若干マヨの観てきた!クチコミ一覧

81-100件 / 181件中
中野の処女がイクッ

中野の処女がイクッ

月刊「根本宗子」

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2013/10/09 (水) ~ 2013/10/18 (金)公演終了

満足度★★★

まとまらない
ん~。なんか気色悪さを感じました。普段は隠してるけど見せられると共感せざるを得ない感情をつつく、みたいな意図はあったと思うので、この舞台で「気色悪い」はある意味褒め言葉だと思うのですが、それとは別に「すわりの悪さ」のような感触が残りました。それが何だったのかうまく言葉にできなくて。頭の中でまとまったら追記します…。

STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)

STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)

株式会社ダイス

Zepp DiverCity TOKYO(東京都)

2013/10/12 (土) ~ 2013/10/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

鈴羽編
ゲームをして、アニメも映画も見ましたが、舞台版も面白かったです。休憩込みで約3時間ですが、まったく飽きなくて、むしろもっと観たいと思いました。二次元キャラの実写化ですが違和感がありません。
シュタゲを知らない方の目にはどう映ったのか気になるところです。

ネタバレBOX

発端となったラジオ会館と「人工衛星」のくだり。ゲルバナ実験からDメール(過去にメールを送れる)、そして過去へと記憶が送れるようになるまでの電話レンジ(仮)の発展経緯、世界線を超えないと悲劇が避けられない理由などなど、重要なところがどうしてもダイジェストになったり早送りになったりしてるので、初見の方にその辺が伝わってるか、それだけが心配です。

また、例えば鈴羽編のみの観劇だと紅莉栖とドクター中鉢の関係など、所々わからないまま終わってしまうので、ストーリーを知らない方が「???」となってなければよいのですが。。
伯爵のおるすばん

伯爵のおるすばん

Mrs.fictions

サンモールスタジオ(東京都)

2013/10/07 (月) ~ 2013/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★

不老不死
笑いの中に哀しみが横たわっていて。強烈に惹きつけられるわけではないがなぜか目が離せなくなる、そんな舞台でした。前半の2つは素晴らしかったですが、その分、後半が気持ち弱く感じましたね。

無休電車【本日大千秋楽☆10/21(月)14時開演、当日券若干枚ございます!!!】

無休電車【本日大千秋楽☆10/21(月)14時開演、当日券若干枚ございます!!!】

劇団鹿殺し

青山円形劇場(東京都)

2013/09/27 (金) ~ 2013/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

電車は行くよ
アホだったり、しんみりしてたり。
今までみた鹿の中で一番笑いが少なかったですが、私はそれがマイナスになるとは思いません。面白かったです。

ネタバレBOX

最後の星空はうっとりするほど綺麗でした。騒がしいエピローグなどををつけず、栗田がハンドルを握ったところで終わるのもよかったと思います。
ナイゲン【ご来場ありがとうございました】

ナイゲン【ご来場ありがとうございました】

Aga-risk Entertainment

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/10/08 (火)公演終了

満足度★★★★

楽しい。
熱量に好感。中盤以降、私情を持ち込んだ泥仕合は爆笑の連続でした。十代特有の屈折した覇気のようなものがよく描かれていたと思います。

ネタバレBOX

個人的には「どさまわり」の反対表明を支持したいですが、惰性で終わるはずだった会議で意見をぶつけ合い、みんなで一つの答えを出したことに一定の評価を与える終わり方も悪くないと思いました。
暗転セクロス

暗転セクロス

井関友香プロデュース公演

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2013/10/02 (水) ~ 2013/10/06 (日)公演終了

満足度★★★

良くも悪くも軽快
セックスに向かう男女の悲喜こもごもを描いたオムニバス。題名と題材から男性客多めと思いきや女性客の多さに驚き。
子作りに関して考えさせられる場面もありましたが基本はコメディタッチなので観やすかったです。
ネガティブな意見はネタバレ欄で。

ネタバレBOX

軽快なのはよいですが、セックスを題材にして、濃密な空気や肌の温かさ、“触感”が感じられないのはいかがなものか。セックスの話ではなくセックスに「向かう」話だと言われればそれまでですが、正直、物足りないです。

例えばこれを漫画で読む分には構わないですが、生身の人間が演じる演劇としては肌の温度が足りない気がします。暗転後、登場人物たちがセックスをしたとは思えないのです。

コメディとして割り切ればよいのでしょうが、子供っぽさと喰い足りなさの感は拭い切れませんでした。

505号室のような濃い話を序盤に持ってきて、劇場の空気を、笑いがありつつも濃密な空間にして欲しかったです。

★評価は限りなく2に近い3、おまけで3、が本音です。
OVER SMILE

OVER SMILE

企画演劇集団ボクラ団義

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/09/30 (月)公演終了

満足度★★★★

エンターテインメント
面白かったです。主人公の、耳が聞こえないとか目が見えないという設定は割りと常套手段だと思うので、最初はよくあるファンタジーとして観ていたのですが、中盤以降ぐいぐい引き込まれて最後まで飽きませんでした。
千秋楽、ダブルコール込みで2時間45分ほどだったでしょうか。長いとは感じませんでしたね。
主人公が「笑わない」のではなく、「不自然なほどオーバーに笑う」というのがよかったと思います。
殺陣は見応えがありました。

