はるこの観てきた!クチコミ一覧

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アルテノのパン

アルテノのパン

ジェットラグ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2013/06/05 (水) ~ 2013/06/10 (月)公演終了

満足度★★★

女性陣に注目
初日観劇。チケットを受け取ったらまさかの最前列、首が痛くなりながら拝見して参りました。
あの豪華なセットは中央から後ろで見たかった…!とても素敵でした。
衣裳も豪奢で、この劇場の公演にしては高めの価格設定に、密かに納得しました。

主役の矢崎広さん目当てに伺いましたが、見ていて最初にはっとさせられたのはオーロラ役の野呂佳代さんでした。
もしかして彼女のありのままなのではと思わせるような、無垢さと透明感がありながら、きちんと迫力を出すところで出せていて、お嬢様特有の冒険心もとっても可憐で愛らしく。ぐっときました。

ピエロ的なアイドルポジションのアポロ(山本真由美さん)とパピコ(荒弓倫さん(江古田のガールズ))が、とびきりコミカルに盛り上げてくれてるので、もっと笑いたかったです。ソゥキュート!キャッチーな衣裳、ツボです!もっとはじけちゃっていいんだよ!

公演パンフレットは1,800円と少々お高めですが、しっかりした紙質なので撫でながら楽しもうと思います。

ネタバレBOX

ネタバレとは少し違いますが。

衣裳のしつけ糸がついたままになっていた。靴のサイズが合っておらず、歩くとカパカパして非常に気になった。
ラストシーンの重要なアイテムである、木箱を取り出す場所の黒い幕が最初から少しめくれていた。そこから何か出てくるのであろう、という予想がついてしまって、驚きに欠け、残念だった。

アンケートに指摘事項だけ書いて提出してきましたが、こういったチェックの甘さは、初日だろうと許されるものではありません。

特に靴のサイズに関しては、何かの拍子に脱げてしまった場合、足を挫くなどの事故に繋がりかねません。街中ではよく見かけますが、役者を立たせる舞台上では、絶対にあってはならないものだと思います。
二日目以降、改善されていることを祈ります。
婦系図

婦系図

花組芝居

セーヌ・フルリ(東京都)

2013/05/12 (日) ~ 2013/05/18 (土)公演終了

満足度★★★★★

これは「朗読劇」ではない!
初日観劇。
前回のリーディング公演「天守物語」は超えてくるだろうな、程度の心構えで拝見し、猛省しました。
朗読劇だから、といって簡素なイメージを理由に観劇を見送ろうとしてる方がいたら、絶対に後悔します。
イメージを塗り替えます、あまりにも鮮やかに、圧倒的に。

じっと座って本を読む、という朗読劇スタイルが苦手なので、ホンヨミと冠していても役者が動き回るスタイルは見応えがあって…これは立派なお芝居じゃないか!と嬉しかったです。

黒蜥蜴

黒蜥蜴

パルコ・プロデュース

ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)

2013/04/05 (金) ~ 2013/05/06 (月)公演終了

満足度★★★

念願の黒蜥蜴
観劇にハマる前から見たいと思っていた黒蜥蜴。今回の再演でようやく拝見することができました。
ロビーに踏み込んだ瞬間から別世界。この雰囲気作りから、もう始まっているのだと驚きでした。
三幕構成で体力が心配でしたが、約一時間毎に休憩を挟む形だったので、むしろ見やすかったです。
座ってしまえば、あとはもう三島由紀夫の言葉たちと、黒蜥蜴や明智探偵の声に溺れていくだけ。煌びやかな舞台美術にも圧倒。
たまには大きな劇場もいいなぁ、と満足のスタンディングオベーションでした。

ネタバレBOX

気になった点について。
懐中電灯を使用するシーンがあるのですが、その明かりが何度も顔面を直撃して非常に辛かったです。
舞台装置の照明が客席に入るシーンであれば、ある程度防ぐことが出来ますが、役者が操作する予測のできない動きだったため、どうすることもできず。
客席通路を移動する際の照明としては、ある程度の光量が必要になるかもしれませんが。それ以外の、持ち道具的な役割の場合については生ライトでなくてもいいのでは、と配慮が欲しかったです。
3軒茶屋婦人会5 ブライダル

