絶句
秘密結社ブランコ
あさくさ劇亭(東京都)
2013/06/06 (木) ~ 2013/06/11 (火)公演終了
満足度★★★★
天国からのビデオレター
不条理コメディに分類されるのか、ラピュタのパロディシーンは笑わせて貰いました。
全員何かしらの狂気を持っていて、それが発露される時は笑いが込み上げてくるのもありましたが、はしいくみさんが5歳男児そのもので良かったです。
最後力技でまとめた感があるので、ブラックジョークでシニカルに終わっていたら、より好みでした。
丘の上からアッパーカット
ザレ×ゴト
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2013/06/06 (木) ~ 2013/06/09 (日)公演終了
満足度★★★★
情熱
劇団としても若さを感じ、希望や夢、未来を感じさせる真っ直ぐな姿に好感を持てました。
脚本については、もっと骨組みをしっかり固めて肉付けされていればという惜しさはありました。
芝居にも固さは感じましたが、初日だからかなと思います。
経験を積み重ねて、どう成長していくのか今後に期待です。
バイト
カスガイ
テアトルBONBON(東京都)
2013/06/12 (水) ~ 2013/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★
贖罪
喜安さん脚本・演出で見ることが多かったので、演出のテイストが随分違う事が新鮮でした。
結末は予想内だったけど、だからこそのラストシーンがすっきりしました。
喜安さんの脚本を、気になる玉置さんが演出・出演という事で観劇を決めたのですが、玉置さんの怪演が見られて良かったです。
【ご来場ありがとうございました!】渇望
ロ字ック
nakano f(東京都)
2013/07/12 (金) ~ 2013/07/15 (月)公演終了
満足度★★★★
面倒
女の“面倒”って部分がリアルで楽しませて貰いました。
言いたいことあるなら言えばいいのに、を実際言うと余計面倒なことになっていくという。
あるあるが面白かったです。
欲を言うともう少し汚い部分が見れた、と思いました。
嘘をついた下北沢
ひらさわひさよし&フルタジュン プロデュース
シアター711(東京都)
2013/07/24 (水) ~ 2013/07/28 (日)公演終了
満足度★★★★
アニメ的
見ていてアニメを見ている感覚と似ていると思いました。
連続ボイスドラマを聞いていないので、細かいところや内輪受けなどにはついていけませんでしたが、大まかな部分はすんなり入ってきて楽しめました!
目当ての役者さんが生き生きしてて良かったです。
さらば、クリーニング店 しろくま屋。
劇団青い鳥
タイニイアリス(東京都)
2013/07/24 (水) ~ 2013/07/28 (日)公演終了
満足度★★★★
純粋
たまに現実に引き戻される感覚はありましたが、家族の関係性や会話、気遣いなど経験を重ねた劇団だからこそできる雰囲気が心地よかったです。
特に最後、とても純粋なものを見れた気がしました。
鮫に喰われた娘
INGEL
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2013/07/31 (水) ~ 2013/08/04 (日)公演終了
満足度★★★★
妄想
久しぶりにドタバタ喜劇系の舞台を見れて楽しかったです。
シリアスも説教もない、ただ自分のしてきたことに振り回される人達が繰り広げる自説と言い訳に笑わせて貰いました。
清水さん、野口さん、櫻井さんがとにかく圧巻でした。
暴力的なシーンも含めて面白かったですが、2時間30分はちょっと長かったです。
雲の影
スポンジ
サンモールスタジオ(東京都)
2013/07/24 (水) ~ 2013/07/31 (水)公演終了
満足度★★★★
内と外
セットが印象的でした。
舞台中央で仕切られた枠が内と外の線引きで、誰にでも表や裏などの二面性を持っていると言われているようでした。
男性3人の三人姉妹、見てみたいです。
フォアローゼス
ゲキバカ
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2013/09/12 (木) ~ 2013/09/16 (月)公演終了
満足度★★★★
途上
前半が会話劇で、引きこまれるような演出もなく少し飽きてしまうところもありましたが、中盤から話がぐいぐい進み出した辺りからのめり込んでいき面白かったです!
ありきたりな設定かもしれないけど、男性16人で男くささを味わえて楽しかったです。
ただ、初ゲキバカだったので、最後の恒例の…が何だったのかさっぱり分からなかったです。
砂漠の町のレイルボーイズ
とくお組
座・高円寺1(東京都)
2013/08/07 (水) ~ 2013/08/11 (日)公演終了
満足度★★★★
緩さ
いつもより更に緩いと思いつつ、その緩さがクセになってきてるので楽しかったです。
決断を迫られていたり、否が応でも進まなきゃいけない時はいまの場所がより大事で壊したくないと、そう思うこともあります。
港町純情オセロ
劇団☆新感線
赤坂ACTシアター(東京都)
2011/04/30 (土) ~ 2011/05/15 (日)公演終了
満足度★★★★
二人
新感線というよりシェイクスピア。
石原さとみちゃんがとても可愛いかったです。とにかく可愛い。
橋じゅんさんも可愛いかった。
それにしても平日18時始まりは早すぎです。
完全版・人間失格
DULL-COLORED POP
青山円形劇場(東京都)
2012/11/01 (木) ~ 2012/11/07 (水)公演終了
満足度★★★
男バージョン
男バージョンと女バージョンでは演技の仕方がかなり違うのかなと正直思いました。
良くも悪くも原作通りの人間失格のようで、緩急の付け方もパターン化してたので途中とても心地良くなったりで。
円形という劇場の効果を余すところなく使ってて、どの席からでも楽しんで見れるんじゃないかなと思いました。
音楽と照明も良かったです。
女バージョンも見たいけど時間の都合がつかなさそうなので、次はオリジナルの脚本の時にぜひ観劇したいです!
