
月刊小玉久仁子 7月号
ホチキス
こった創作空間(東京都)
2013/07/05 (金) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

女郎蜘蛛【全公演終了しました!ご来場ありがとうございました!】
声を出すと気持ちいいの会
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2013/07/18 (木) ~ 2013/07/22 (月)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
ミステリアス
タイトルといい、説明といいい、ソソルではないか? 矢張り興味が湧く。大体、女郎蜘蛛自体、ちょっとデモーニッシュだし。蜘蛛の目って、よく見ると、宝石みたいな不気味さを持っていたりもする。特に毒蜘蛛などの中に、そういう目をしたのがいるのだ。女郎蜘蛛に毒は無いが、エレガンスという別の毒になり得る要素を持つ。

付きまとう褐色
演劇チーム 渋谷ハチ公前
SPACE107(東京都)
2013/07/17 (水) ~ 2013/07/21 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
長屋
子供の頃、実際に長屋で暮らしていた経験を持つ者の一人としてプライバシーなど存在し得ない、それ故にこそ温かく、情にあつい人々の暮らしであったが。この説明には、自分の体験にある下町の、底の抜けた明るさや、あっけらかんとした無責任感覚とは異なる、現代のどこか疎外された、それ故に肩を寄せ合う、不自由を寧ろ、自らの糧として生きてゆく奴隷的な生き方が見えるような気がして却って気懸りである。

罪と罰
劇団うりんこ
神奈川県立青少年センター(神奈川県)
2013/07/19 (金) ~ 2013/07/19 (金)公演終了

おとぎ夜話 ―終(つひ)―
Jungle Bell Theater
ART SPOT LADO(東京都)
2013/06/29 (土) ~ 2013/07/07 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
夜ごと
子供の頃、夜ごと母におとぎ話をせがんだものであった。結果、たくさんのことを覚え、民衆の文化を伝承するのみか、母と子の絆を深めていったように思う。
![Pride -プライド [傲慢] -](https://stage-image.corich.jp/img_stage/m/357/stage35723_1.jpg?148453)
Pride -プライド [傲慢] -
演劇レーベルBo″-tanz
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2013/07/03 (水) ~ 2013/07/08 (月)公演終了

GHETTO/ゲットー
空間製作社
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2013/07/03 (水) ~ 2013/07/07 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
シオニズムに利用されないように
ユダヤ教徒とは誰か? イスラエルが勝手に国家を名乗り、有力な国々が 自分達の罪滅ぼしのためもあってそれを次々と承認してきた中で、割を喰ったパレスチナ人の現況はバントゥースタンそのものである。この現実を見る時、シオニスト「国家」イスラエルが、ユダヤ教を政治利用し、ホロコーストも最大限利用している事実にも目を向けなければならない。その上で、描いて貰いたいのだ。西欧諸国、ロシアに於いても、また、アメリカが、第二次大戦中、ヨーロッパからのユダヤ移民を制限した歴史も含めてキチンと創って欲しい。

失われつつある物語
Minami Produce
ギャラリーLE DECO(東京都)
2013/07/02 (火) ~ 2013/07/07 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
物語に大きい小さいがあるのか?
むしろ物語であるものとそうでないものとがあるだけなのではないか? そもそも、大きい小さいなどというのは相対的な概念だろう。天下国家を語らないということが小さいのだとしたら、天下国家自体を大きなもの・概念と考えているのだろうが、少なくとも現在我々が住んでいるのは、国と言える代物か? アメ公がでかい声でジャップと吐き捨て、好き勝手な行動をとる。注意すれば凄む、或いは、問題を起こしたくないと抜かす。それで、クリスマスシーズンにNY辺りに行けばイエローキャブと言われて喜んでアメ公の腕にぶら下がっているのが居る。政治屋は、単なる御用聞きだろう。軍でも、それぞれの組織で同じ階級にある場合、指揮権は常にアメリカが取る。そして、この「国」の軍人は、一階級下という位置づけに甘んじて唯唯諾諾と従っているのだ。これは、植民地軍と同等である。こういうことを語らないことが、小さいのか?

Fire pRay ―秋津悠理のためのリサイタル―
<火遊び>
ギャラリー悠玄(東京都)
2013/06/27 (木) ~ 2013/07/01 (月)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
自殺
死にたい奴は死なしておけ、俺たちゃこれから朝飯だ、と言った奴がいたっけ。まあ、それが、生きて行く者の倫理・論理だろう。ナルシシズムに浸っていられるほど生きることは甘くないのかも知れないが、死ぬ者には、それだけの理由がある場合もあろう。基本的に自殺者の多いこの「国」の心の不幸をどう描くのか興味深い。

でんでんむしのからのなか【ご来場ありがとうございました!!】
空間交合〈アサンブラージュ〉リジッター企画
萬劇場(東京都)
2013/07/10 (水) ~ 2013/07/15 (月)公演終了

獏、降る
ハイバネカナタ
小劇場 楽園(東京都)
2013/07/10 (水) ~ 2013/07/15 (月)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
借金
これに泣かされる人々は多かろう。まして、芝居関係者の経済状態たるや、悲惨なものが多いのが、実情。そんあ経験を作品化しているのかも知れぬ。ヒトごとと笑い飛ばせないな。

芽衣子は今年も八歳!
劇団おおたけ産業
吉祥寺櫂スタジオ(東京都)
2013/07/06 (土) ~ 2013/07/07 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
演出次第
脚本を読まなければ無論詳しいことは分からないが、子供を演じてはなるまい。登場人物も少ないようだし、群像劇のようなバラケの心配も無さそうである。そういう意味で演出の力量次第である。

