ミドちゃんの観てきた!クチコミ一覧

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鬼が棲む島からヤツらがやってきた

鬼が棲む島からヤツらがやってきた

U・WA・SAの奴等produce

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2015/06/27 (土) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しい時間をありがとう
始めに約150分と聞いた時は、大丈夫かと色んな意味で心配がありました。
が、それは杞憂でした。
一緒に会場入りしていた、子供さん数名も最後まで席に座って観られるほど、素晴らしい強弱で、ひきこまれました。
ストーリーは少し予想外な部分もあり、うれしかったです。
役者さんはもっと殺陣の稽古をしてくれたら、よりきれいな動きになるのになあと、全体がいいだけにより思いました。色々仕上げてきてねとw
また、次回作が楽しみですw

ネタバレBOX

一度書いた感想が、全部バックスペースで消えたので、簡略版に変更。
以下、印象に残っている各キャラクターへのコメント。
本屋の店長・・・ストーリーに合わせた素晴らしいキャラ付け。「じゃあ、あとよろしくね」のくだりと「ぴょん」はいいね!
本屋店員・・・欲を言えば、もう少し攻めの姿勢でも面白かったかな。でも、イイコンビだったと思います。
亀・・・なんというか、変に引き込まれました。安心して、脇役を任せられるみたいなものを感じました。
雉将・・・はじめ遠めに見たとき、衣装にだまされました。長い御足がすらっときれいでした。感動を返せ!キャラはもっと振れてもよかったかなとおもいました。この系の人は自信があふれているイメージがあるので。。。あと、あれなんとなく蒼髪からルルーシュを彷彿させられましたwなぜ?
犬公・・・素晴らしい眼鏡さんでした。できる執事っぽく、一つ一つの動作に大げさなキレをつけてくれたら更によかった。
桃太郎・・・渋いおじさま。以上。
坂田金時・・・アドリブって難しいですよね。今回のお話は勧善懲悪をベースにしたお話でもあるので、分かりやすいキャラクターが個人的には推奨。怪しいやつ。悪いやつ確定。気取った感じもいいですが、もっと最後は本性をさらけ出すようなのいいなとおもいまいました丸
浦島太郎・・・けだるげな様子がよかった。この人絶対、耽美の海で溺れているという印象!どんどん無駄に超越していってください。
キサナ・・・美人さん。常にまけるもんかと言うようなあの目つきが好きです。がんばる人を応援します!
オールスターチャンピオンまつり『五右衛門vs轟天』

オールスターチャンピオンまつり『五右衛門vs轟天』

劇団☆新感線

シアターBRAVA!(大阪府)

2015/05/27 (水) ~ 2015/06/30 (火)公演終了

満足度★★★★

これが新感線か。。。
初めて、新感線の作品を見させていただきました。
正にB級映画を観ている気持ちでした(いい意味で)。
実に分かりやすく、面白い(お約束)を大切にした作品でした。
先にコメントされている方の話すように、既存のキャラをつかっているので、そのキャラの話も知っていればより楽しめたのだな感じました。
何度も観たくなるよう作品ではありませんでしたが、
この観ている一瞬、一瞬が楽しめる作品でした。
また、生でないと伝わりにくい雰囲気(DVDにすると分からない)も多かったです。そして、それを感じてアドリブ(恐らく)を挟む役者の技量、機転は流石!
道具も大きなものから小さなものまで、遊び心ありなところはよかったです。
ネタも多いので、友人、恋人、家族と観にいっても、感想交換でネタに困らないのも好評価w

ミッドライフ乙女

ミッドライフ乙女

劇団暇だけどステキ

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2015/06/05 (金) ~ 2015/06/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

よくやったとよかったはちょっと違う
観にいけるか、心配でしたが、観にいけました。
事前の面倒な予約方法や開始間際の入場など、ご迷惑おかけしました。
そして、応えていただきありがとうございました。
>以下感想<
観にいってよかった。
そう思えるものでした。
あらすじからは見えない細かなストーリーは観にいかないとないものですからねw
「うらぶれた」遊園地の跡と未来の話。
どのようにアプローチ(料理)していくのか、考えながら、
楽しく観させてもらいましたw
大変おいしゅうございました。
また、観にいきたいとおもいます。

