Red
Good ketchup
鴻巣市文化センター クレアこうのす(埼玉県)
2013/11/17 (日) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★
エネルギーのおすそわけ
とても良かったです♪
観客に子供さんが多かったのは、出演者さんがダンス教室の先生だから?(と想像。違っていたらすみません)
一人一人に魅力的な個性を感じるのに、同時に全体の調和も感じられて、安心感がありました。
でも振りは斬新でわくわくしました。特に男女の関係を表現した?スイッチのような動きに魅せられました。
一番心を熱くさせられたのは、白い衣装の赤い靴でのダンスです。
頭を空っぽにして一心に見ていたら、心の中にどんどんエネルギーが溜まってくる感じがして、ダンスの持つ力に感動しました。
ありがとうございました。
東京パフォーマンスドール PLAY × LIVE 『1 × 0』(ワンバイゼロ)エピソード5
キューブ
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2013/12/20 (金) ~ 2013/12/25 (水)公演終了
満足度★★★★
生アイドル!
初見でした。
都会的でお洒落で細くてお人形さんみたいな女の子達に魅了されました~♪
エピソード5のみ拝見したのですが、ちゃんとストーリーが入ってきました。パペットの説明が効いていましたね。
あの演出でただかわいいだけの子達じゃないぞ…と思いました。
渋谷という街とデジダルな演出(人や箱、傘に投射する映像、本当に良かったです★)、彼女たちの透明感のある声(兼効果音)が一時本当に別の空間に連れて行ってくれました。
初めてアイドルを生で見たのですが、アイドルって別の世界に連れて行ってくれる鍵を持っている女の子の事を言うんだなぁと知りました。
人狼 ザ・ライブプレイングシアター #08:MISSION The Castle Job
セブンスキャッスル
上野ストアハウス(東京都)
2013/12/25 (水) ~ 2013/12/31 (火)公演終了
満足度★★★★
悔しい…人狼判らなかったorz
参加型というより一緒に作る感じが初めての経験でドキドキワクワクしました。
オープニングのキレッキレのダンス(狼っぽくて素敵♪)と処刑?シーンの恰好良さと、
素が出ちゃって男子高生の日常か!?なアドリブ会話の対比が、落差が、無性に面白かったです。
でも流石、その可愛らしさはルーキーだけのもので、ベテランはアドリブ中もちゃんと役に入っていて凄かったです。
脳をフル回転させている役者さんてフェロモン出てますね。
ネタばれ防止に完全に個人的な趣味嗜好の感想で申し訳ないです…
次はどんな展開になるのか、サイトの更新が楽しみになってしまいました。
つかまえてごらんなさい、箸で
GORE GORE GIRLS
王子小劇場(東京都)
2013/11/01 (金) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★
楽しかったぁぁぁぁ!!
バカの瞳からの観客なのですが、今回もいいですね~♪
この会話を聞くために遠路はるばる会場にやってきました。会場というより作家さんの心の中におじゃましまーすと入らせてもらう感覚が近い劇団さんです。
他の方がおっしゃる通り、なんとなく女性ルームシェアの方がしっくりきますね。
俳優さんのお顔やスタイルが見えてしまうと非リア充の説得力に欠けたような(良い意味で)でもその見た目じゃなく脊椎からの歪みっぷりこそが妖精の資質足り得たと思いました。
オチは納得のいくものでした。納得…いや溜飲かしら。
泣いたいような、笑いたいような、笑顔になってしまうのはゴアゴアさんならではです。
『贋作・五右衛門』
東方守護-EAST GUARDIAN-
SPACE107(東京都)
2013/08/30 (金) ~ 2013/09/01 (日)公演終了
満足度★★★★
おあがり~♪
手を伸ばせば届きそうな距離にこんなに美しい人達が存在する。うっとりと溜息が出ました。人魚の歌声とか、魅了の魔法を持っていそうな劇団です。
衣装がとても良かったです。パンフに衣装の写真を載せたら飛ぶように売れそう。
ダルマ少年
劇団三日月湊
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2015/11/19 (木) ~ 2015/11/23 (月)公演終了
満足度★★★
私が10代だったら
ものすごく好きになった作品だと思う。
でも30代なのでちょっと好みから外れました。
キモカワイクテコワイ、見たくないけど目が離せない。
この独特の雰囲気や、主人公の俳優さんの個性は代えがたいものだと思います。
ダグー伯爵夫人のサロンPartⅡ
DGC/NGO 国連クラシックライブ協会
東京文化会館 小ホール(東京都)
2013/08/31 (土) ~ 2013/08/31 (土)公演終了
満足度★★★
コメディ時代劇×演歌ショーのクラシック版
演奏素晴らしかったです。やっぱりプロって違いますね…!!
