INDEPENDENT:3rdSeasonSelection / JAPAN TOUR 公演情報 INDEPENDENT:3rdSeasonSelection / JAPAN TOUR」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.8
1-13件 / 13件中
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2016/08/28 (日)

    大阪でセレクション10作品は観ていますが、トライアル2作も観たくて、津に来ました。

    (個別の感想はネタバレBOXへ)

    ネタバレBOX

    [t2]正義と微笑:感想】みずほ演劇祭の時はアップテンポが逆に単調さを生んで、ちょっと辛かったけど、今回は演出も演技も良くなってグッと観やすくなった。もう少し原作の呪縛から離れた方が何を面白みとするのか伝わり易い気もします。

    [i]仏の顔も10度目にもう一度:感想】maechangさんの芝居、ホントに熱いよね。登場人物入り乱れて頭を使う初見より、2度目の方が楽しめた気がする。先を知ってても尚、オチのセリフを「来るぞ来るぞ」と期待してワクワクする。

    [f]次の場所までさようなら。:感想】初見ではそのギャップの見事さにすっかりヤラれましたが、落ち着いてジックリ見ると中嶋さんの所作がホントきれい。特に終盤の雲竜型 土俵入りは輝いてた。笑いと美しさが同居する稀有な芝居。

    [t1]懐かしき、東京だわぁ:感想】ブツブツ一人ノリつっこみして展開するくだりは、小関さんの良い味が出ていて個人的には満足。クスクス笑えるとこ多し。それがセレクション組の様に観客を沸かせるとこまでいかないのが厳しいところ。
    姉のグチから徐々に妹との絡みに拡がり、段々、あれ?っと思わせる展開に進んでいくのが門脇さんの手腕で、もやもやっと異常感が盛り上がってきたところは良かったんだけど、残念ながら私には呑み込みきれずに終わってしまった感があり、ちょっと悔しい。もういっぺん観てみたい。

    [c]DANCE BURRN:感想】エンドレス妄想大活劇。嫌みったらしくアメリカナイズされた立ち振る舞いで、顛末を知っていても面白い。そして、物の見立てがホント良い。自分でイスに躓いておいて「父さん!゛(`ヘ´#) 」は最高。

    [b]如水:感想】3度目の如水。もはや何も言うことはないというか、おそらく観るのは最後となる如水をじっくり味わいました。世の価値観に真っ向から逆らっても叶えたい母の願い、娘の想い。法律では計れない人の幸せがそこにありました。
  • 満足度★★★★★

    遂に東海から飛び出して一人芝居の祭典を目の当たりにしてきました。5年分のセレクションだから面白くないわけがなく、感動ひとしおです。

    (以下、ネタバレBOXに個別の感想)

    ネタバレBOX

    以下、観た順に作品個別の感想。

    [j]シロとクロ:感想】初見の時はその"歌う様なセリフ回し" と "どこまでも続くステップの躍動感"に惹かれ、脚本の"巧みなミスリード"の見事さに感動しました。
    そして今回、オチを予め知っていて尚くすむことのない・・・いや、知っているからこそ気付ける、躍動の中に潜むヨネマリの"繊細な芝居"に涙がこみ上げました。シロの屈託のない発想、取り巻く世界への賛歌 等々に包まれ浄化され、終盤に響く鈴の音が神々しくさえあった至福の時間でした。ああ、ホント好き。

    [h]あのとき:感想】誰もが心に何かしらの影を落とす「もし、あの時… 」が多面に丁寧に描かれている。消えない後悔を追って、過去に… 別の人生に… 舞台は拡がり、一つの結論に集約していく前向きさに好感。泥谷さんは照れに味がありますね。

    [f]次の場所までさようなら。:感想】最初、目の前で起きている事態が理解できない衝撃のイントロ。しかも出オチに留まらない。異質を化学反応させて笑いを生みながら、なんか納得してしまう共通点も見え隠れする不思議な味わいの芝居。最近、ギャップって大事と思うこと多く、お手本ですねコレは。二朗松田さんって2作入っててスゴイ。絶え間なく挟まれる小ネタも観察眼鋭く、個人的に"喉輪"がツボでした。そして最後に「ヒザをついたらソコで試合終了だよ」と言いたいw

    [e]或る男:感想】一言で言えば「比類なき迷走」
    想像の斜め上に発散していき、観客の思いつく先には徹底して舵を切らない。異空間にいざなわれたかの様な感覚は得難い体験でした。私には数えられませんでしたが、パンフによれば何と22役!

