自由を我らに
カプセル兵団
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2015/07/07 (火) ~ 2015/07/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白かった!
内容の面白さはもちろん、まさに今だからこそ考えさせられる良い作品でした。
ほぼ出っぱなしの役者たちの演技も素晴らしく、作品にぐいぐい引き込まれました。劇に笑いながらも「リアルの政治には笑えないなー」なんて感じながら、5年後10年後、なんかのタイミングで「今、また見たいな」と思い出すんじゃないかな、と思う作品でした。
転人
劇団メイカーズ
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2015/04/08 (水) ~ 2015/04/12 (日)公演終了
満足度★★
舵の壊れた難破船
初めの語り以降、登場人物の多くが異常なほどテンションが高くて、主人公に感情移入とか考える間もなく振り落とされた感じでした。ドタバタしていて、暗転→セット変えの場面転換が多く、劇中での時間の流れがよく把握できなかったです。上から吊るされた舵輪と場面転換時の舵を切るような音は主人公の転機を表しているのかもしれませんが、都合良すぎるストーリーにただ流される舵の壊れた難破船のような印象の主人公は、最後まで成長してるようには思えませんでした。いくら作り話とはいえ強引すぎる箇所が多く、唖然とさせられました。
かぞくや
劇団だるま座
アトリエだるま座(東京都)
2015/03/25 (水) ~ 2015/04/01 (水)公演終了
満足度★★★★
えびチーム観賞
見ている間に自然と笑みが出るような、心温まるいい作品でした。
金子役の突拍子もない行動(舞踏、犬役など)がちょっと異質でしたが…
初めから最後まで楽しく、心がリラックスできました。
鬼のぬけがら
ナイスコンプレックス
OFF OFFシアター(東京都)
2015/01/21 (水) ~ 2015/01/26 (月)公演終了
音楽劇(ミュージカル)「赤毛のアン」
DGC/NGO 国連クラシックライブ協会
東京国際フォーラム ホールC(東京都)
2014/11/15 (土) ~ 2014/11/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
長く愛されている物語
この有名な物語がなぜ昔から長く長く愛されているか、その理由が今回この劇を見て改めて知ることができました。
役者たち、演奏者たち、合唱の生徒たち、みんな生き生きとした演技や演奏、声、ダンスでとても楽しかったです。ただ、合唱の生徒たちの制服が、他の役者陣と一緒にステージへ上がると違和感があります…。
受付などの裏方さんの対応も良く、気持ちよく鑑賞できました。
舞台「靖国への帰還」
ネリム
滝野川会館 大ホール(もみじ)(東京都)
2014/11/14 (金) ~ 2014/11/16 (日)公演終了
満足度★★★★
分かりやすく頭に入ってきた
賛否はともかく、靖国についての考え方が分かりやすく頭に入ってきて、なかなか考えさせられました。役者陣の演技もとても良く、特にヒロイン役は初舞台とは思えないほど堂々とした素晴らしい演技でした。
ただ、場面転換時のセット配置があまりスムーズではなく、舞台暗転している時間が気になりました。
IN/GO rewrite
EgofiLter
ワーサルシアター(東京都)
2014/11/06 (木) ~ 2014/11/10 (月)公演終了
満足度★★★★★
着眼点
まるで家の中を覗き見をしているような生活臭のする部屋のセット、方言での熱い演技、とても生々しく魅了される作品でした。緊迫感のある雰囲気にドキドキしながら見入りました。家族構成、人間関係などが、なかなか見えずらいのが少々イライラしましたが…。
前作でも思ったのだが、着眼点がすごい。他では見られない独特な内容だけに、この路線でまた次回も見てみたい。
安部公房の冒険
アロッタファジャイナ
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2014/08/23 (土) ~ 2014/08/31 (日)公演終了
臭う女(黒)~におうひとノワール~
劇団野の上
こまばアゴラ劇場(東京都)
2014/06/20 (金) ~ 2014/06/23 (月)公演終了
満足度★★★★
不思議と伝わってくる
まるで外国語を聞いているかのような方言で繰り広げられ、何を言っているのか分からないが不思議と伝わってくる感じがして面白かったです。方言で押し通す潔さはすばらしい。
ただ最後の方で間延びした感がありました…方言丸出しでの緊張感は魅力的だっただけに残念。
パダラマ・ジュグラマ終演いたしました!総動員3672人。ありがとうございました!