寸劇はよくNHKがやってる、コメディ時代劇×演歌ショーのクラシック版みたいでした。
運営の不手際は私も感じました。特に私は目の前でスタッフと客の口論まで目撃してしまったので…
夜の回の閉演時間はなるべく伸ばさないで欲しいです…帰りの電車が…や、やばい…(焦)
未確認未来系少女アスカ
モエプロ
シアターKASSAI(東京都)
2013/07/12 (金) ~ 2013/07/15 (月)公演終了
満足度★★★
萌えってなんだろの答え
萌える男子達を見てずっと羨ましいなーと思っていました。私には無い感覚器官だから。
でもなんとなくわかった気がします。女子供にとってのディズニーに近いかもしれない。あとBLw
とにかく自分もその世界の住人になって楽しめばいいのよ!!…受信側の脳も鍛える必要があるわね。
ところで私的にセットのパステル使いがなんとも可愛いな♪と思いました。
8月31日
どろんこのキキ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2014/08/22 (金) ~ 2014/08/24 (日)公演終了
満足度★★★
泥団子、割れちゃいましたね
19歳(でいいのかな)の方の作った作品という意味で非常に興味深く拝見しました。
客に媚びない感じが良くも悪くも若々しくて凛としていました。
ほとんどずっと登場人物が舞台にいる事に狭さ、暑苦しさを覚えてしまいましたが、2~3割それが活きる演出もありました。
手前に主要キャラ、奥に横一列で流れていくモブ、は動きがコケティッシュ、リズミカルで心地良かったです。
ストーリーは色々盛り込まれていてスピーディに展開しますが、
観客に共感がないので(同世代ならあるのかな、でしたら受け取れずすみません)始終他人の夢(寝て見る方の)を見ている気分でした。
めまぐるしく展開し、喜怒哀楽があるのに、どこか他人事に眺めてしまう。そして唐突に夢から醒めて幕。
隕石、というか、泥団子、本物でしたね。
そういうこだわり好きです♪
(感想を読み返して)…違うか。この世界の主役の座を譲るか譲らないかの境界のお話なのか。
大人は既に譲ってしまったから共感がなくても当たり前。部外者感が当たり前。
譲る前の葛藤を描いた、という意味では大成功なのかも。大人に疎外感を感じさせてなんぼなのかも。
…独り言すみません。思い返す度に様々な感想を持てるので、8月31日という作品は確実に観客の心に楔を打てたのだと思います。
空のバッキャロー!!
株式会社Ask
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2016/02/06 (土) ~ 2016/02/14 (日)公演終了
満足度★★★
玉砂利
シリーズ完結編が初見でしたが、ストーリーは入ってきました。
しかし細部の設定が初見にはやはりちよっと多くて軽く疎外感を感じました。
でも逆にリピートの方にはお馴染みさんの連帯感みたいなものを感じられる温かな作りなのだろうなぁと想像します。
舞台に玉砂利を敷き詰めるとは…驚きました。
個人的にはまじめで清潔感を感じる劇団さんでした。
かわいい味
ppoi-っぽい-
atelier SENTIO(東京都)
2013/12/21 (土) ~ 2013/12/23 (月)公演終了
満足度★★★
とても可愛いと思う
でも可愛いに続く言葉は…弱そう?守りたい?食べちゃいたい?可哀想?怖い?得体が知れない?