    [a]楽屋から:感想】洋の東西問わず、いずこの土地でも恐るべきはオバチャンのGoing My Way。そしてその傍若無人振りを許されてしまうのも、また愛すべきオバチャンならではか。ある所からの"苦情"のインパクトは凄かったです。

    [c]DANCE BURRN:感想】業界ネタを挟みながら、タイトル"だけ"からどめどもなく発散する…"合理性を装った"妄想の嵐がまさしく滑稽の極み。そのくせ芝居がすごく格好良い。イスの使い方なんか絶妙。作・演出・役者の協調感、強し。

    [g]わたしの未来:感想】デレデレのイントロとは裏腹に"壮絶"の一言に尽きる展開。ハスキーで半ば涙まじりに聴こえる大阪弁の語りが、別地方の私には印象的に染みてくる。極限で生み出されるオトの表現は照明と相まってインパクト強い。音楽って特に凝縮かつ抽象化されるんで、なかなか万人に同等には響かない(と私は思う)ので、芝居の追体験的な歌詞と照明のサポートが舞台で効果的でした。CDで観劇後も追体験できるのが歌との芝居のコラボの良いところですな~。そうそう、客出しでCD買った時に西原さんが「CDではちゃんと歌ってますんで」って仰ってましたが、舞台での"涙まじり"もとても良い効果で私には響きました。芝居ライブバージョンも入ってたら良かったのに…とさえ思う。

    [d]チンピラB:感想】唯一、作演役者を一人で賄ういぶし銀。芝居への強い想いと裏腹の、古参役者の"ぼやき"、"冴えなさ"、"小心さ"、"年長者にありがちの偉ぶり"で笑わせつつ、表に映らぬ"過程の演技"に黙々と拘る役者魂が格好良すぎ。

    [b]如水:感想】NGYでの初演を観て"如水"というタイトルに秘められる意味の重みに痺れましたが、今回、劇導入からのタイトル挿入が巧みで、この後の展開への覚悟が心に響きました。劇中、おぐりさんの世代間の演じ分けのみならず脳内と現実の演じ分けは本当に巧みで、更にその間の変化の過程… 特に老婆への変貌は映画の特殊効果さながらに圧巻。得意のコミカルな名古屋オバチャン芝居の合間に入ってくるから、落差で凄いインパクトなんですよね。​おぐりマジックです。終局の決定打となる"切ないある現象"は、万人に他人事でなく、個人的にも悩みなのでいつまでも心に残ります。いつも何でもない庶民の営みを滑稽ながら温かく描く関戸さん・おぐりさんですが、社会派とも言える重く切ない本作、色々想いが募ります。最高です。

    [i]仏の顔も10度目にもう一度:感想】これもまた、凡そ関係性を見出せない程の多様な登場人物達が、一人の役者によって見事に舞台を彩る。普通の仏ならとっくに逆鱗モノの愛おしいダメ人間達が、巡り巡って一つの結末に繋がる展開も見応えあり。
  • 満足度★★★★★

    感慨深い!
    何とか観れて良かった。
    三本とも豪腕な作品。
    中嶋さんのは感慨深く感動!

  • 満足度★★★

    いろんなジャンル。
    一人芝居になると構成の制限はあると思いますが、やり方によっては幅が広いなと改めて思いました。

    ネタバレBOX

    九州勢ちょっと弱かったか。
  • 満足度★★★★★

    INDEPENDENT 7/18 3ブロック目拝見
    7/18 3ブロック目を観劇…。

    ■g西原希蓉美さん「わたしの未来」
    恋人が裁かれる法廷で、恋人との馴れ初めから語り出す女。
    あまりに不幸な恋人…。
    西原さんの歌と共に、その恋人の罪が明らかになる時、その純愛に涙してしまいました。
    感動物です♪

    ■d隈本晃俊さん「チンピラB」
    大阪ローカル深夜ドラマのチョイ役を全霊で演じようとする大阪ベテラン俳優と…、同じくチョイ役で呼ばれたやる気のない東京若手俳優。
    若手俳優との噛合わない会話、ベテラン俳優の悲哀を、隈本さんの実体験を元に書下ろし、自ら熱演!

