yocyaの観てきた!クチコミ一覧

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杜町ペッパージャム

杜町ペッパージャム

劇団ハーベスト

アトリエファンファーレ東新宿(東京都)

2017/03/22 (水) ~ 2017/03/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/03/25 (土)

後半は涙が溢れて止まりませんでした。今はただただ、劇団ハーベストに出会えたことに感謝です。本当に、本当にありがとう。【後日、追記します。】

怒りの旅団-アングリー・ブリゲード-

怒りの旅団-アングリー・ブリゲード-

ワンツーワークス

赤坂RED/THEATER(東京都)

2017/03/16 (木) ~ 2017/03/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/03/18 (土)

面白かったです。役者たちのレベルがとても高く、舞台美術も素晴らしいものでした。
上演時間は確かに長いですが、無駄に長いわけではなく、確かに必要な2時間40分でした。
長くても、これ程までに中弛みも無く、全くテンションが落ちない作品を他に知りません。
休憩さえあれば、3時間でも良かったぐらいです。

岡田あがささんは柿喰う客の公演で何度も見たことがありましたが、今回は特に良かったです。
終盤の長台詞の場面では、自然と涙が流れました。
心に残る台詞が多く、戯曲の販売が無いのがとても残念です。

ネタバレBOX

チラシの台詞が交わされる場面では鳥肌が立ちました。
SIMPLY BECAUSE IMITATION -偽物だからこそ-

SIMPLY BECAUSE IMITATION -偽物だからこそ-

SECOND・N PRODUCE

高田馬場ラビネスト(東京都)

2017/01/24 (火) ~ 2017/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/01/28 (土)

作品はとても良かったのですが、作品外の部分で残念な点の多い公演でした。

自由席の公演で確実に希望の席を取りたい人は、早めに来て並んだりと努力をしています。なのに、劇団側が何のお断りもなく、約束の時間よりも早く開場するというのは如何なものでしょう?

先に入った人が後から来るお連れさんの席を取っておく事を係員が認めてしまっているのも、公平さを欠いていると思います。

客を詰め過ぎて窮屈で仕方なかったりと、とても快適とは言い難い観劇環境でしたし、出演者の一人の「アンケート書いて下さい。暇な時に読みますから。」と言うのも、冗談にしてもあまり気分のいいものではありませんでした。

文句ばかり言ってしまいましたが、作品自体はとても良かったです。自分の恋人がもしそうだったら…、など、いろいろと考えさせられました。良い作品と出会えました。ありがとうございます。

ザ・空気

ザ・空気

ニ兎社

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2017/01/20 (金) ~ 2017/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/01/22 (日)

あまりの緊迫感に硬直しっ放しだった。しばらく立てなかった。涙が流れた。震えが止まらなかった。手が痛くなるまで拍手した。本当は星10個付けたい、今までに観た中でも最高峰の作品。

放送開始直前の突然の番組内容変更に混乱する報道現場を描いた作品と聞き、てっきりドタバタのコメディかと思っていたら、下手なホラーよりもよほど怖かった。

例え映像化されてもテレビでは放送されないと思う。この作品が劇場上演できるだけ、日本はまだ大丈夫なのか。それとも、いつかこの作品も上演できなくなる日が来るのか。この国の行く末を憂わずにはいられなくなる。

世界が不安に覆われる中、改めて感じた演劇の力に、一条の光を見た気がした。

ほとけのいろは

ほとけのいろは

劇団 CAT MINT

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2017/01/11 (水) ~ 2017/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/01/14 (土)

新垣里沙さんの出演したCATMINT作品では一番面白かったです。
「八風吹けども動ぜず天辺の月」という禅の言葉の作家さんなりの解釈がテーマとの事で、主人公の明るさ、ポジティブさには、琴線に触れるものがありました。

