演劇

レパートリー連続上演

地下室の手記

実演鑑賞

地点

吉祥寺シアター(東京都)

2021/11/25 (木) ~ 2021/11/28 (日) 公演終了

上演時間:

公式サイト: http://chiten.org/next/archives/84

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
彼はたしかに40年間も無言で地下室に閉じこもっていられるが、
いったん世のなかへとび出したが最後、それこそ堰が切れたように、
しゃべって、しゃべって、しゃべりまくるものなのだ……。


自己承認欲求を持て余しながら、級友や同僚、街ですれ違った他人をさえマウントし、マウントされまい...

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公演詳細

期間 2021/11/25 (木) ~ 2021/11/28 (日)
劇場 吉祥寺シアター
出演 安部聡子、石田大、小河原康二、窪田史恵、小林洋平、田中祐気
脚本 フョードル・ドストエフスキー
演出 三浦基
料金(1枚あたり) 3,000円 ~ 13,000円
【発売日】2021/10/23
(全席指定席)
一般 前売3,800円/当日4,300円
学生 前売3,000円/当日3,500円
4演目セット券 前売のみ13,000円 *地点のみ取扱・枚数限定
公式/劇場サイト

http://chiten.org/next/archives/84

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
タイムテーブル 2021年
11月25日(木)19:00
11月26日(金)19:00
11月27日(土)19:00
11月28日(日)15:00
*開場は開演の30分前 
説明 彼はたしかに40年間も無言で地下室に閉じこもっていられるが、
いったん世のなかへとび出したが最後、それこそ堰が切れたように、
しゃべって、しゃべって、しゃべりまくるものなのだ……。


自己承認欲求を持て余しながら、級友や同僚、街ですれ違った他人をさえマウントし、マウントされまいとする一人の自意識過剰の男。ドストエフスキーは、彼の存在は「いうまでもなくフィクション」と冒頭で宣言して、この「最近の時代に特徴的」な人間を描きました。“人間一般”に言葉をぶちまけることで、かえって内向的な傾向を強くしていく主人公の様子は、SNSに苦しめられる現代人の姿をも予見したかのようです。モノローグの裏に隠された多声性に迫る地点最新作!
その他注意事項
スタッフ 作:フョードル・ドストエフスキー
翻訳:江川卓

演出:三浦基
音楽:空間現代

出演:安部聡子 石田大 小河原康二 窪田史恵 小林洋平 田中祐気 

舞台美術:杉山至
照明:藤原康弘
音響:西川文章
映像:松見拓也
小道具製作:山下昇平
舞台監督:大鹿展明
宣伝美術:松本久木
制作:田嶋結菜

*事前収録された空間現代による音楽を使用しての上演になります。

[情報提供] 2021/10/26 11:39 by こりっち管理人

[最終更新] 2021/10/26 11:39 by こりっち管理人

この公演に関するツイート

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  1. 地点「地下室の手記」@ 吉祥寺シアター https://t.co/aNeTkpd8AC

    3年弱前

  2. 昨日、吉祥寺シアターにて、地点『地下室の手記』。原作はもちろんドストエフスキー。ほぼ全編、紗幕の向こうで影絵として演じられ、幕には縦に仕切られた映像が上手から下手に移動しつつ映っている。空間現代のストイックでミスティックな音楽含め上演のあらゆる要素が完璧に一体化した驚異の舞台。

    3年弱前

  3. 地点『地下室の手記』2回目。「影絵」という形式は立体感のある生身の存在容態を「説話」化する。マンガ・アニメもまた「輪郭線で囲われ(ある意味)シルエット化した身体」表象である。シルエット表象→説話化。これが、男子の厨二病や少女の夢想が観者にとって生きたものになることの仕組みなのだ。

    3年弱前

  4. 吉祥寺シアター「地下室の手記」112021-あらゆる不安を悠然と超えていく過剰な自意識に安心した。現在に恙ない。最後に生身の表情を拝んでやっと、たしかに演劇だったと承知した。

    3年弱前

  5. 地点「地下室の手記」at吉祥寺シアター観劇。1人称のモノローグを2役で6人が演じる演出。圧倒的に良かったのは舞台装置。前面に半透明の幕を張り、後方のプロジェクタから投影された映像と俳優が重なるシルエット劇。この効果が演じ手の互換性をつくり出して空間現代の劇伴(今日は録音)と

    3年弱前

  6. 地点「地下室の手記」at吉祥寺シアター観劇。1人称のモノローグを2役6人で演じる多声的な演出。圧倒的に良かったのは舞台装置。前面に半透明の幕を張り、後方のプロジェクタから投影された映像と俳優が重なるシルエット劇が役者の互換性を生み… https://t.co/lwKXES6R3l

    3年弱前

  7. 地点『地下室の手記』評判いいな、、 京都で見た時はそんなに良くなかったから今回は見送ってしまってたけど、反応を見てると別の舞台にしか思えない。行けばよかった。さらに再演があるといいな。

    3年弱前

  8. 地点『地下室の手記』@吉祥寺シアター。こじらせ厨二病中年の話、かつ演出がアニメ(における幻燈的表現)に近しいので、『四畳半神話体系』や、(まどマギの)劇団イヌカレーのパートとかを想起。そういうのは演劇においては、いちおう画期的なんじゃないかしら。明日まで。

    3年弱前

  9. 2021/11/27,吉祥寺シアター,地点『地下室の手記』 https://t.co/egm9hvsHAG

    3年弱前

  10. 地点「地下室の手記」来ました。地点に詳しい知人いわく、見易いと思うよとのこと。「見易い地点」て語彙矛盾ではと思うけど笑 「極端な自意識過剰から一般社会との関係を絶ち、地下の小世界に閉じこもった小官吏の独白」とのこと。ドストエフスキ… https://t.co/39exoyNqXE

    3年弱前

  11. これから、地点『地下室の手記』@ 吉祥寺シアター。

    3年弱前

  12. 昨日は、地点「地下室の手記」あの何かに縋るほどの自己否定、肯定の繰り返し。畳みかけるような言葉の応酬。シートの後ろで演じていることがほんとに巧妙だった。

    3年弱前

  13. 地点『地下室の手記』 素晴らしかった。めちゃくちゃ面白かった。 夜郎自大的な倒錯が、影絵芝居で強く感じられた。

    3年弱前

  14. 地点『地下室の手記』 4週連続の2週目!!珍しく負荷が少なくて、ふふふっと笑えるところもあって。負荷が少なかったわけ、アフタートークをきいて納得しました。 これは『温室の前』に通じますね… チープな恋愛感情とそれに伴う自己開示は… https://t.co/oaJATUQNJP

    3年弱前

  15. 地点『地下室の手記』、新基軸で大変面白かった。演劇なのに(いや演劇じゃないかもだが……)舞台上に過去が見える!しかしあれをアンダースローでどう上演するのか謎。 https://t.co/qZXNFa4DPn

    3年弱前

  16. 地点『地下室の手記』。こんなに騒がしくけたたましい「地下室」なんて! 自己中とネズミをかける地点らしいユーモアと、影絵一本で1時間ちょい押し通す胆力は傑出している。当然だが内面の苦悩のようなところには全く陥らない。上演も耐久性のある媒体になりうるのだよな。

    3年弱前

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