ネタバレBOX

・ちょっと、「おもちゃのちゃちゃ」や「ナイトミュージアム」を思い出す内容でした。また、ライトのベル系では「甘城ブリリアントパーク 」を彷彿しながらでした。
・人形たちがとまっている形は素晴らしかったですね。白く塗っているのも、変に肉感をださない工夫になってましたし。途中、あれ、本物の人形?と疑ったりもw最後の最後に、講演のシーン、暗転してからの移動が素晴らしい。まさに早技と感心してしましました。ただ、フィナーレの前に3人が動いてしまったのはもったいない。あれが、何か含みを持たせる為なら、観客任せの判断のものなのかな?まあ、違うと私は思っていますが。
・タイトル詐欺。ミッドライフ乙女って。。。「ドリームガールズ」でも「木人女子」でもないのですね。ネタのみとは。。。まあ、すごい美人さんでしたし、いっかw
・「木人女子」って。地下アイドルしませんか?wジャンルはどこになるのかよく分からない選曲でしたけどね。なかなか楽しく、ファンなりました。他のメンバーって誰だよって言う話ですね。
・モンロー人形さんの涼しい感じにほっこり。お澄まし美人。お見事でした。
・ニーナさん、27さん。名前もらってよかったね。もっと、元気さを前に出して、溌剌妹伽羅でもよかったかな、個人的には思いました。
・ポップさん。ブレイクダンス見たかったな。。。劇中ずっと期待してたのに!!キャノーラさんもしなかったし。むう。次回作に期待!
・イケメンラスカル。え、ちがう。れっサーぱんだ、でしたねw
・2次元vs3次元の白熱討論。素晴らしかったです。脚本家の想いが透けて見えました。個人的には、どちらもok。まあ、求める基準によりけりですから、しょうがないw
・姫さんの衣装が思ったよりシンプルで驚いた。ごわごわちゃうかった。。。

ま、そんな感じ。
次回は脚本家がかわるそうですが、楽しみにしていますw
ワンマン・ショー

ワンマン・ショー

崖淵五次元

天満天六・音太小屋(大阪府)

2015/05/10 (日) ~ 2015/05/10 (日)公演終了

満足度★★★★

素晴らしくもいみじくも
妄想上等、と言う感じで素晴らしく、楽しく観させてもらいました。
内容的には、確かにワンマンショーなのでしょう。紹介文にあるように。
誰もが、一人で、誰もが、主役。
一部、矛盾してないかな?パラドックス起きてる気がする部分もありましたが、前後しながら、テンポよくすすむ劇だったように思います。
本来は笑い系のお芝居が多いそうですが、今回のようなものも乙なかんじでしたよ=。

ネタバレBOX

・まさかの同姓の方が登場人物に出てくるとは。。。ちょっと驚きました。れが招待OKだった理由かと思ってみたりw招待あこりがとう~。
・思った以上にファンタジーが混じっていて、驚きました。まあ、妄想が軸になっている以上は、その部分はどうしようもないですよね。
・池のくだりは何を案じさせようとしていたのでしょうか?航空写真家と言う職業へのイメージ作り。はたまた、精神的に病んでいることを象徴しながら、イエローさんへつなげるため?池というキーワードからよだれのくだりとのつうながりを観客に穿って見せるため?どれもイマイチで納得いかず。ま、劇自体は楽しんだので、その場で少しだけ考えた次第でした。               
NYの天使→

NYの天使→

ももちの世界

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2015/05/08 (金) ~ 2015/05/10 (日)公演終了

満足度★★★★

思いのほかよかった。
この劇の上演の流れが面白そうと感じ、直前まで別の劇とどちらを観にいくか悩みに悩んだ結果、この劇を見ました。その選択は、間違いではなかったと思えるほどに、満足のいく劇でした。
ストーリーから感じるのは、独特のリズムとリアルだけれどファンタジーであることを是とする姿勢。また、気持ちに焦点を当てながら、青春期の矛盾する思いを元に、極端な是とされる行動。なんだか、回想シーンでは、私も一緒にその時代に戻った気になったりしました。
最後の方は英語の語学力が無かったためか、ついていけない部分もありましたが、始めに申したように、思いのほかよかった。

