満足度★★★★★
懐古
どのような劇に仕上がっているのか、楽しみにして観てきました。
色々と思うところはありましたが、よかったです。
この劇をみていると、なぜか昔の自分を思い出しました。
弄り回して無駄に考えて、
ありもしない現実を追いかけて。
もうういいやと諦めたつもりになった僕。
ちょいとそんなこと。
どこまでも、可能性を考えて、
どこかにあるはずの仮を探し求めて。
うん、誰もが通るであろう青春の道。
別の言い方をするならば、
[中二病]。
と、まあそんな感想。
また、この劇の売りのような言葉遊びは良かったですね。
日常での空耳や意味的チップなどあるのがいい
割と、ラッパー的なノリの弾け方もよかったように思います。
で、話についてですが。
観客側からでは、よう整理しきれん気がしました。
一度観るだけでは、結構厳しい。
辻褄を観客が理解するには。。。
台本くださいw
(まあ、大体は分かりますが。細かな伏線拾っての理解はできてない気がする)。
ここ半年で観た中(6本。プロ・アマ問わず)では、2番目によかったです。
また、公演があるようでしたら観にいきたいですね。
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2013/11/07 12:54
演出の緑川です。
基本的に私の作品には「過去」がテーマとしてあります。そのため懐古的なものになり、それをお客様に感じていただくことに繋がっているのかと思います。
お察しの通り言葉遊びは私見感の売りの一つですので楽しんでいただけたようで幸いです。
ぜひ、よろしければ今後もご来場くださいませ。