ただ、出演者の演技力の差が大きくて、台詞に出す必要の無いツッコミが多く、それが作品のテンポを落としていたように思えます。

ブロマイドが3枚で1000円というのは高過ぎますし、パンフレットも値段の割には内容が薄くて残念です。

ネタバレBOX

オチのあれも全く必要の無いものでした。背中に文字の入った肌色のTシャツが刺青を表現しているのはわかりましたが、いかにもTシャツを着ているようにしか見えず、興ざめでした。素肌にペイントするのが事務所NGなのであれば、表現方法かキャストを変えるべきでしょう。それぐらいの台無し感でした。「ほとけのいろは」というタイトルに持って行くにしても強引過ぎます。
夜明け

夜明け

EPOCH MAN〈エポックマン〉

ひつじ座(東京都)

2017/01/06 (金) ~ 2017/01/09 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/01/07 (土)

心の奥で忘れかけていたおもちゃ箱をそっと開けてみた。溢れ出る暖かな光に、心が満たされる思いがした。懐かしい風景に、自分を生んで育ててくれた人に、改めて感謝を伝えたくなった。そんな舞台です。

小沢道成さんは今回の彼も生ける舞台芸術そのもののようでした。その美しさと輝きと舞台への思いに、自らを省みずにいられず、思わず足を踏みしめます。

虚仮威

虚仮威

柿喰う客

本多劇場(東京都)

2016/12/28 (水) ~ 2017/01/09 (月)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/01/03 (火)

Webサイトのどぎついピンクが示すように、柿喰う客とは数ある劇団の中でも特に独特の色を持つ劇団です。そのどぎつさを真に堪能するには、ある程度はステージと距離を取って鑑賞した方が良かったのかも知れません。今回は特典欲しさに極楽シートを取りましたが、本多劇場の最前列は、全体を俯瞰するには厳しく過ぎました。

サンタクロースに包丁で切り付けたり鉛玉ぶちこんだりと、敬虔なキリスト教徒が眉を顰めそうな別のスリルもありました。七味まゆみさん演じるそのサンタクロースの動きが秀逸すぎて、未知なるものへの恐怖、不気味さが充分に伝わりました。

しかし、あまり席が近すぎるのも考え物ですね。終盤近くまで必死に食らいついていましたが、振り落とされました。できればもう一度、後方の席から観てみたかったです。


撃鉄の子守唄 2016年版

撃鉄の子守唄 2016年版

劇団ショウダウン

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2016/09/01 (木) ~ 2016/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

血沸き肉躍る冒険活劇
正に「血沸き肉躍る」とはこの事だと思いました。最初に上演3時間と聞いてちょっと怯んだのですが、全く長さを感じませんでした。

確かに、少々台詞の聞き難い役者さんや、最後まで何がしたいのか伝わりにくいキャラもいましたが、たいそう面白かったです。

終演後の劇場前の温かい雰囲気も、この劇団ならではのものだと思います。

やはり劇団ショウダウン、今後も見逃せませんね。もっと関東で有名になって、もっと大きな劇場で上演して欲しいです。

次回公演も楽しみにしております。

音楽劇 夜のピクニック

音楽劇 夜のピクニック

水戸芸術館ACM劇場

水戸芸術館ACM劇場(茨城県)

2016/09/17 (土) ~ 2016/09/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

観に行って良かった
凄く良かったです。はるばる水戸まで観に行った甲斐がありました。ずっと心に残り続ける作品になりそうです。

吉川友さんは歌声も演技も素晴らしいし、目鼻立ちもはっきりしていて綺麗だし、そろそろ本格的にミュージカル女優の道を進んで欲しいと思います。

小林日奈子さんも可愛くて印象的でした。

真っ向ガール

真っ向ガール

劇団ハーベスト

ザ・ポケット(東京都)

2016/08/03 (水) ~ 2016/08/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

彼女たちの輝きを見逃さないで
もしも劇団ハーベストをアイドルだと思っている人がいるなら、是非一度、彼女たちの公演に足を運んでみて頂きたいと切に思います。彼女たちが織り成す殺陣の迫力はもちろんの事、メンバーのほとんどがまだ10代である彼女たちが、どれだけストイックでクオリティの高い演劇作品を創っているのかに、きっと驚かされる事でしょう。

確かに物語として多少の展開の強引さはあります。青臭い青春劇と思われる方もいるかも知れません。それでも、舞台上から放たれる彼女たちの輝きは何物にも代え難く、彼女たちも言うように、きっと「何かを始めたい」と思わせてくれるきっかけになるはずです。