『For スマイル』

『For スマイル』

プロデュースユニット「ななめ45°」

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2015/05/08 (金) ~ 2015/05/10 (日)公演終了

満足度★★★

マイムマイム
言葉の無い、マイムのみの劇。

ってなことで、楽しみにしながら観させてもらいました。
一つ一つのマイムには、しっかりとその背景を表現しようとする動きでした。

ただ、事前情報というか、劇のストーリー・背景が想像するには足りず、何をしているの分からない場面も。。。

今回のこの作品は本当に、
マイムによる物語 
であって、
物語のマイムではないのだなあと思いました。

正直、1時間近くマイムというものすごい劇にカンゲキでした。

傘にうたえば

傘にうたえば

劇団ろみお座

STAGE+PLUS(大阪府)

2015/03/20 (金) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★

旗揚げ公演おめでとう~
気になりながらも、みようかみまいか。それが問題だwっと、無駄に悩んでいたのですが、観にいってよかったです。会場が思った以上に狭く、舞台と客席の距離が0に近いという、役者・客共に緊張感のある感じでした。小劇場のよさを感じると思うと同時に、プレッシャーすごいだろうなと思いながら。そのためか知りませんが、はじめの注意事項を話してくれる方の声が明らかに緊張で強ばっていました。。。しょうがないですよね~。                 公演自体は、始めに伝えたように観にいってよかったです。プロローグ?ですか、最近流行っているのか、私見感の時と同じような入り方でした。何だろと客の気持ちを煽るのには有効だからかな。それとも、普通なのかな。まあ、いまさら考えてもわからない。素人なものでwキャラクターも楽しい方が多く、物語の流れも素晴らしく流れていました。場面切り替えにも工夫があり、照明や役者がはけるやり方ではなく、テレビでは常套手段で使われる方法で行ったりと、楽しい挑戦です。                             今回が旗揚げ公演と聞きました。是非、次観にいきたいと思います。

ネタバレBOX

海賊マックス船長お疲れ様です。全力投球で、汗だらだらでしたね。下っ端さんも、船長についていくのに大変そうでしたね。乗り遅れると、精神的にきつそう~。主人公の物語。気持ちを話しながら、よかったです。
紫式部ダイアリー

紫式部ダイアリー

パルコ・プロデュース

森ノ宮ピロティホール(大阪府)

2014/12/11 (木) ~ 2014/12/21 (日)公演終了

満足度★★★★

観てきた!
明日休みだ、劇見よう⇒以前見た劇場のパンフもらった面白いのないかな?⇒紫式部ダイアリー⇒いいね!⇒チケット取れない。。。⇒キャンセルOKチケットゲット。                                                  って、ことで、観てきました。面白かったです。私の劇へのこだわり、間はよかった。演じる人がその人物をしっかりとイメージしてなりきれているということですよね。ただ、セリフに合わせて動くだけでは、その人ではなく、私たち観客側にも演じている事を意識させてしまい、興ざめとは言いませんが、違和感を与え続けます。その点、斎藤さん・長澤さんは良かったですね。また、三谷さんの脚本ということで、期待していました。この登場人物の文学作品を少しかじった程度でしたが、そのネタが散りばめられており、面白かったです。もちろん、知らない・読んだことないという人にも楽しめるようになっていました。                                      舞台装置もなかなかこ憎い感じです。ただ、視点視覚転換は出し惜しみなく使っても良かったのではと少し思いました。って、これネタバレ?セーフ!   約90分楽しかったです。舞台はこうでないとでないと。まあ、有名になると、懐への攻撃も大きいですがw価値あり!

カンパニー・フィリップ・ジャンティ「忘れな草」

カンパニー・フィリップ・ジャンティ「忘れな草」

パルコ・プロデュース

森ノ宮ピロティホール(大阪府)

2014/11/08 (土) ~ 2014/11/08 (土)公演終了

満足度★★★★

何がなにやら。
テレビCMで見たときから気になっており、見に行きました。
面白かったです。
ただし、
細かなストーリーはよくわからなかったです。
あのまま受け入れるべきなのか、裏の意味は何なのか。

