実演鑑賞
イワト劇場(東京都)
2007/12/05 (水) ~ 2007/12/16 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.ne.jp/asahi/kurotent/tokyo/07shanghai/index.html
期間 | 2007/12/05 (水) ~ 2007/12/16 (日) |
---|---|
劇場 | イワト劇場 |
出演 | |
脚本 | 山元清多 |
演出 | 山元清多 |
料金(1枚あたり) |
2,500円 ~ 4,300円 【発売日】 全席自由 定員あり ※前売券は各ステージ80枚までとさせていただきます。 一般前売:¥3,800 学生前売:¥2,500 当日:¥4,300 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 『上海ブギウギ1945』 アジア太平洋戦争のお終い頃、1945年・夏――。 世界のならずもの、または「冒険家的楽園」といえば、上海。 米軍すでに沖縄に上陸、B29の本土空襲、日本じゅう焦土と化しつつあるというのに、日本軍占領下の上海では、敵性音楽ジャズが大っぴらに演奏されていた。 日本ではとっくに閉鎖されたナイトクラブやダンスホール、ネオンサインやライトアップ照明はダメ、でも営業はオーケーね。 音楽を通じて日本軍と地元市民の融和図るのこと、とても大切。 軍は日本から音楽家のビッグネーム呼んで、コンサートとか開いた、けどイマイチ受けない。 「上海はジャズの都であーる。誰かジャズにくわしい音楽家を呼べ!」 それで、ハッター先生こと服部良一氏が招集され、上海へやって来た。 「よそでは弾丸がとんでるというのに、上海だけは静かで、平和でした」 私たち中国の若い作曲家たちが、ハッター先生の曲の大ファンで、自分たちも中国製ジャズを作りたいと熱望しているのを知ると、ハッター先生はびっくりした。南京路にある映画館『大光明・グランド・シアター』で、ハッター先生が黎錦光の『夜来香』をアレンジして、上海交響楽団を指揮した、そしてあの李香蘭が歌ったシンフォニック・ジャズ〈夜来香ラプソディ〉に、ぼくたち地元観衆は熱狂した。〈夜来香ラプソディ〉は八月九日に、こんどは上海競馬場で再演された。皮肉なことに、それは長崎に原子爆弾が落とされた日だったね。 そして、その翌日の八月十日――。 ここは『大光明劇場』からも『競馬場』からもだいぶ離れた場末の、小さなナイトクラブ『イエロ-バード』――。 そのちっぽけな舞台では、今夜もまたいつものようにブギウギが演奏されていたよ。 でも、その夜のブギウギは、敗戦へのカウント・ダウンでもあったのね。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 【台本・演出】山元清多 【音楽監督】服部吉次 【美術】平野甲賀 【衣装】合田瀧秀 【照明】斎藤茂男 【音響】島猛 【振付】渡辺美津子 【舞台監督】河内哲二郎、高橋淳一 【演出部】坂口瑞穂、立山ひろみ 【演奏】ギター:本村光正、ベース:熊谷悌、ドラム:工藤恭彦、ピアノ:荻野清子 |
アジア太平洋戦争のお終い頃、1945年・夏――。
世界のならずもの、または「冒険家的楽園」といえば、上海。
米軍すでに沖縄に上陸、B29の本土空襲、日本じゅう焦土と化しつつあるというのに、日本軍占領下の上海では、敵性音楽ジャズが大っぴらに演奏されていた。
日本...
もっと読む