TRUE WEST~本物の西部~ 公演情報 TRUE WEST~本物の西部~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★

    不思議な感覚の後味
    時間が経てば、
    リアルのようでリアルじゃない夢の中の兄弟を見てたような、
    不思議な感覚の後味を残していった舞台というかぁ‥。
    まだ少し消化しきれてないところがあって、
    満足したのか?と聞かれればそうでもなくて、
    でも、なんかもう一度観てみたい不思議な感じの世界と言うか‥。

    ちょっと良く分かんないんで、満足度は4。

    すげえ、仕事に疲れてて、
    ふとどこかに逃避したくなる時に観たい舞台かも‥。

    ネタバレBOX

    あのラストを観た瞬間、ストーリーとかを追うんじゃなくて、
    もっと演出の妙とかを楽しむ舞台だったのかなぁと
    少し後悔しましたけど‥‥。それも、まだ良く分からず‥。

    実際、沢山ありすぎてコンセントもさせなかったであろうトースターでばんばんトーストが焼けたり、タイプライターをめちゃくちゃに扱ってもまだ使えてるし、電話のコードは意味もなく長いし、鉛筆だけを探すのに室を無茶苦茶にするし、ほんとリアルさにかける世界‥。

    休憩までは、ほんとあっという間に終わるリアルな世界。

    そして、休憩が終わってから、兄と弟が反転したかのような感じの、
    リアルのようでリアルじゃない夢の中の兄弟を見てるような、
    不思議な感覚の世界。
    微妙にリアルな感じが、リアルじゃないものを浮き立たせるというか‥、
    で、そのリアルじゃない中でのリアルな兄弟の関係というかぁ。

    うん、良く分かりません。それに、全然違うかも。
  • 満足度★★★★

    兄弟愛?
    兄妹2人のやり取りが続いていき、どんな展開なのだろうかと観ているうちに前半が終わっていました。
    こんな兄を嫌わないなんて!と思っていましたが、やはり兄弟なのか?と思わせる行動・・・。
    一人はつまらないね。終幕の瞬間に浮かんだ言葉でした。

    ネタバレBOX

    淡々と話が進んでいく感じでしたが、思い返せばいろいろ起こりました。

    リーはソウルキマーにどう迫ってメロメロにしたんだろう?
    父親の抜歯は、職業柄「うん、うん、部位によって保険点数違うもんね」とうなずきながらも、「抜けてしまうような歯なら出血はあまりしません!」とセリフを否定したりで、舞台空間から現実に戻ってしまった。

    トースターの数と焼ける枚数には笑わせてもらいました。
    同じ種類のトースターだから当たり前ですが、次々こんがり焼けてくるから・・・。
    前の方の席だったので、パンのいい香りが空腹の身にしみました。

    この舞台、今回2階席は残念になってしまったけど、大きなホールより、客席少なめのホールが合っている気がしました。
  • 満足度★★★★

    スコット・エリオットの演出の力を感じた
    それぞれのシーンはリアルなんだけど、全体は不可解な幻想にしか感じられない。それは元々サム・シェパードの戯曲のねらい目で、捉えどころなさからくるストレスさえも魅力にしてしまうスコット・エリオットの演出の力を感じた。

    詳細は、演劇感想サイト「福岡演劇の今」 http://f-e-now.ciao.jp/ に書いています。

  • 満足度★★

    わかるようなわからないような…
    何となく、途中までは作者の意図をわかったつもりで観ていたのですが、ラストになって、自分が理解しているのか、自信がなくなりました。

    内野さんが、役作りでわざとそういう喋り方をされているのだろうとは、納得しますが、如何せん、3階席だと、ほとんど台詞の言葉を聞き取れず、手探り状態の観劇でしたから、尚のこと。

    演出は、外国の方なんでしょうか?そうだとしたら、日本語の台詞が、どう客席に聞こえるのか、ご理解できないかもしれないので、仕方ないのかもしれませんが、これはあくまでも、台詞劇なので、もっと台詞を届ける工夫をして頂きたかったと思います。

    音尾さんと菅原さんの演技は、愉快でした。

    ネタバレBOX

    どうも、生活態度にかなり問題がある父親のDNAを受け継いだらしき、兄弟。

    盗みなども平気のへいざの兄に比べ、弟は、脚本を書いて、地道に生活しているように見えるのですが、久しぶりに、自由気ままな兄と再会し、だんだん、兄の影響を受けて、結局は、弟も、兄のような生活をするようになる。

    違うように見えても、親や兄弟は、似た者同士だなって、そんな感じの芝居かと思って観ていたのですが、ラストで、兄弟喧嘩の果てに、弟の方が兄を殺してしまったかと思いきや、そうでないことがわかったところで、幕なので、この先の展開が読めず、結局、作者は何を描きたかったのかとわからなくなってしまいました。

    弟が、兄を真似て、盗んできたたくさんのトースターが、全部コンセントが繋がれていないのに、パンが焼けるというのも、すごく不思議だし、兄が、ペンと紙を探すシーンも、筆記具なんてある筈もないところまで、わざとのように、食器を部屋にばら撒きつつ、探すのも、一体どういう意味があるのかと、頭の中は??だらけ。

    結局、頭の硬い私には、不向きな作品だったようでした。

  • 満足度★★★★★

    感動以上
    とてもよかったじゃ言い表せないほどよかったです笑!
    私自身のこととかを考えさせられるシーンもあり、笑いもあり、あっという間でした!
    改めて内野聖陽さんの素晴らしさを感じました
    他の役者の方々も素敵でした!

このページのQRコードです。

拡大