気がつけば五・七・五 公演情報 気がつけば五・七・五」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★★★

    DARC
    DARCという名を聞いたことはあるだろうか? Drug Addiction Rehabilita-
    tion Centerの略である。

    ネタバレBOX

    要は薬中リハビリセンターである。世間はそう見るだろう。この言い方には差別が含まれる。そのことを言う側は、それだけの迷惑を掛けているのだから当然とするかも知れない。然し乍ら、そういう認識は果たして正しいか? 
    実際、この施設でリハビリに励む人々を描いた今作では、収容される本人が、依存症とは病である、という認識を持っていない。即ち己の病に対し、差別する側と同様、無知なのである。その為、必要なケアではなく、何とかしなければ、自分の我慢が足りないからだ、堪え性が無いからだ、と無益な努力をした結果、その努力の苦しさや社会的疎外感など様々な要因からなる誘因に惹かれて再犯という形になってしまう。非情にデリケートで難しい問題であり、中毒者本人だけではどうにもならないのが現実なのである。
    そこでDARCではグループセラピーを行っている。皆で病に係ることによって、自分の悩みが自分だけのものではないことに、収容者達は気付き、自分自身の位置をそれまでより客観化できるのである。無論、この変化は本質的である。何故なら、この事実に気付くことによって初めて、各収容者は自分が、皆の中でちゃんと生きているという認識を持つからであり、ヒトが社会的存在であるということの根本を知るからである。実存哲学的に言えば、キルケゴールが規定したように不安・絶望・孤独により自己認識が失われた状態からサルトルの言う対他存在への移行というコンセプトで説明できそうである。天才哲学者達が必死に考えて漸く発見したことである。そんなに簡単に分かることではない。だから、施設に入っても個人差はあるが、これが分かる迄に皆長い時間を要する。その間にまた薬物に手を出してしまえば零に戻るどころかマイナスである。だから、施設では「今日だけは、我慢しようね」と日々を1日ずつ乗り越えてゆくことを実践している。これが生涯続くと考えて貰えば、如何に困難な事か分かって頂けよう。その困難に真正面から取り組み、極めて深い認識と理解、そして丁寧で良く練られたシナリオ、演出、演技によって舞台化した実に良心的な作品である。
     
  • 満足度★★★

    変な空気に包まれてしまいました
    芝居自体は良好な作品だと思います。まさにそのとおりなんでしょうね。だからこそ,このような施設が必要になるのでしょう。よく調べてきたんだろうなぁ,というのが印象です。だからこそ,この日のスペシャルゲストは・・・

    ネタバレBOX

    大失敗だったと思います。発表された時の会場の微妙な空気,この時期によく出てきたなぁというのと,何を喋るんだろうなぁという不安。依存は治らないことのそのものですが,主催者側の意向,自分が呼ばれたことの意味を何も考えてないのでしょうね。聞いていて不愉快になりました。あれさえなければ満足度も高かったのに・・・(芝居の評価からは外れてしまい申し訳ないのですが^^;)
  • 満足度★★★★

    気がつけば五・七・五
    先日観てきた“試験管ベビー 35th capsule「気がつけば五・七・五」”のテーマは『薬物』でした。
    どこにでもいる人が、(後で考えれば)たわいもないことをきっかけに薬物に手を出しまい、その堕落した人生をやり直すためにダルクの仲間と支え合いながら悪戦苦闘する日々・・・。
    簡単に書いてしまえばこんな内容でしたが、“試験管ベビー”をよく知るファンにとっては、余りに暗く重たいテーマ。
    ボクの知る限り、普段、バカばっかりやってる“試験管ベビー”が社会問題にここまで突っ込んだのは、イジメをテーマにした「罪なき子供のヒドイ罪」(2009年上演)以来かな。
    勿論、今回の「気がつけば五・七・五」も、いつもどおりの下ネタを含めたお下品さは健在、爆笑シーンの連発。
    ただ、笑わせながらも、薬物の怖さ、薬物には手を出しちゃいけない、そして、もがき苦しみながらもダルクの生活により、社会復帰に向け奮闘している人がいるということは、観た誰もに伝わったと思います。

    そして、この公演の、アフタートークのシークレットゲストとして招かれたのは、マーシーこと田代まさしさん。
    ついこの間、またしても盗撮疑惑で世間を騒がせてしまったマーシーを、このタイミングでよく呼んだな、と思っていたら、お騒がせ騒動の前に出演交渉は終わっていたとのこと。
    あ、あの騒動は、全くのシロで、警察を含め、潔白が証明されているそうです。(じゃなかったら、ゲストで来てないよねw)

    本公演を2度観て、さらにマーシーの(ギャグをちりばめながらの)生々しい話を聴いて、わかってはいるけれど、改めて薬物の怖ろしさを知ることができました。
    薬物に手を出したらアカン!絶対アカン!