私も可愛いという言葉に複雑な感情を抱くので、作者さんの気持ちが判るまではいかないけど、なんとなく同感します。
池袋より原宿で公演したら似合うお話のような気がしました。
白い衣装も赤いドレス(グロ綺麗でした)も栞になるチケットもオトコノコを表すような色の玉も、作者さんから匂う繊細そうな香りも、とても可愛い。
とにかく可愛くて脆い世界。
視覚をすごく楽しませてもらったので、腕の良いカメラマンにフォトブックにしてもらえたらパンフ欲しいな、買いたいなと思いました。
与えるヒントは視覚のみであとの世界(物語)は見る側に全て委ねちゃってもいいかも。
お話も嫌いじゃないです。若すぎてまだ輪郭が定まらないあやふやなエロス、みたいな空気感が良かったです。
女子穴
東京マハロ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2014/07/09 (水) ~ 2014/07/15 (火)公演終了
満足度★★★
赤ちゃん、エゴちゃん
前回も精子と卵子か?みたいなフライヤーを作っていたので気になっていたんだけど、
今回はまさに不妊治療の舞台だった。
女子の心の穴は子供で埋まるの…?埋まらないの…?
正直、グリッとひねった脚本ではない。でも面白いし目が離せないのは不妊治療自体がそういうものだから。
ただ頑張ってる、必死に生きてるだけなのに、傍目には滑稽だったり同情をかったり。
生物としてただ欲しかった機能なのに欠けてる悲しさ、可笑しさ。
じゃあ何のために私は生まれたんだろう?
生き甲斐が見つかる人も見つからない人もいる。
見つからない人でも残されている最後の砦(人生の保険みたいなやつ)、生殖機能…がない。もう笑うしかないよね。
だって人間だからさ、泣いて、笑うしか、残されてないんだよ。
でももし授かったら?
今度は笑えない現実がやってくる。
出生前診断で判る障害、親としての責任、痛み、重圧、忍耐、後悔…
生めても生めなくても、人はエゴまみれで、エゴに苦しめられて生きてるんだなぁと
じゃあエゴの塊が子供?天使のような顔で笑うのに?
そんなことを観劇中一人でぐるぐるぐるぐる考えてました。
猫とカフェオレと依頼
Yellow House企画
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2013/07/23 (火) ~ 2013/07/28 (日)公演終了
満足度★★
うーむ…
なんかまとまりを感じないです。
役者それぞれが別の方向を向いて頑張っているようで一体感に欠けると言うか…旗揚げなら仕方ないのかな。
個性がぶつかり合ってそっぽ向いちゃってる感じが寂しい。笑いのテンポを上げて欲しい。スピーディに歯切れよく。
話は適度に複雑でいいと思うんですけど、伏線や説得力が弱いからばらけた印象に。
でも観客側の応援してます!オーラがあったように感じるから、これからに期待したいと思います。
448の女
ビニヰルテアタア
宇宙舘(東京都)
2014/04/24 (木) ~ 2014/04/27 (日)公演終了
バルカンのスパイ
日本・セルビア演劇交流プロジェクト
ブレヒトの芝居小屋(東京都)
2014/11/21 (金) ~ 2014/11/23 (日)公演終了
エセっぽい関西弁
事前情報なしに観劇しました。
なので観る前は、”人狼ゲーム的な、騙し合うスパイもの”を連想していました。
――下宿人がスパイと見せかけて、家族をかく乱するイリヤ。実は彼こそがスパイであり、自覚のない下宿人を手駒に各所の情報を収集と管理をする東側の上級局員
……しかしイリヤは知らない。娘のソーニャもまた西側の監視下で動かされている手駒であり、弟のジューラは民族主義勢力を立ち上げようとしていることを……――的な展開を妄想していました。
(だって1980年代のユーゴスラビアって、東西だけでなく、各民族や各共和国・宗教勢力のほか、中国や中東の勢力も暗躍した時代ですもの)
でもふたを開けてみたら、軽快な喜劇。特にイリヤが関西弁(?)を喋る姿はぴったりとしていて最高の演出でした。
劇全体に、スターリン主義や共産主義を信奉する姿(旧ユーゴの共産主義などですので、ソ連や他国とまた違うのでしょうが…)を、滑稽に風刺するシーンがあります。
……ブレヒトの芝居小屋の壁には、「赤旗」とか「オスプレイ反対」とか、赤かったり左だったりなキーワードの張り紙が見られるのに、……良いのか、この劇場で…
ただいま使用中
ダブルエッジ
キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)
2013/08/02 (金) ~ 2013/08/04 (日)公演終了
存在感
主演の田辺日太さんの演技力に引き込まれました…と言うよりも、"引き込み力"に魅せられました。
どことなく、イッセー尾形さんのような芝居と、小さな舞台だからこその自然なセリフと声 ( 広い舞台と客席に伝えようとする大きな声とは違う ) が、とっても新鮮でした。
行け!花岡星児
StageClimbers
劇場HOPE(東京都)
2013/07/10 (水) ~ 2013/07/14 (日)公演終了
空間がうねる、ゆがむ、ループする
大好物の時間ループものだーーー!!