直感的に楽しんでほしい

というのが、演出家の希望らしいので、小難しいことは考えないほうがいいのかなと反省?です。

小道具のフラッグ?、ウィング?などはCMやパンフレットでも見ましたが、実際に動くのを見ると、、本当に魅せられますね。すばらしく、幻想的です。
あと、音楽もいいですね。誘う感じのものでw

また、見に行きたいものです。

『ギア-GEAR-』Ver.3.70

『ギア-GEAR-』Ver.3.70

「ギア」事務局

ART COMPLEX 1928(京都府)

2013/11/01 (金) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★

なかなか。。。
面白かったです。一回の劇で色々なパフォーマンスが見られるのは、一粒4度おいしいw個人的な注目は、マイムですね。マイム担当外の人も、言葉のない劇なので当然されますが、やはりそれ用の動きではないです。一定のルールに従い、動きで訴える。まあ、単純な楽しさがありました。                   
あと、劇場にはあの空間であれだけのことをしてくれるのかと、素直に感動しました。舞台の使い方ってここまで、考えているのかと思いました。
ただ、細かなことを言えば、ロボットの動きが不徹底なのが逆に気になりました。しっかりルールによって守られる部分とそうでない部分があった。。。感情がキーワードになっている以上、そういうところまで徹底して欲しいなと思いました感化yくが簡単に流してみる場面も徹底して。

アベノ座の怪人たち

アベノ座の怪人たち

スクエア

近鉄アート館(大阪府)

2014/05/09 (金) ~ 2014/05/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしく綺麗。
どこぞのパクリかと期待と不安半々でみにいきました。見に行って、良かったと正直に思いました。他の方も書かれているように、キャラクターの個性が光っています。小さい子などはきっと一瞬で真似したがるんだろうなとwまた、今回特に思ったのは、動きが綺麗。役者人一人の練度を感じさせてもらいました。ダンスではないのですが、訓練によって体幹がしっかりしているおかげですね。動き一つ一つが綺麗になると、自ずとそこから役者の表現したいことも、にじみ出てきます(役者が意図したキャラや思いなど)。内容については他の方や、公式サイトで見てください。こちらも、スクエアさんの作品なのでそのうちDVD化するのかと思うので期待ですw見られなかった方は、ぜひ一度!と思います。

少女、おきにめすまま

少女、おきにめすまま

劇団サニー

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2014/04/12 (土) ~ 2014/04/13 (日)公演終了

満足度★★★

旗揚げ見たよ!
見てきました。
正直な感想は、もう少し。
面白くなかったかというと、そうではないのですが。。。
うまく言葉にできませんが、
先の読めるストーリーなだけに、+@の要素が欲しく感じました。
まあ、欲張りさんなわけですね、私は。

とはいえ、
演じる方たちは光っていたと思います。
特に速水さん?
私は演じる方を見る時、
手持ち無沙汰になった時の姿を見るのを楽しみにしています。
なぜって?
その時が、その登場人物をどうのように思っているか役者さんの解釈が
一番出てくると思っているからです。
待たされているときの「私」ではなく、
待たされているときの登場人物です。
今回その姿が個人的には、速水さんがうまかったようにおもいます。
(=私との人物像の解釈が近かった)

まだ今回は一回目。
これから色々と工夫しながら楽しいモノを作っていくのでは?
と次回も期待しています。

では、おつかれさまでした。

ネタバレBOX

ネタバレ?ってほどでももないのですが。

・最後の終わり方は結構色々と観客に解釈を求めるものになっていました。余韻と共に、考えるのは楽しいですね。最後の最後に、虚構が現実に追いつくみたいな?w

・怪獣は心理学でも、暴力や破壊などの意味合いが多いだけに、主人公の行き詰まった感と全てをリセットしたい気持ちがを象徴しています。
一千戯曲

一千戯曲

私見感

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2014/03/25 (火) ~ 2014/03/26 (水)公演終了

満足度★★★★

私的見解感想
10分遅刻した素人の感想ですので、参考になりませんが、徒然なるままに思うところを書いていくこととします。

・今回もこの劇団の特色である、言葉遊び(同じ韻を踏む)がありました。非常に多くあり、さすがと感じます。一部、何を言っているの漢字変換できなかった言葉もありましたが、それは私の能力の問題でしょう。あ~、脚本の出番かw今回は少し言葉の韻を踏んではいますが、リズムが少し悪いように感じました。前回と異なる物語の影響か主題の問題か何かは明確な理由がわかりませんが。。。あくまでもイメージなので。