『うそつき』/『屋上庭園』/『千両みかん』
アマヤドリ
スタジオ空洞(東京都)
2013/06/26 (水) ~ 2013/06/30 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
拠点
スタジオの運営に関わるようになったという広田氏。拠点ができ、益々の活躍、メンバーの更なる充実、後代の育成にも拍車がかかることだろう。先ずは、めでたさを祝したい。無論、自分などに言われなくったって、もう、着々と準備は進めているだろう。新しい船出への期待と一抹の不安を伴った舞台を期待している。

クジラの歌
株式会社Legs&Loins
Geki地下Liberty(東京都)
2013/06/25 (火) ~ 2013/07/07 (日)公演終了
期待度♪♪♪
最近の鯨は苦労も多いが
髭鯨は兎も角、歯鯨類は海の生態系のトップに位置する。アオザメ、ヨシキリザメなどと同様、海洋最強の生き物だからだ。従って、食物連鎖の最上位故、放射性物質の取り込みなどの影響も非常に大。そのせいかあらぬか、鯨が、迷う。或いは座礁するなどの事故があちこちで報告されているのは、ご存じだろう。髭鯨類にした所で、シロナガスクジラの成獣は、一度に50トン以上もの海水を飲み込み、牛ガエルのオタマジャクシのように膨れてから除々に海水を吐きだし、餌を取り込むが、ビニールや石油製品が海中に漂っているため、それらも摂取せざるを得ない。ウミガメが、クラゲと間違ってビニールを食べて内臓を詰まらせ死んでしまうようなことが、鯨に起こっていないという証拠はないのだ。
一方、鯨の祖先は牛の祖先と同一である。従って知能も高い。強く且つ知能も高い、その鯨が生き難くなってしまった海を創った側に人間が、鯨のように生きたかった、などと言っていると仮に彼らが知ることのできたら、どう思うだろうか? その鯨から見た人間という身勝手な生き物の現実認識の甘さを観てみたいものだ。

夜想
劇団ロオル
阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)
2013/07/05 (金) ~ 2013/07/07 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
気付かないふり
気付かないことなんてそうザラにあるものでもないだろう。あるとしたら、踊らされているだけ、という話だ。本当のことなど言ってしまったら身も蓋もないことが分かり切っているから言わないだけの話。
まあ、芥川が老獪と言わざるを得なかった谷崎の作品をベースに何処まできちんと格闘できているかが勝負だろう。

☆「2つの嘘と3つの夢とハリウッド」☆
Lobeauhエンターテインメント
中野スタジオあくとれ(東京都)
2013/06/26 (水) ~ 2013/06/30 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
誇りは金にならないからな
ということか。如何にもアメリカらしいプラグマティズムではある。罪を犯さなければ、チャンスはつかめないなんてことはザラにありそうだ。アメリカにしろ、ヨーロッパにしろ、金持ち供のやっているマネーロンダリングが、世界経済をガタガタにしていることは、誰もが知っていることだろうし。その陰で泣くのは何時も正直者だ。システマティックな悪を為し、恰も自分は手を汚していないように振る舞う連中をセレブというのなら、そのセレブの悪をとことん暴いて欲しいものだ。カリフォルニアからカリブを経由するかケイマンか。

戦国降臨ガールズ
アリスインプロジェクト
六行会ホール(東京都)
2013/07/03 (水) ~ 2013/07/07 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
日本史の焦点
と言えば、やはり幕末と戦国だろう。日本史に興味を持つ人のそれぞれが、両時代に、お気に入りの武将や軍師、重臣や奸臣、将軍などを持つだろう。説明書きを読む限りでは、若干、表面的に捉え過ぎている感は否めないが、興味深い時代故、目を瞑る。演出、演技でそれぞれ、可能な限り深く、また広く、重層的に取り組んでもらいたい。史的には、女性でありながら、夫亡きあと、前線に赴いた将もあったと聞く。女の子だからと甘ったれた学園物にだけはしてほしくない。

stick
創作集団Alea
明石スタジオ(東京都)
2013/07/04 (木) ~ 2013/07/07 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
異質
な者との出会いが、新しい価値や世界を創る。これは、誰が考えても当たり前すぎるくらい当たり前なことなのだが、この国では、中々、それが定着しないようだ。なぜなのか、その理由を考える縁としたい。

しょーとすとーりーず ボリュームゼロ ザ・トライアル
劇団だるま座
アトリエだるま座(東京都)
2013/07/04 (木) ~ 2013/07/05 (金)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
落語と芝居
落語ってのは、見方によっては一人芝居ってエ風にも見える。漱石も大好きだった落語は、日本の言語文化の生んだ傑作の一つ。また、一人芝居、とも見得るような巾を持つ。無論、演劇も然り。この双方境界の曖昧なジャンルをだるま座はどう料理してくれるか、実力集団のトライアルとなれば観なければ収まりはつくまい。

Over The Line
EgofiLter
シアター711(東京都)
2013/06/26 (水) ~ 2013/06/30 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
破滅
安吾ばかりでなく、無頼派の面々の魅力は、破滅へ前のめりであったことだろう。学生時代、太宰の世話をなさっていた方のお宅へ友人が下宿していたり、自分自身、相当破滅的な生き方をしていたこともあって、無頼派は大好きだ。嘘と虚飾と二枚舌、三枚舌、「国家」高揚の空文句とマイノリティー排外主義、白人迎合などの歪なレイシズムが蔓延るこのアホな国の下司を下支えする無自覚者達には、絶望以外の処方箋など無いように思える今日この頃。矢張り、この「国」では無頼しかないのかも知れぬ。寂しい話ではないか!