いのうえ歌舞伎 「蒼の乱」 公演情報 いのうえ歌舞伎 「蒼の乱」 」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-19件 / 19件中
  • 満足度★★★★

    いのうえ歌舞伎初観劇。
    いのうえシェイクスピアは観たことあるが、いのうえ歌舞伎は初観劇。
    天海さんも宝塚卒業以来でいうと、初観劇。
    ものすごく楽しみにしていた舞台でした。

    天海さんと年下彼の松ケンさんの掛け合い、時を経ながらの心の動きに自分のときめきを重ねながら観ていました。
    最後の草原のシーン、ずっと観ていたいと思うほどに美しく、3D映画などでも観てみたいなぁと思わせる美しいシーンでした。

  • 満足度★★★★★

    通い詰め蒼の乱
    待ってました大阪公演。
    待てずに1度東京公演へ。

    劇場の違いで演出変化ありなところも。
    笑いの部分も少し増えていたように思います。

    天海祐希さんが出てくるだけで溜め息もの。美しい。
    松山ケンイチさんも背が高くガタイも良いので舞台に映えます。天海さんと並んでもバランスが良かった。
    珍しく聖子さんは味方。じゅんさんはとにかくすごい。
    粟根さんの声や動きは変わらずキレがあるし。
    善さんの腹にイチモツ感は堂に入ってる。
    今回見所の早乙女兄弟の殺陣は右に出るものはいないでしょう。
    平さんの80歳とは思えぬ声量。安定感。
    新感線のアンサンブルの方々の毎度の素晴らしさ。

    今回物足りないという声もよく聞きましたが
    私は大好きな作品になりました。

    ネタバレBOX

    早乙女太一さんが今回は笑かし担当で新鮮でした。
    座員さんの歌を堪能出来たのも良かったです。本当に皆さま上手い。
    天海さんの歌も勿論良かったです。
    やはり宝塚という舞台でトップをはられてただけあり
    一人で舞台に立っていても見応えがあるというか
    舞台への覚悟を感じました。

    回り舞台で飽きさせずテンポ良く進むいのうえ歌舞伎はやはり楽しい!

    歴史を知らなくても楽しめて、情景が浮かぶ舞台でした。

    悲しい結末ではあったけれど
    ころころと気持ちが揺らぎっぱなしの小次郎を支える蒼真の愛が最後は繋がり良かった。

    最後の坂東の草の海の景色が忘れられない。

  • 満足度★★★★

    草原
    大阪まで待ちきれず行ってしまいました。
    初めての東急シアターオーブ。
    とても綺麗な劇場。

    言われていたようにいつものいのうえ歌舞伎よりも爽やか。
    それはバカ正直な小次郎と美しい蒼真の存在がそう感じさせるのかな。
    松山ケンイチさんが舞台2作目ということでどうかなと思いましたが
    声も通るし役柄と合っていて良かった。
    立ち回りもなかなかだったと思います。

    ラストの草原のシーンはあれだけで広々とした青々とした草原が思い浮かび目が潤みました。

  • 満足度★★★

    蒼の乱
    蒼い風のように駆け抜けた美しい女性の物語でした。

    天海祐希さんの安定した歌唱力。無駄のない所作。ほんとに美しい方なんだなと再認識しました。
    早乙女太一さんの華麗な殺陣さばきには見惚れます。弟さんとの殺陣シーンは圧巻。かっこいい。

    松山ケンイチさんの少し荒くれた役柄は平清盛を思い出しました。時々セリフが聞こえづらいときがあって残念。

    見ごたえ十分な舞台だけど、この料金はちょっと高すぎと思う。

    ラストのシーンの衣装がもっとも蒼真らしく似合っていて美しかったです。

    ネタバレBOX

    将門御前と名乗って坂東を守るほど、蒼真が小次郎を愛するとは意外でした。
    「自分はあの男を愛していたのか、それとも己の過ちをやり直したいだけだったのか・・・」と悩むところもあったし。
    刀を交える場になっても、ひかなかったあの強さはどこからくるんだろう。

