nらoむkれe〜nずaんkの観てきた!クチコミ一覧

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笑い話・別れ話・割り切れない話

笑い話・別れ話・割り切れない話

笠島企画

アトリエ春風舎(東京都)

2017/08/01 (火) ~ 2017/08/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

②エクボは言わずもがなだけど、口元をキュッと結ぶ鄭亜美さんはいつ観ても可愛い❤これまで観た中で一番明るい⁉若さをウリにしていない役が新鮮👍
「こういう彼女が欲しい」って言うときイイ顔😍

グレーのこと

グレーのこと

ONEOR8

浅草九劇(東京都)

2017/11/29 (水) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

①初日。演劇で我が同姓の登場人物にロクなやつがいない😓今回も残念な人……だけど、羽田美智子さんだから幸せ😁まぁ美しいこと。そしてオチャメ。
大好きな長尾純子さんは…悪い女を匂わせる好演。
人気急上昇中の伊藤俊輔さんのキワモノ感が神の領域に到達👍マシンガン吃音🙇
②これまでの作品とはテイストが違う。フライヤーの『最後の晩餐』感に納得。“最後ではない審判”が下される場。たくさんの笑いで包装して、現代社会のディープな部分を抉る。
青年座の山野史人さんが強烈。渋さを封印し、背中を丸めて惚けてみせる。演技の幅広さに驚愕🙇

『なんども手をふる』ご来場ありがとうございました。

『なんども手をふる』ご来場ありがとうございました。

Antikame?

ギャラリーLE DECO(東京都)

2017/11/29 (水) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

①孤独を住みかにしながら孤独に抗う人たち。コミュニケートが上手くできないけれど人恋しい人たち。
照明にもBGMにも頼らずに、言葉を裸にして、剥き出しの感情と欲望を晒して、人間の本音と自分を突きつけてくる。装い作ったものでは意味がない。生き方を問う作品。
②モノローグを静かに折り重ねた世界は、シンシンと降り積もる粉雪。ゆっくりと世界を白く塗り替えていく。視線を合わせることの少ない作品は所作が際立つ。
大塚由祈子さんが喫茶店で立てた人差し指👆
今井由希さんがセーターの袖で📱レンズを拭く👆
美しい残像が残る😌
③左右にある大きな窓を隠すこともなく、渋谷の街の建物も明かりも喧騒もみんな作品の一部。素舞台に心をヌードにした男女が交錯する。裸の言葉は裸の身体よりもエロティック。観客の上気した欲情が、ゆっくりと窓に結露を作り、世界にソフトフォーカスをかける😌💨
④地味なイメージを勝手に抱いていた俊えりさんの発語の素晴らしさに🙌
グラマラスなこいけさんはずっと険しい顔で誰かを睨んでいる…のに可愛らしく見える不思議。
今井由希さんは彫像と見まごう美しさ。ミロのヴィーナス👍
大塚由希子さんがイイ塩梅の脱力で言葉を紡ぐ

BALLO~ロミオとジュリエット~

BALLO~ロミオとジュリエット~

CHAiroiPLIN

東京グローブ座(東京都)

2017/12/02 (土) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

父親に似て綺麗な女性が大好きな娘たち。
エリザベス・マリーさんの可愛らしさに感嘆。
田中美甫さんの美貌とユーモアに圧倒される。
清水えりさんの豊かな表情と歌にご満悦。
ただ、劇場を出て第一声が「片桐はいりさんて、スッゴいね」だった。娘よ、観る目がある👍我が子だ😁

「やっつけろ❗やっつけろ❗」が長いけど、それが両家の対立を明確にした。大勢のキャストでお祭り騒ぎのパーティ感が凄かった。清水ゆりさんのキャスト紹介がウイットに富んで素晴らしい👍
作品の流れも、ダンスの滑らかさも、ピタゴラスイッチなんだな😁👍
リズにキュン死💘

『青いポスト』/『崩れる』

『青いポスト』/『崩れる』

アマヤドリ

王子小劇場(東京都)

2017/11/04 (土) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

明かりが落ちていく中の宮崎雄真さんの最後の謎めいた台詞は、これまでの作品とはひと味違った。そこへ向かう二人のシーンでの石本政晶さんが素晴らしい。人は困ると笑ってごまかしがち。その笑いと、やってしまった自己嫌悪と、疑念と困惑が混在する表情がコンマ数秒で交錯する👍

たまご祭

たまご祭

味わい堂々

スタジオ空洞(東京都)