3軒茶屋婦人会5 ブライダル

G2プロデュース

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2013/04/20 (土) ~ 2013/05/02 (木)公演終了

満足度★★

初3軒茶屋婦人会
篠井さんと深沢さんを目当てに拝見。
女形三名で演じようと、刺さるものは刺さるなぁという感触。共感出来るかどうかは、役者が増幅するというよりも脚本の力そのままじゃないかなぁ。身体の中まで共鳴するセリフや表現は、期待していたほどでもなく。どちらかというと違和感が強かったなと。
原作があったり、別の作家の手による脚本で見たかったかも。

たいせつなきみ

たいせつなきみ

NAO-TA!プロデュース

ザ・ポケット(東京都)

2013/04/24 (水) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★

明日への栄養に
生涯の節目をぎゅっと一度に見せて貰っちゃって、泣き笑い。
関俊彦さん田中真弓さんTARAKOさんで、耳からも楽しい。
お目当ての小林大介さんも、あたまよわいけれど真っ直ぐな役が愛しくてたまりませんでした!

クリエイタアズ ハイ

クリエイタアズ ハイ

ホチキス

OFF OFFシアター(東京都)

2013/04/17 (水) ~ 2013/04/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

ぎゅっとなる
クライシス百万馬力を拝見し、ホチキスのファンになりました。
大好きな小玉さんの魅力もたっぷりで、とってもいとおしくなりました。
笑ってるのに、胸がぎゅっとなって、涙が出てきちゃう。こういうの、ほんとたまらない。大好きです。

淡仙女

淡仙女

あやめ十八番

セーヌ・フルリ(東京都)

2013/04/17 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

異界へ
初日観劇。会場は花組芝居の稽古場なのですが、見事な異空間―異界と言っても良いほど作り上げられた場が、まず見所。
物語が進むにつれ、同じ構造でも別の劇場ではダメなのだと、ここで上演する味わいがじわじわ効いてくる。

どれだけ期待して観にいっても、自分が期待していたことすら忘れるくらい、凄まじいものをくれる。
初見では「妹」としかシンクロできなかったけど、別の人物に入り込んだら、また違った表情になりそう。

▽4/22(月)ネタバレ欄追記

ネタバレBOX

初日、18、19夜、千穐楽と観劇。結果的に、足を運べる回は全部観てしまった。
初の単独公演、2時間どっぷりとあやめ十八番の世界に浸ることが出来て、何よりの幸せだった。

今回特に気に入ったのは、劇場と物語構造。
劇場については先述の通り、異界に踏み込んで垣間見た感がたまらない。

劇団の稽古、演出・神主による「仙女をプロデュース」、兄妹の物語。
三枚くらいには下ろせそうな複雑な構造を、一本に乗せてしまう作り方が(初見の冒頭は頭がパンクしそうになるが)、読み込む楽しみがある。

異界とも呼べるほどの異様な「場」が、劇団の稽古をしている光景と繋がって、物語世界へ伸びていく。
「場」と物語の一体感、稽古場での公演だからこそだろう、と味わい深かった。

千穐楽にて。
京子(堤千穂さん)と夕子(大森茉利子さん)の「ずっと一緒にいてあげられなくてごめん」とハモるセリフで、唐突に、ずっと一緒にいてあげられなかった人のことを思い出した。
途端、京子と夕子の感情がダイレクトに流れ込んでくるようで苦しくなった。

水町鈴(長井短さん)以外にもシンクロできるポイントが、あったようです。
【初日前売り完売!】夏葉亭一門会vol.7

【初日前売り完売!】夏葉亭一門会vol.7

夏葉亭一門

王子小劇場(東京都)

2013/04/02 (火) ~ 2013/04/03 (水)公演終了

満足度★★★

最高でした!
凄まじい眠気で、寝ちゃったらどうしようと思っていましたが、杞憂でした。
鳥兜さんは野獣の本能で回してく迫力に呑まれた。
ザクロさんは端正な造りに引き込んで離さない。
甘栗さんは愛嬌がずるいくらいでたまらない。
雛菊さんは巧みなテンポで心地良い。
映像でしか見たことがなくて、ずっと生で聞きたいと思っていたけれど、思い切って観に行って大正解でした!