    「その人を決めるのは出自ではない。生き方だ。」
    蒼真にとって、小次郎を愛したことが誇りだったのでしょうね。

    小次郎と別れるシーンはとても切なかったです。
    でも、愛する人と別れをかわせるのは幸せなことかもしれない。
    さようならを告げられずに別れることのほうが多いのだから。

    ラストの草の海、空の青、そして吹きぬける風が一体となって
    小次郎が愛した大地を蒼い風が、駆けてゆく。

    それはまるで蒼真そのもののようでした。
  • 満足度★★★★★

    すごくかっこいい
    照明プランと装置のお盆とバトンをなどを使っためまぐるしく変わる舞台転換によりスピード感ある内容となっていました。
    最後は、なんか爽快になります。

    ネタバレBOX

    天海祐希さんはカッコよ過ぎで、早乙女太一さんのコメディぽいところが新鮮で、また殺陣はキレてました。
    橋本じゅんさんのキャラと衣裳と動作、すごいし笑えます。

    ではけも下手の花道からはけたかと思ったら、上手奥から出てきたり、バックステージは走り回っていることでしょう。
    みなさんの歌もよくミュージカルのようにまとまっていました。
  • 満足度★★★★★

    時間は長いが長くは感じなかった
    いつもの新感線にくらべれば笑い要素は少し少なめなのかもしれないが楽しかったです。

    ネタバレBOX

    何といっても橋本じゅんさんの出落ちが一番わいた感じがしました(笑)
    そして天海祐希・早乙女太一本当にカッコよかった。殺陣も最高。でもやっぱり早乙女兄弟の殺陣は別格だなっと思いまいた。梶原善さんもいい味出てましたね。最後はちょっといいやつなのがおいしいとこを持ってってと思いながら・・・(笑)松山ケンイチがあんなに声が出るのかというのに驚いたがカッコよかった。楽しめました。
  • 満足度★★★★★

    やっぱりすごい!
    天海祐希さんの動きの綺麗な事に感激しました!!
    早乙女太一さんは殺陣が華麗で特化していることが一目瞭然!
    橋本じゅんさんも相変わらず面白かったです!

  • 満足度★★★★

    これぞ新感線
    これまで映画でしか観たことのなかった松山ケンイチでしたが、さすがに演技派。舞台でもしっかりとした存在感でした。
    また、内容も今まで通りの王道、これぞ新感線でした。2002年に上演された『アテルイ』の先にあるような内容で、近年こだわっているドラマ性よりも、エンターテイメント性に特化した舞台でした。
    いのうえ歌舞伎第一章のテイストでした。

  • 満足度★★★★

    久しぶりに良い「いのうえ歌舞伎」
    いのうえさんが演出するからいのうえ歌舞伎ですが
    最近はイマイチな感じがしていましたが、久しぶりによかった。
    天海さん早乙女さんは常連だから安定しているし
    松山さんは馬鹿正直なキャラが意外とよかったと思います。
    惜しむらくは、歌のシーンが多すぎてちょっと満腹
    歌の上手い方がメインで歌うなら五右衛門みたいでいいけどね。
    常に動いている橋本じゅんさんの演技には敬服してしまいます。
    黒馬鬼は最高!って処ですね。

  • 満足度★★★

    疾走感皆無の要因
    いつもの新感線の舞台には必ず感じる、疾走感が、残念ながら、皆無に近い状態でした。

    その要因を昨日からずっと考えていました。

    脚本は、いつもながらの、大テーマに沿うものだし、演出も悪いわけではない。とすれば、幾つかの要因が重なって、新感線の醍醐味を感じにくい舞台になってしまったのだと思いました。

    後半、天海さんが、男前になられてからは、俄然、舞台に躍動感が発生しました。早乙女兄弟の殺陣は、美しく、壮絶で、冷や汗の連発で、圧巻の見応え。橋本じゅんさんは、あまり活躍の場がなくて、残念ですが、今回も、じゅんさんの演技には、涙を誘われました。

    ラストシーンの美しさが、ずっと印象深く、目に残像のように焼き付いて離れません。

    いつの世も、時の為政者の犠牲になるムコの民という構図は、今回の舞台でも同じですが、最後に少しだけ希望が持てる展開は、中島さんの思い描く希望の形なのかもしれないと感じました。

