omuroemiの観てきた!クチコミ一覧

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リュケイオン

リュケイオン

innocentsphere

青山円形劇場(東京都)

2007/03/21 (水) ~ 2007/03/26 (月)公演終了

満足度★★

好きなキャストと値段でトントン
この団体は初めて観させて頂きました
定評がかなりあるようですが
今回は今までと比べてどうだったのか知りたいと思いました

正直目当てのキャスト(西川さん)が観れたことと
チケットの値段(割引でした)で
トントンかな〜という感じです

内容的には面白そうな題材がいくつかあったし
最後まで犯人を暴かないことには好感が持てましたが
いろんな題材がありすぎて少し散漫な印象だったのと
スタッフワークの細部が気になってしまいました

最も気にかかったのは
私は一番上手のブロックの席だったので
上手サイドのアクトがとなりの人の陰になって
ほとんど見えなかったことです
多分下手側でも同じことが起こっていた
かと思うと残念です

でもやはり円形はキャストが近くていいですね
(その分キャストさんにはよりチャレンジングな環境かも知れませんが)

音響・照明・美術・ヘアメイクは
あまり好みではありませんでしたが
衣裳が可愛かったのと
映像がすごかったのが印象的でした

ベケット・ライブvol.8「伴侶」

ベケット・ライブvol.8「伴侶」

スリーポイント

「劇」小劇場(東京都)

2007/03/21 (水) ~ 2007/03/25 (日)公演終了

満足度★★★★

計算し尽くされた密度の高い舞台でした
「ベケット…ついていけるかしら…」
と相当不安でしたが密度の高いステージに大満足でした

やっぱり散文的でつかみどころのない内容でしたが

演出がすごい
キャストがすごい
音響がすごい
照明がすごい

各部署の息もぴったりで
どこかがちょっとずれただけでも台無し
そんなバランスをずっと保ちながら進んでいったように感じました

TOMMY

TOMMY

キョードー東京

日生劇場(東京都)

2007/03/12 (月) ~ 2007/03/31 (土)公演終了

満足度★★★

<演出>いのうえ+<照明>原田
客席まで目一杯使った演出&照明がよかったです

<演出>いのうえ+<照明>原田は
『朧の森に棲む鬼』で初体験、今回でまだ2回目ですが

さ す が だ

『朧の~』とはもちろん全然違うタイプなのに
同じようなスケールの大きさを感じました

中川晃教に関しては話がTommyの内面にフォーカスしようとしてるから
一人だけ目立ってても特にわずらわしくなかったです
他の方も書いてますが「ショー」という感じでしたが
全体の内容的にメリハリがもうひとつだった気がします
やっぱり映像の使い方もすごかったけどメリハリつきづらそう

ちなみに私は1階O列33番だったのですが行ったら
音響ブースが組まれていました(つまり1階上手ロビー側)
会場係の方がその周辺のチケットを持っていたお客さんに
同じ列の空席のチケットを配っていましたよ
おかげで私もほぼ中央の席から観ることができました

そして日生劇場はロビー・階段がうす暗い蛍光灯で
お客さん皆不幸に見えてしかたがないです…ロックミュージカルなのに
ロビーの雰囲気もやっぱり大事だなって思いました

コペンハーゲン

コペンハーゲン

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2007/03/01 (木) ~ 2007/03/18 (日)公演終了

満足度★★★

要予習でした…
本当に素晴らしい照明でした

内容に関しては正直台詞を追っていくのが精一杯で…
話の構成が頭の中でなかなか組み立てられませんでした
初演を観て脚本も買ってさらに
Newtonの量子物理学特集で予習してきた友人とは
情報処理スピードが全然違っていたようです…残念

ただキャストの芝居が何か「???」という感じでした
前楽だったからかな
役の内面と外面の本来ならテンポのよい往復が
あまりスムーズでなかったような印象を受けました

また「研究者」としての精神的・哲学的な悩み・葛藤
というのがひとつの大きなテーマだったのですが
今井朋彦も村井国夫も最後まで「研究者」には見えなかったです
(これについては私の台詞を追うスピードに問題があったのかも知れません…)

でもホント照明よかったです

TRASHMASTERSOUL

TRASHMASTERSOUL

TRASHMASTERS

駅前劇場(東京都)