    タバコとコーヒーを止めることができないボクが言うのも何ですが、ホントにアカン!!!

  • 無題1565(15-254)
    15:00の回(晴)。

    事前にチケットあり/なしの列に分かれて整列、14:32受付、開場。

    中央に幅広のソファ、上手に2人用、下手奥にデスク。

    14:57前説(役者降板のお詫び、お客さん参加システムの練習)、15:07開演~16:39終演、この後予定があったのでアフタートークは不参加。

    テーマに対して明るい舞台内容、会話のテンポが速い(リズムが意外と心地よい)。いままで何冊か本を読んだ程度でほとんど知識はありませんが、最初から深刻に考えてしまうのではなくということなのか...「芯」の部分は伝わってきたように思います。

    ただ、タイトルとチラシのデザインはどうかと思いました。

  • 消化不良
    「浦島サミット」「最低の台詞、最高の使い方」に続いて3回目の観劇。

    今回も、笑わせて頂きました。
    本当に、笑いのパートはテンポの良さに加え、思わず笑ってしまう台詞の応酬で、流石の試験管ベビークオリティといった印象。
    ただ、残念ながら、今回のお客様参加システムは、物語の舞台(どういう人物が集う場所か)が分かってからは、どういうシーンで参加することになるかが読めてしまった。

    で、投稿タイトルの消化不良。
    理由は2つ。

    まず、タイトル。
    これ、企画?の段階ではもっと違う話だったんじゃないか?と思うくらい、内容とリンクしきれてない。
    もう一つ、役者陣の台詞回し。
    この団体に関して、今までこう思ったことはなかったのだけれど、今回はあまりに気になってしまった。
    台詞一文の中に、声の大小?抑揚?うねり?何て言うのかな、よく分からないけれど、それが古参の方にも若い方にもあって、台詞が聞き取れない。
    例えば冒頭の川柳も、「か○○○○ かくかくしかじか か○○○○」って、今何て言った?ってなってしまう。
    普通の会話でそんな風になることはないから、やたら“台詞っぽく”感じる。
    笑いのパートはやり込んでいるからか、テンポが良いからか、全く気にならないのだけど。

    この2つがあって、消化不良。
    途中で内容変えたから、練習不足になって、台詞がおかしくなってるのか?とか邪推していしまう。

    11月の公演は楽しみにしています(^^)

  • 満足度★★★★

    笑えた~~ぁ。
    ○○依存症の人たちが集まる施設でのお話。
    まずは「○○剤かくかくしかじか○○剤」とやたらわけのわからん詩を作るおっさん登場。
    ほかにも施設内にはいろんな人たちがいて、そこへ新入りがやってきて、毎日みんなでミーティングを...............。
    いろんな性格の人の集まりってこともあるのか、それぞれの個性が暴走して、結構笑わされました。
    飲み屋のママが、いいこと言ってる~~~って感じで、GOODでした。

    試験管ベビーは観客参加型とか!?(前回記憶なしなんだけど(^^ゞ)
    最後の方でそれはありました。
    入るタイミングと終るタイミングはこのサインですよ~っといちよ練習はあったんだけど、最後の終わりのサインはないとのことで、自然とわかりますとは言ってたものの、ちょっと不安でした。
    でも確かに...............って感じで、最後はみんなの御気もピッタリでしたよ。

  • 満足度★★★

    やっぱり楽しい
    試験管ベビーの舞台で観客が俳優さんと一緒に舞台に参加できるところが好き。今回はどんなかかわり方ができるかと期待にわくわくです。
    毎回観客層の厚さも素晴らしい。楽しいとしめては駄目だとわかっていますがやはり最後は「楽しい」です。

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