suicide paradox
拘束ピエロ
シアターブラッツ(東京都)
2013/04/27 (土) ~ 2013/04/29 (月)公演終了
満足度★★★
ラノベ的
一言で言ってしまうとそんな感じでした。(ラノベは嫌いではないです。)
観劇前に折り込みを読むことはないのですが、終わった後に折り込み見た時に、この人間関係を相関図で表してくれたら良かったと思いました。
また役者さんの声量が大きな要因かもしれませんが、7・8列ある内3・4列ギリギリ5列位までしか届いてなかったように思います。
ちゃんと届いたと思えたのが2・3人でした。
声が大きければ良いというものでもないし、最後列に座ったから余計そう感じたのかもしれません。
『川崎ガリバー』
WBB
青山円形劇場(東京都)
2013/04/20 (土) ~ 2013/04/28 (日)公演終了
満足度★★★
どっちつかず
新感線以外での河野さんが見たくて観劇したのですが、脚本に主体性がなく、どこをメインに持ってきたいのか分からず中途半端な印象を受けました。
また説明台詞ばかりで進む内容のせいもありますが、演出もテンポ早めた方がいい所を緩めてたり、緩急つけて見せれるシーンがだらだらでスピード感がなくなったり勿体なかったです。
あと個人的な好みですが、エンタメ系の舞台では効果音やBGMも楽しみの一つなので、それが活かされてなかったのは残念です。
もう少し吟味すればもっと良くなりそうな期待と、根本さんの殺陣が綺麗だったので☆+1で。
世界は僕を切り撮って
削除
北池袋 新生館シアター(東京都)
2013/05/10 (金) ~ 2013/05/13 (月)公演終了
満足度★★★
勇気
フライヤーから受ける印象とは違って、重い内容だったのですが、重さを重く感じさせないコミカルさや潔さを感じられたのは役者の方々の個性が大きかったかと思います。
前に進もうとする勇気が観劇後に爽やかさを残してくれました。
男郎華(おとこえし)
Marmoset
俳優座劇場(東京都)
2013/09/05 (木) ~ 2013/09/08 (日)公演終了
満足度★★★
Bバージョン
後半に力を使いすぎた感があり、前半だらだらした印象を受けました。
お遊び要素がお遊びとして活きているのが少なかったのも一つの要因かと。
個人的には紫雨流けん玉術なんかは好きなんですけど。
2パターンあるのにどちらのパターンを見ているのかちらしを探すまで分からなかったり、ロビー広めなのに椅子なかったり、客席も役者仲間が芝居として見ておらずバカ笑いしてたり、舞台自体以外でも色々残念でした。
ただ、後半の勢いは良かったので、殺陣や美術、台詞まわし、発声、音楽などなど課題は沢山あるかと思いますが、続編でパワーアップされてることを期待します。
カレーライフ
日本テレビ
天王洲 銀河劇場(東京都)
2011/05/14 (土) ~ 2011/05/22 (日)公演終了
満足度★★★
カレー
演出をもう少し何とかしてほしかったかもです。
原作の持ち味消してたように感じ、またガタガタやたらうるさく、選曲も違うように思いました。
人との繋がりというテーマが良いだけに勿体なかったです。
大西洋レストラン
PROMAX
博品館劇場(東京都)
2013/05/22 (水) ~ 2013/05/26 (日)公演終了
サロメ
新国立劇場
新国立劇場 中劇場(東京都)
2012/05/31 (木) ~ 2012/06/17 (日)公演終了
満足度★★★
2階席
新国立の2階席センターなら見易いかなと思って2階席で見たのが失敗でした。
あんなに奥行きがあるのに奥を殆ど使わず、1階客席前方を潰してセットにしてたので、奈落のシーンはほとんど見れませんでした。
多部さんの少女から女性へ変わっていく様子が良かったです。
また、音響のハプニングで一旦中断するという事態にも、気丈に立振舞われてたのが好印象でした。
カワイクなくちゃいけないリユウ
日本テレビ
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2012/06/02 (土) ~ 2012/06/10 (日)公演終了
満足度★★★
可愛い人
外見的な可愛さばかりじゃなく、恋人に対して素直だったり気遣ったりするような内面的な可愛さが必要なのかなと感じました。男にしても女にしても。
それでも個々の持つ価値観が大きく関与してくるので、正直になって余計拗れてしまう場合もあり。
冒頭喚いてるステッフがとても面倒な人に思えたけど、心情が分かってくるにつれてとても可愛い人に見えてきました。
やっぱり好きな人だけには“可愛い”って思って貰いたい。
2人の結論がもったいないと思える切なさもあり面白かったです。