2017/12/02 (土) ~ 2017/12/05 (火)公演終了

満足度★★★★★

①何故だか不思議なのだけれど、彼女たちの公演を何度も観ているのに、一度も脚本や演出が誰なのか気にとめていなかった。それは作品そのものを楽しもうとして楽しんでいたからなのだと思う。ゲスト席の隣に座ったら、ゲストの竹井亮介さんに話しかけられる。笑いすぎて腹痛い😁
②10周年のお祭り。まだまだ彼女たちには20、30周年と続けて欲しい。三十路はネガティブに表現して笑わせてくれているけれど、いやいや女っぷりが上がって色っぽいよ。浅野千鶴さんなんて😍💕
シークレットで笹野鈴々音さんも再登場。コメディエンヌっぷりは旦那仕込み❔最高❗

ななめライン急行

ななめライン急行

ホナガヨウコ企画

吉祥寺シアター(東京都)

2017/12/01 (金) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

①ストーリーはいたってシンプル。物語に新鮮さは無いかもしれないけれど、ユーモラスな動きのダンスとの融合は大いに楽しめるはず。特に、物語に即した歌とダンス💃の醸し出す世界は可笑しくて可愛くて楽しい。
車掌とも言える新谷真弓さんの可愛らしさは永遠😌
②前方の席で飛び散る汗や細かな表情を堪能するもよし、やや後方でダンス💃を俯瞰で観るもよし❗
デートのプランに入れても楽しいと思いますよ。
杉山恵里香さんのセーラー服も健在💕

相談者たち

相談者たち

城山羊の会

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2017/11/30 (木) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

①過去最高の声のちっさい演劇😄可笑しい😌とにかく安澤千草さんに驚愕😱あの眉毛で全てを物語る😒怖いよ。それでいて…エロいよ😅
大好きな鄭亜美さんのエロ破壊力が絶大💣童顔でグラマラス😍は反則。蒼白メイクで後ろめたさが可視化された。
妻と娘と愛人のラストの混沌😅
②山内ケンジさんの仕掛けに全部かかってしまっているのだろうなぁ😅おそらく、こうすれば世の男は喜ぶだろうという罠に嵌まっている典型的なオトコだ😅
だって鄭亜美さんをあんな風に使ったら……あんなオンナにしたら……太刀打ちできない💘🙌
オトコって……バカだなぁ😅

斜交~昭和40年のクロスロード~

斜交~昭和40年のクロスロード~

水戸芸術館ACM劇場

草月ホール(東京都)

2017/12/08 (金) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

①吉展ちゃん誘拐事件の取り調べ。昭和の叩き上げ刑事を演じる近藤芳正さんを観ながら、PARCO劇場『90ミニッツ』を思い出した。駆け引きの攻防は見応えがあった。
部長刑事の福士惠二さんが味わい深い。被疑者の母の哀愁を五味多恵子さんが見事に立ち上げて見せた。敬服🙇
②筑波竜一さん演じるマモルが、先天性と後天性の違いはあれリチャード四世に見える。彼が身を守るために身につけたモノを自白と共に落とした刑事。ある意味敵対する二人でありながら琴線に触れる。人の繋がりって不思議だ。脇に立つ若手刑事の中島歩さんがソレを際立たせた。
③被疑者の元恋人キミコを演じた渋谷はるかさん。昭和の高度成長の陰で、しなやかに、気丈に、強く…そして柔らかく生き抜いた女性を好演。心優しい女性はダメ男に弱いんだなぁ。渋谷はるかさんの『あらやだ😩やっちゃった😅』が見える顎を引いてちょっぴり開けた口元が魅力的😌

髪をかきあげる

髪をかきあげる

マキーフン

新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)

2017/12/06 (水) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

①演出に利賀演劇人コンクール2013優秀演出家賞受賞のajiの島貴之さんを迎えての公演。開場から開演までの時間にも工夫が施されて楽しい。暗転と🔦が効果的に用いられ、心の闇を照らし出す。椅子の使い方も興味深い。倒されたソレが表しているものに思いを馳せてみる。

⑥これは視線😒の演劇。並んだ椅子に座って一人に向けられる視線が何ともイイ👍
孤独と向き合う人、向き合えない人。人生の句読点を打つのは難しい。
藤井咲有里さん演じるトモヨが自己存在価値を見いだせたことを祈る。身悶える彼女を思うとドキドキは時々では済まない😅
⑦🎶マッキ~~~フン……マッき~~~フン🎵
あの歌が脳内スパイラルしてる。スーパーバワープレイ中😅