連続おともだち事件

連続おともだち事件

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2013/03/06 (水) ~ 2013/03/20 (水)公演終了

満足度★★★★★

"今だから見てほしい"がいつもここにある、クロムモリブデン。
前作「進化とみなしていいでしょう」から二作目の観劇。
役者陣のインパクトある愛らしい衣装と動きは、タイトルにかかわらずあるものなのだと分かって、引き続き見ていく劇団リストに入りました。
大迫力の音響も変わらず大活躍。そのお陰もあってか、今回は恐怖のあまり涙が止まらなくなるという前代未聞の事態に襲われ…大満足です。
忘れてはいけないこと、たいせつにしたいこと、一度にたくさんの想いが胸に溢れました。

虚言の城の王子

虚言の城の王子

空想組曲

吉祥寺シアター(東京都)

2013/03/03 (日) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★

ほさか節が足りない…
DVDで「遠ざかるネバーランド」、「深海のカンパネルラ」「組曲『回廊』」に続き、空想組曲の作品を拝見するのは4タイトル目。
空想組曲作品としては10作品目、今までの集大成と耳にしていたこともあって、…期待しすぎてしまったかもしれない。
ずっしりダメージ受ける覚悟をしていたから、希望に溢れた優しいお話で拍子抜けした、って言った方がいいのかな。
後方の席から、照明等、舞台全体の世界を味わいたい。

借景芝居『パーマ屋さん』

借景芝居『パーマ屋さん』

うさぎ庵

Claire クレール(東京都)

2013/03/01 (金) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

ずるいけど、大好き!
何度も読み返して擦りきれた大好きな短編集の中の、お気に入りの一編みたいな珠玉感。
窓からの明かりや聞こえてくる音、ここまで毎回表情が変わることを受け入れてるお芝居なんて、そうそうないよ!それがなんにも邪魔にならないから、私もここにいていいんだって思えて、とってもリラックスできて心地よかった。
初めて生で見る各務さんがほんと素敵で…!かっこいいのにちょっとだめなとこがもう、くすぐられる。
次回があったら間違いなく足を運ぶと思う。
また花組芝居の役者さんたちで作ってくれればいいのに…!観たかったあぁ!(東京ガスでの作品を観れなかったことを、悔しがり続けている。)

あんかけフラミンゴ2

あんかけフラミンゴ2

あんかけフラミンゴ

王子小劇場(東京都)

2013/02/28 (木) ~ 2013/03/05 (火)公演終了

満足度

観に行ってよかった
表面のストーリーを舐めただけじゃおいしくないのは分かるんだけど、頭を使いながら観ないと中まで味わえないのはめんどくさい。身体に合わないだろうことは想定済みだったけど、どういう風に合わないかは見ないと分からないし。
目を引いたのはまなみ役の椎谷万里江さん。唯一、こころに寄り添える役どころだったこともあるし、空虚と充足の満ち引きに安らいだ。
お目当てだった笹木皓太さんと大森茉利子さん、すごいパワーだった。あんなに消耗して大丈夫なのかと心配になってしまうほど。

遠い夏のゴッホ

遠い夏のゴッホ

TBS

赤坂ACTシアター(東京都)

2013/02/03 (日) ~ 2013/02/24 (日)公演終了

満足度★★★★

シャトナー作品欠乏症に、じんわり効く処方。
西田シャトナーさんと松山ケンイチさんが作り上げた世界は、端整な蜂蜜のようにすっきりした味わい。
大きな劇場とたくさんの観客に向けて、分かりやすくなっていたものの、イメージの広がる余地は残し。ほしかったエッセンスは受け取れたので元気になれました。