・テーマというか、軸のストーリーは前回と同じにしつつ、アプローチの仕方を変えていました。ただ、今回のアプローチの仕方は、難しい方面からだったとおもいます。正直なところ、生を知らない年代の言葉は裏付けのない言葉という馬鹿な評論家の弁もありますしね。一観客としては、一定の理解と共感ができましたが。脚本家の訴えたいことがここまで響いいたかといえば、きっと響いていないと思います。

・パントマイムや大きな声量での長文はなかなかしっかりと伝わるものがあり、よかったです。行動と音響のマッチも難しながらも、それなりにマッチしていたとおもいます。密かに、体幹がしっかりしているなあという人もちらほら。

・スタイルといえば、群像劇。今回も健在でしたね。前回は時間軸と世界が変わっていて、悩まされましたが。。。今回は、わかりやすく追いかけることができました。

・映画の演出は非常に好印象です。ああいう、ちょっとした工夫で観客が簡単に物語の世界を感じられる(迷い込む)ものはいいですよね。難しいですが。

総評としましては、
前回の方が個人的には好みです。しかしながら、今回説明にも書いていたよううに、実践版というのは伊達ではないと思います。脚本家が試してみたかったことが散りばめられているとおもいます。次回もあれば是非見ていたいとは思います。まあ、脚本家が卒業します(=一区切り)と言っているので、次があるかわかりませんが。

ネタバレBOX

Σ(゚д゚;)メールの話が、とおもっていたら、手紙だったのですね。既読・未読。

未読が途中から弥勒と聞こえてしょうがなかったのは、私の思い込みの成せる技。だって、死が入ってきたら仏様や神様出てもおかしくないじゃないですか。

第二次世界大戦の話を中心にしていると思ったら、まさかの日露戦争の時をピックアップしてくるとは。。。1945って言うな!

並行戯曲

並行戯曲

私見感

ウイングフィールド(大阪府)

2013/10/25 (金) ~ 2013/10/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

懐古
どのような劇に仕上がっているのか、楽しみにして観てきました。

色々と思うところはありましたが、よかったです。

この劇をみていると、なぜか昔の自分を思い出しました。
弄り回して無駄に考えて、
ありもしない現実を追いかけて。
もうういいやと諦めたつもりになった僕。
ちょいとそんなこと。
どこまでも、可能性を考えて、
どこかにあるはずの仮を探し求めて。

うん、誰もが通るであろう青春の道。
別の言い方をするならば、

[中二病]。


と、まあそんな感想。

また、この劇の売りのような言葉遊びは良かったですね。
日常での空耳や意味的チップなどあるのがいい
割と、ラッパー的なノリの弾け方もよかったように思います。

で、話についてですが。
観客側からでは、よう整理しきれん気がしました。
一度観るだけでは、結構厳しい。
辻褄を観客が理解するには。。。
台本くださいw
(まあ、大体は分かりますが。細かな伏線拾っての理解はできてない気がする)。

ここ半年で観た中(6本。プロ・アマ問わず)では、2番目によかったです。
また、公演があるようでしたら観にいきたいですね。



.

部屋、あります。

部屋、あります。

fabricant fin

カフェ+ギャラリー can tutku(大阪府)

2013/07/25 (木) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★

思うこと
なんとなく、チラシ見た時から気になっていたの、行ってきました。
会場は、はじめ気づかなかったけれども、一度行ったことがあるところでした。
前の劇()セットの使い方(方向・小道具など)が変わっており、新鮮に。
同じ場所の違う側面が見られるのはいいですよね。

と、まあ無駄話はこのへんで。ここからは、劇の感想再度修正。

感想・意見をだらだらと:
面白かった。はじめの仕込みの段階では、疲れてしまいましたが、物語が進むと、話に入りやすかったです。まあ、主人公?のキャラを確立・過去への伏線を貼っていく上では、あのどんよりとした感じでのスタートはしょうがないかと思う反面、観客に対して、もっと何かできないものかと。見ているおもしろさ、小ネタを配置しておいてくれるなど。

