期待度♪♪♪♪
酒場は餘興だ。そう、グラスを傾けつつ、世の中とやらを口にする 男は、余人である。大激動の18世紀フランスをめぐり、今宵も酒場が舞台となった。けんもほろろの泡と、金貨が交わされる商業主義の洪水との狭間では、いやおうになく「境界」が 過ぎ去る。そういうものだ。演劇と観客、または酒場と昼の街の「境界」が去ったとき、はたして、それは“一夜の餘興‘’だったと呼べるのだろうか。
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2017/02/20 23:58
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