monzansiの観たい!クチコミ一覧

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Mariquita

Mariquita

super Actors team The funny face of a pirate ship 快賊船

萬劇場(東京都)

2018/07/11 (水) ~ 2018/07/15 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪


四季とは すなわち海である。

蛸入道 忘却ノ儀

蛸入道 忘却ノ儀

庭劇団ペニノ

森下スタジオ(東京都)

2018/06/28 (木) ~ 2018/07/01 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪






文化大国・🇫🇷を凱旋する、異形の劇団である。

高尚で、近寄り難いそぶりをみせながら、ふと感じることは観客の水平と「おんなじ」なのだ。

ドキュメンタリーと共に、静かに、艶やかに、古風から「人間性を乱舞」する。


それは、ロックより破滅的だ。

硝子の獣

硝子の獣

雀組ホエールズ

「劇」小劇場(東京都)

2018/06/27 (水) ~ 2018/07/08 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪


「少年犯罪」というセンセーションには違和感がある。ファクトを示そう。 何億の評論家が この社会を、この時代を論じたところで、人類史で少年が犯罪しなかった日などゼロだからである。

「少年事件」ごとに日本人お得意の対策を打っていたらジャングルのようにがんじがらめとなり、それは見世物のようであろう。

たとえ現実離れしようが「笑い」や「涙」で綴っていい。下手に文学の文字を役者に預けなくていい。

観客との心のセッションで、再び語ろうではないか、「少年犯罪」を。








小公女セーラ

小公女セーラ

Japan Art Revolutionary

渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール(東京都)

2018/06/14 (木) ~ 2018/06/16 (土)公演終了

期待度♪♪♪♪

小公女セーラーは現代にも通じる物語だと思う。

ひとりっぼちはどの世界にだってある。

格差社会である。


それを生きるひたむきさに、明日を見よう。

HIRAMEと呼ばれた男

HIRAMEと呼ばれた男

シノハラステージング

芝浦港南区民センター(東京都)

2018/06/15 (金) ~ 2018/06/17 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪


彼がいなかったことになってた、なんて、どっかの省じゃあるまいし。

とはいえ、彼と呼んでいいのか。

女性説は、同性からの声援を逆説的に裏付ける。

ヒラメによる、上目遣いの現代日本へ、さもしく飛び抜けた時代劇がいま、はじまる。









ボーダーリング

ボーダーリング

やみ・あがりシアター

アトリエファンファーレ高円寺(東京都)

2018/06/07 (木) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪


三高と呼んだなあ、バブルのころは。

あれから30年、三平かぁ。

三平が昭和の爆笑王へのオマージュじゃないなんて、過ぎ去りし日を感じる。

ふつう って、ようするに、平均ってこと?


でも、これが「ふつう人です」って紹介されたなんて例、聞いてない。


そうか、ふつうは異国の地にいる、憧れの的なんだ。

ゲイシャパラソル

ゲイシャパラソル

あやめ十八番

座・高円寺1(東京都)

2018/06/09 (土) ~ 2018/06/17 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪


ゲイシャは古代遺跡なのか。

華やかな裏通を、そよ風とともにいざ行かん。

コイズミ・タエコ

コイズミ・タエコ

A.R.P

千本桜ホール(東京都)

2018/05/30 (水) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪

この小屋は密室でのコメディに適している。
オーディションでいえば出演者にいるバクステ外神田一丁目だ、なぜならリアルだから。

役作りに生かせるとはこの世は わからないものだ。





真夏の夜の夢

真夏の夜の夢

ヨハクノート

王子小劇場(東京都)

2018/05/17 (木) ~ 2018/05/20 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪



あたらしい夏夜を観たい!

ラーメン

ラーメン

宇宙論☆講座

スタジオ空洞(東京都)

2018/04/27 (金) ~ 2018/04/30 (月)公演終了

期待度♪♪♪♪




おいおい、コンプライアンスの時代に飲酒公演って…。

マチネに宴会をするとは…。

ヒトはビールをグッしても演劇できるのか?17世紀ごろから論じられてきたろう議題に一応の結論が下される。


泣き上戸は大丈夫か?
不機嫌に ならないか?
客席に乱入しないか?


無事にカーテンコールがあいたら、
もう一杯いこう。




第7回西谷国登ヴァイオリンリサイタル

第7回西谷国登ヴァイオリンリサイタル

西谷国登リサイタル

浜離宮朝日ホール(東京都)

2018/05/05 (土) ~ 2018/05/05 (土)公演終了



浜離宮シリーズが出航したのは2014年である。石の上にも3年とはいう。新たな旅を期待したい。

琴奏者の岡部は音楽交流に力を入れてきた。音色を聴いた外国要人は、繊細なそれに、心を任せつつも驚きの表情をみせるようだ。


弦楽器の原初が、ユーラシアの東の果てで琴に、西の果てで西谷の弾く楽器になった、とする説がある。

だとすれば この共演、洋の東西の“ブラームス(先頭)”なのである。

歌姫、ネバーダイ!