ぬるい毒

ぬるい毒

劇団、本谷有希子

紀伊國屋ホール(東京都)

2013/09/13 (金) ~ 2013/09/26 (木)公演終了

満足度★★★★

鬱陶しい(いい意味で)
まとわりつくような鬱陶しさがありましたけど、この空気、嫌いじゃないです。
後半少し騒がしい印象でしたが楽しかったです。

ネタバレBOX

シートに包まれて「本当の姿」が見えないセットや、車に乗っている時の由理と向伊の「距離」が効果的。
夏菜さんの、声の高さの違いも面白かったです。
『泡』(再演)

『泡』(再演)

劇団 東京フェスティバル

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2013/09/18 (水) ~ 2013/09/23 (月)公演終了

満足度★★★★

ええ話や。
笑いあり。人情あり。その中に、それぞれの人生の覚悟みたいなものを観たから感動したんだと思います。

ネタバレBOX

ソープマットが海を越えて漂着し、海外から取材が来るというエピソードは素敵すぎます。
常に最高の状態

常に最高の状態

財団、江本純子

ギャラリーLE DECO(東京都)

2013/09/17 (火) ~ 2013/09/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

心置きなく
笑いました。個人的に騒がしい舞台は途中で冷めちゃうことが多いんですけど、今回は最後まで笑いっぱなしでした。気持ちいいです。

『ジャンヌ』 ―ノーベル賞作家が暴く 聖女ジャンヌ・ダルクの真実―

『ジャンヌ』 ―ノーベル賞作家が暴く 聖女ジャンヌ・ダルクの真実―

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2013/09/05 (木) ~ 2013/09/24 (火)公演終了

満足度★★★

会話劇
アイロニカルです。感動を求めると肩透かしを喰う。すかした雰囲気の中からなにを掴み取るかですね。ポストトークで「宝探し」という言葉が出てきましたが、よく言えば宝探し、悪く行けば手探りなのでしょう。12日目の公演を観ましたが、まだまだ手探りの途中といった具合か。

花と魚(第17回劇作家協会新人戯曲賞受賞作品)

花と魚(第17回劇作家協会新人戯曲賞受賞作品)

十七戦地

王子小劇場(東京都)

2013/09/12 (木) ~ 2013/09/17 (火)公演終了

満足度★★★★

リアルなおとぎ話
害獣問題から地球の意志へ。現実問題から神話の世界まで貫かれた人間の罪深さ。見応えがありました。

かもめ

かもめ

シス・カンパニー

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2013/09/04 (水) ~ 2013/09/28 (土)公演終了

観ました。
見応えがありました。が、諸事情により★評価はつけません。

ネタバレBOX

中2階、サイドのMR列で観劇。チケット購入時に、角度によっては見え難い場合があることを知らされていましたが、この席は、前かがみのお客さんがいると視界の確保が難しいですね。

例えば、一幕で上手にある月がほぼ見えない。前かがみの「度合い」によっては劇中劇を演じるのニーナの姿さえ隠れてしまうという状況で、視界の半分は「前かがみ客」の頭を見ていました。
文字通り半分観ていなかったので、評価はノーコンテストにさせて下さい。
失禁リア王

失禁リア王

柿喰う客

吉祥寺シアター(東京都)

2013/09/05 (木) ~ 2013/09/17 (火)公演終了

満足度★★★★

楽しい。
女体シェイクスピアは毎回観てますが今回はミュージカル仕立て。道化がエロいです。今回は舞台セットが印象的でした。

「リア王」を観たことがなかったので事前に原作の文庫を流し読みしましたが、流し読み程度だと、誰と誰がくっついて、誰が何を書いた手紙を誰に託して誰に届けたのか、ひじょうにこんがらかったのですが、「失禁リア王」は強調されるべきところが強調されていたので分かりやすかったです。

ネタバレBOX

「エッチな手紙」なんかは混同させないための工夫ですよね、おそらく。

セリフを言ってない役者さんが「自由に」演じているように見えましたが、実は、段差の多いセットを組んで空間としては意図的にせせこましくしているみたいなことアフタートークで聞いて、感心しました。
我らジャンヌ~少女聖戦歌劇~

我らジャンヌ~少女聖戦歌劇~

劇団ゲキハロ

サンシャイン劇場(東京都)

2013/09/06 (金) ~ 2013/09/13 (金)公演終了

満足度★★★★

ゲキハロ
普通に楽しめました。「普通に」って失礼かもしれませんがもっとアイドルアイドルしてると思ってたのでビックリしました。
歌唱に関しては、音楽に詳しい人が聴いたら幾らでもアラ探しできると思いますが、私としては充分楽しめたし、素直に綺麗だと思ったシーンもあったので満足してます。
「TRUTH」と「REVERSE」を観ましたが、1回目は感情が揺れなかった某シーンで、2回目に泣きそうになったので、「リバースシステム」は効いていたと思います。
末満さんの作品はいつもそうですが、今回も照明が綺麗です。