ネタバレBOX

②キャストのみなさんが、揃って美しい声の持ち主で感嘆もの😌掛け値無しで本当に全員がそう。耳から心を擽られる感じ💓あの声を聞くだけだって充分に足を運ぶ価値がある。
その上、肉体の美も堪能できる。ラストシーンを含め、マッスル😁
目と耳のご馳走が揃ってる👍
③谷村実紀さんはローマの休日の美しさ。地味な市井の人を演じているのに艶やか💘究極の悲しい出来事から光を掴まえて、幸福の地へ一歩踏み出す心の柔らかさを見せてくれる。震える。
ナカノキョウコさんの背筋を伸ばした姿は芸術品😍大きな瞳も愛くるしい。トキメク💕
④主宰と遠山悠介さんのコンビは揺るぎない。トモヨを口説くハヤカワの近藤隼さんのおおらかさが羨ましい。あんな風に振る舞えたら人生が拓ける気がする。安楽将士さん演じるムライが一目惚れするのもよく分かる😊大重わたるさんのイシイと妻との関係が美しかったなぁ😌
⑤最初の感激…というか笑いはオープニングBGM。なんとマキーフンのテーマ🎵音楽は大好きなブルドッキングヘッドロックで活躍されていた西山宏幸さん👍これちゃんと聴いて欲しい。素晴らしい出来映え🙆
そして、素晴らしい作品には素敵な制作さんがいる。江間みずきさん💘
リアル一軒家、のぞき放題。

リアル一軒家、のぞき放題。

ガレキの太鼓

文京区 某一軒家 ※千代田線「千駄木」駅徒歩3分(東京都)

2017/12/03 (日) ~ 2017/12/09 (土)公演終了

満足度★★★★★

①最終日朝の回を覗いてきた👀尺と、台詞と、動線と、タイミングを構築するのは、演劇的センスに加えて建築家的な数学的センスも必要だろう。その上、出演もしているのだから舘そらみさん恐るべし👍
1時間があっという間だった😅

ネタバレBOX

②工藤さやさんと小林樹さんが姉弟に萌える😁『30代女子会…』~『ウェイウェイ』の初めましての距離感に笑える。昭和生まれウェイ✋に爆笑😆
やっぱりみんな恋をしたいんだな😌恋愛モード全開だな😊
羨ましいよ、まったく😅
神の左手:coda

神の左手:coda

キコ qui-co.

サンモールスタジオ(東京都)

2017/12/08 (金) ~ 2017/12/12 (火)公演終了

①整理できないのは理解しようとする頭なのか、或いは感情か❔その答えを見つけるために、一人でJRまで歩く🚶

codaは曲のエンディングのために作られた特別な部分。この再演に銘打たれた意味を考えている。

ネタバレBOX

②小栗剛さんの音楽の使い方が好き🎵それはBGMという意味ではなく、作品の中に取り上げるという意味。今回はRCサクセション『スローバラード』が堪らない。彼にあんな風に語らせたら笑いを堪えられない。森進一『襟裳岬』も捨てがたいけどね。
③春名風花さんは今まで観た中で一番よかった。コメディエンヌっぷりが天晴れだった。コメディが上手いのは頭がいい証拠だ。シリアスなものより合っている気がする。
東澤有香さんの汚れヒロインっぷりもキュンとする。
百花亜希さんのスリムパンツがスタイリッシュで😍
桃テント

桃テント

ろりえ

駅前劇場(東京都)

2017/12/06 (水) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

①ヤバイ❗ヤバイ❗ヤバイ❗
なんだこの完成度は👍
総合エンターテイメントの完成形を観た🙌🙆🙌🙆🙌🙆

嗚呼……もう一度観たい。ワタシの大切な人たちみんなに観てもらいたい。そして、アナタに観て欲しい。

②ろりえ史上最高傑作だと思う👍奥山雄太さん、こんなにも笑いのセンスが高かった❔笑って、ヒリッとして、キュンとして、ジーンとして……その振り幅がスゴイ❗全方向に無限大👍
特に二幕冒頭の✈旅客機ダンス💃が素晴らしい❗表情も照明も最高❗ときめいて💓うっとりして泣いた😭

③彼らの心意気に痺れた❗大勢の魅力的なキャストを見事に使いきった奥山雄太さんの筆力と演出力に脱帽。そして、同等あるいはそれ以上に徳橋みのりさんの劇団愛と作品愛に撃ち抜かれた💘あのポジションで最大級の“らしさ”を披露し、作品に貢献してみせる心意気👍そして💃天晴れ🎵