歌姫、ネバーダイ!

ライオン・パーマ

上野ストアハウス(東京都)

2018/04/19 (木) ~ 2018/04/22 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪





不倫妻の数程が 日夜跋扈している小演劇界にあって、シュール・ファンタジー で右に出る者はいない、と思う。左に出る者はいるかもしれないが…。

真正面から笑ってあげられる 大人っぷりと年熟ずみ。


さぁ、番外編をあけよう。

書を捨て、きょうは心にパーマでも 編もうでは ないか。

渇生

渇生

HIGHcolors

「劇」小劇場(東京都)

2018/04/25 (水) ~ 2018/04/30 (月)公演終了



その名前は、他を染める。
その名前は、路を囲う。
その名前は、自分自身なのである。

正しい顔面のイジり方

正しい顔面のイジり方

スマッシュルームズ

シアター711(東京都)

2018/04/04 (水) ~ 2018/04/08 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪









怪人二十面相が初めて雑誌に載ったのは1936年だった。著者は言わずと知れた江戸川乱歩、大正・昭和の巨魁である。このころ、「マスク」を外したら別人に化すというのはフィクションで、札束が、日本中に二十面相を出没させるなど思いもよらなかったろう。


海外へ目を向けてみる。著名なポップス歌手が整形を繰り返したのは彼が黒人だったからとされている。さように、「マスク」とは社会的なのだ。 2016年、世界の市場規模は1兆円を超えている。



説明を読むかぎり「女5人の物語」らしい。然るに、役が同一か。誇張や形状で もってして差し引いたのがその実相と、いささか困惑顔である。










イジメがあったという事実は確認できませんでした

イジメがあったという事実は確認できませんでした

teamDugØut

明石スタジオ(東京都)

2017/08/31 (木) ~ 2017/09/04 (月)公演終了

期待度♪♪♪♪♪



原因は保身だ。
大人が、大人たらしめる安全装置としての組織、 とばっちり役を授かれた子ども…。

密室劇こそ、学校教育である。そこでは日々、地域の目の届かぬ舞台で、悲劇や喜劇が 量産中だというから。








フィクション・モテギモテオ

フィクション・モテギモテオ

ライオン・パーマ

駅前劇場(東京都)

2017/08/17 (木) ~ 2017/08/20 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪






夢の国、見果てぬ城に傷跡を彫む。

漆黒と色彩の、男と汗の、見栄。


それは、通勤電車に捧ぐオマージュか。


無意味を意味づける、この傑作ども。
あるいは、演劇街の中心で、ライオンパーマが、平凡を、流行りのことばでオルタナティブするのだ。







根も葉も漬けて

根も葉も漬けて

やみ・あがりシアター

中野スタジオあくとれ(東京都)

2017/03/09 (木) ~ 2017/03/12 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪








「根も葉もない噂」という。
「噂」は咲く花じゃないか。
ようするに、 「根も葉もない噂」というのは、押し花か造花を指すわけだ。
いくら過ぎても「花」のまま。そのような人為的加工を経ているわけだから、水気たっぷりなのだ。
「根も葉もない噂」は、一向に枯れやしない。




夏の夜の夢

夏の夜の夢

青年団リンク・RoMT

サンモールスタジオ(東京都)

2017/03/10 (金) ~ 2017/03/20 (月)公演終了

期待度♪♪♪♪





「ナツヨル」ーたいてい、英国を代表する戯曲家の喜劇をさすにあたり、この略語をようする。中高生ですら上演せしめるテキストである。もっとも、国際的視野と社会性を自認する某青年団リンクのことだ、おそらくは軽々しく、そして「ナツヨル」の殻を ほどよく中和してくる だろう。

「緑のオウム亭ー1幕のグロテスク劇ー」

「緑のオウム亭ー1幕のグロテスク劇ー」

雷ストレンジャーズ

小劇場B1(東京都)

2017/03/01 (水) ~ 2017/03/05 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪








酒場は餘興だ。
そう、グラスを傾けつつ、世の中とやらを口にする 男は、余人である。

大激動の18世紀フランスをめぐり、今宵も酒場が舞台となった。けんもほろろの泡と、金貨が交わされる商業主義の洪水との狭間では、いやおうになく「境界」が 過ぎ去る。そういうものだ。

演劇と観客、または酒場と昼の街の「境界」が去ったとき、はたして、それは“一夜の餘興‘’だったと呼べるのだろうか。




音楽劇『おばけリンゴ』

音楽劇『おばけリンゴ』

Moratorium Pants(モラパン)

座・高円寺2(東京都)

2017/02/23 (木) ~ 2017/02/26 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪



その赤い果物を破壊したいと思っている。
巨大企業しかり、動画配信サイトで流行った歌手しかり、わたしたちしかり。

その赤い果物が村人にとっての果実たれ、と「◯◯◯のリンゴ」が喚くわけではあるまいし。

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