過去・母娘(おやこ)をキーワードにして、シェアハウス・恋愛を絡めつつ、ストーリーが広がる。色々と残されたままのことおあるけれども、きっと「ご想像にお任せします」ということで処理されているのでしょう。(すべての仕掛けを回収しないといけないわけでもないしね)。ネタバレなしで、コメントは意外と難しい。と、感じてます。ストーリーの感想がそのまま、ネタバレみたいなものになってしましますものね(愚痴)。

ってなわけで、役者さん。今回、野上さんとハルさんがよかったように思います。野上さんは、雰囲気・声のとおり・小ネタがよかったです。ハルさんは、キャラ設定を貫き◎。簡単そうで、難しいところなのに。。。本人本来の性格とマッチしていたのかなと、勘ぐります。逆に、ワカコさんは微妙に感じました。どこが悪いの、と聞かれたら、あの大きさ場所で行うには、あのタイプの演技は不自然さの方がきになってしまいます。横に広さのある舞台などでは、逆に映えるタイプなのですが。と、ど素人は曰います。ただ、総じて、行動で極端に「手持ちさた」となる方がいなかったのはいいですね。(今回の場合、脚本によって作られる間もあったので役者さんの実力ですね。しっかりと、「役」を考えてくれているように感じます。)                                 
私自身の嗜好もあるので、☆3つ。(最近は、テンポよく進む、感じのもの好きに。じっくりものは、ちょっと苦手になりつつある。)

65歳からの風営法

65歳からの風営法

笑の内閣

NOON+CAFE(大阪府)

2013/07/21 (日) ~ 2013/07/23 (火)公演終了

満足度★★★★

なるほど。
おもしろかったです。

会場はカフェということで狭く、舞台での劇に慣れている私からしては、このスペースでどうするの?という気持ちでした。。。
 ⇒が、やってくれます。魅せてくれます。空間の使い方がずば抜けて上手いわけではないのですが、役者として、演出として、今そのスポットがあたっている部分だけを観客に見せます。(スポットライトの周りを気にさせずに。)本当に、その役者だけを見て、周りを気にさせずに、いろいろな場所(設定上の)でストーリーを進めていました。

この団体は他の作品もそうですが、観客に‘民意‘を問うようなものがあります。今回の場合は、風営法を軸にして、昨今の規制法に対する、疑問や国民のそれらに対する意識を問う投げかけがされていました。いくつかの意見を出しつつ、団体としての答えを提示しています(観客にその答えを強要するのではなく、あくまで提示)。

見所はというか、いいなと思ったのは。。。役者間での呼吸です。意外とほかの劇でもあるのですが、セリフ間の間の取り方ですね。コメディー系は多くが流れるようなテンポで話が進みます。そこが肝だからです。掛け合いの部分などは、相手の話を聞くが、待たずに話をしたりします。ここが呼吸を合わすことができずにいると、観客にこれが‘ただの劇‘であることを意識させてしまします。(しらけ、集中が切れるみたいな状態にしてしまいます。)全部が全部うまくいっていたわけではありませんでしたが、この劇ではよかったです。

そんなかんじ。
楽しめる内容です。
また、機会があれば是非見に行きたいものでした。

*私は知らなかったのですが、ちちんぷいぷいでもとりあげられていたとか。。まあ、赤字公演だったそうですが。

筋肉少女【残すは7月in→dependent theatre 1st!】】

筋肉少女【残すは7月in→dependent theatre 1st!】】

石原正一ショー

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2013/07/05 (金) ~ 2013/07/08 (月)公演終了

満足度★★★

筋肉少女初めて見て。
初めに、ネーミングに惹かれていきました。
あらすじ?なにそれ知りません。
前評判、いや、告知のビラしかもらってないので他人は知りません。
本を買う際に、カバー外したりすることってありますよ、正にそれ。

勝手に、色々と想像していましたが。。。

まず、「筋肉」ということでした。(ネタバレじゃないよねw)
テンポはよく、元気に進行していました。
うん本当に。
アクションにもうっと力いれてもらったら面白かったのに、
と思う反面、
今回の形がハラショーなのかなと思ったり。
バカ一代みたいな感じで。。。。

まあ、総評的には
本的に言うと、それなりに満足して、図書館へ寄付するみたいなかんじでした。

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