    ネタバレBOX

    たとえ、大河ドラマで1年間主役を務められた俳優さんであっても、これだけの舞台役者の中に立つと、その魅力が埋没してしまうんだなという事実を痛感しました。何しろ、声が違います。他の役者さん達は、それぞれ、声が響くのですが、彼の声にだけ存在感が希薄でした。殺陣もハラハラ見守らなければならないし、観客としては、彼が登場する度に、余計な邪念に囚われて、これまでの新感線舞台のように、気持ちが作品世界に釘付けにならないのです。

    何度か、新感線の舞台で、男前の魅力を発揮している天海さんも、今回はたぶん制作側が、彼女の健康に配慮したのだと推測しますが、あまりアクションシーンがなく、2幕になるまでは、天海ファンが喜ぶような活躍の場がありません。

    そして、舞台人として、稀有の存在の平さんの演技。もちろん、二役の性格の違いなどもしっかり表現され、それ自体は、やはり重鎮の名演技だと感嘆するのですが、台詞の一つ一つを工夫され、かみ砕いた台詞回しが、まるで、重厚なストレートプレイを観るようで、新感線の舞台展開のスタイルにはやや
    そぐわない感じも受けてしまいました。

    こういう些細な要因の積み重なりが、今回の舞台の疾走感のなさの理由ではないかと感じます。

    相変わらず、新感線の舞台に、独特の魅力を表出する、粟根さん、じゅんさん、高田さん方、劇団の役者さんの舞台力には、感服するばかりです。

    国とか、出自とかではなく、誰もが自分の生きる世界を大切にする心に忠実に生きれば、いつか未来の世界では、人々の共生も可能でしょうか?そんな問題提議を、作者はそっと観客の一人一人に問いかけていたのかもしれません。それを象徴するような、ラストシーンの蒼い海と草原の碧のコントラストが、美しく、ずっと心の目に焼き付いて離れないような気がしました。
  • 満足度★★★

    チラシに魅かれて・・・
    新感線の熱い芝居が大好きで、今回のチラシと配役にものすごく期待して観劇いたしました。

    期待しすぎてしまったのか・・・。
    ちょっとウルっときそうなシーンもあったりしたけれど、いまいち手放しで感情移入が出来ず・・・。
    どうしてかしら?期待しすぎだったから?
    休憩込で4時間とは思えないくらいに、集中して観れたのだけれど。
    ハラハラしたり心がざわつくことなく、淡々と観てしまっている自分に気づきました。
    キャストの皆さん、お疲れだったのかな?
    いつものパワーが感じられなかったです・・・。

  • 満足度★★★★

    「蒼の乱」
    タイトルバックのカッコ良さにしびれた。そして泣かされた…戦えば戦うほど、勝てば勝つほど悲しくさ、苦しくさがこみあげました。中島かずきさんの脚本、すごいですね。

  • 満足度★★★★★

    やるね
    ZIPANG PUNK ~五右衛門ロックⅢが少し長くて退屈だったが、本作はとても面白かった。天海さんはなんといっても舞台映えする。かといって押し付けがましいところはまったくなくさすがだなと感じさせられた。松山さんはNHKの清盛はいただけなかったが、将門はうまくはまっていたように思う。

    薔薇とサムライ~GoemonRock OverDrive の感動再びといった感じか

  • 満足度★★★★

    一定の満足感
    いつもと同じに楽しい新感線でした。

    ネタバレBOX

    ただマツケン(サンバにあらず)好きな私にすら「バカすぎる。好きになれぬ」と感じさせる主人公が……。
    ヒロインのほうがヒーローよりかっこいいんだもんなあ。
    マツケンもっとかっこいい役で出してあげて~。

    早乙女兄弟の殺陣はさすがに素敵でした。
  • 満足度★★★

    観客をくすぐる遊び心満載
    話の進展具合は例によって新感線王道パターン、ミュージカルや歴史好きの客の心をくすぐる内容だったが、全体を思い返せば余り興奮は得られず。でもここ最近の作品の中では好きかな。

