たからの観てきた!クチコミ一覧

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ジェントルマンと私

ジェントルマンと私

劇団レトロノート

ザ・ポケット(東京都)

2012/10/03 (水) ~ 2012/10/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

好み
分かり易く誰でも楽しめる脚本でした。便利屋の社長の下で働く従業員と、便利屋の依頼人が織り成す人間模様でしたが、上手くまとまった構成でした。優しさに溢れた舞台。

幻想の方舟

幻想の方舟

ミームの心臓

荻窪小劇場(東京都)

2012/09/26 (水) ~ 2012/10/03 (水)公演終了

満足度★★★★★

骨太
理想を掲げ沈んだ陸地から方舟に乗り込んだ、選ばれし者たちは、いつしか仲間同士で争うことになる。暴力で相手を制止しようとする者、あくまでも、議論で和解しようとする者。それぞれの思惑の中で対立するが、彼らの求めるものは何処にもなく、気がつけば、自分たちは陸の上に立っているだけで世の中は何も変わっていない。ただ、ただ、幻想の中で生きているだけの滑稽なノアの物語。
現代を風刺したようなストーリー。斬新な切れ味に深く感銘を受けた怪作だと感じた。

纏繞の夕月

纏繞の夕月

集団as if~

笹塚ファクトリー(東京都)

2012/09/26 (水) ~ 2012/09/30 (日)公演終了

満足度★★★

良い点と、悪い点と
良かったのは、話の流れがスピーディーで予測できない展開が多かったことと、インプロが面白かったこと、女優陣の演技が優れていた点です。特にに代役の白糸家の母は、男性が演じたにも関わらず、怪演に近い仕上がりで、さすが座長!と思わせる演技でした。
残念なのは、白糸家の親子が似すぎていて、途中、混乱してしまったこと、インプロを始め、笑える場面とシリアスのギャップが大きく、終盤のシリアスが持たない点でしょうか。
欲を言えば、白糸光一の狂気はもっと振り切った演技にしてほしかったです。
結果、後味が悪い…というのが第一印象です。ラストが私の好みではありませんが、面白かったと思います。

ズーキーパーズ ★第24回 池袋演劇祭「優秀賞」受賞作品★

ズーキーパーズ ★第24回 池袋演劇祭「優秀賞」受賞作品★

マグズサムズ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2012/09/27 (木) ~ 2012/10/01 (月)公演終了

満足度★★★★

あたりまえだが
動物は登場しない。登場するのはごくごく動物的な飼育員達。しかし本物の動物を見るより飼育員を見てるほうがよほど楽しめる。物語は動物園の飼育員らが集う事務室での人間群像劇。どこまでもバカバカしくて楽しかった。

ブラッディ・マリー

ブラッディ・マリー

劇団東京ドラマハウス

萬劇場(東京都)

2012/09/20 (木) ~ 2012/09/23 (日)公演終了

満足度★★★★

うら
舞台裏のお話。度重なるアクシデントに脚本を塗り替えていくドタバタコメディだった。なかでもてんこがサイコー。栄養ドリンクには気をつけよう。

Sloth -スロウス[怠惰]-

Sloth -スロウス[怠惰]-

演劇レーベルBo″-tanz

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2012/09/20 (木) ~ 2012/09/25 (火)公演終了

満足度★★★★★

シリーズだが1本でも
充分に見応えがあった。内容は相当、難しいが映像を流すことによって、その世界観が広がり、映画を観ているような感覚があった。役者の語るセリフの多さに、同情してしまいそうな作品でもあった。

ナイゲン【本ページは2012年版です。ご注意下さい】

ナイゲン【本ページは2012年版です。ご注意下さい】

Aga-risk Entertainment

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2012/09/22 (土) ~ 2012/09/30 (日)公演終了

満足度★★★★

学校が提案した節電エコ
学園祭の会議はスムーズに進んでいたが、学校側が提示した節電エコの為に生徒の催しを一つだけ、削る事に。どのクラスを落とすかを巡って議論でバトルするシチュエーションコメディ。馬鹿馬鹿しくて面白い。

チューボー

チューボー

KENプロデュース

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2012/09/14 (金) ~ 2012/09/17 (月)公演終了

満足度★★★★★

役者陣が魅せた
どのキャストの演技力も申し分ない。

ネタバレBOX

フランス料理の若き天才シェフといわれたオーナーシェフが開業してから6年後、閉店するまでにチューボーで繰り広げられる人間模様を表現した舞台。
お笑いあり、泣かせどころありの、大満足な舞台でした。
危険な女

危険な女

good morning N°5

駅前劇場(東京都)

2012/09/13 (木) ~ 2012/09/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

お祭り騒ぎ!
友人と一緒に観劇。ビールを飲みながら・・に相応しい舞台。

ネタバレBOX

とにかく楽しい!やることなすこと、究極でパンチラは当たり前、ディープキスはし放題。贅肉見せまくりのビキニ姿も、もう愛しかったほど。
とにかく夏の花火にも似たドンちゃん騒ぎでした。
サイコー。
大麦入りのチキンスープ/ぼくはエルサレムのことを話しているのだ。

大麦入りのチキンスープ/ぼくはエルサレムのことを話しているのだ。

東京演劇アンサンブル

ブレヒトの芝居小屋(東京都)

2012/09/06 (木) ~ 2012/09/17 (月)公演終了

満足度★★★★★

秀逸な演技力
台詞回しが独特で主演の名瀬さんは歳を重ねていく表現が素晴らしかった。

ネタバレBOX

竹口さんは障害を負っていく様子がリアルで姉役の永野さんの落ち着いた演技が舞台を引き締めていました。芝居の社会的背景が難解ですが家庭の問題は現代にも通じるものがあると思う。