演劇を観て、楽し過ぎて涙が出るという経験をさせてくれたのは、後にも先にも劇団ハーベスト以外にはありません。

季節が変わる度に、劇団ハーベストが魅せてくれる新たな輝き。もっともっと多くの人に届いて欲しいと願って止みません。

翼とクチバシもください

翼とクチバシもください

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2016/05/11 (水) ~ 2016/05/22 (日)公演終了

満足度★★★

終始戸惑いっ放しでした
こちらの劇団の作品は初めて観ました。

たくさんの演劇を観てきて、未だ観た事の無いような表現方法に出会う事はそうそう無いだろうと思っていましたが、まだまだあるものですね。

あの意味の無い擬音の応酬が、この劇団の持ち味の一つなのか、本作のみの表現なのかは存じませんが、初めての事に終始戸惑いっ放しで、最後まで理解力が及ばず、初めは興味深く観ていたものの、終盤にはそれがだんだん子守歌に…。

クロムモリブデンを楽しむには、もう何作品か観続ける必要がありそうです。

LADYBIRD,LADYBIRD

LADYBIRD,LADYBIRD

アリー・エンターテイメント

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2016/05/06 (金) ~ 2016/05/08 (日)公演終了

満足度★★★

ゴールデンウィークの風物詩
毎年この季節に一度は観ていて、もはやゴールデンウィークの風物詩となっている本作も、今年で4年目です。

自分は2年目から観ているので今年で3回目ですが、観るたびに、子供たちの生き生きとした演技から生命の力を感じると共に、自分の成長していなさを思い知らされます。

今年からはシアターグリーンの中でも一番大きなBIG TREE THEATERに会場を移し、舞台装置の仕掛けも増えていたようですが、蜘蛛とゴキブリのインパクトが年々控えめになっていくように思えるのは自分だけでしょうか?

SNSネタを仕込んだりと、時代に合わせて少しずつ脚本を調整しているのも面白いです。(そういえば今回は小保方さんネタが無かったような…。)

去年まで主演だった加藤梨里香さんが巣立ち、今年は劇団ハーベストからは葛岡有さんが、 ムシたちの一人として参加していました。次回にはさらに輝きを増した彼女の姿が観られることを期待しております。

読モの掟!2016

読モの掟!2016

劇団マツモトカズミ

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2016/05/04 (水) ~ 2016/05/08 (日)公演終了

満足度★★★

もっと近くで観たかった
小さな劇場での観劇が続いたせいか、今回は舞台が妙に遠く感じたのと、序盤で台詞が聞き取りにくかった為に、なかなか舞台世界へ入って行けず、肝心な人物に感情移入できなかったのは残念です。

出演者の多くが元アイドルグループのメンバーである本作は、比較的、舞台の近さが満足度の中で占める割合が高く、実際、前方のプレミアムシートは高額にもかかわらず、発売後すぐに売り切れていたようです。自分も早めにプレミアムシートを押さえておくべきでした。

初舞台ながら最も台詞量の多かった庄司芽生さんは、溌剌とした演技で物語を引っ張っていました。新井ひとみさんは予想を大きくは超えなかったものの、可憐でとても華があり、印象的でした。その他、外岡えりかさんの演技力が光っていました。

多くのアイドル劇と違い、マイクを使わずに全編生声で勝負した事については好感を持ちました。あとは、聞き取りやすい発声が序盤から確保できれば、格段に良くなると思います。

青春音楽活劇 『詭弁・走れメロス』

青春音楽活劇 『詭弁・走れメロス』

papageno

シアターサンモール(東京都)

2016/04/29 (金) ~ 2016/05/08 (日)公演終了

満足度★★★

わけがわかりません
2013年の初演を観たときに何をやっているのか全くわけがわからず、3年経った今回の再演を観ても、やっぱりわけがわかりません。

「伝説の阿呆舞台」とのことで、物語の軸とか伝えたいものが何なのかとか、恐らくそういう類の舞台ではないのでしょう。個人的には体力勝負お疲れ様以外の感想を持ち得ませんでした。