    ■bおぐりまさこさん「如水」
    父を愛した母の想い…、痴呆症の母は父との思い出「如水」を探し求め彷徨い、娘も手を焼くが…。
    愛する父の記憶を無くしつつあることに気づいた母は…、そして娘が取った行動は…、あまりにも悲しく切ない物語!
    痴呆症の母、昔の母、そして娘の演じ分けが見事!

    ■imaechangさん「仏の顔も10度目にもう一度」
    ひき逃げした男、男に浮気された女、女と同名の競走馬、万引きした父、社長を誘拐した男、誘拐証拠を宅配中に事故った男、それぞれ不遇な結末の筈が…、接点がない人々が交差した時、思わぬ結末にビックリ!

  • 満足度★★★★★

    INDEPENDENT 7/18 2ブロック目拝見
    7/18 2ブロック目を観劇…。

    ■e徳永健治さん「或る男」
    ある日、男の目の前に謎の妖精が現れたあの日、今までの日常が奪われ、非日常の世界で奮闘する男…。
    月曜劇団さんらしい不可思議な世界感、楽しかった。

    ■a犬養憲子さん「楽屋から」
    普天間基地や姐さんの旦那さんの事などなど、沖縄らしい他愛無い楽屋話をユーモラスに、沖縄踊りと共に。
    見とれました。
    犬養さんのどっしりとした演技、良かったです。

    ■c河口仁さん「DANCE BURRN」
    タイトルしか決まってない作品を夢想し構想を練るチラシデザイナ。
    夢想したシーンが幾つも眼前に現れ、その度、彼女からの電話で現実に呼び戻される男…。
    やがて現実と夢想が、とんでもない事に…、ラストが憎い!
    このブロックで一押し、河口さん熱演!

  • 満足度★★★★★

    INDEPENDENT 7/18 1ブロック目拝見
    一人芝居は大好きな方ではなかったので、今回初めてINDEPENDENTを拝見させて頂きました。
    もうすぐ福岡公演が始まりますが、さすが最強の一人芝居フェスティバル!
    レベルが高いです。

    7/18 1ブロック目では…。

    ■j米山真理さん「シロとクロ」
    最初から最後まで全編息を切らさず駆け抜けられた米山さん、凄かったです。
    我が家でも3年間飼っていたインコが…、ダブってしまって…。
    鈴が鳴り響くラストが感動的でした。

    ■h泥谷将さん「あのとき」
    あのとき、「こうしておけば…」「こうしていなければ…」。
    人生の選択肢での分岐点で、違う運命を辿った俺と俺と俺と…。
    俺はどうすべきだったのか…、と思い悩む悲喜劇。
    今を大切にしないとね!

    ■f中嶋久美子さん「次の場所までさようなら。」
    相撲部屋で出世街道を邁進する力士・白鳥にかけられた偽悪…。
    友情・裏切り・絶望・家族…、果たして白鳥は…。
    中島さんの熱演と、バレリーナ姿の女優が力士を演じるというミスマッチな演出が冴えわたる!
    必見です!