BONE SONGS【本日23日(土)13時&18時開演、当日券あります!】

BONE SONGS【本日23日(土)13時&18時開演、当日券あります!】

劇団鹿殺し

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2013/02/15 (金) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

なにもかも好きすぎてずっるい…!
初めての鹿殺し、最高でした!!!贔屓の谷山さんも大活躍。
歌がたっぷり衣装もたーっぷり。ぶっこんである要素があれもこれも山盛り。なのにバシーッとお話があるから、がっつり引き込まれまくりで。すーげぇ良かった。幸せ。
早速、お友達さそってリピートの予定ぶっこみました。この山盛りを味わい尽くしたい。

気になってる方、絶対に行った方がいい。
鹿殺しを知らない方でも、このパワーを見れば満足できるはず。
興奮しすぎて感想がうまく書けない。満足度が☆5つじゃ足りない。

ソラオの世界

ソラオの世界

キティエンターテインメント

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2013/02/09 (土) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★

余りにもサービス満点の景色
19:00公演を観劇。
ニコ生で2010年版を拝見して非常に気に入り、さてどう変わるかと期待していたがなるほど真逆。
ここまでされたらありがとうとしか言えなくなってしまう。たとえ言いたくなかったとしても。

ネタバレBOX

井澤勇貴さん主演のために編まれた極彩色の夢の中で、見事に心を奪い去ったのはエド役の日向野祥さん。
視線の運び方と、肩から指先までの筋肉が好きでたまらないようで、ママがたくさん出てきたシーン以降、完全にロックオン。
カテコではリラックスした様子で、肩を揺らして笑っていて。その仕草が大好きなんですよ。演技とは関係のないところで止めを刺されてしまったような。
もっと暴れているところを拝見したくなりました。

右小指役の天羽尚吾さん、軽やかで伸びがあってどこにいてもライトが当たってるみたいで、出てくるとつい目で追ってしまう。

ハレルヤ役の川隅美慎さん、唯一無二の王者の輝き。嫉妬に黒くくすんだ黄金色も味わい深かった。余裕たっぷりの井澤さんを、ソラオとして苦悩させる説得力があって素敵でした。
舞台『弱虫ペダル』箱根学園篇~眠れる直線鬼~

舞台『弱虫ペダル』箱根学園篇~眠れる直線鬼~

マーベラスエンターテイメント

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2013/01/30 (水) ~ 2013/02/06 (水)公演終了

満足度★★★

シャトナーさんの不在がつらい
初日観劇。印象は二勝二敗、細かい演出を数えると若干負けに傾いたかなと。

ただ、村田充さんの御堂筋を見ないと絶対に後悔する。
あとアンディとフランクにも会いに来て欲しい。
植田さん真波のふくらはぎも、そりゃあんな余裕の笑顔も出るわと納得に足る証。

総北ジャージ姿の鳥越さんのふくらはぎをこよなく愛しているので、また拝見できて感無量。
次は、またシャトナーさんと一緒に走って欲しい。切望。

ネタバレBOX

小林且弥さんはなぜキャスティングされたのか。
マンガ原作にも拘らず、ここまで似ていない役者を選ばざるを得なかった理由とは。
ビジュアルをカバーする演技をしているようには見えない、いつも通りの調子。腰を痛めてるのに、全然福ちゃんに見えないのに、ペダル踏まなきゃいけないなんて。小林さんが可哀相。
飛龍伝

飛龍伝

ゴーチ・ブラザーズ

本多劇場(東京都)

2013/01/23 (水) ~ 2013/01/27 (日)公演終了

満足度★★★★

若い肉体と魂の熱
犇めく肉体と声の熱量、体内メモリを何度も書き替えられる質量、静脈に注ぎ込まれる低いリズムと歌声。
ドラッグのような照明が効いた目眩も、呼吸の自由を奪われる圧迫も久しぶりだった。
血行がよくなるくらい気持ちよかったはずなのに、まっすぐ立っていられないくらい消耗してる。最高だね。

