リア
サンポートホール高松
サンポートホール高松(香川県)
2014/06/14 (土) ~ 2014/06/15 (日)公演終了
満足度★★
そぎ落としたシンプルなスタイル
「リア王」を3人でやるために、内容をそぎ落とし、舞台美術等もシンプルなものにしています。
が、僕にはあまり来なかったです。役者の力量が乏しかった(というには、実力者ばかりなので)、というよりも、僕のキャパシティでは、理解しきれるものではなかったんでしょう。
原作は読んでいますが、やはり消化し切れていません。
地下室
サンプル
四国学院大学ノトススタジオ(香川県)
2014/06/10 (火) ~ 2014/06/11 (水)公演終了
桜の森の満開の下 全国ツアー
林英世
カフェ+ギャラリー can tutku(大阪府)
2014/05/11 (日) ~ 2014/05/11 (日)公演終了
満足度★★★
朗読劇
一時間の朗読でしたが、最後まで集中力が持ちました。あんまり朗読を観たことはないのですが、今までは大抵寝てたので……。今回のはとてもよかったです。
声にハリや迫力があり、すんなりと作品の世界に入っていけました。
また、原作は好きな小説で読んだこともあるのですが、今までに気がついていなかった原作の魅力にも、朗読を通して聴くことで気がつくことができました。
月がみていた話
ニットキャップシアター
八尾市文化会館プリズムホール 小ホール(大阪府)
2014/05/10 (土) ~ 2014/05/11 (日)公演終了
満足度★★★
オムニバス
オムニバス作品なので、15分ほどの作品が6本あり、劇作家も3人います。
演劇でこれだけ短い作品を観る機会もあまりないので、なかなか貴重な舞台でした。
いのうえ歌舞伎 「蒼の乱」
劇団☆新感線
梅田芸術劇場メインホール(大阪府)
2014/05/08 (木) ~ 2014/05/27 (火)公演終了
満足度★★★★
これぞ新感線
これまで映画でしか観たことのなかった松山ケンイチでしたが、さすがに演技派。舞台でもしっかりとした存在感でした。
また、内容も今まで通りの王道、これぞ新感線でした。2002年に上演された『アテルイ』の先にあるような内容で、近年こだわっているドラマ性よりも、エンターテイメント性に特化した舞台でした。
いのうえ歌舞伎第一章のテイストでした。
フローズン・ビーチ
トライアングルCプロジェクト
津山文化センター(岡山県)
2014/03/08 (土) ~ 2014/03/08 (土)公演終了
アクアリウム
DULL-COLORED POP
岡山県天神山文化プラザ ホール(岡山県)
2014/03/14 (金) ~ 2014/03/16 (日)公演終了
満足度★★★
現代の若者のコミュニケーション
若者の人生観やコミュニケーションノあり方が、良く表現されていました。
なかなかに、うざく、イライラさせられる人物ばかりで、そういう人たちにキレる刑事がいるのですが、僕はその刑事二人に共感しました。
ニートの知り合いの事を観ながら思い出していました。
夜更かしの女たち
直人と倉持の会
アルファあなぶきホール(香川県)
2014/01/17 (金) ~ 2014/01/17 (金)公演終了
満足度★
合わなかった
何と言いますか、合わなかったとしか、言いようがありませんでした。
時々あるのですが、開始5分で作品世界に入っていけずに挫折してしまう作品に出会います。これも僕にとってはそうでした。
なんといいますか、他の人が観ればまた評価は違うのでしょうが……。
拝啓ライトフライヤー号!