「アリゾナ☆侍☆ガールズ」

「アリゾナ☆侍☆ガールズ」

UDA☆MAP

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2013/08/29 (木) ~ 2013/09/03 (火)公演終了

満足度★★★★

グズグズを大真面目に。
時代考証を無視したガールズコメディ。楽しかったです。アフタートークも盛り上がりました。
その日その日のハプニングやイレギュラーな出来事を笑いに変える余裕や、遊び心が加われば更に面白くなると思うので、千秋楽を迎える頃にはもっと面白くなってると思います。

ネタバレBOX

尺八のような音色に合わせて登場する宇田川美樹さん。「だからアリゾナだっつーのっ!」と心の中でツッコミを入れて楽しんでました。

出演者一覧から男性客が多くなることは予想できるので、ドラクエネタは有効ですよね。

仮に、コイントスのコインを落として失くしちゃったり、長い本名が噛み噛みで言えなかったりしても、それはそれで面白いと思うので、もっとグズグズでもよかったと思います。関係ないキャラが壁に貼り付いていても、ぜんぜんOKなんじゃないですかね(笑)
たけくらべ=TK Club

たけくらべ=TK Club

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2013/08/23 (金) ~ 2013/08/29 (木)公演終了

満足度★★★★

満足。
前半、少しゴチャゴチャした印象で、後半もこの調子だとかなわんなぁと思いましたが、後半を観てすべて納得しました。休憩終わった後は、あっという間でしたね。時間を感じさせませんでした。歌やダンス、ムフフなシーンもあり楽しかったです。

ネタバレBOX

「美登利」が可愛かったですね。男性では、キレキレの動きで場の空気を変えてしまう「助六」が素晴らしかったです。
劇場の端から端までフルに使う演出も面白かったです。前方の席がオススメと案内していましたが、後方に座って広角で観るのもアリだと思いました。
木

ろりえ

サンモールスタジオ(東京都)

2013/08/22 (木) ~ 2013/09/01 (日)公演終了

満足度★★

むむ。
申し訳ないのですが、高い評価を付けるのは難しいです。火曜のマチネは何かが噛み合ってなかったのかもしれません。

ネタバレBOX

ストーリーでグイグイ引き込んでいくお話ではないと思うので、笑いで気持ちをほぐしながら、分からない所があってもなんだかんだで最後まで観れちゃって、

終わる頃には自分が、街が、歴史が繰り返してきたことやこれからも繰り返していくことに想いを馳せてみたり、自分の核となってる場所をつつかれたような気分になってちょっとほっこりしてみたり、という感じになるはずだったと思うのですが、

私が観た回は、笑いで有効打が出ない、要するに空回りしていたように見えたので、気持ちがほぐれないんですね。淡々と観るという感じ。

ですから、何を捕まえればこのお話に乗れるのか、手応えがまったく見出だせず困惑してしまったので、2部の途中で集中力が保てなくなりました。

あの日は私も含めて客席の空気が重かったのかもしれませんね。

木や熊や馬のクオリティは素晴らしかったです。
cocoon

cocoon

マームとジプシー

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2013/08/05 (月) ~ 2013/08/18 (日)公演終了

満足度★★★★

原作を読みたい
観始めてすぐに、これは今年一番の作品になるのではないかと思いました。集中力はまったく途切れず、近くにちょっと落ち着きのないお客さんがいましたが、そんなことも一切気にせず見入ってしまいましたが、観劇後はやや心残りというか、惜しいという感覚が残りました。
(※08/19加筆)原作を読んで、思うところがあり、満足度を★3から★4へ修正しました。

ネタバレBOX

三面で砂浜のようなステージ、プロジェクター、リアルタイムのカメラ映像、スクリーンの裏側まで駆使した演出に圧倒されましたが、ワームをチョキチョキするところなどは映像の見せ方、兵士のわめき散らし方の回数などにクドさを感じました。

本来、淡さの中から読み手が掴み取るはずの部分に濃い色をつけていないか。淡さの先にある部分にまで形を与え過ぎていないか。原作を読んで確かめたいと強く感じました。
舞台 鬼切丸

舞台 鬼切丸

タンバリンステージ

吉祥寺シアター(東京都)

2013/08/03 (土) ~ 2013/08/11 (日)公演終了

満足度★★★★

迫力があります
原作未読だし、キャスト多いし、ついていけるか心配でしたが、個々の細かいところはともかくストーリーは理解できました。

ネタバレBOX

観劇から一日たって、このキャラ最後どうなったんだっけ?みたいな感じで、正直、失念してるところもあるにはあるんですけど、メインである<裏僧伽>の悲哀、鬼切りの宿命などがきっちり描かれていたので充分楽しめました。

このページのQRコードです。

拡大