公演情報
「サヨウナラバ」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
これ、観に行ってるはずなのだがコメントを書いてない。ホントに観た?・・あらすじを見て、うむ。確かに観た。関西の大店の言葉遣い、所作、流儀に至る「それらしさ」が流麗に間合い良くそつなく再現され、筆致がよいというのか、作者が目で見てきたものを写しただけでは?と思ってしまう程。
問題はストーリーで、話が進むごとに気になる問題がもたげ、どうにかゴールには辿り着いたが解消し残しが多かったという朧げな記憶がある。
上方落語の中に時々顔を出す、「相手を慮る」台詞、抑揚・声色のねっとりした感触が、私は苦手なのだが、わかぎえふの名家や大店を舞台にした芝居には、よくある。財力や地位の力を背景に、親切に助言、援助の申し出、諭し、叱咤と、上からの物言い。その人物の「親切」をさり気なくアピールする、その姿を描くというなら判るが、書き手がそのように印象づけようとしている風に見える。率直に本心から言葉をかけただけ、という可能性はある、だがそうでない可能性もある、というのが人間の言葉だが、口にした言葉でもって説明した事になってる所がある。だがそれは、観客はそれを客観視する存在であるはずが、それを聴く相手(役)のように言葉を聞かされること、これが居心地の悪さの理由である。
その人間が「真剣」であるか否かは、別の方法で証明せねばならない。俳優業の構えにも表れそうだ。
実演鑑賞
満足度★★★★★
芝居バージョン:とにかく芝居が丁寧でうまい。あっという間の2時間。時間経過、人物の関係性や背景の描き方がスムーズで、現代の話ではないのにすっと頭に入ってくる。偶然や縁の面白さに笑ったり、したたかさや図太さ、粋さにグッとくる。能楽堂のつくりを生かした演出もよかった。お話の内容も、その表現も「豊か」で、エネルギーをもらった。
狂言バージョン:狂言、と言えば伝統芸能で、こんな事前知識ないままに観に行っても分かるかな、という思いは杞憂に終わった。もちろん演目ややり方によって違うんだろうけども、こんなのアリなんだ!?という演出に大いに笑い楽しんだ。定型ならではの美しさで目も楽しめた。
芝居・狂言バージョン両方を観たが故の面白さもあり、両方を観ることが出来て良かったと思う。
実演鑑賞
満足度★★★
時代は昭和の初めって感じなんですかね
本家や分家って感じが使われるほどの大店って感じで手広く商いをする主人たち
色んな不運が重なって進む物語
そんな中巡り合わせから幸運を掴む男が、それが分家の手代の男
そこには分家の思惑が絡み順調に進んでいくように思われたんだが…
序盤の展開もかなり見事で時間を忘れて引き込まれる感じ
10分間の休憩を挟むんだが、それも邪魔せずいい転換になってるの演出は見事
そして大阪の商売人の商いに対する思いやったり気構えなんかを魅力的にみせられる感じのストーリー展開もほんといいんですよね
そしてラストにこれ以上はないって感じの見事な伏線回収は予想だにしなかった展開
そこからのラストの流れは見事すぎますね
ほんと巧みな演出
序盤びっくりするほど妖艶な #是常祐美 さんが見られます
そしてここからの雰囲気?空気感?の変化は流石
やはりこの女優は只者ではないです
#森崎正弘 さんの強さと弱さ、嫉妬とそれを受け入れる器
これは内助の功って感じもありながらの微妙な伏線もって気がします
#美津乃あわ さんもほんとこの作品にいいアクセントを加えられてた印象
切戸口って言うんですかね?最初頭ぶつけられました?
弟役の #うえだひろし さんも相変わらず見事な空気感
頭の回転いい感じの会話も白々しい感じも良かった
あっ‼️会場が土禁、床暖で快適ですけどね
満足度★★★★
初めての二階席。全体か見回せるけど、柱が真ん中にあり、身体を傾けたりしないと見えない場面が多数…😓文化財なのかもしれないけど、観劇には適してない。内容は良かった‼️
実演鑑賞
満足度★★★★★
芝居バージョン初日を観劇しました。初めて行った山本能楽堂、すばらしい空間でゆったりと落ち着いてお芝居の世界に入り込むことができました。登場する人すべてが性根がきっちり描かれていて、どの人も愛おしかったです。是常さんとあわさんにお会いするのを楽しみにしていましたが、お着物姿が麗しく、強く美しく、期待以上でした。お芝居ってやっぱりいいなあと幸せを感じる時間でした。