頼りにならない夫への苛立ちと愛情の板ばさみになる妻や、怠け者のダメ夫は今もありがちな問題でサラのセリフに共感できた。一方、そんな夫婦から離れる子の感情にも共感できた。

素晴らしい舞台でした。
非家族【ご来場誠にありがとうございました】

非家族【ご来場誠にありがとうございました】

オーストラ・マコンドー

サンモールスタジオ(東京都)

2012/09/13 (木) ~ 2012/09/17 (月)公演終了

満足度★★★★★

演技力に感動
濃密な90分だった。薄暗い照明に4台のベッドのみのセット。

ネタバレBOX

しかし、それだけで十分だ。
役者の演技力だけでも、見る価値のある舞台。特に女性が素晴らしい。
出発する前の非家族が少しずつ情や思い遣りで相手をいたわる心情が特に素敵だった。
クールの誕生

クールの誕生

ワタナベエンターテインメント

PARCO劇場(東京都)

2012/09/12 (水) ~ 2012/09/17 (月)公演終了

満足度★★★★★

昔も今も
サラリーマンの基本は同じ

ネタバレBOX

高度経済成長期のサラリーマンたちの奮闘記。会社、上司絶対主義は強度こそ違うけれど、今も昔もそう変わらない悪戦苦闘の物語だった。

接待としてキャバレーに通いつめ、女をあてがう事が接待の絶対条件だった頃の、企業がまだ元気だった時代のエネルギー溢れる舞台だった。楽しかった。
ルルドの森

ルルドの森

バンタムクラスステージ

コア・いけぶくろ(旧豊島区民センタ-)(東京都)

2012/09/07 (金) ~ 2012/09/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

まるで刑事ドラマのよう
宗教的な意味合いを持つカルトな存在のTVドラマ[ルルドの森]を巡って謎の殺人事件に挑む刑事達の物語。
演技力も音響も演出もお見事。ただ、前の席に座れない状態にテープで観客席が閉鎖されており、確保出来たのが後ろのほう。
また、この劇場の座席配置に段差がないので、劇場向きの箱ではなかったのが残念だった。きっと他の劇場だったなら、もっと楽しめたかもしれない。それでも、力のある舞台でした。

ユリコレクション【ご来場誠にありがとうございました!】

ユリコレクション【ご来場誠にありがとうございました!】

ラフメーカー

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2012/09/04 (火) ~ 2012/09/10 (月)公演終了

満足度★★★★

セットが美しい
母娘の役を一人のキャストが2役を演じるのでその違いが始めの頃、戸惑った。ジャケットで違いをみせる演出があったらもっと観やすかったと思う。物語は親子が同じ写真家を目指すという世代に渡った群像劇でかえでの父親役の役者がいい味を出していた。

「消える魔球」(第23回池袋演劇祭【大賞】受賞作品・再演)

「消える魔球」(第23回池袋演劇祭【大賞】受賞作品・再演)

ラビット番長

あうるすぽっと(東京都)

2012/09/07 (金) ~ 2012/09/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

タイトルに秘められた物語
現在と過去の球児達の野球に対する熱い思いを巧みに写し出していたと思う。タイムトラベルのような光景も最後の展開も素敵。

四谷怪談

四谷怪談

舞活道 自由童子

シアター風姿花伝(東京都)

2012/09/06 (木) ~ 2012/09/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

怪談には違いないが
恐ろしいというよりも、伊右衛門と岩。直助とお袖の愛を強調していた物語。美しくも妖艶な舞台に大満足です。

ナイアガラ

ナイアガラ

劇団HOBO

駅前劇場(東京都)

2012/09/05 (水) ~ 2012/09/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしい良作
新宿のとある公園で暮らすホームレスのお話。複合家族として成り立っているホームレス達の悲喜こもごもが、温かな光景で本物の家族より、家族らしい。観た後で優しい気持ちになれる素敵な舞台でした。

ナツ。キタル。ホタル。

ナツ。キタル。ホタル。

tYphoon一家 (たいふーんいっか)

明石スタジオ(東京都)

2012/09/06 (木) ~ 2012/09/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

美しい情景
見せるという技巧的な舞台セットが素晴らしい。スランプに陥っていた作家がお盆の4日間に垣間見た不思議なファンタジーだった。大切な人に想いを伝えるという事をベースに作られたオムニバスを作家自身の出来事に転換させ、物語として綴った舞台で素晴らしく感動的だった。

【ご来場ありがとうございました】諍わなければならないいくつかのこと

【ご来場ありがとうございました】諍わなければならないいくつかのこと

劇団パラノワール(旧Voyantroupe)

pit北/区域(東京都)

2012/08/30 (木) ~ 2012/09/03 (月)公演終了

満足度★★★★

コメディちっく
かなりどうでもよさそうな覘きに対して延々と掘り下げながら議論する形態が可笑しい物語。歌舞伎的な動きも含めスーツのショウが浮きだつ設定や変態的な校長を含め、喜劇だと感じた。

当初、「奴らは、常日頃から僕らを監視し・・」の奴らとは校長かな?と思ったが未だ解らず。


うつくしい革命

うつくしい革命

劇団フルタ丸

「劇」小劇場(東京都)

2012/08/31 (金) ~ 2012/09/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白い!
役者は貧しく辛い。もう役者は嫌だ、などと嘆く彼らは役者を辞めることで安定した生活を手に入れた。その代わり「二度と演じません」という約束と引き換えに。しかしそのうち演じられないことに不満が募る。そしていよいよ、役者のための革命が起きる。

ナンセンスコメディ。登場するキャラクターたちが面白い。一人としてマトモナ人達はいないように見えるが終盤で織り成す暗転がお見事!

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