舞台の空間が渦をまくみたいにうねり、歪み、客席も巻き込まれて悪酔いしそうなのに楽しくて仕方ない。
ちょっと仕上がりが粗い感じもしたけど、男臭い超パワーで乗り切った感。
悪魔がいい人過ぎて、逆に人間の方が暴力的で怖かったです。
でもヤクザの弟さんはなんかすごく好きです。この役者さんは他にどんな役をするんだろう…ちょっと追いかけてみたい。
独自の世界観がありました。是非この独自性を伸ばして欲しいです。
ひまわりの見た夢
雀組ホエールズ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2019/05/29 (水) ~ 2019/06/09 (日)公演終了
無性に怖くて、息苦しくて、客席から逃げ出したくなりました。長男がテーブルに腕をついて妹の友達に話しかけるシーンが一番怖かったですね。舞台右側から観たので後頭部しか見えないのアングルだったのですが、それがより一層私の中で際立ちました。一体今どんな顔して話してんだよ、怖-よ、と。
折り紙や水音、ラストシーンの服の柄とか、わかりやすすぎて逆にわかりにくくなっていたような…というかアイテムの印象が強過ぎて…伏線の回収ばかり気になってしまいました。
人狼 ザ・ライブプレイングシアター #10:WITCH 星降る庭と13人の魔女
セブンスキャッスル
上野ストアハウス(東京都)
2014/01/05 (日) ~ 2014/01/13 (月)公演終了
これが……聖杯戦争。(違います)
他の人狼ゲームに比べると、設定がぬるいと言うか、"死"や残虐性が薄く、登場人物が、《マギアクリスタ》に"ならねばならない理由"も弱い気がしました。
お芝居としての世界観やキャラ立ちが、もちっとシリアス・必然性があると良いかと思います。
もちろん、人間勝利のエンディングが"あの形"である以上、どっかの「聖杯戦争」や「血だまりスケッチ」的な演出はしにくいとは思いますが、
オドロオドロシイ演出があっても魔女っぽかったかと思います。
人狼ゲーム自体は経験がほぼ初回なので、あの時のゲームが好ゲームか否かはわかりません。ですが、「矛盾を解体していく」というより「誰を信じるか」に翻弄され、楽しかったです。
火男の火
「火男の火」製作委員会
紀伊國屋ホール(東京都)
2013/08/03 (土) ~ 2013/08/06 (火)公演終了
殺陣っていいですね
荒くれ者の盗賊でも、何所か純な(単純?)男たち。一方、大奥っぽい力と虚栄と策謀が乱れる女たち。
切なくて、やるせなくて、救われない物語が、数日たっても頭から離れません。
登場人物たちが平安時代っぽい盗賊ということでなのか、殺陣も時代劇や戦国モノでみる殺陣と少し違い、登場人物それぞれで個性の垣間見える殺陣になっていた…ような気がします。あくまで、"ような気がします"です。
とりわけ、盗賊っぽく打拳や足技っぽい体さばきの入った火男の殺陣と、役人の太刀と上半身主体の殺陣で、違いがあったような気がします