はとの観てきた!クチコミ一覧

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エッグ

エッグ

NODA・MAP

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2012/09/05 (水) ~ 2012/10/28 (日)公演終了

満足度★★★★

これは恋愛ドラマですね
前半かなりユルイ&単調な感じでどうなることかと思ったが、後半シリアスになるや怒涛の展開でラストになだれ込むあたりはさすが。

主要なテーマは戦争という状況下での人間の行為だけれど、恋愛ドラマとしてもなかなか。最後の最後でアレがアレするので、ラストシーンがすごくアレ。

深津絵里の踊りがかわいい。カーテンコールの時に涙ぐんでいるように見えたが、すごく役に入り込んでいるんだねえ。

三谷版 『桜の園』

三谷版 『桜の園』

パルコ・プロデュース

KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)

2012/07/25 (水) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★

じんわりおかしい
喜劇と言ってもドタバタではなく、人間の哀愁を帯びたおかしみがにじみ出てくるという感じ。原作を知らないのがいけないのかもしれないが、ストーリー的には展開が遅くて若干まだるっこしい気がした。

南へ

南へ

NODA・MAP

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2011/02/10 (木) ~ 2011/03/31 (木)公演終了

満足度★★★

モヤモヤが残る
何よりもまず、現実の震災のインパクトに負けてしまった感がありますね。脚本は、個人のアイデンティティの話から始まって、天皇制、脱北などをからめて(たぶん)日本人論を展開していますが、ちょっと焦点が定まらない印象を受けました。「知らない人のために命がけで走る」素朴な誠意と「天皇のために切腹しなければならないのか」という疑問の間の微妙な違和感、アイデンティティを失ってしまった日本人と記憶を学ぶ脱北者、というあたりが鍵のような気がしますが、最後までモヤモヤしたまま終わってしまいました。あと、主演の二人の演技は良かったと思います。

流れ姉妹 たつことかつこ 〜エンド・オブ・バイオレンス〜

流れ姉妹 たつことかつこ 〜エンド・オブ・バイオレンス〜

真心一座 身も心も

本多劇場(東京都)

2011/01/27 (木) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★★

第1作から見ればよかった
古田新太を見に行きましたが、これは面白い。最初から見ればよかった。

ザ・キャラクター

ザ・キャラクター

NODA・MAP

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2010/06/20 (日) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★★

ちょっとお疲れ?
始まりは夢の遊民社を思い出させる詩的な台詞だが、その後は特に難解な台詞もなく、社会的なメッセージ性を強く打ち出す最近の作風になっている。

宮沢りえは熱演。古田新太、橋爪功もいい味出している。ただし、古田新太は存在感で演技する役どころで、はじけた場面がないのでファンにはちょっと残念かも。

後半はオウム真理教の事件をかなり忠実になぞるので、展開に自由さがなくちょっと重苦しい感じ。特にラストは「幼い」の一言で片付けるのはちょっと違和感あり。安易な結末にできないのはわかるけど…。ここはやはりアポローンが狂気に染まる過程を丁寧に描いた上で、友人殺しの贖罪を持ってきてほしかった。マドロミは実はアポローンの潜在意識が生み出した別人格で、罪の意識を引き受けているんじゃないかと思ったのだけれど、ラストの台詞はそういう感じではなかったし。

あと、カーテンコールは、みなさん何か元気がないように見えた。お疲れでしょうか。

ザ・ダイバー 日本バージョン【9/20千秋楽】

ザ・ダイバー 日本バージョン【9/20千秋楽】

東京芸術劇場

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2009/08/20 (木) ~ 2009/09/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

いい!
・大竹しのぶはすごすぎる。
・野田秀樹は意地悪な正妻がよく似合う。
・渡辺いっけいは文字通り熱演。野田秀樹に暑苦しいと突っ込まれていた。
・ラストシーンは救いなのか諦めなのか?パンフレットの対談を読むと救いらしい。「キル」ほどのカタルシスはないけれど。

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