  • 満足度★★★★★

    【c】【f】【i】を観劇。
    大阪に遠征して、
    1日通し券を買って観るほど好きな一人芝居フェスティバル。

    今回は予定が入れきれなくて
    土曜マチネの1ブロックのみの観劇。
    c『DANCE BURRN』
    f『次の場所までさようなら。』
    i『仏の顔も10度目にもう一度』
    を観劇しました。

    (前評判から気になっていた『或る男』『如水』
    以前観てすごく好きだった『あのとき』も観たかった…)


    劇場に入ると
    まるでクラブのようにDJが曲を流していて、
    照明も派手にぐるぐるまわっていてわくわくしました。

    販売している公演パンフレットも、
    出演者・脚本家・演出家の写真とインタビューと
    作品解説と過去の上演作品の1枚写真+あらすじ、
    これまでの流れ…情報量すごい!
    販売価格もワンコインで、
    先行予約していたらタダでもらえました。

    20~30分の作品詰め合わせ。
    1作品ごとに転換のため2、3分ほど間があきますが、
    目隠しで降りている幕に、
    先程の作品の舞台写真が映るので
    記憶を反芻したり確認したりと集中切らさずに楽しめました。

    一人芝居といっても様々な方式があり、
    特に今回私が観たブロックは1作目と2作目の脚本家が同じなのに
    全く作風の違うもので、ますますお芝居の世界の奥深さを感じました。

    とても楽しかったです。


    以下は
    観劇時のツイートを一部修正して転記。

    ネタバレBOX


    『DANCE BURRN』
    一人作業の独り言、あるある…。
    このアメリカンな言い回しと、
    随所におりこまれる
    純日本な小ネタ大好き!
    (笑点のくだりが特に面白かった)
    男から見た女論にも
    底に愛情があるからイラッとしない。
    妄想最高潮から…の河口さんの、
    ぐにぐにした表情に(笑
    終わり方がなんとも秀逸で楽しい作品。 


    『次の場所までさようなら。』
    タイトルと舞台写真から、
    あの内容は絶対想像できない!(笑) 
    最初の5秒ほど面食らい、
    正面向いての一言にひっくり返り、
    でもその姿を観るにつけ受け入れてしまう自分がいる。
    (中身は同じようなモノかもなぁ…と)
    後半はバカバカしくも神々しくて涙が…!


    『仏の顔も10度目にもう一度』maechang氏の演技の幅広さに衝撃。
    後半の、喋る前に「誰」なのか分かる
    ってのが素晴らしい。
    そうなるようなキャラ作りの巧さも特筆もの。
    連鎖して救済されていく人生、
    ヤスコの叫びに泣き笑い。
    カーテンコールで椅子もペコってお辞儀させるの好きでした。

    『仏の顔も~』の彼女の狂乱は、
    『DANCE BURRN』の「女は熱狂する」のくだりを意識してるんじゃないのかなって思った。
    (上演順的にもこちらのほうが後だったので)
    maechang氏はスキンヘッドなのに、
    あんな真剣な勢いで
    ツインテールだって言われたら、
    こっちはそう思うしかない!(笑
  • 満足度★★★★★

    おもしろかった!
    「仏の顔も10度目にもう一度」「シロとクロ」「或る男」を観ました。2600円なら、とチケットを買いましたが、観劇後はもっとチケット代払ってもよかったと思うくらい、どの作品も本当に面白かったです。役者が一人、全力汗だくで表現する世界に引き込まれました。特に「或る男」の破壊力、わけのわからないカオスが脳裏に焼き付いています。見に行ってよかったです。

  • 満足度★★★★★

    一人芝居の価値を見直しました
    面白かった。10作ともそれぞれに面白かった。
    好きな役者さん、劇団が増えてよかったし。
    個人的な好みでいうとベスト5は
    DANCE BURRN
    如水
    わたしの未来
    次の場所までさようなら
    シロとクロ

  • 満足度★★★★★

    【[a][d][b][e]】の回観劇
    それぞれの地域、役者の個性に特徴があって面白かったです。

    ネタバレBOX

    [a]「楽屋から」[from沖縄] 2014年初演 出演・脚本・演出:犬養憲子(演劇きかく「満福中枢」) 共同演出:大浜暢裕(ハイトラッド)  沖縄舞踊の演者が楽屋に戻って次の演目までの間着替えながら舞踊研修生に沖縄の本音を語る話。

    衣装の下の衣装も見られてお得でした。★★★★

    [d]「チンピラB」[from大阪] 2014年初演 出演・脚本・演出:隈本晃俊(未来探偵社)  エキストラに近い中年役者が、東京から来た小劇場役者にちょい役魂を熱く語る話。★★★★