ひとしきり楽しんで、後には何も残らない、そんな舞台もたまには良いのかも知れませんね。

新垣里沙さんが出演されている以上は一度は観なければと思い、劇場に足を運びましたが、何度観ても自分には合わないようです。

おとこたち

おとこたち

ハイバイ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2016/04/04 (月) ~ 2016/04/17 (日)公演終了

満足度★★★★

「老い」への恐怖
ずっと目を背けていたものを目の前に突き付けられる思いがしました。1回目の観劇ではボケや認知症というものに思いが至りませんでしたが、そこを理解した2回目では一気に「老い」というものが怖くなりました。舞台上に表示された、年齢を現す数字の変化するスパンが少しずつ短くなっていくのも、人生の怖さを煽っているように感じました。

いつか自分が電車で席を譲られたとき、どう思うのか。あるいは、「シニア割」の看板を見て、自分がその対象に含まれていると気づいた時、どんな気持ちになるのか。逃れられない「老い」という現実を、どのように受け止められるのか。

お前はそのままの生き方で良いのかと、問い詰められているようでした。


雲ヲ掴ム

雲ヲ掴ム

秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2016/04/21 (木) ~ 2016/04/30 (土)公演終了

満足度★★★★

確かに人肌の温もりはありました
公式サイトから当日券を予約する際、「劇場に来られなかった場合も代金はお支払い頂きます。」とか、「売り切れの場合以外は返信致しません。」などと書いてあるのを見て、何だか居丈高な印象を受け、予約するのを少々ためらいました。あれはあまり感じが良くありませんね。予約しても確認のメールが来ないのでは、本当に席が用意されているのか不安になります。(実際には「ご予約確かに承りました。」という丁寧なメールを頂けましたし、希望通りの席をご用意頂けました。本当にありがとうございました。)

しかし、暗号化もされていないページで個人情報を入力するのは抵抗があります。特に老舗の劇団では、素人さんがホームページビルダーで作ったような、古き良きテイストのWebサイトがたくさん残っている現状を見ると、よほど演劇界にはWebサイトにかけるお金が無いのだなと残念に思います。

あと、上演時間が3時間近くもあるなら、その旨も明記して頂きたいですね。もっとも、TRASHMASTERSのように休憩なし2時間半よりは、本作のように休憩あり3時間の方が余程良いですが。

さて、開演前からロビーには「憲法9条を守ろう」とか「アベ政治を許さない」などのメッセージを身につけた人(公演関係者なのかお客さんなのかは判らず)を見かけたりし、もしかしてそちら寄りの観客だけが喜ぶような、現政権への批判など、政治的主張だけが強いような作品を見せられてしまうのかなと思いましたが、実際にはそんなことはありませんでした。

確かに、先日のTRASHMASTERSの『猥り現』同様、不自然な台詞や、会話の流れよりも主張を優先しているかのように感じた台詞も何度かありました。しかし、『猥り現』とは違い、主張を強く押し付けるわけではなく、観客に考えさせる余地を十分に残しており、TRASHMASTERS作品よりも遥かに好感を持ちました。

劇中何度も涙が流れました。「正論だけで生きて行くことは出来ない。人肌の温もりのある言葉を。」といったやり取りは、深く印象に残っただけでなく、それは中津留さんご自身に向けられた言葉のようにも思えました。

忍者、女子高生(仮)

忍者、女子高生(仮)

月刊「根本宗子」

ザ・スズナリ(東京都)

2016/04/23 (土) ~ 2016/05/01 (日)公演終了

満足度★★★

根本さん、何処へ行く
2013年の『今、出来る、精一杯。』で初めて衝撃を受けた時から、月刊「根本宗子」は自分にとって欠かせない存在になりました。

同年の『中野の処女がイクッ』で流した涙はいつまでも忘れられず、今でも時々「思い出し泣き」をしてしまいます。

本公演も大いに面白かったです。最後まで全く展開が予想できませんでした。しかし、感じたのは過去の作品のような、恐るべき観察眼や、描写の緻密さや丁寧さよりも、終盤で突然演劇のジャンルが変わってしまうような大胆さでした。楽しく観られたものの、根本さん作品で泣くことの出来なくなった自分に対して、どこか寂しく感じています。