おぼんろ
ワーサルシアター(東京都)
2014/06/11 (水) ~ 2014/06/22 (日)公演終了
満足度★★★★
参加して楽しかった
前作同様に会場内を役者が縦横無尽に動き回り、見るというよりは参加して楽しかった劇でした。ただ前作に比べるとストーリーがありがちな感じになってしまった気がします。
何度も足を運んでいる方が多い会場では成り立つ演出も、地方や今後目指す大きな劇場では難しいかもしれないですね。参加型は苦手という方のためにも観劇席と参加席などの区分けがあってもいいかもしれないと思いました。
夜ノ森/チェレンコフノ光ニツイテ
EgofiLter
シアター711(東京都)
2014/05/21 (水) ~ 2014/05/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
いろいろと考えさせられた
警戒地域に故郷がある者と、戸籍を持たぬ「サンカ」、ダークツーリズムの人々、そして謎の男たち…ちょうど某マンガで福島が話題になっていた時期であり、そして自分もボランティアで福島へ行った帰りに警戒地域を通ってきた次の日の観劇ということもあり、いろいろと考えさせられて胸に響きました。
セットもすごく良く、のめり込んで見入りました。良い劇でした。
共演NG
劇団フルタ丸
「劇」小劇場(東京都)
2014/05/16 (金) ~ 2014/05/25 (日)公演終了
オレンジ新撰組 リターンズ
劇団6番シード
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2014/05/02 (金) ~ 2014/05/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
やっと初めて見ることができた
やっと初めて見ることができた劇団6番シードの作品、とても面白かったです。
全然新撰組と関係ないじゃん、けどそれを無理矢理押し通す面々にはやられました。
無理矢理でいえば、初めは「旗が立った」の意味にちょっと考えてしまいました(笑)
テンポもよく、たくさん笑わせていただきました。次の作品も是非見てみたいです。
硝子の方舟
形態ZERO
サブテレニアン(東京都)
2014/03/28 (金) ~ 2014/03/30 (日)公演終了
満足度★★★
聞き取りづらかった
新興宗教団体の「あちら側」へ行ってしまった人々の怪しい雰囲気がひしひしと伝わってきました。ただ、その怪しさを出すためか、独特の口調と異常なほどの早口で台詞が聞き取りづらかったでした。人間関係や場所関係が追いつかず、自分には難解なものとなってしまい、なぜ今あの事件をベースとして演じるのかがスッキリしないままでした。
江戸系 諏訪御寮
あやめ十八番
小劇場 楽園(東京都)
2014/03/12 (水) ~ 2014/03/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
とても良い作品でした
導入部分から最後まで目を離せないほど作品の世界観に引き込まれました。心地よい怪しげな雰囲気がうまく出ていたと思います。初めは「?」と感じた選曲も、劇が進むにつれピタリと合うような感じでした。通路やスペースをうまく使った舞台(席によっては見づらいところもありましたが)、テンポの良さもあり、まったく飽きのないとても良い作品でした。
ちょっと待って誰コイツ!こんなヤツ知らない
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2014/03/14 (金) ~ 2014/03/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
楽しくてあっという間
いろいろなポップンマッシュルームチキン野郎が見られて楽しかったです。短編なので話しによっては物足りなさもありますが、いつもは見られないような側面が見られて、そういう試みも面白かったです。初めから(というか、開演前のオマケから)終わりまで、楽しくてあっという間でした。
R18ステージやハプニングステージとか、どんなだろう…気になって、また行くかもしれません。
かぞく {チケットプレセント応募受付中}
演劇ユニットハイブリッド
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2014/02/14 (金) ~ 2014/02/16 (日)公演終了
満足度★★★
長かった
ちょっと長かったでした。
テンポが良くなく、話しが進まない…ちょっとイライラして疲労感が残りました。もう少し短縮させれば良かったかもと思います。
役者陣の演技はとても良かったです。
生きろ!
シノハラステージング
戸野廣浩司記念劇場(東京都)
2014/01/21 (火) ~ 2014/01/26 (日)公演終了
満足度★★★★
うまくまとまっていた
いざというときに役立つ知識(トイレとか)や食料や水の問題を取り入れながら、いつか起こるかもしれない首都圏での大震災で閉じ込められた人たちの、脱出劇ならぬ待機劇。
起こりうる人間トラブル、ユーモア、サバイバル要素など、時間の制約もあるので中途半端感がありましたが、うまくまとまっていたと思います。
地獄篇 ―賽の河原―
鬼の居ぬ間に
王子小劇場(東京都)
2014/01/23 (木) ~ 2014/01/27 (月)公演終了
満足度★★★★
雰囲気に圧巻
最初から最後まで徹底して不気味で暗くて重くて怖い雰囲気に圧巻されました。
同じ間取りの部屋、という設定で舞台上を一部屋にも二部屋にも見せる演出は良かったです。
ただ、怒鳴り声を上げる場面が多かったのが気になりました。
地を渡る舟 -1945/アチック・ミューゼアムと記述者たち-
てがみ座
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2013/11/20 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
感動的な作品
戦前戦中の混乱にもめげない主人公たちの泣けるほどの純粋さに心が洗われるような、そんな感動的な作品でした。舞台展開も良く、2時間半、飽きることなく楽しめました。