d'UOMO ex machina作品でよく使われるフレーズ「1時間」はとある一まとまりの時間っていう意味で厳密に時計でいう「1時間」ではありません。でも例えば、「途中休憩つき3時間」とかを一まとまりというのはちがうと思います。「1時間」という時計的な単位がいまの長さとして確立した歴史に何らかの意味を認めつつ、そこからのある程度の飛躍も企てて、ある一まとまりの長さとは?といつも考えてます。過去にはお客さまがご自分で終幕を決め一人消え二人消え...ともし無限にそこに居続ける人がいたら無限に続くという形で一まとまりを考えた作品も実はあります。もし終演時間などお気になるようでしたら今回はの題材はそういう無限の時間が適切とは考えていません。70分から90分くらいにまとまっていくのではないかと稽古の中で想定しています。