「ネタバレ」に続く

ネタバレBOX

④笑いを牽引する三人のクオリティが半端ない👍
先輩CAの七味まゆ味さんが美しく凛々しい。そして可笑しい😌豪栄道とうまくいったかな😁
“ジャミラ”っぽいジャミーラの神戸アキコさんのことわざ、もっと聞きたい😜
機長の岡野康弘さんのオヤジギャグが笑ってもらえますように🙆
⑤結婚式にワタシも出席していたかもしれないね。だって“れれやねん”からCD💿戴いたもん😁👍早く聴きたい🎵
「離婚も上手くできない」は名言だ。それにしても“ナッツ子”の加藤夏子さんはイイ声👌
イイ作品…なのに観劇中に家に帰りたくなる。家族に会いたくなる素晴らしい作品🙆
⑥前作『逮捕』の岩田恵里さんの着物👘姿に一目惚れして、本日の目当ては彼女😁尾倉テント店の若奥様も素敵だった💕あのキュートな笑顔で、しれっとSEXの話をして好きだって言っちゃうからもう……困っちゃうなぁ💓
⑦洪潤梨さんから戴いたCD💿を聴いたよ🎵披露宴で歌ったあのシーンと同じバージョンが入ってた🙌🙌🙌
さらに、二幕開始前のCA七味まゆ味さんのアナウンスが入ってた😁そう、暴動を鎮めた加藤夏子さん演じるナッツ子の機内放送に至るアレです。🚗💨運転しながら大爆笑😁😁😁
THE BEAUTY QUEEN OF LEENANE

THE BEAUTY QUEEN OF LEENANE

風姿花伝プロデュース

四国学院大学ノトススタジオ(香川県)

2017/12/27 (水) ~ 2017/12/28 (木)公演終了

満足度★★★★★

肉親だから許せるのか、許せないのか。自己存在価値を見失った人たち。遺恨がアリ地獄🌀
那須佐代子さんの肢体が眩しい。鷲尾真知子さんがハツビロコウに見えた😊
この数日U2を聴いていた自分を褒めよう🎵ホワイエで作品中に出てくるキンバリー🍪を試食させてくれる。こういう、観客を作品世界と繋げてくれる心配り、粋だなぁ。

ちゅらと修羅

ちゅらと修羅

風琴工房

ザ・スズナリ(東京都)

2017/12/07 (木) ~ 2017/12/13 (水)公演終了

満足度★★★★★

詩森ろばさんがライフワークとされるだろう沖縄問題。大いに興味を刺激された。
公演のタイミングで、米軍普天間基地のヘリコプター窓枠落下事件が起きる。
演劇が現代社会と繋がっていることを強く感じる。何かが何かを引き寄せるのだな😔

ネタバレBOX

①敢えて誤解を恐れずに書く。作者の思いが強い。強すぎるほど強い。プロパガンダ演劇だ。
だから、作品というより演劇の価値や意義について思考を巡らせてみる。
②わかってくれ❗知ってくれ❗そんな叫びが聞こえてくる情報量。足と目と耳で集めたソレは確かなメッセージとして届いた。ただ、まるでTVドキュメンタリーみたいだ。もっとドラマが観たい。大量の情報を時間軸を越えて見せるためにクールなドラえもんを使う。SF要素に違和感😓
③米軍基地問題。ワタシも以前から、琉球王国独立がやまとんちゅの卑劣な行為からの解放だと思っている。「失敗を認め、謝罪をする」そこからしか国際社会における日本の立場や信頼を取り戻す方法は無いと思うから。それをせずに、二つの正義の矛盾を解消する方法なんて無い。
④林田麻里さんのジュゴンの美しさがまさにマーメイド😍これを守らなければいけないと強く思えた。
その真逆であり隣とも言える性暴力。男は欲求と上手く付き合えるようにならなければいけない。教育が大切だ。女性には愛をもって向き合わなければいけないことを学ばせよう。
『熱狂』『あの記憶の記録』

『熱狂』『あの記憶の記録』

劇団チョコレートケーキ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2017/12/07 (木) ~ 2017/12/19 (火)公演終了

