シアター風姿花伝(東京都)

2014/09/05 (金) ~ 2014/09/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

圧倒的な一人芝居
東京千秋楽(2幕構成の10分休憩を挟む2時間20分とアフタートーク)を観劇しました。Corichの投稿やTwitterでの評判を聞いていましたので、ある意味予想通りでしたが、圧倒的な言葉の洪水(とにかく一人芝居なのに、殆ど朗読劇かという程のト書きと多数の登場人物のセリフ回し)を滔々としゃべり、演じまくる役者の力量、そこから観客の頭の中(敢えて舞台では言いません)で、冒険譚のイメージが立ち上がり、展開する様は圧巻でした。アフタートークでは、作演出の方から、千秋楽は元々お客さんの予約が●人だったのだが、最終的にほぼ満員の盛況で千秋楽を迎えて感謝の挨拶がありましたが、とても誠実そうな方で好感を持ちました。

わが友ヒットラー【当日券ございます】

わが友ヒットラー【当日券ございます】

風琴工房

TRUMPROOM(東京都)

2014/09/09 (火) ~ 2014/09/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

犠牲の羊と男の愛憎
この舞台の白眉は、やはり2幕後半のレームとシュトラッサの談合と思います。シュトラッサは、レームに、「ヒトラーはお前を見捨てているぞ(もう愛していないぞ)、突撃隊を使ってクーデタを起こし、一気に政権を奪取、革命を続行しろ。」と説得します。しかし、レームは、その説得を撥ねつけます。レームの中では、ヒトラーと自分は完全に一体(アドルストネズミの話は、三島の創作ですが、象徴的に使われていました。)であり、ヒトラー政権を磐石にする犠牲の羊に供される迄、ヒトラーとの戦士の友情を信じて疑っていませんでした。もしかすると、知っていて知らないふりをしていたのかもしれません。実際、史実でも、ヒトラーもレームの殺害にはためらいがあり、まず自死を勧めて、応じない場合は殺害するようにと指示しています。また、3幕に出てきますが、ヒトラーもレームの死にはダメージを受けています。レームの愛情もあながち一方通行ばかり(レームの愚かさ)とは言えないと思います。従って、本作を政治劇からだけ観ると軍人のレームは政治を理解しない愚かさしかみえませんが、美-エロティシズム-死のトライアングルの三島美学から観ると、ヒトラーにより殺されて犠牲の羊に捧げられたレームは、シュトラッサの「英雄が英雄的に死ぬとは限らない、ヒトラーがレームの死を命じてきたらどうするのだ」という皮肉にもかかわらず、最高に劇的な死を遂げたといえるかもしれません。この舞台を政治劇だけでなく、愛憎劇として観ていただくと、また別の楽しみ方ができると思います。

今はただ遠くからありふれた歌を-

今はただ遠くからありふれた歌を-

演劇企画ハッピー圏外

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/09/12 (金) ~ 2014/09/16 (火)公演終了

満足度★★★★★

りあなちゃんの初主演舞台
りあなちゃんのブログで、ロボット好きの女の子と友達が約束を守るために50年後の未来で出会う話とのことでしたので、ハッピー圏外さんらしいハートウォーミングな舞台を予想して、初日マチネに伺いました。正直、あまりかっこ良くない未来の現実と登場人物達が、前半に撒き散らされた数々の伏線と共に、そのロボットの起動と共に一挙に動き出し、最後の度肝を抜かれるクライマックスに至るストーリは、いい意味に予想を裏切るもので、面白かったです。りあなちゃんは、初主演舞台をとても楽しそうに演じており、7C型マルチパーパスコンテナ(???)を演じた浅野康範さんの前半と後半の対比、いつもは盛り上げ役のハッピー圏外の矢野さんや中川さんがとてもカッコよかったです。終演後に、劇団ショウダウンの主宰の方をお見かけしましたのが、『マナナン・マクリルの羅針盤』を観たばかりでしたので、ちょっと驚きでした。

別れても好きな人 2014

別れても好きな人 2014

劇団競泳水着

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/11/06 (木) ~ 2014/11/17 (月)公演終了

満足度★★★★★

10円玉で掛ける公衆電話はいいです
競泳水着さんの『別れても好きな人2014』(休憩なしの120分)を11/7のソワレで観劇。今年は不思議に競泳水着さんを観る機会があり、2月の『許してほしいの』、9月『弄ばれて』に引き続いて、晩秋のこまばアゴラ劇場を訪れました。アゴラに行くのは、1月の青組さんの『人魚の夜』以来です。内容は、一組の夫婦とその関係者(主人公の妹とその婚約者、二人の恩師、妹の友人、主人公の教え子)の相当に壊れた恋愛模様を過去、現在、未来が相互に入れ替わりながら進む群像劇。本編では、男性は総じてロマンチックに描かれており、少々押しが弱い草食系男子揃いで、女性の心を射止められない。一方、女性(女優陣はおキレイな方揃いです)は結構肉食系女子で、別れても好きない人を追いかけ、また非ぬ方向へ走っていきます。その男女のすれ違いとギャップがとても楽しい舞台でした。古いですが、ラストの公衆電話からの告白はとても良かったです。

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