    やっぱ舞台のあまみんは凛々しくて華があるわぁ。最後の表情が輝いて綺麗だった。
    早乙女兄弟の殺陣が早いわ美しいわ他の人の動きが止まって見えるw
    みはるさん、伸びやかで綺麗で可愛く、変わらぬ歌声だった。
    聖子さんの真っ直ぐさや粟根さんの役の違和感のなさ、黒馬鬼最高でした。

    ネタバレBOX

    壮大で無駄な場面はなかったけど、どこか「長い‥」と感じた事もしばしば。各曲は聞きやすかった。
    相馬の国を守る為に行動を起こす武士(もののふ)と、その志を拒否し受け入れた蒼真。同じ発音にしたあたり、現代の福島を彷彿したり。権力者による国の強行手段で市井の人々の困窮ぶりが巷にあふれていく模様には現状日本への警告かな、とも見られたり。
    ただ、この2人の恋愛模様は、どこら辺に惚れ込んだのか描写が薄く、見ていてどこか腑におちなかった。

    舞台の松山さんを初めて見たが、結構恰幅ある事にビックリ。大らかな馬鹿性格には愛嬌あったけど、他は一本調子に見える箇所もあり。重要な位置づけの役だったが、脇で締める役割の方が良かったんじゃないかな、と思った。
    一癖ありそうな狂言回しかと思ったら、意外とそうでもなかった善さんの健全な存在。
    平さんの策士な面と公家の畏怖感と貫禄はさすがの存在感だったけど、それ以外はあんまり目立った印象がない。
  • 満足度★★★

    新しい新感線なのかな
    看板役者の古田新太ではなく客演が主演をするようになった新感線ですね。昔みたいなギャグ満載で爆笑出来る作品を見たいなと思ってしまった。天海祐希のオーラはすごいと思いました。上演時間が長いですが、見終わった後長さを感じなかったから良かったかも。

  • 満足度★★

    残念
    期待していきましたが、がっかり。

    物語の展開、登場人物の行動に理解、共感できない部分が多すぎる。
    最後まで観ても???納得できない。
    それとキャストの良さが全然でてない。
    特に天海さんとじゅんさんは本当にもったいない。
    新感線の豪華な舞台、衣装、セット、ダンス、歌、出演者も大好きだが
    今回は正直つまらなかった。

    連日の満員御礼だけど満足した観客はどのくらいいるのだろう。

  • 満足度★★★★

    天海さんを見に行き
    早乙女太一に惚れて帰った。笑。

    開演してまだ一週間たたないからか、天海さんもマツケンもちょっとカタかったかな。
    マツケンの殺陣は、まだ重たかった。そして、天海さんは剣じゃなくって弓使いのようだから、あまりアクション無い。で、ひとり美しい殺陣を披露する早乙女太一が、むっちゃカッコよかった。
    早乙女太一の弟の早乙女友貴が、太刀影という役で出ています。この兄弟の殺陣は見所。
    平幹二朗さんが二役で、舞台を引き締めています。

    上演時間 一幕100分 休憩20分 二幕110分  
      
    やっぱり長い(笑)

    ネタバレBOX

    承平天慶の乱(平将門・藤原純友の乱)がモチーフになっています。もちろん歌舞伎なので、名前は変えてるし、大胆にフィクションを入れている。
    実在の登場人物、知ってた方が面白いけど、知らなくても大丈夫。

    歌舞伎らしく突っ込みどころ満載。マツケンの将門があまりに馬鹿で愕然とするけれど、最後にはその馬鹿っぷりに清清しさも。

    いつもの新感線ほどのギャグはなかったけど、右近健一さんや保坂エマさんたちは相変わらず。
    橋本じゅんさんは、意外な姿で登場。大活躍。

    歌やダンスは、本格ミュージカルっぽかった。いや、ぽいところもあった。
    村木よし子さんが登場する場面、相馬の国の貧しい農民たちの歌は、ほぼエリザベートの「ミルク」です。
    二幕開始のミュージカルパロも笑えました。
  • 満足度★★★★★

    やっぱり
    勢いがすきです。
    天海祐希さん大好き。

    面白かった!

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