    [b]「如水」[from名古屋] 2015年初演 出演:おぐりまさこ(空宙空地) 脚本・演出:関戸哲也(スクイジーズ / 空宙空地)  認知症の母親を殺した娘の裁判風景。

    まだらボケで正常に戻ったときに死を希望した母親。妊娠したせいか、結婚前に夫と飲んだ酒上善如水を苦く感じたのを思い出し、娘が飲ませた睡眠薬を溶かした液体を如水如水と言って飲んだのが悲しく、老いた母親、若い頃の母親、そして娘への切り替え毎に真実が明らかになっていく様は素晴らしかったです。★★★★★

    [e]「或る男」[from大阪] 2015年初演 出演:徳永健治 脚本:西川さやか(月曜劇団) 演出:上原日呂(月曜劇団)  死んだり、生まれ変わったり、何かを盗まれたりする様子をバタバタと描いた講談風芝居。★★★
  • 満足度★★★★★

    ghj
    面白い。30分×3人。

    ネタバレBOX

    「わたしの未来」西原希蓉美
    付き合ってた彼氏との紅葉狩り中にがけ崩れが起こり、身代わりとなった彼氏は半身不随になってしまう。意思表示ギリギリな彼氏は、両足を切断し、更に両腕も切断する(コミュニケーション不能)こととなり、西原は悲しみに暮れつつ明るく振舞う。両腕切断手術の前、西原の誕生日に何かあるという彼氏のメッセージにドキドキする西原は、誕生日当日、世の中の電化製品から以前共作した二人だけの歌が流れているのを聞いて、幸せに包まれる。
    という一連の話を、ハッカー容疑のかかった彼氏のため、法廷で馴れ初めを語り歌うというスタイル。彼氏への愛情溢れる西原の演技と表情が眩しく、その裏の悲劇が引き立つ舞台。ハッキングにて歌が流れるというシーンは、最初超現実的なシーンかなと思ったけど、意外と現実的(半身不随者のハッキング能力がどれほどのものが知らないが)だった。なんにせよ、心温かな作品で気に入った。

    「あのとき」泥谷将
    あのときああしてれば、なんてナンセンスだと、ああしてなければ今の自分はなかったと思っている男。小学校の時にセクハラな告白をして、女性に距離感を持ってしまう。そのせいで中学校で恋した女になかなか告白できずにいたが、意を決して告白するも「遅い」とフラれてしまい、部活に勉強に(別の女との恋愛に)邁進した生活を送り、満足感を得て今に至る。中学校で告白していなかったら(陰ながらネチっこい視線を送るだけ)、劣等感溢れる陰気な人生を送っていたと、陰気な自分を責める。が、陰気な自分からお前も同じだろと、逆に攻められ、中学校での最初の告白を早くしていた場合の充実した自分の姿を見て、苦悩する。
    グサっと刺してくる恐ろしい作品。泥谷の機敏な動きとスピーディな展開、セリフ回しに場面転換のスムーズさなど、得もいえぬパワーに満ちた舞台だった。傑作。

    「シロとクロ」米山真理
    クロという犬とシロ(米山)の喜びと悲しみの日々を描く。
    BGMにのせて発せられるセリフが心地よく、米山の溌剌とした笑顔から幸福さがひしひし伝わってくる。リズミカルで軽快な感じが、動きともあっていい塩梅の舞台だった。

    三作品ともテンポのよさが特徴的で、30分あっという間。「あのとき」「シロとクロ」のキビキビしたパフォーマンスもいいし、「わたしの未来」の情緒のある歌唱パフォーマンスもいい彩だった。2600円でいいもの観れたと思った。
  • 満足度★★★★★

    楽しさと新しさの集合体
    噂には聞いていた一人芝居のフェスティバル「INDEPENDENT」にようやく来ることが出来ました。開場中のDJプレイやワンドリンク制度など、気分を盛り上げるには最高の環境でした。
    実際のお芝居も目新しく、魅力たっぷりなラインナップ。これは楽しさと新しさの集合体だと思います。一日通し券で観て何ら後悔ないイベントです。

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