リバーサル

リバーサル

公益社団法人日本劇団協議会

Space早稲田(東京都)

2013/01/17 (木) ~ 2013/01/29 (火)公演終了

満足度

外部出演
目当ての堀越涼さんは、どんな劇場でも華麗に泳ぎきっているなぁとしみじみ。
岡本篤さん(劇団チョコレートケーキ)は、何度か拝見するうちにじわじわと愛らしく思えてきてとても癒し。
初めてSpace早稲田にお邪魔しましたが、作品とマッチしているし臨場感あるし構造が面白いし、素敵な劇場でした。

ネタバレBOX

大塩哲史さん(北京蝶々)の脚本は「パラリンピックレコード」「オーシャンズ・カジノ」「都道府県パズル」と拝見して、どうにも面白みを感じにくいと自覚していて。
小林七緒さん(流山児★事務所)の演出は、初めて拝見するので、どのようなテイストか分からず。
よほどの奇跡が起こらないと楽しめないぞ、と覚悟はしていたのですが、奇跡とは滅多に起こらないから、奇跡と呼ばれるわけで。

お行儀の良い脚本。
突拍子もない触れ幅はあるのに、肝心なところで膨らみ足りない演出。
ドールハウスのようなスケール感の中で、役者たちは律儀に動いていて、健気にすら感じてしまった。
ゴドーを待ちながら

ゴドーを待ちながら

30 YEARS GODOT

上野ストアハウス(東京都)

2013/01/16 (水) ~ 2013/01/20 (日)公演終了

満足度

初めての戯曲
何も予定のない週末を回避したくて、とても軽い気持ちで、大好きな小玉久仁子さんとゴドーを待つことにしました。
もっと言葉を噛み締めたり、風の向きについて考える時間を持てたら、ずっと味わいが違ったんだろうな、と。
自分の変化を知るために、未来の自分と見たくなる作品でした。

ドリームジャンボ宝ぶね~けっしてお咎め下さいますな~

ドリームジャンボ宝ぶね~けっしてお咎め下さいますな~

る・ひまわり

青山劇場(東京都)

2013/01/06 (日) ~ 2013/01/13 (日)公演終了

満足度★★

楽しんだ者勝ち
新春戦国鍋祭、大江戸鍋祭シリーズとでも言えば良いのか、いわゆる「鍋キャスト」ファン向けの舞台。それが今回は、宝塚やジャニーズ等にも門戸を開き、新しい空気を取り入れたような印象。
つまり、従来の鍋キャストのファンには、息苦しいほどの密室の盛り上がり感に欠け、新規の観客はシリーズで定番のくだりが分からなかったのでは、という心配が残った。

いずれにしても、

わたくしどもの
とんだり はねたり
まことにもって
とりとめなしの
夢にもひとしき物語

と、案内にあるように、これは楽しんだ者勝ち。
贔屓の劇団、花組芝居所属の二瓶拓也さんは、兼役と、レビューでのパフォーマンスが最高だった。

ネタバレBOX

1/06(日)17:00 ゲスト:間宮祥太朗さん
1/11(金)18:30 ゲスト:岸田敏志さん
1/12(土)18:00 ゲスト:大和田獏さん
1/13(日)17:00 ゲスト:えなりかずきさん

計4回の観劇となったが、もっといい日替わりゲストの使い方があったのでは、と、えなりさん以外のゲストを見て思った。
本来は、えなりさんくらいじっくりその人だけを見る時間を作るのがベストだと思う。(4分強ほど、自分で作って持ち込んだお笑いのネタを披露してくださった。)
若いイケメン俳優がゲストの時など、ゲスト出演に慣れていないメンバーの際も、もっとゲストが生きるコントで迎え入れてあげてほしかった。

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