Cherry Lady
劇団パラノワール(旧Voyantroupe)
pit北/区域(東京都)
2015/05/14 (木) ~ 2015/05/18 (月)公演終了
満足度★★★
分かり易さ
扱うテーマが凄く良くて台詞回しも凄く良く、脚本の完成度がかなり高かったのですが、どこか内容の分かり易さを感じてしまって、そこが若干期待を裏切られた感じがしました。
地球の軌道をグイッと 【ご来場ありがとうございました!!次回は2014年5月吉祥寺シアターです。】
ぬいぐるみハンター
小劇場 楽園(東京都)
2013/11/06 (水) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
神戸ちゃんは地球だ
舞台装置はシンプルで、照明もシンプル。前回のベッキーの憂鬱とは全く違った。が、前回よりも私は面白く感じた。
すごく合わせるのが難しいであろうきっかけで役者たちの動きが組み合わさっていたのは、素晴らしく感じたし、勉強になった。
エクステ
法政大学Ⅰ部演劇研究会
法政大学市ヶ谷キャンパス 外濠校舎多目的室2番(東京都)
2013/07/12 (金) ~ 2013/07/15 (月)公演終了
満足度★★★★
観劇後なんだかすっきりする。
割と流行りのテーマをストレートに表現した作品。社会風刺といえばそう、だが深さ浅さ関係なくストレート。もしかしたら、限りなくポジティブな社会風刺なのかもしれない。
舞台はカラフルで、視覚的には見ていて飽きなかった。
役者たちは息が合っておりパワフルだった。また、特に音響の使い方がよかった。
【ご来場ありがとうございました!】渇望
ロ字ック
nakano f(東京都)
2013/07/12 (金) ~ 2013/07/15 (月)公演終了
満足度★★★
良くも悪くもリアル、だが
今回の劇場はバーという固定設定に縛られてしまう故に、内容はリアルなものであらざるを得ない。本公演は、その点でリアルさが欠けていた。しかし、気持ち悪い部分はリアルで、その辺ふわふわした気持ち悪さを体現しえてはいたものの、それだけで、いざよく考えてみると深くはない、リアル、というよりかは、ありきたりで、あるあるを綴った作品。
また、超小劇場の特性といかハンディキャップとして観客が近すぎるために舞台装置面、小道具の安全性は再考慮すべきであると思う、本筋とは関係ないところで気になってしまう(ハラハラしてしまった)部分があったのは残念。
不思議の国のアリスより
劇団パラノワール(旧Voyantroupe)
サンモールスタジオ(東京都)
2013/06/20 (木) ~ 2013/07/01 (月)公演終了
満足度★★★★
RRR観劇
疾走感のあるコメディ、まさに小劇場らしいコメディだ
それでいて、観ていてあまり疲れを感じさせなかったのは良かった。
シュルレアリズムを掲げるハイジャックだが、このくらいシリアスな部分を覆い隠しているくらいの方が面白いんじゃないか…?
きれいなお空を眺めていたのに
こゆび侍
王子小劇場(東京都)
2013/06/19 (水) ~ 2013/06/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
好きな芝居だった
(主観だが)いい芝居とは2つ3つの出来事が、一見バラバラに進行するように見え、そして実際バラバラなんだけど一瞬でも接点を持ち、メタファーとかパラレルで繋がってたりするものじゃないかと。
そして、コメディな部分でちゃんと笑える雰囲気を作り出すこと、また、後半にかけこのセリフが前半にあればストレートにコメディなセリフを、ある種のブラックユーモア、ぞっとするセリフと化す、その見せ方が、非常にうまかった。
舞台装置は、現実的、具体的だけど、色のなくて、抽象的。中間だった。
鳥肌を立たせる舞台。
ひかる君ママの復讐
月刊「根本宗子」
BAR 夢(東京都)
2013/04/28 (日) ~ 2013/05/06 (月)公演終了
満足度★★★★★
小劇場コメディ
疾走感がありもう劇終かと思うが本当に30分しか無い!!
根本宗子はアテ書きの天才か!?次々に繰り出されるハイテンション掛け合い冷静な突っ込み、そして目と目が合い私を痺れさせた!役者との距離が30㎝(物理)しかないド迫力(物理)怒号(物理)張り上げるドタバタ超絶究極コメディ。
舞台としても最高で、勉強にもなった。
私が観た回は、緑川さんだったが、宮下さんも観てみたかった。
花嫁遊戯〜煉獄編〜
楼蘭
pit北/区域(東京都)
2013/03/20 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了
満足度★★★★
解釈が広がる
知り合いに連れられて観劇。こういったアングラ物は初めてかもしれなかった。
ミュージカル的な要素もあり、また、真四角の舞台、二方向と上座席という劇場の特性を生かしていたと思う。90分だが、観ていて疲れなかった。
若干声が聞き取りずらいところがあったので、改善してもらいたいところ。
以下、勝手な解釈を。
今、出来る、精一杯。
月刊「根本宗子」
駅前劇場(東京都)
2013/03/06 (水) ~ 2013/03/12 (火)公演終了
満足度★★★★★
本当に良いもの
初めて舞台で泣いた。人間関係の黒くて複雑な部分、僕の五臓六腑をかき回すようなずっしりとした人間関係を正に、描き出していた。
共依存の関係における、大きな物の共有は、お互いその認識が保たれているときにおいて、ある完成したものであるが、一度そのどちらかの認識が崩れた場合、それは他人をも巻き込むのですね。また、第三者にとって、彼らの大きな物はちっぽけな物にしかすぎず、理解できない。しかしその第三者でしか存在し得ない存在にも、「私は正しいと思います」と最後に。
役者さん達も本当に素晴らしく、舞台芸術も細かいところまで完成度が高かった。演出に関しては、余計な奇抜さは無く、でもどこか新しさを感じさせた。
本当に良いものを観れた気がする