市ヶ尾の坂 公演情報 市ヶ尾の坂」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★

    鑑賞日2018/06/02 (土) 19:00

    価格6,500円

    月に数度、舞台を観ていますが、当日券で観劇する事はほとんどありません。
    前売完売してしまう人気公演というわけではないのですが、
    小学生の時に言われた「家に帰るまでが遠足」みたいに予約してからその日を
    迎えるまでの期待感から観終わって家に着いてからの余韻まで総合的に
    作品を楽しみたいのが理由。

    この日は夕方、予定外に時間が出来たので何を見るか決めずに下北沢に。
    勝手に18:30開演だと思い込んでいた駅前劇場とOFF・OFFシアターが
    始まってしまっていた為、「当日券あります」の張り紙のあった19:00開演の
    この公演に。

    本多劇場に着くと、開場10分前だというのに前方席を確保。
    「麻生」「大森」の組み合わせは2年前にシアタートラムで観た「同じ夢」が
    すごくよかったので、期待していましたが、個人的には楽しめませんでした。

    皆さんが絶賛している「岩松了さん」の事を知らなかったぐらいなので、
    この舞台の素晴らしさがわかるレベルに達して無かったのかもしれません。
    学校帰りに直行したのか、前の席に座っていた制服を着た男子高校生が
    終演後、いつまでも大きな拍手を送っていたのが印象的でした。

  • 満足度★★★★★

    130分。

    ネタバレBOX

    司(大森南朋)…長男。郵便局員。カオルの前でウキウキドタバタ、たまに大声だすお兄ちゃん。
    隼人(三浦貴大)…次男。一番落ち着いた人だけど、たまにピリピリ。司のアサクラへの態度が気に入らないとか。
    学(森優作)…三男。郵便局員。色々子供っぽいけど、一番純粋。カオルの子へのプレゼントが渡されてなかったと知り怒る。
    カオル(麻生久美子)…アサクラの再婚相手。元妻の子を育てるも色々悩む。小さい頃三連水車とかで遊んでいた。
    アサクラ(岩松了)…画家。子のため青山から市ヶ尾へ移り住んだ。元妻が子を引き取ることを認めた。
    安藤(池津祥子)…アサクラ家の家政婦。元妻宅へ勤めるようになっても話題にのぼる、皆に愛された人。

    田園都市線ができたくらいの時代?。市ヶ尾のとある坂の中腹にある両親死後の三兄弟の住む住宅。近所に住む美貌の若妻カオルがたびたび訪ねてくるが、カオルは前妻の子の子育てに悩んでいて、ついには前妻が子を引き取ることとなる。前妻の子がドナルド好きでドナルドのキーホルダーをカオルに託した学は、キーホルダーがプレゼントされてないと知り怒るも、逆にカオルから詰め寄られてしまう。兄弟のドタバタで服が濡れたカオルは司から出された、母の浴衣姿に着替えて…というトコで終幕。

    妙な魅力のある作品。三兄弟のじゃれ合いだったりカオルへの想いだったりちょっとしたケンカだったり、ほんのりした温かみが伝わってくる。その裏にある若干ドロっとした感情がややひんやりとしてて、いい塩梅。役者の魅力でもあるのか、演出がいいのか。ホットミルクを作りに台所にいったカオルのバッグにドナルドキーホルダーを見た学のシーンからラストまでの空気感の蠢きはグっときた。上品で明るくニコニコしたカオルがピリっとした緊張感を充満させる感じがタマラナイ。妙な感覚だけど。

    大森のひょうきんというか浮足だった感じがユーモラスで好き。ツッコミも面白い。
    愛されキャラ安藤さんもいい。気に入ってもらえることが人生の支え…的なセリフは、キャラのギャップもあり、響いた。
    麻生久美子のミステリアス美女な感じが静かに煌めいていて最高。ドナルドを子に渡したとウソついたときのドナルド演技もコミカルで好き。カーテンコール浴衣姿でもよかったのに。
  • 満足度★★★★

    カンゾー先生以来のファンである麻生久美子さん目当ての観劇。一風変わった兄弟と近所の人妻らとの妙な会話劇。なんとなくとっつきにくく、よくわからない所も多いけど、それはそれで楽しめました。

  • 冒頭、麻生久美子が語る三連風車のイメージが三兄弟の関係性を予告し、最後のワンシーンが隠ぺいしていた主題を開示する。日常会話、動作の自然さの中に、異形の詩的な言葉が急襲する。松葉杖のエピソード、あざみ野の「ミニーズハウス」、丸い顔の安藤さん(=ぶどう)。義理の息子と母との関係がトラブルの中心として言葉上は進行していくものの、まがまがしいものを抱えているものは明らかに三兄弟の方だ。だからドナルドのバッヂのウソに対する三男の怒りがある。二つの疑似家族の軋みが、懐かしくも痛々しい心のうちを静かに激烈に刺激する。俗と聖、騒と静、強さと弱さの振れ幅を巧みに配置してく岩松戯曲がとにかくすごい。演技は全員堂々としたものだが、浮ついた長男を演じる大森南朋がとてもよかった。

  • 満足度★★★

    鑑賞日2018/05/26 (土) 19:00

     岩松了が竹中直人の会のため1992年に書き下ろした作品を26年ぶりに上演する。何かが起こっているようで、何も起こっていないようで、やはり、何かが起こっていることを感じさせる、そんな芝居だった。竹中が演じた3兄弟の長男に大森南朋を置き、3兄弟が魅かれる人妻に麻生久美子を配したキャスティングが興味深い。2人とも映像系を中心に活動しつつ、時々舞台に上がるというスタンスだが、存在感はしっかり示す。他の役者陣も好演したが、盛り上がる芝居という感じではないので、何か消化不良的感触は残るのが惜しい。時代を感じさせてくれる舞台美術が良い。

  • 満足度★★★★

    男性の深層心理を表したもののようでした。

    ネタバレBOX

    市ヶ尾の拡幅工事が予定されている道路に面した家に住む男三兄弟と知り合いになった女性との話。

    年の差のある三兄弟の女性に対する親愛の情には微妙な差がありましたが、結局彼らが求めていたのは亡くなった母親の面影でした。三兄弟の間でどろどろとした感情が渦巻くのかと思っていましたが、男性は母親を求めるものというステレオタイプなオチに少々盛り下がりました。

    女性の夫が登場する意味は全くありませんでした。出たがり作演のために作品の質が落ちることを認識すべきだと思いました。
  • 鑑賞日2018/05/22 (火)

    三姉妹物は数あれど、三兄弟物は…。暑苦しくもありヒリヒリすることもあり、面白かった。ラストにはムラムラでしたね。

    ネタバレBOX

    キャスティングも良かったのだけど、ヒロインの麻生久美子さんの役が赤堀雅秋 作・演出の『同じ夢』と同じようで比べてしまった。
    三浦貴大さん良いですねぇ。
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2018/05/18 (金) 19:00

    岩松さん、やぅぱり好きですね。
    大きな事件は起こらないんだけど、不思議なテンションの3兄弟(両親は不在)
    前妻の子供と上手く暮らす事に悩む美人な人妻との交流。
    なんともない、少しイラつくか感覚にも似た感覚で見ていたのに、背景を想像して
    集中して観ている「階段」流石上り階段の男です。なんか参った感じのラストでした。
    でも初心者向きじゃないね、見たまました捉えない人には???でしょう

    ネタバレBOX

    詳細はコチラ 5/22に更新される予定
    https://blogs.yahoo.co.jp/minamonitokeruhikari/64199078.html

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