満足度★★★★★

2回目。1回目より泣けたのは、作品を知ってなお気付くことがたくさんあり、知っているからこそより深いところへ入っていけるから。リピート観劇を強くお勧めします。

ネタバレBOX

①イスラエルの首都問題で世界が揺れているいま上演されている巡り合わせ。
記憶は何かを守るためにすり替えられ塗り替えられる。
戦争の無い未来を信じられるか否か。防衛という名の攻撃と、憎しみを棄て丸腰になり許す姿勢を持つ自殺行為のどちらが正しい❔
②戦争という過ちについて考え、麻痺していく感覚に抗う人の葛藤の物語であることに間違いはない。同時に今作は家族の物語である。家族とは何か、正義とは何かを問う。
そこに美しい夫婦がいた。父に食ってかかる息子を引き剥がす妻🙆吉田久美さんに痺れた❗
③戦時下では個人の本音は抹殺される。戦地へ向かう家族に「死ぬな」とさえ言えない。
生きる地獄……地獄の記憶の鎖に巻かれて生きる男。彼が生きる価値を見出だした家族との生活。そして覚悟の告白。娘の藤松祥子さんからの感謝が許し✴彼女が愛の象徴だ。
④新任の学校で出会い仲良くしていた外国語指導助手はとっても綺麗なユダヤ人だった。明るくて頭が良くて誇り高き女性。名前はデボラ。数年後に帰国してインドや中東でも生活されていた。彼女は、何より平和を愛していた😌
吉田久美さんを観て思い出した。
⑤闇を抱えて生きるのは地獄。誰かと共有することでしか解放されない。川添美和さん演じる教師は閉ざした闇の扉の鍵穴に差し込む🔑
ドキュメンタリー色の濃いモノローグを浴び続ける俳優さんの心的疲労はいかばかりか。
対極の思想が理想と現実の狭間で揺れる。
⑥信念を持って教壇に立つ教師。背筋を伸ばした川添美和さんが眩しい。教室に政治的思想を持ち込むのはタブーであるが、彼女の姿に少なからず勇気を貰った。
作品のメッセージを際立たせる為の対極を担うその役は、心身共に疲弊するだろう。俳優ってスゴイ🙇
⑦人命は地球よりも重い❗日本赤軍のハイジャック事件での判断は今でも賛否両論。銃社会だから銃を持つ。抑止力として核兵器を所持する。目には目を的思想。負のスパイラル🌀
憎しみを棄てることが平和への唯一の道なら…勇気が不可欠。如何に生きるべきか。
クラクション

クラクション

ハダカハレンチ

王子小劇場(東京都)

2017/12/14 (木) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

まるで『ホテルミラクル』のようなベッドが三つ。劇団名と相まって鼻血モノ💥かと思ったら、眠れない人の妄想スパイラル🌀イライラする人たちだった。
尾崎菜奈さんの横顔を見つめられるポジション😁赤くなかったけどオウムに似てた💓甲野萌絵さんとの掛け合いに笑った。

扉のむこうのコト

扉のむこうのコト

東京エスカルゴ。

シアター711(東京都)

2017/12/20 (水) ~ 2017/12/26 (火)公演終了

目当てはブルドッキングヘッドロックの葛堂里奈さん。劇団公演では観られない笑顔とダンス💃を観て👀度胆を抜かれる😅
でも、女優の卵の掴みかけたチャンスが溢れる哀愁…垣間見えて切なくなった。

君のそれはなんだ

君のそれはなんだ

オイスターズ

まつもと市民芸術館 小ホール(長野県)

2018/02/17 (土) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

①思い込みや勘違いというのは恐ろしい。落ちていく人は端から見ると滑稽で痛々しい。
芝原啓成さんのファーストリアクション👀が可笑しい。でもその後、長い時間鬱陶しい😅そういう演出なのだろうから彼に罪はないけど。もうローワン・アトキンソンにしか見えない😅
②怪談話ってどこか滑稽で、その可笑しさを見事に演劇にした。疑いの目を巧みにすり替えていく本に感心。
Mr.ビーンのアクが強過ぎる気もするが、他の人とのギャップがないと成立しないのかも❔
成長する川上珠来さんが作品のネジを巻く。張りのある声がイイ。可愛い。

断罪

断罪

劇団青年座

青年座劇場(東京都)

2017/12/08 (金) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

①千秋楽。今日的なテーマを、芸能事務所というフィールドで展開する設定は興味深い。政治批判や言論統制、恋愛禁止や枕営業まで話題は満載だ。その豊富な話題は好奇心を刺激するため、逆に物語の散漫さを孕んでいる気もする。話題も登場人物も整理し、リライトされた再演を観てみたい。
②沈黙は同意だ。声を出さなければ何も伝わらない。自我が強くなる中学生に気持ちを語らせるのは難しいが、言語の授業をする以上、それ無くして先へは進めない。長い時間をかけて殻を破らせる…いやこちらから割ることも時には必要になる。一朝一夕には変わらない大きな壁がある。
③人としての、会社としての、正しいあり方を問う告発者を安藤瞳さんが好演。彼女は戦うというより、人は変われると信じている人なのだと思う。だから、最後に信念を曲げる覚悟を決めた彼女は痛々しく、それまでの凛々しさはみる影もなく切ない。彼女が正当な勝利を手にしたと信じたい。

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