市ヶ尾の坂 公演情報 森崎事務所M&Oplays「市ヶ尾の坂」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    130分。

    ネタバレBOX

    司(大森南朋)…長男。郵便局員。カオルの前でウキウキドタバタ、たまに大声だすお兄ちゃん。
    隼人(三浦貴大)…次男。一番落ち着いた人だけど、たまにピリピリ。司のアサクラへの態度が気に入らないとか。
    学(森優作)…三男。郵便局員。色々子供っぽいけど、一番純粋。カオルの子へのプレゼントが渡されてなかったと知り怒る。
    カオル(麻生久美子)…アサクラの再婚相手。元妻の子を育てるも色々悩む。小さい頃三連水車とかで遊んでいた。
    アサクラ(岩松了)…画家。子のため青山から市ヶ尾へ移り住んだ。元妻が子を引き取ることを認めた。
    安藤(池津祥子)…アサクラ家の家政婦。元妻宅へ勤めるようになっても話題にのぼる、皆に愛された人。

    田園都市線ができたくらいの時代?。市ヶ尾のとある坂の中腹にある両親死後の三兄弟の住む住宅。近所に住む美貌の若妻カオルがたびたび訪ねてくるが、カオルは前妻の子の子育てに悩んでいて、ついには前妻が子を引き取ることとなる。前妻の子がドナルド好きでドナルドのキーホルダーをカオルに託した学は、キーホルダーがプレゼントされてないと知り怒るも、逆にカオルから詰め寄られてしまう。兄弟のドタバタで服が濡れたカオルは司から出された、母の浴衣姿に着替えて…というトコで終幕。

    妙な魅力のある作品。三兄弟のじゃれ合いだったりカオルへの想いだったりちょっとしたケンカだったり、ほんのりした温かみが伝わってくる。その裏にある若干ドロっとした感情がややひんやりとしてて、いい塩梅。役者の魅力でもあるのか、演出がいいのか。ホットミルクを作りに台所にいったカオルのバッグにドナルドキーホルダーを見た学のシーンからラストまでの空気感の蠢きはグっときた。上品で明るくニコニコしたカオルがピリっとした緊張感を充満させる感じがタマラナイ。妙な感覚だけど。

    大森のひょうきんというか浮足だった感じがユーモラスで好き。ツッコミも面白い。
    愛されキャラ安藤さんもいい。気に入ってもらえることが人生の支え…的なセリフは、キャラのギャップもあり、響いた。
    麻生久美子のミステリアス美女な感じが静かに煌めいていて最高。ドナルドを子に渡したとウソついたときのドナルド演技もコミカルで好き。カーテンコール浴衣姿でもよかったのに。

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    2018/06/02 00:04

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