根本さんの新作が発表されるたびに、今回はどんな寓話性やメッセージが込められているのか、どんなふうに泣かせてくれるのかを期待しながら劇場に足を運んでいる自分がいます。 本作も、根本さんが伝えたい事は何なのか、それを何とかしてキャッチしようと、4回観劇しました。しかし恐らく、そのような観劇態度はもう月刊「根本宗子」作品を楽しむ上での正しいあり方ではないのだと思います。

いつからか根本さんは、時間や空間、条理と不条理、舞台の内と外といったようなものを超越した作品作りをしているように感じます。きっと根本さんは、演劇というものを一旦壊した上で、さらに面白い物を創り出す事を目指しているのでしょう。

もう、根本さんは既存の演劇の概念では測れない存在になってしまいました。

次回作は、本作とはまたかなり趣向の異なる作品になる予感がします。今度はもっと肩の力を抜いて、楽しむことに集中したいと思います。

いよいよ本多劇場に進出する次回作、とても楽しみにしております。

カタチノチガウ

カタチノチガウ

マームとジプシー

LUMINE 0(東京都)

2016/04/28 (木) ~ 2016/04/30 (土)公演終了

満足度★★★

もう何作品か観続ける必要がありそう
「マームとジプシー」作品を観て、100%理解して劇場を出たことは恐らく一度も無いのですが、それでも放っておけなくて、つい観に来てしまいます。

照明が暗めなのがここの作品の特徴のようですが、今回も3人の女優さんの顔は覚えられず…。

意外と凄惨な場面のある作品でした。「シンデレラ」のくだりあたりから混乱してしまいましたので、もう少し衣装なり髪型なりで、三姉妹の判別をし易くして欲しかったです。

この劇団の作品を真に楽しむ為には、もう何作品か観続ける必要がありそうです。

朗読劇 私の頭の中の消しゴム 8th letter

朗読劇 私の頭の中の消しゴム 8th letter

天王洲 銀河劇場

天王洲 銀河劇場(東京都)

2016/04/27 (水) ~ 2016/05/08 (日)公演終了

満足度★★★★

何回観ても泣いてしまいます
竜星涼×真野恵里菜

ちょうど1年ぶり4回目の観劇にして、同じところで泣きました。泣かせようとしている事はわかっているのに、何回観ても泣いてしまいます。

真野恵里菜さんに薫役はまだ早いんじゃないかと思っていましたが、知らないうちに繊細な演技を身につけていて、彼女なりの薫もまた良いものでした。

チェリーボーイズ

チェリーボーイズ

バードランドミュージックエンタテインメント

博品館劇場(東京都)

2016/04/13 (水) ~ 2016/04/17 (日)公演終了

満足度★★★★

限りなく★5つに近い
確かに青臭い青春劇かも知れません。ありきたりな泣かせの手法かも知れないし、どこかで聞いたようなエピソードもあったかも知れません。それでも、この作品を観て流した涙はきっといつまでも忘れないし、この作品から貰ったものはずっと心に残り続けるでしょう。

涙が止まらなくなったあの場面を何度も思い出します。今までにあんな風に大切な人の為に命を燃やした事があっただろうか。誰かを思いやったり、誰かを心から信じた事があっただろうか。仲間と一緒に、あんな風に輝いた事があっただろうか。誰かの為に祈った事があっただろうか。

こんな世の中だし、生きていれば悲しい事もたくさんあるけど、それでも人はこんなにまでも輝ける。何歳になろうと、人は青春時代のように輝く事ができる…。

大切なものをたくさん頂きました。まさに今の自分に必要な作品でした。

女優・新垣里沙さんを追い続けて数年、『チェリーボーイズ』は今までに彼女に出逢わせてもらった中でも屈指の舞台です。

そして、『殺人鬼フジコの衝動』に続いて『チェリーボーイズ』でも新垣さんの新たな魅力を引き出してくれた林清プロデューサーに感謝します。ありがとうございました。

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