2007/01/13 (土) ~ 2007/01/22 (月)公演終了

満足度★★

魅力がつかみ切れませんでした
いわゆる「社会派」的なものを扱った舞台は
おそらく数があまり多くないのでは

そういった意味では新しいと思いましたが
内容はまだまだ掘り下げる余地があったように感じました
(しかも一緒に行った友人がたまたま労働経済学?の研究者だった)

私の観た回だけかも知れませんが
キャストひとりひとり・そして噛み合わせも
あまりコンディションがよくなかったようでした
ハズレの回だったのかな…
他のお客さんも拍手がまばらでした

スタッフワークにしても
音響以外かなりアラが目立ってしまっていたように思います

「僕を愛ちて。」

「僕を愛ちて。」

劇団鹿殺し

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2007/01/11 (木) ~ 2007/01/22 (月)公演終了

満足度★★

後半に観にいけばよかったかも
鹿殺し初体験

キャスト陣がまだ乗り切ってない印象でした
音響・照明・美術は面白かったです

他の皆さんのコメントはすごい盛り上がっているので
ああやっぱり後半に観にいけばよかったのかな
と思いました 残念

「はえ」と云ふ名の店

「はえ」と云ふ名の店

FICTION

富良野演劇工場(北海道)

2006/12/02 (土) ~ 2006/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★

「面白かった」です
実際チラシ見たときから気になってたましたが
チラシの印象そのまま期待通り
かなり面白かったです
本当に楽しめました

あらゆるセンスがよかったのかなー
とにかく脱力系しかし遊びは怠らず
そして時々ドキっとすることも

次回公演楽しみです

雪古森の春

雪古森の春

Jungle Bell Theater

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2006/12/06 (水) ~ 2006/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

初日マチネ招待券で観て
大げさかも知れないが
忘れられない舞台になりました

ネットで当選して観にいったので
正直どんなところかよく調べもせず
「チラシとHPの絵がかわいいから」
「ジャンベルって聞いたことある」(知人から)
とかいう適当な姿勢で訪れたらこれ…すごいよ

一番素晴らしかったのは脚本
前半は一見普通に進んでゆくが
全て何もかもが伏線
最後まで観終わってやっと
最大の、でもさりげない仕掛けが分かる

ちなみに私の左隣のマダムは感涙してましたが
本当気持ち分かる

縁あって直接脚本の浅野さんとお話しする機会があったけど
どう言ったらこの感動を伝えられるのか
賛辞ってまじで難しいね

ネタバレBOX

題材が「雪女」っていうこともあって
セットも紙芝居の額縁風だったり
背景がそれぞれ一枚一枚書割だったり
めくりが置いてあったり
とてもかわいらしい感じでよかったです

あと「え?年輪?」は最強でした

ただ…欲を言わせてもらえれば
キャストのパントマイムに関しては
訓練の余地ありだと思いました…見せ場だし

次回作品も期待しています
がんばってください
ローヤの休日(2007年版)

ローヤの休日(2007年版)

ゲキバカ

OFF OFFシアター(東京都)

2007/01/10 (水) ~ 2007/01/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高の小劇場エンターテイメント
楽日の追加公演を観て来ました

途中入場・立ち見という最悪な観劇コンディションをものともしない
「なんだこれは」的王道まっしぐら小劇場エンターテイメント

前半は面白ろおかしくテンポよく
最後には感動orどんでん返し
というのが黄金のベッタベタ路線だと思うが
まさにそれ

口コミで観にいったけど
本当に本当に良質の舞台を観られてよかった

次のシアターグリーンの公演も是非ぜひ観にいきたいです

「ゼリーの空間」

「ゼリーの空間」

空間ゼリー

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2007/03/03 (土) ~ 2007/03/11 (日)公演終了

満足度★★★

マチネトラップ?
マチネだったからかなー
なんだかキャストの皆さんが
いまいち噛み合ってない印象でした…残念

脚本自体はひとつひとつの台詞の背後に
それぞれの人格がかなり
精密に描かれているなーと思ったけど
表面的な女子高生らしさの再現に気を取られて
それが発揮しきれてなかったように感じました

ネタバレBOX

でも閉鎖社会で互いに牽制しあう人々の様子を
台詞で組み立てて描写するなんてすごいなー
ある意味「女王の教室・裏バージョン」のような感じ

ただ「君は危ういことを言っている」のところは…
「もっと詳しく~」と思いました

照明はすごく面白かったです
特に電車のとことか救急車とか
夕焼け関係とか作りこんでいるなー
という感じで良かったです

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