消化不良
「浦島サミット」「最低の台詞、最高の使い方」に続いて3回目の観劇。
今回も、笑わせて頂きました。
本当に、笑いのパートはテンポの良さに加え、思わず笑ってしまう台詞の応酬で、流石の試験管ベビークオリティといった印象。
ただ、残念ながら、今回のお客様参加システムは、物語の舞台(どういう人物が集う場所か)が分かってからは、どういうシーンで参加することになるかが読めてしまった。
で、投稿タイトルの消化不良。
理由は2つ。
まず、タイトル。
これ、企画?の段階ではもっと違う話だったんじゃないか?と思うくらい、内容とリンクしきれてない。
もう一つ、役者陣の台詞回し。
この団体に関して、今までこう思ったことはなかったのだけれど、今回はあまりに気になってしまった。
台詞一文の中に、声の大小?抑揚?うねり?何て言うのかな、よく分からないけれど、それが古参の方にも若い方にもあって、台詞が聞き取れない。
例えば冒頭の川柳も、「か○○○○ かくかくしかじか か○○○○」って、今何て言った?ってなってしまう。
普通の会話でそんな風になることはないから、やたら“台詞っぽく”感じる。
笑いのパートはやり込んでいるからか、テンポが良いからか、全く気にならないのだけど。
この2つがあって、消化不良。
途中で内容変えたから、練習不足になって、台詞がおかしくなってるのか?とか邪推していしまう。
11月の公演は楽しみにしています(^^)
2015/08/18 10:04
また「観てきた!」への感想もありがとうございます!とても嬉しいです!
タイトルと内容は最初から決まっていまして、途中で内容も変えてないんですが、吉森演じる「ラブさん」の存在がちょっと軽くなりすぎてしまった感があります。それはあまりにも重すぎるテーマをどう見せようかと悩んだ時に、ラブさんの川柳をクッションに使用したからなのかもしれません。いろんな感想を見たり聞いたりする中で、「タイトル」の重要性も再認識しました。「よかった」という意見もあれば「悪かった」という意見もあり様々ですが、きちんと「●●だから悪かった」と伝えてくださる方に私は愛を感じてしまいます。ちゃんと観てくださっている証ですから。だからむちゃくちゃ嬉しいです!本当にありがとうございます。
セリフに関しても他にも意見いただいておりました。それは単純に役者の能力なので、また地道に稽古して精進したいと思います!!
次回は10月に七ツ寺共同スタジオと、11月に王子小劇場にて行います。
ぜひまた貴重なご意見を伺いたいです。
これからも試験管ベビーをどうぞよろしくお願いします。
試験管ベビー 制作部 加藤奈々