現代劇作家シリーズ7:別役実「正午の伝説」フェスティバル
現代劇作家シリーズ7:別役実「正午の伝説」フェスティバル
実演鑑賞
d-倉庫(東京都)
2017/04/28 (金) ~ 2017/04/29 (土) 公演終了
上演時間: 約2時間0分(休憩含む)を予定
休憩時間:2カンパニーによる2本立てにて舞台転換の休憩の可能性あり
公式サイト:
http://www.rakuenoh.com
| 期間 | 2017/04/28 (金) ~ 2017/04/29 (土) |
|---|---|
| 劇場 | d-倉庫 |
| 出演 | 政井卓実、大畑麻衣子、色鳥トヲカ(劇団Яeality)、瀬戸ゆりか |
| 脚本 | 別役実 |
| 演出 | 長堀博士 |
| 料金(1枚あたり) |
2,200円 ~ 5,800円 【発売日】2017/03/25 前 売2500円 ― 学生2200円 当 日2800円 ― 学生2500円 通し券5800円 ― 学生5000円 ★学生は要学生証 ★通し券はd-倉庫のみで販売 |
| 公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
| タイムテーブル | 4月28日(金) 19:00 4月29日(土) 14:00 4月29日(土) 19:00 |
| 説明 | 長堀です。敬称略にて書きます。要約し過ぎだと研究者には怒られそうだが、日本の近代劇というのはその輸入先がロシアであり、そこを通過して欧州のものも入って来たから、最初の頃は社会主義思想とは切り離せないようなところがあった。一方、その後アングラと呼ばれることになる、近代劇の影響を受けつつも日本由来にこだわった演劇は、右側の思想と関係を持つ。今では演劇が警察の取り調べを受けるなんて信じられないが、昔は違うし、今もその時代を知る者、血を受け継ぐ者も少ないがいる。僕はギリギリ知っていると言っていいのか、テントで天皇万歳的な演劇を観たこともあるし、駒場で舞台装置をたたいてただけなのに警察の取り調べを受けちゃった人も知っている(某赤羽さんだけど…)が、ただ、もう遊眠社も第三舞台も頭角を表してきていた時代だから、僕らの仲間では「革命」って叫ぶ演劇が格好悪くなっていた。ところで、話はズレるけど、そんな時代に資本主義自由主義アメリカのミュージカルを輸入するなんて、けっこうスゴイ。もともとアングラだった(今も?)四季の選択は、東京を引き払って富山の山奥に劇団を移すことと差のないことだったのではないか?、と想像する。で、今では、その多くが思想とは切り離され、表現だけで新劇やアングラとして残っている。その中に自分の演劇もある。僕は80年代演劇の時に多感な高校時代を過ごし演劇を始めた口なので、…バブルの影響下の小劇場ブームの演劇とは、その多くがアングラ表現の演劇だと思うので…、アングラだとは思っている。順序が逆だが、のちのちに利賀や静岡にて鈴木忠志演劇や宮城聡演劇にガツンとやられるのも、その証明だと思う。自分の演劇とはアングラに源流がある。だから、鈴木忠志と共に演劇を始めた別役実作品も、僕にとってはアングラなのだと考える。その後に主に新劇の劇団が多く別役作品を上演していたとしても、僕の受け止め方は変わらない。自分の表現の中で別役作品を扱う時、何か、だからこそ輝くものがあるのではないか?、そう考えて演出をしている。逆に、(いや、何が逆なのか?)チェーホフ作品を取り上げるには工夫が必要だと感じる。演じる役の感情なんて目には見えないものには(感じ取れないものには)フォーカスしない演出では、突貫工事のような気持ちで挑むところがある。長く日本の演劇の世界で活動するカンパニーとしては、チェーホフ四大戯曲はすべて手掛けなければ、と漠然と考えてきたが、これには挑戦の気持ちがなくはない。2017年、26年目の楽園王は、まずは春に、別役実作品、チェーホフ作品からスタートします。 さて、今回は26年目に突入した楽園王の2017年の最初の1作品。日暮里d-倉庫での「現代劇作家シリーズ」参加も今回で連続6回目、作品は別役実の不条理劇「正午の伝説」をお送りします。別役作品は楽園王にとっても特別な作家作品、26年前に長堀博士の作品を上演する目的でスタートした楽園王が、出場した「利賀演出家コンクール」の課題戯曲として初めて手掛けた古典戯曲が別役実の「マッチ売りの少女」でした。その稽古での手応えや、上演での評価が、のちの古典戯曲をレパートリーに加えるカンパニーとしてのきっかけになりました。実は楽園王の、観たことがある方にはお馴染みの例の話法は、この初めて手掛けた別役作品の稽古から始まっているのです。思い返せば不思議なことに、自分が書いた戯曲ではない作品の初めての演出で、自分が書いた作品よりも「自分の作品を作っている」という実感を得られたことは、その後の楽園王の方向性を定めるのに大きな出来事でした。今回、そんな別役作品の新しい戯曲を手掛けることには、何か特別な気持ちを持っています。楽園王、25周年だった昨年が、特に後半には長堀作品ばかりを上演してきましたが、本年は優秀演出家賞などもいただいている演出家としての長堀博士の手腕をお見せするため、古典戯曲ばかりを上演する計画です。まずは前半戦、4月の「現代劇作家シリーズ」参加公演、6月の「チェーホフフェスティバル」参加公演、7月には「東京バビロン演劇祭」参加にてそれぞれ古典戯曲を上演します。楽園王らしい独特のテイストを加えた、現在進行形の現代的な上演としたい構えです。ぜひ、今年の楽園王もどうぞよろしくお願いいたします。まずは、これ、別役実の「正午の伝説」、ちょっと面白く行きますね。不条理劇ですので手触りは喜劇、でもその裏には・・・ ぜひぜひお越しください。 |
| その他注意事項 | |
| スタッフ | 【舞台監督】【照明】【音響】フェスティバルスタッフ |
[情報提供] 2017/03/22 15:37 by 楽園王
[最終更新] 2017/04/23 13:56 by 楽園王/通常稽古46
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