劇団赤鬼
ABCホール (大阪府)
2013/12/20 (金) ~ 2013/12/24 (火)公演終了
満足度★★
がっかり
赤鬼さんなので期待していたのですが、全体的に低調な舞台でした。
物語的には、ほっこりできる部分もあるのですが、メインの役者さんの力量が低い印象でした。
王の血脈
劇団ZTON
京都府立文化芸術会館(京都府)
2013/12/21 (土) ~ 2013/12/23 (月)公演終了
満足度★★★★
殺陣
今作では劇団の売りの殺陣がよりレベルアップしていました。殺陣専門のアンサンブルキャストを迎えて、舞台上で同時に10人以上が殺陣を行いますが、それでも動きが破綻することなく美しく舞っていました。
また、ただ単にアクションを見せるだけではなく、ドラマ性もしっかりとしていて、じっくりと観られる舞台になっていました。
Hanger Boy
おぼんろ
ルネスホール(岡山県)
2013/10/20 (日) ~ 2013/10/20 (日)公演終了
Hanger Boy
おぼんろ
東照宮玉井宮、表参道及び拝殿(岡山県)
2013/10/19 (土) ~ 2013/10/19 (土)公演終了
満足度★★★★
素敵な童話でした。
独り芝居を観る機会は岡山では少ないと思いますが、とても素敵な作品でした。1000年後、昔話として語られている物語、という導入から、もう作品世界に浸りきっていました。
通常は、舞台セットや大道具、小道具を用いますが、この作品ではほとんど使用することなく、全て観客の想像で満たしていきます。それが返って、豊かな作品世界を構築していっていました。
とても素敵な60分でした。
また、玉井宮で観るとまた趣があって素敵でしたし、偶然、小雨が降ってきたのが、また、作品世界とマッチしていて素敵でした。
ライノ
大橋可也&ダンサーズ
クリエイティブセンター大阪4Fドラフティングルーム(大阪府)
2013/10/12 (土) ~ 2013/10/13 (日)公演終了
満足度★★
コンテンポラリー
コンテンポラリーダンスの公演を観た回数は少ないのですが、なかなかこれを作品とは認識しづらいです。絵画で言うところの抽象画を観ているようで、これが絵か、と思うのと同様に、これはダンスなのだろうか、という印象しか受けられませんでした。
いのうえシェイクスピア「鉈切り丸」~W.シェイクスピア<リチャード三世>より
パルコ・プロデュース
オリックス劇場(大阪府)
2013/10/12 (土) ~ 2013/10/26 (土)公演終了
満足度★★
がっかりな作品
かなり期待できる作品だったのですが、観てがっかりでした。
リチャード三世を源平合戦の時代に置き換える、というなかなか刺激的なアイディアであり、役者の演技や殺陣、舞台セット、音楽等もすごい出来では合ったのですが、なぜか心に来ませんでした。
白浪クインテット
劇団Patch
ABCホール (大阪府)
2013/10/11 (金) ~ 2013/10/14 (月)公演終了
満足度★★★
新しい劇団と客演
旗揚げから一年の劇団。観させてもらったのは初めてですが、やはり実力不足は否めない。作・演の末満健一の演出に答えてはいるが、役者としての基礎能力は低いな、という印象でした。
ただ、作品自体は、ライブ(役者が歌い、ペンライトやタオルで盛り上げる)あり、歌舞伎的な見せ方ありで、なかなか楽しませてくれるものでした。
客演として、関西小劇場界の実力派俳優が何人かいますが、やはりその人たちの方が、実力が上すぎた。
真田十勇士
TBS
梅田芸術劇場メインホール(大阪府)
2013/10/03 (木) ~ 2013/10/06 (日)公演終了
満足度★★★
淡泊な芝居
なんというか、淡泊な芝居でした。新感線のような殺陣がないのはいいのですが、だからといってそうドラマがあるわけでもなく、3時間という長丁場をあきずに観ることはできましたが、それだけでした。
真田幸村は自らの誇りとして豊臣方に味方するのですが、もはやその姿に共感することも出来ませんでした。
ただ、舞台奥から手前に流れるようなイメージで作られた舞台セットは、大河や時代の流れをイメージしており、とても良かったです。
カタルシツ『地下室の手記』
イキウメ
HEP HALL(大阪府)
2013/08/09 (金) ~ 2013/08/11 (日)公演終了
満足度★★★
引きこもり
原作は未読だが、もう別物というくらいは違う印象。
社会を捨てた人間が、ネットに向かって社会批判をする。暗い印象はなく、笑えるところも多い。
知り合いの引きこもりのことを思い出しながら観ていた。あまり、主人公に共感は出来なかったが、社会を捨てることと、社会に向かって何かを言うことが両立しているところに現代性があるのだと思う。
非常の人 何ぞ非常に ~奇譚 平賀源内と杉田玄白~
パルコ・プロデュース
岡山市民会館(岡山県)
2013/08/09 (金) ~ 2013/08/09 (金)公演終了
満足度★★★
孤独の人
天才とは、常に孤独でなのだ。
他人よりも先に進んでいるからこそ、時代を超えて評価される仕事が出来る。しかし、それは反面、同時代人からは理解されない、ということ。
この作品の源内は、玄白との友情と陰間との恋愛(?)も軸にしてはいるが、つまるところ、孤独であったのだろう。
ひかりごけ
現代演劇on岡山
岡山県天神山文化プラザ ホール(岡山県)
2013/06/29 (土) ~ 2013/06/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
深みのある劇でした。
なかなか岡山では、観劇する機会のないタイプの劇で、刺激的でした。
初見で、全てを把握できたとは思いませんが、味わい深さを感じました。
アシュガルドサーガ
劇団ショウダウン
船場サザンシアター(大阪府)
2013/05/18 (土) ~ 2013/05/19 (日)公演終了
満足度★★
壮大な物語ではあるが
壮大な物語を一人芝居にしてはいるが、うまくいってなかったという印象。
ファンタジー作品なため設定も多く、説明しなければいけないことが多くなってしまうのだが、一人芝居のスタイルではそれはマイナスでした。